年齢が若い方でも、白髪があると実年齢以上に老けてしまうため、白髪染めを使っている方はおられます。白髪があるとこまめに染めなければいけないのが難点で、理容室に行く場合は時間もかかります。
自宅で出来る正しい白髪染めの方法と、簡単に自分で染められるおすすめのメンズ白髪染めをご紹介します。
目次
市販されている白髪染めには、メンズ用とレディース用があります。男女で分けられているので、成分の違いがあるのだろうと皆さん考えられるようですが、成分の大きな違いはないのです。そのため、メンズ用を女性が使ったり、男性がレディース用を使っても大丈夫です。
ただ、男性用は髪が短い状態で染めることが予想されるため、付属のコームが短髪用になっています。また、染める時間もメンズ用の方が短めです。女性の方が全体を塗るのに時間がかかるため、塗りはじめと塗り終わりに差が出てしまうため、女性の方が長いものが多いです。
大きな違いと言うと、色がメンズ用とレディース用で違います。メンズ用の方がカラーバリエーションが少なく、黒く染めるタイプが多い傾向にあります。対してレディース用はカラーバリエーションが多く、茶色でも数種類、明るみの違いであるなど好みの色が選びやすくなっています。
白髪染めを自分でやってみようと考えた際に、まず白髪染めを選びます。しかし、最初はどのメーカーから選べばいいのか、薬局であれこれ悩んでしまう方も多いものです。ご紹介する白髪染めの選び方を参考に、自分が一番使いやすいもの選んでみてください。
選び方1つ目は、色です。白髪がそこまで多くない方の場合、明るめの色を選んでしまうと白髪だけが明るくなってしまい、白髪になっていない黒髪に混ざると目立ってしまうことがあります。また、完全な黒を選ぶと違和感が出てしまうこともあります。
メンズ用の白髪染めは明るく仕上がるものより、暗く落ち着いた雰囲気に仕上がるタイプが多いので、自分の髪の色と馴染む色かどうかを見てみましょう。
続いては成分です。女性の方が髪が傷まないものが良い、頭皮に負担が少ないものを望まれる方が多い印象ですが、男性でも自分の髪質や頭皮の状態によって、負担が少ないものがいい方もおられます。
そういった場合の選び方は、トリートメント成分や毛髪保護成分が配合されているものを選ぶといいでしょう。天然由来の成分を使っている白髪染めもあるので、成分をチェックして選んでみてください。
選び方3つ目は、染毛方法です。白髪染めと言っても種類が何種類かあります。まずは王道のヘアカラーです。1剤と2剤を混ぜて染めるタイプで、髪の内部まで浸透し、しっかり染まりますが髪へのダメージが強めではあります。
ダメージが少ないものが良い方には、ヘアマニキュアというものもあります。髪の表面に色をコーティングするタイプのため、ヘアカラーより色の持ちは悪いですが負担は少ないです。
染めたのがバレにくく、髪を痛めないのがカラートリートメントです。シャンプーの後にトリートメントとして使い染めるタイプで、週に2.3回は使用しないと色が落ちてしまいます。美髪成分が入っているので、髪には優しいですが、色は徐々に付いていく印象があります。
天然由来の成分にこだわる方は、ヘナがおすすめです。植物を粉末にしたもので、粉をお湯で溶いて髪に添付します。染色に時間がかかるのと、ヘナ特有の匂いがあります。
自分が使いやすい、負担が少ない染毛方法を選んでみてください。
最後は、テクスチャーで選ぶ方法です。素材感や材質感で選ぶのですが、ヘアカラーの場合はクリープタイプと泡タイプがあるので、好きなタイプから選ぶ方法です。
クリームタイプは昔からあるタイプで染まりやすく、液だれもしないので使いやすいです。また、根元だけ染めるなど少ししか使わない場合でも、残りを保存し次回使うことが可能なものもあります。
泡タイプは手軽なことが利点で、初心者でも使いやすいです。ただ、根元だけ部分的に添付するのは難しいので、髪の多い方が全体的に染める場合などに向いています。初めて使う方は泡の方が薬剤を混ぜる手間もないので、難易度が低いでしょう。
ここからは白髪染めの方法をご紹介していきます。自分でも慣れてしまえば気軽に、好きなタイミングで染められるのでおすすめです。白髪染めのコツをつかんで、自分で簡単に染めてしまいましょう。
まず、白髪を染める前にパッチテストを行います。パッチテストは、腕の内側など目立たない部分にカラー剤を塗り、アレルギー反応が出ないかどうかを見るためのものです。髪を染める48時間前にはテストを行って、2日以上異常がないかを確認します。
ヘアカラーの中にはジアミンと言う成分が含まれているものがあり、かぶれや発疹、かゆみなどのアレルギー症状が出る可能性があります。以前に使った商品でもアレルギー症状が出ることはあるので、毎回染める前にパッチテストを行ってください。
以前にヘアカラーを使ってアレルギー症状が出た方は、使用しないでください。商品ごとにテスト方法は説明書に記載されているので、説明書も読んでテストしましょう。
パッチテストが問題なければ、いよいよ白髪を染めていきましょう。まず、生え際や一番白髪が目立っている分け目などからヘアブラシを使って塗っていきます。次に、髪が長い場合は手で毛の束を作って様々な方向から全体的に塗っていきます。
