タッカーは建築や内装工事などで使用する大きなホッチキスで、断熱材や防水シートをはじめ、さまざまな材料をステープルで打ち込み固定する工具です。昔は手動の物も多くありましたが、最近は作業効率を高めるために電動コードレスタイプが主流となりつつあり、各工具メーカーも高速打ち込みが可能で、過酷な作業環境にも耐えられるモデルを多くリリースしています。そんな電動タッカの厳選5選をご紹介します。
目次
電動工具のマキタからも充電式タッカーが数種類リリースされており、ご紹介するST312DRFは、18.0Vリチウムイオンバッテリーを搭載したモデルです。トリガーを握ったまま連続、単発でのステープル打ち込みが可能なコンタクトアーム方式を採用し、作業者の負担を低減すように工夫がされています。作業条件にもよりますが、1回のフル充電でステープル約6,000本の打ち込みが可能なタフさも兼ね備えており、クラス最軽量1.7kgの本体重量(バッテリーを含む)と合わせて使い易さを追求した充電式タッカとなっています。またクラス初の防滴、防塵仕様で、どんな作業環境でも故障が少なく安心して使用することが可能です。
電圧 | 18V |
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機体寸法(mm) | 長さ235×幅79×高さ165 |
質量(kg)バッテリ含む | 1.7 |
ST311DRFは14.4Vのリチウムイオンバッテリーを搭載したモデルで、1回のフル充電でステープル約5,000本の打ち込みが可能となっています。バッテリーを搭載した状態での本体寸法は159mmでクラス最短となり、狭い場所での作業も問題なく対応することが出来ます。またコンタクトアーム方式を採用することで、連続、単発のどちらでも素早く安定した打ち込みを実現しており、更にステープルの残数が少なくなると空うち防止機能が働いて、材料への傷つきを防ぐなど最新の技術を搭載したおすすめモデルです。
電圧 | 14.4V |
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機体寸法(mm) | 長さ235×幅79×高さ159 |
質量(kg)バッテリ含む | 1.6 |
日立工機からもコードレス充電タイプのタッカがリリースされています。18Vのリチウムイオンバッテリーを搭載し、1回の充電でステープル約6,000本の打ち込みが可能なスタミナを備えており、状況によってはバッテリーを交換せずに終日、作業を行うことも可能です。N18DSLにはステープルの打ち込み深さを調整出来る、日立工機独自の技術が組み込まれており、タッカ本体に標準装備されているダイヤルを回すだけで簡単に調整が行えるようになっています。また作業中にステープルの残量が約8本になると、傷付き防止のために空打ち防止機能も搭載されていますので、残量を気にせず作業を行うことが出来るのも特徴の一つです。
電圧 | 18V |
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機体寸法(mm) | 長さ235mm×全高166mm |
質量(kg)バッテリ含む | 1.8 |
ボッシュからリリースされているコードレスタッカーはDIY用のPTK3.6LI、1種類のみとなります。3.6Vのリチウムイオンバッテリーを搭載しており、1回のフル充電でステープル約400本の打ち込みが可能で、更にバッテリーを含む機体重量が800gと非常に軽量コンパクトで、DIY初心者の方や女性の方でも楽に取り回しが出来るおすすめモデルです。また打ち込み材料にタッカの先端が接触しないと、ステープルが出ないプッシュリリースシステムを搭載しており、誰が使っても安全性に作業を行うことが出来るように配慮されています。
電圧 | 3.6V |
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機体寸法(mm) | 長さ146mm×幅50mm×全高156mm |
質量(kg)バッテリ含む | 0.8 |
文房具のホッチキスを製造しているMAX(マックス)社からも、充電式のコードレスタッカーがリリースされています。18Vと14.4Vのリチウムイオンバッテリーが使用可能な兼用機で、本体重量は1.5kgと軽量で、取り回しがし易いのが最大の特徴です。高レスポンストリガ採用を採用しており、早打ち作業も難なくこなせる性能を備えています。更に防滴、防塵仕様でMAX社独自の耐環境規格をクリアしており、過酷な作業環境でも故障し難いモデルとなります。
電圧 | 18V、14.4V兼用 |
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機体寸法(mm) | 長さ241mm×幅81mm×全高164mm |
質量(kg)バッテリ含む | 1.8 |
有名工具メーカーからリリースされている電動タッカー5選をご紹介しました。どの電動タッカーも軽量コンパクトに設計されており、取り回しが楽で長時間の作業でもストレスなく、対応することが出来るようになっています。また防滴、防塵仕様の物も多く、過酷な作業環境でも故障が少なく、長く愛用出来るのが特徴の一つとなっています。
タッカーは建築、内装工事では必需品で、高性能な物ほど作業効率を良くする工夫がされていますので、是非お店で手に取って確認されては如何でしょうか。