平成27に起こった洪水被害の際に、ヘーベルハウスだけが流されず残ったことで災害に強い家というイメージが強いハウスメーカーですが、こちらの人気商品とはどのようなものなのでしょか。また、それぞれのシリーズのおすすめのポイントや坪単価についても紹介していきます。
目次
家づくりを行う時に一番重要になるのが、ハウスメーカー選びです。そんな重要なハウスメーカー選びの参考に、ここではヘーベルハウスの特徴や坪単価を紹介していきます。
そもそも、ヘーベルハウスとはどのような会社なのか、ヘーベルハウスではどの様な家づくりを行っているのかなど解説していきます。
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ヘーベルハウスは、旭化成のグループ会社の旭化成ホームズが所有しているブランドで、ヘーベル君がトレードマークのハウスメーカーです。
平成27年に起きた鬼怒川の堤防が決壊し、住宅街に洪水被害が出た際に、多くの家が流されてしまう中、ヘーベルハウスの1軒のみが流されずに留まったことから、災害に対して評価が高いです。
またブランド名であるヘーベルはドイツの軽量気泡コンクリートを製造している会社の名前で、耐火性や耐震性に優れていることが特徴です。とても軽く水に浮かせることもでき、木のように湿度調節までできてしまう優れものです。このコンクリートは東京都庁や横浜ランドマークタワーなどで使われています。
さらに、2003年には「オゾン層保護・地球温暖化防止大賞」も受賞している環境に配慮された会社です。営業エリアは、以下の通りです。
関東 | 東京・神奈川・千葉・埼玉・栃木・茨木・群馬・山梨 |
---|---|
東海 | 静岡・愛知・三重・岐阜 |
近畿 | 滋賀・京都・奈良・大阪・和歌山・兵庫 |
山陽・北九州 | 岡山・広島・山口・福岡 |
ヘーベルハウスは構造力が強いという特徴を持っています。そのため、見た目からも強さが伝わるような造りで、構造力の強さは他のハウスメーカーと比べても群を抜いています。
さらに、ハイパワード制震ALC構造という独自の耐震構造を用いているため、耐震性はもちろん設計の自由度も兼ね備えています。また、このような耐震構造だけではなく基礎もしっかりとしているため地震強く、社内検査も厳しいという特徴があります。
そのため、年数が経過しても家の価値が落ちにくく、耐久性が高いです。また、30年経ち劣化が目立つ箇所は、集中メンテナンスというメンテナンスを受けることができます。
この他にも、5年ごとの点検などがあり、家を建てた後のアフターケアが充実しており、長く付き合いのできるハウスメーカーです。ちなみに、アフターケアの相談窓口は24時間受付をしているため安心感があります。
遮音性が高く上下の階での音が気にならないため二世帯住宅や子供がいる家庭には最適です。2階建て住宅や3階建て住宅なども扱っていますが、このようなシリーズでも音を気にせず生活できます。
また、鉄骨住宅ですので、内部に結露が溜まりやすい構造をしていますが、天井や屋根などにも独自の断熱方法を施すことによって、これらのデメリットも拭い取ることに成功しました。
このように、とても性能の高い家を作り上げることができ、遮音性も高いため都市でもプライバシーも確保できます。長く価値の変わらなく家でアフターメンテナンスも充実しているため安心して過ごすことができます。
ヘーベルハウスは、構造力の強さが魅力です。この構造力の強さは、耐震性にも優れ災害に強い家を作ることができます。そのため、耐震性に優れ災害に強い、安全な家に住みたい方におすすめです。また、限られた土地でも理想的な家を持ちたい方も向いています。
ここからは、家を建てる際にかかってくる費用について紹介していきます。家づくりでは、それぞれのハウスメーカーの特徴や家づくりへのこだわりを知ることも大切ですが、予算に合っているのかも大切な項目となります。そこで、坪単価の相場についてチェックしていきます。
坪単価の相場は、70万円~90万円ほどです。商品によって多少金額は前後しますが、だいたいはこの金額と考えておきましょう。
こちらの坪単価は、他のハウスメーカーの坪単価の相場と比較すると、少し高めに設定されているハウスメーカーとなっています。