後頭部や襟足は頭皮近くの中の部分まで塗り切れないことが多いので、髪を持ち上げながら中の方までしっかり塗ります。後頭部や耳の後ろなど、見えずらい場所に塗る時は鏡をうまく利用しましょう。
塗り終わったら、ラップを全体にかけて加温します。この上からタオルで巻いたりして、冷えないようにします。記載のある放置時間になりましたら、ぬるま湯で液を流していきます。普段熱めのお湯を使っている方は、温度によって色が落ちてしまうため、ぬるま湯にしましょう。
白髪染めで上手く染まらない、という方もおられますが、コツとしては気になる部分を先に塗るのがポイントです。塗った後放置する時間が長くなるので、色も付き安くなります。。
また、何度も同じ箇所にコームを入れて塗るより、染料を髪にのせるような感覚で塗るのもポイントです。染料がしっかり髪に付くようにすると、ムラもなくしっかり染められます。
N.カラーシャンプー Siです。
アッシュや青系のヘアカラーをした髪向けのもので、ヘアカラーの色落ちをおだやかにし、色を長く保つためのカラーシャンプー&トリートメントです。褪色を抑え、寒色特有の柔らかな色味を持続させます。
シア脂油、ブロッコリー種子油、加水分解シルクなどの天然由来の保湿成分が配合されているので、髪をいたわりたい方にもおすすめです。ヘアカラー直後の1週間を目安に使い続けると効果があり、その後は2-3日に1回程度の使用でOKです。
色落ちが防げている気がします。テクスチャーは普段使用しているシャンプーよりは固めですが泡立ちも良く香りが良いです。トリートメントもしっとりしていて洗い上がりも髪がきしむ事もなくスルッとしていてとても良いです。引用:Amazon
カラーシャンプーなのに洗い上がりが良いと好評価です。きしみもなく、香りもいいのでおすすめです。
サロンドプロ メンズスピーディです。サロンドプロはレディース用もある有名なシリーズです。
白髪染めと言うとツンとするニオイが特徴的ですが、そのニオイが無い成分で作られたヘアカラーです。ブラシで塗ってから5分放置するだけの早染めタイプなので、放置する時間が長いのが苦痛な方にも使いやすいヘアカラーです。
ローヤルゼリーエキス、オリーブオイル、植物性プロテインを配合しているので、髪の傷みにも優しい成分が入っています。必要な量だけ使えるクリームタイプで、髪全体に使っても2回分使えます。
本当にニオイません。ヘアカラーと言えば、独特のニオイが鼻に付いて嫌な思いをしますが、このヘアカラーは全くニオイがしません。染め上がりも悪くありません。引用:Amazon
白髪染めのニオイが苦手な方でも、ニオイが全くしなくて使いやすいようです。こまめに使う方で、ニオイがネックになっている方におすすめです。
続いては、ホーユーのメンズビゲン ワンプッシュです。
ワンプッシュでクリームが出せるヘアカラーで、好きな分だけ使用できて、残りも取って置ける便利なタイプです。カラーバリエーションが6色あるので、自分の髪色に合わせて選びやすいです。
塗ってからの放置時間も5分なので、さっと簡単に染められます。
軽くアッシュが入っているので白髪染め特有の赤髪にならないのがポイントです。
色も自然なアッシュなのであんまり目立ちすぎずいいです。引用:Amazon
白髪を染めると赤髪になってしまうものも多いのですが、赤くならないと好評です。色も自然で使いやすいようです。
ルシードのワンプッシュケアカラーです。
こちらもワンプッシュタイプで、2つのクリームを同時に出してくれる便利なタイプです。浸透性アミノ酸と海藻エキス・コラーゲン配合で髪をいたわりごわつきも抑えてくれます。こちらも余った残りは次回に取って置けます。
カラーバリエーションは6色展開、真っ黒に染めないグレイッシュブラックなどがあります。
いつでも簡単に染められるし、残りは取り置き可能なので経済的にも助かる。引用:Amazon
1回使い切りだと少し染める分にはもったいないですが、取り置きできるのはかなり魅力です。
最後にご紹介するのが花王のリライズ 白髪染めです。ヘアカラーではないタイプになります。
100%天然由来成分配合の黒髪メラニンのもとで染めるという新しいタイプの白髪染めです。男女兼用でカラーは2色でふんわり仕上げと、まとまり仕上げタイプがあります。シャンプー後に髪に塗って、5分放置で流すだけで、3日間連続使用後は1週間に1回の使用でOKです。
髪や頭皮も傷めず、ジアミン系のアレルギーがある方でも使えるタイプです。価格はやや高めです。
三日連続で使用しました。
1回目では薄っすら染まった感じでした。
2回目ではかなり黒色になった感じでした。
3回目ではほぼ完全黒に染まりました。
今のところ頭皮の荒れもなく、希望通りの黒髮になったので毎日が楽しくてしかたありません。引用:Amazon
自然な髪色に染まると、雰囲気が驚くほど明るくなられる方もおられます。段々と染まっていくのが実感できるようです。
白髪染めの方法やおすすめの白髪染めをご紹介してきましたが、白髪が多くて悩んでいる方は多く、特に髪が伸びるのが早い方の場合は1か月に1回は染めないと生え際が目立ってしまう方もおられます。
白髪が目立つと年齢よりも老けて見え、疲れたような印象にもなりがちです。人と会う仕事の場合は見た目もやはり大事なので、白髪のケアをしている方が清潔感もあります。白髪を染めて、いつまでも若々しい見た目で過ごしましょう。