椅子に座っているだけで腰に痛みを感じる方は、腰当て付きのオフィスチェアを使うのがおすすめです。デスクワークばかりで長時間座りっぱなしの方や、今お使いの椅子が合っていないと感じる方は、ぜひチェックしてみてください。
椅子に座ると、腰が痛くなってしまう方は多いです。デスクワーク中心の方が多く、重労働で重いものを持ったりしているわけではないのに、痛みがあって辛いという方もいるでしょう。椅子に座ると腰痛になる原因はいくつかあり、座りっぱなしの方に多いのが長時間同じ姿勢で腰に負担をかけていることです。
他にも猫背など姿勢が悪い方も腰に負担をかけています。女性に多いのが、冷えからの腰痛です。デスクワークで動かず座っていると、血行不良になりがちです。
あまり自覚がないのは、運動不足による腰痛です。腰の筋肉が運動していないことで衰え、腰の柔軟性も失われていくので、椅子に座ると大きく負担がかかって痛いということもあります。
姿勢を気にして座るなど、原因を改善出来るようにするのが一番ですが、冷えや長時間のデスクワークなど、変えたくてもなかなか変えれないという場合も多いのではないでしょうか。
なかなか運動不足の解消や働き方を変えるというのが難しい、と言う方は、腰痛が軽減する椅子を使うのがおすすめです。特に同じ姿勢でずっとデスクワークが続く場合、腰痛がかなり苦痛になっている方もいます。
少しでも負担を軽く、楽に座っていられるようになると仕事の効率や集中力も上がるかもしれません。腰痛を軽減するオフィスチェアの選び方を参考に、自分にあった椅子を選んでみてください。
選び方1つ目は背もたれのカーブです。立っているときと同じような綺麗な姿勢を保つために、背もたれ部分がS字になっているオフィスチェアがありますが、カーブがきつすぎると腰椎を圧迫してしまうことがあります。
腰椎を圧迫すると血行が悪くなってしまうので、腰には悪影響です。姿勢が良くなるからと言って、カーブがきついものを選ぶと余計に辛くなるので、カーブが自分に合うかどうかを確かめ、無理のない背もたれカーブを選びましょう。
続いては、ランバーサポート機能です。ランバーサポートという言葉を初めて聞く方も多いかもしれませんが、綺麗な姿勢を保てるよう、サポートしてくれる腰部分に当てるクッションのことです。
ランバーサポートがあることで自然とS字の理想的な背筋になり、負担も少なくなります。人によって背丈や座高なども違うので、標準的な身長よりも高い、低いという方は可動式のランバーサポートを選ぶと自分の背筋に合わせて調整しやすいでしょう。
最後は耐久性です。座る時間が長いと、座面部分のクッション性も気になるところです。自分の体重を支えてるので、どうしてもへたりやすいというのはあるかもしれませんが、使いだして数カ月でクッション性がなくなるようでは困ります。
長年使っている方の話が聞けるような場合は、耐久性に信用が持てますが、保証期間が長いかどうかもポイントなので確認してみてください。座面用のクッションが別売りになっていたり、座面に合うクッションがあれば、座面がへたっても使い続けられます。
ここからは腰痛を軽減させるオフィスチェアをご紹介していきます。座面の高さや奥行きなども商品によって違うので、自分に合うものを探してみてください。
外寸(約) 幅520×奥行580×高さ875~975×座面高390~490mm
材質 背/スチール、座/合板/、張り材/ポリエステル、クッション/ウレタンフォーム、キャスター/ナイロン
おすすめ1つ目は、オフィスコムのオフィスチェアです。座面と背もたれがメッシュ素材なので通気性もよく、座面に高密度ウレタンを使用しているのでクッション性も高いチェアです。
メッシュに内蔵されたウェービングベルトと可動式のランバーサポートの2種類が付いているので、背筋へのサポートもバッチリです。カラーバリエーションも3色あり、価格も手頃です。
2つ目は、山善のオフィスチェアです。背もたれがメッシュ素材で、座面は厚みのあるウレタンを使用しています。第三者検査機関による試験に合格済の商品のため、長く使いたい方におすすめです。
ランバーサポートは可動式で、価格はかなりお手頃な分、自分で組み立てる必要があります。カラーバリエーションは黒と白の2色です。
サイズ 本体/幅620×奥620×高さ1090-1190 座面高/440-540mm