それではここからは、人気商品についてどのようなものがあるのかご紹介していきます。まず最初に、CUBIC(キュービック)の特徴や坪単価について見ていきます。
CUBICは、定番で一番人気の高い商品です。こちらの商品は、フラットルーフの陸屋根が特徴的な造りをしており、四角い外観が目印です。
また、フラットルーフにすることで、都市などで限られた土地しかない場合でも屋上を有効活用し、広々とした空間を実現しています。
定番の人気商品であるCUBICの坪単価は、80万円~となっています。ヘーベルハウスの坪単価の中では平均的な商品となっているようです。
続いての人気商品である、新大地について解説していきます。新大地の特徴や坪単価はどのようなものなのでしょうか?それでは、詳しく見ていきましょう。
新大地は、どっしりとした面を感じさせる壁と、水平に伸びるライン、大きな屋根などが織りなす、力強い造形美が特徴の商品です。
また、独自に開発した構造によって強靭な造りをしているため、安心して住むことができます。おしゃれで品格のある外観に、機能性を兼ね備えた安心感のある商品となっています。
力強く安心感のある商品である、新大地の坪単価は80万~90万円程となっています。坪単価の平均が70万~90万円ほどとなっているため、こちらの商品は少し坪単価が高めの商品のようです。
次に紹介する人気商品は、FREX(フレックス)です。FREX(フレックス)は、重量鉄骨やシステムラーメン構造によって作られている商品です。それでは、この商品の特徴についてチェックしていきましょう。
FREX(フレックス)は、重量鉄骨とシステムラーメン構造を採用しており、勢いのあるモデルです。骨太な商品となっているためとても強く、活気のあるデザインが特徴です。
また、2階建てはもちろん、3階建てや4階建ての併用住宅まで対応しているため、柔軟性が高く都市の限られた土地でも広々とした家造りを実現しました。
重量鉄骨住宅で、2階・3階・4階建ての併用住宅が可能なFREX(フレックス)の坪単価は、平均で70万円台となっており比較的手ごろな坪単価となっています。
玄関先にある深い軒が印象的な商品、のきのまentについて紹介していきます。それでは、のきのまentの特徴や坪単価について、詳しくチェックしていきましょう。
のきのまentは、玄関先にある深い軒を取り入れた間取りが特徴の商品です。深い軒を提案することによって、玄関に半屋外の空間を作り出し、アウトドアリビングのある間取りを実現します。ありそうでなかった、新しい発想を取り入れることのできる商品です。
半屋外空間があり、解放感があり快適なのきのまentの坪単価は平均で79.2万円~となっています。こちらの価格は標準価格ですので、装備によって坪単価が前後します。
次に、人気商品CUBIC roomyの特徴や坪単価について紹介していきます。それでは、詳しく見ていきましょう。
「家が膨らむ。しあわせが膨らむ。」がコンセプトで、シンプルで可愛らしい外観が特徴です。中は勾配天井の吹き抜けやロフトなど、遊び心が詰まっており、コンセプトでもある家族のしあわせが膨らむような商品となっています。
外観は左右でデザインが違い、屋根は緩やかな勾配がついているため、太陽光パネルを取り付ける場合も効率的に設置できます。
遊び心がありさまざまな工夫が施されている、CUBIC roomyの坪単価は平均で84万円ほどです。金額に多少の前後はありますが、だいたいこのぐらいのを目安にしておいて大丈夫です。
6つ目に紹介する人気商品は、SOFITです。SOFITにはどのような特徴があるのでしょうか。それでは、ヘーベルハウスの人気商品SOFITについて詳しく見ていきましょう。
限られた土地の都市でも、ゆとりを持って過ごせる住まいを提案しています。SOFITの屋根はひさしがないため、敷地を有効に使うことができ、住空間を確保することができます。
また、小屋根の裏をロフティルーフや収納、吹き抜け+ロフトなどに活用することで、限られた時でもゆとりある空間を実現します。さらに、間取りの自由度も高く広々としています。
続いて、SOFITの坪単価について紹介していきます。SOFITの坪単価は、平均で87万円ほどとなっており、定番商品であるCUBICと同じような価格帯です。
次に紹介する商品は、GRANDESTAです。GRANDESTAは「その家は、深い。それでいて、モダン。」というコンセプトで作られて商品です。それでは、こちらの商品の特徴について詳しく見ていきましょう。
GRANDESTAは2階建てでありながら、5層の空間を実現させた商品です。「階」ではなく「層」という発想で、用途によって部屋の位置や床、天井の高さを変えることが可能です。
また、このような「クロスフロア」の組み合わせによって、空間にリズムが生まれ心地よく落ち着いた空間が実現します。
2階建てでありながら5層の空間を自由に組み合わせることができる、GRANDESTAの坪単価は80万円~となっています。
8つ目に紹介する人気商品は、STEPBOXです。STEPBOXにはどのような特徴があるのでしょうか。それでは、こちらの商品の特徴と坪単価についてチェックしていきましょう。
STEPBOXはスキップフロアを採用して、限られた土地の中でも広々とした空間を実現した商品です。
スキップフロアを採用することで、家の中心に吹き抜けができ光や風を家中に取り入れることができます。都市型のコンパクトな土地でも、気持ちよく広々と過ごすことのできる商品です。
空間を有効活用したスキップフロアや、家中を駆け巡る気持ちの良い光と風を取り込む吹き抜けが魅力的な、STEPBOXの坪単価は70万円~となっています。
続いて、そらのま+についてチェックしていきます。こちらの商品の特徴や坪単価は、どうなっているのでしょうか。それでは、詳しく見ていきましょう。
こちらは天井が開いたスペースがある間取りで、2階にリビングを作ることで部屋の中にいながら空を見ることができる解放感のあるシリーズです。
また、この空間ができることでリビングとダイニングを緩やかに区切りながら、繋がりも持たせることができます。さらに、リビングからもダイニングからも繋がった位置にある、この空間は自由に使うことができるというメリットがあります。
解放感があるこちらのシリーズの坪単価は、75万円程となります。プランによって多少金額は前後しますが、だいたいの目安はこちらの金額です。
次に、terra craftについて紹介していきます。こちらの商品はどのような特徴があるのでしょうか。早速、詳しくチェックしていきましょう。
都市の限られた土地でも広さを最大限取り、光も取り込むことで、生活にゆとりを持てる家づくりができるシリーズです。
都市で建てる住宅は、なにかと制約が多くありますが、制約の中で縦の空間を広げることで、家の大きさは同じでも広々とした空間を作ることができます。
例えば、ダウンフロアで床を下げ腰掛や解放感のある空間を作ったり、リビングなどの一部を吹き抜けにし、その上部の壁に天窓を設置することで光を部屋全体に届かせ、部屋同士のつながりも感じることができます。
また、ベランダに大きな窓を作ることで、光を跳ね返し拡散した光を部屋の中に届けるなどの工夫が詰まった家です。
限られた土地でも有効活用し、広々と明るい家づくりができる都心部で人気のシリーズ、terra craftの坪単価は約82万円です。
最後に紹介するのは、CUT&GABLEです。こちらの商品はどのような特徴を持っているのでしょうか。おすすめのポイントや坪単価について見ていきましょう。
CUT&GABLEは、モダンな箱型の塊を削り出すことで家形にデザインする家づくりで、今までにない外観や空間を作り出すことができます。また、このようにして作り上げた外観は、量塊感や素材感が生かされています。
また、今までにない新しい外観だけではなく、光や風を部屋の中に届けることもできる機能性も兼ね備えた商品です。
都市型で斬新な外観と機能性を兼ね備えたCUT&GABLEの坪単価は、70万円~となっています。この坪単価はシリーズの中では、比較的安い設定となっています。
ヘーベルハウスの家は構造力があり、地震などの災害にも強いという魅力があります。そのため、災害に強い家で安全に暮らせる家づくりをしたいという方におすすめのハウスメーカーです。
本記事では、ヘーベルハウスのおすすめの商品をいくつか紹介しています。それぞれの特徴や坪単価も記載しているため、家づくりの第一歩であるハウスメーカー選びにぜひ役立ててください。