材質 ポリエステル・スチール・クロムメッキ
届け先が法人限定になりますが、オフィスコムのオフィスチェア ハイバックは、背もたれ部分が65cmと長めのタイプになります。こちらもランバーサポートとウェービングベルトの2つのサポート機能があり、背もたれも座面もメッシュ素材で快適です。
ロッキングが調節可能で、体型に合わせて硬さの調整が出来るもの魅力です。自分で組み立てる必要がありますが、カラーバリエーションが4色あるので、オフィスの雰囲気に合わせて選べます。
おすすめ4つ目は、DXRacerのDXR-BKNです。DXRacerはゲーミングチェアグローバルブランドです世界中のプロゲーマーに愛用されるチェアを扱っています。人体工学に基づいた三次元立体成型フレームにより、体をしっかり支えてくれる椅子です。
頭を支えるヘッドレストとランバーサポートが装備、どちらも着脱可能でお好みで装着できます。チェアの内部は弾力性のある非再生高密度高反発ウレタンフォーム使用で、座り心地も抜群です。推奨身長は155cm~175cmです。価格は高いですが、長時間使用する方におすすめです。
おすすめ5つ目は、GTRACINGのGT002-WHITEです。ゲーマー向けに作られた近未来的なデザインで、PUレザーで高級感もあります。取り外し可能なヘッドレスト・ランバーサポートも付属、ランバーサポートは上下に動かせます。
三次元立体成型フレームで腰もしっかり支えてくれるので、長時間座っても疲れない設計です。ゲーミングチェアの中では手頃な価格で、カラーバリエーションも7色あります。耐荷重も136kgとしっかりしており、1年の無償部品交換保証も付いています。
GALAXHEROのADJY614GEも人間工学をもとにデザインされたゲーミングチェアです。165°のリクライニング機能は休憩や姿勢を変えたいときにも使いやすく、ロッキング機能はストレッチをするのにも使いやすいです。
取り外し可能なヘッドレストとランバーサポートも付属、座面部は約10cm厚の高反発ウレタンフォームを使用しています。ゲーミングチェアの中ではかなり低価格なので、ゲーミングチェアを初めて使う方にも買いやすいです。カラーバリエーションは青と赤があります。1年の保証付きです。
おすすめ7つ目は、AOXUNのWOF002です。プロゲーマー向けに作られた3D立体成型フレームで、上下・前後・左右、および回転による調整が可能なアームレストが付いています。ヘッドレストとランバーサポートは取り外しも可能です。
座面部は約10cm厚の非再生高密度高反発ウレタンフォーム使用で、座り心地もいいです。耐荷重は150kgなので、頑丈な作りになっています。1年の無償部品交換保証も付いています。
外寸:幅71×奥行71~157×高さ112~120cm / 座面の高さ:40~48cm
張地表面:ソフトレザー / 張地裏面:PVC / 内部:ウレタンフォーム / 肘掛部:ポリプロピレン / 脚部:スチール(粉体塗装) / キャスター:PU
CYBER-GROUNDのオフィスチェアはフットレスト内蔵のゲーミングチェアです。可動式のランバーサポートと着脱可能なヘッドレスト付きで、170度のリクライニング機能は休憩時間にしっかり横になれます。
PUレザーを使用しているので、汚れもさっと拭き取れます。こちらもゲーミングチェアの中ではお手頃価格です。
座椅子タイプの珍しいゲーミングチェアが、JKOOKのZY05です。人間工学に適した設計で、スポーツカーの座り心地を実現しています。360度回転が可能で、3Dヘッドレストとランバーサポートも付いています。
座面は高級ウレタンフォームを使用し、お尻の負担も少ない設計になっています。カラーバリエーションは5色あり、1年の無償部品交換保証も付いています。
サイズ:幅41×奥行54×高さ89~99cm(座面高:40.5~50cm)
構造部材:シート部/合板、脚部/ポリアミド樹脂
おすすめ10個目は、ドウシシャのサポートクッション付きオフィスチェアです。ひじ掛けがないタイプなので、デスク周りが狭い方や、デスクの下に収納したい方におすすめです。背もたれと座面はメッシュ素材で通気性もよく、ランバーサポートも付いています。
ひじ掛けなしのタイプはカラーバリエーションが3色あり、グリーンや赤などビビットな色合いも珍しく、可愛さもあります。ひじ掛けありも3タイプあります。コンパクトな作りなので場所を取らず、価格も手頃です。
イトーキのクロスフォーカスチェアは、インテリア性を求める方におすすめのゲーミングチェアです。ソファーに使われる布張地を使用し、優しい肌触りのある椅子になっているので女性も使いやすいです。可動式のランバーサポートとネックサポートが付いています。
ひじ掛けは7段階の上下昇降でお好みの高さに変更可能で、最大135°まで10段階変えられるリクライニング機能もあって、好みの状態に設定できます。座面も硬さの違うウレタンを組み合わせており、座り心地も良さもあります。カラーバリエーションが6色あり、価格は高めですが優しい風合いの椅子です。
おすすめ12個目は、IODOOSのオフィスチェアです。人間工学に基づいて作られたゲーミングチェアで、背もたれリクライニングが90~180度に変えることが可能でフットレストも付いているので、ほぼフラットの状態で仮眠を取ることも出来ます。
取り外し可能なヘッドレストとランバーサポート付きで、厚さ10cm程の座面は高反発ウレタンでへたれにくく作られています。6cmのウレタン樹脂製ツインホイールキャスター装備で、滑らかな動きで床を傷つけにくい設計になっているのもポイントです。1年の保証が付いています。
外形寸法:24.4 ” x 25.2 ” x 50 ” -52.8 “(長さx幅x高さ);座席面積寸法:20.9 ” x 21.3 ” (幅 x 深さ);背もたれサイズ:23.6 ” cmx 33.5 “(幅x高さ)
上質なPUレザー
VON RACERのオフィスチェアは手頃な価格のゲーミングチェアです。ヘッドレストと可動式のランバーサポートを装備、背もたれは135度まで角度を変えられます。上質なPUレザーで掃除もしやすいです。
自分で組み立てる必要がありますが、15分程度で組み立て可能なので女性でも簡単です。部品保証が1年付いているのでアフターサービス面も安心です。カラーバリエーションが3色あります。
おすすめ14個目は、SIHOOのオフィスチェアです。人間工学に基づいて作られており、ランバーサポートの役割のウエストピローは双方向に微調整が可能です。背もたれは110°から136°に調節可能で、ヘッドレストの角度も調節できます。
背もたれと座面、ヘッドレストはメッシュ素材で通気性が良く、通常の3倍の耐久性のメッシュなので丈夫な作りになっています。品質保証も1年付いています。
最後にご紹介するのが、AISのオフィスチェアです。ゴムバンドで固定出来るランバーサポートは調整可能で、座面はウレタンフォームを使用しています。メッシュ素材なので通気性もよく、シンプルなデザインなのでどんな職場でも使いやすい椅子です。
腰痛の負担を軽減する椅子に座っても、椅子の座り方が悪ければ負担は変わりません。腰痛にならない正しい椅子の座り方を覚えましょう。いくつかポイントがありますが、まず足の裏を地面につけます。足を組んで片足だけしか付かないのはNGです。椅子の高さもひざの関節が股関節より少し高くなるようにします。
座面に深く腰掛け、背もたれに体重をかけずに軽く当たる程度で顎を引きます。体と机は平行に座り、体と机の隙間は拳1つ分くらいがベストです。この内容を実践するだけで、普段姿勢が悪い方は背筋が伸びて座れているのが、すぐに実感できるはずです。ぜひ正しい座り方を実践してください。
様々なオフィスチェアをご紹介してきましたが、ゲーミングチェアの種類はあまり知らなかった方もいるかもしれません。ゲーミングチェアも様々なメーカーが開発しており、長時間座っても負担をかけない設計がされているものも多く、機能性に驚かれた方も多いのではないでしょうか。
椅子1つで、頭部や背中をしっかりホールドしてくれたり、ランバーサポートもあるのとないのでだいぶ違います。機能性のあるオフィスチェアに変えることで、腰痛だけでなく他の体への負担も楽になる可能性があるので、座りっぱなしが避けられない方や座るのが苦痛な方は、椅子の買い替えを検討してみるのがおすすめです。
ただ、機能性がどんなに高くても、間違った座り方をすれば、腰への負担は大きくなってしまいます。正しい座り方をして、腰痛が少しでも楽になるように、自分に合うオフィスチェアを探してみてください。