髪に艶やうるおいを与え、ドライヤーを使用した時の熱などから髪を守ってくれるヘアオイルは、ケアのために毎日使っているという方も居るでしょう。無添加やオーガニックなど、こだわっている種類もたくさんあります。今回は、そんなヘアオイルがどんなものか、正しい使用法まで解説します。
目次
日頃普通に生活しているだけでも、髪には様々な角度からダメージが与えられています。良質な髪の状態を保つには、ヘアオイルが欠かせないアイテムになります。まず、ヘアオイルがどんなアイテムなのかを解説しましょう。
基本的にヘアオイルの役割、効果というのは、髪に保湿効果と艶を出す事です。髪が乾燥した状態になるとパサパサして纏まらなくなってしまいますが、ヘアオイルで油分を与えたり保湿すれば、表面を保護してくれます。
髪へのダメージにはドライヤーからの熱も関係しています。これは熱によって水分が失われ、乾燥してしまうわけですが、保湿することで髪を守っています。硬めだったり癖のある髪の方でも、しっとりと滑らかな状態にしてくれます。
大きく分けて、ヘアオイルには植物性と鉱物性、2つの種類が存在します。まず植物性のオイルは、ホホバオイル、オリーブオイルなどの名前通り植物から採取したオイルをベースに使っており、髪内部の補修効果があります。
また、頭皮、髪の全体へ使用してオイルを浸透させるオイルパックも、この植物性タイプです。もう1つの鉱物性ヘアオイルは、純度の高い鉱物油を原料に使用しているタイプです。
髪の毛の手触り、髪自体を保護してくれる成分を、鉱物油に合わせて作られています。こちらも髪のダメージを補修する効果があり、こちらの方が即効性は高いです。ただし、使用できるのは髪のみで、頭皮への使用は不適切です。
以上、ヘアオイルがどんな役割を担っているのか、種類ごとの特徴について等、簡単にではありますがご紹介しました。では、髪を保護するヘアオイルの効果を最大限活用する為には、どう使うのが一番正しいのでしょう。
まずヘアオイルを使用するタイミングですが、お風呂上り、シャワーを浴びた後にタオルで髪を拭いてからが望ましいです。人の髪の毛は、水に濡らすとキューティクルが開いた状態になり、外から成分が浸透しやすくなります。
タオルである程度乾かしはしても、完全に乾燥させないうちに付ければ、その後に使うドライヤーの熱から受けるダメージを軽減してくれます。また、濡らした状態に準じて朝のスタイリングを決める前も効果が高いです。
髪質が硬めでスタイリングをするのに毎回手間がかかってしまうので悩まれている方、まとまらない髪の方は先にヘアオイルを少量馴染ませればワックスもうまく決められます。また、艶のある仕上がりにもなります。
続いて、ヘアオイルの量についてです。基本的にはワンプッシュ程度が適切とされていますが、髪の長さによって適量が異なります。ショートヘアの方なら1滴から2滴ほど、セミロングの長さなら2,3滴、ロングヘアは3,4滴が目安の量です。
化粧水を使う時をイメージしながら、両手にヘアオイルを十分に伸ばして馴染ませておきましょう。この際、手にオイルがたくさん余ってしまうほどの量では、出し過ぎに相当します。加えて、髪の表面ばかりにオイルを付けるとベタベタに見える原因にも繋がります。
そして、正しい髪の毛へのヘアオイルの付け方の手順の解説です。風呂上りなどで髪を濡らし、タオルドライをした状態から、手にオイルを適量付けて髪を掌で包み込むように掴みます。毛先のダメージが目立つ点は少しギュッと掴みます。
次に、髪のトップの部分からオイルを馴染ませます。髪の表面にベタっと付けてはベタベタの見た目になりますから、毛先、内側までを中心に馴染ませるよう揉みこみます。最後は髪の表面に残った手のオイルを薄めに伸ばし、ドライヤーで乾かして終了です。
特に髪のダメージが気になる場合には、ヘアオイルを使ったオイルパックがおすすめです。この際に重要なポイントになるのが、前述した手順とは異なり髪を乾かした状態で使う事、そして頭皮にもオイルを付け、マッサージをする事です。
頭皮マッサージをするのは血行を良好にする効果があり、髪と同時に頭皮までケアさせられます。傷んでしまった髪も、オイルパックによって艶のある見違える髪に戻してくれます。
この様に、正しい使用法でヘアオイルを使えば髪を良好な状態に保てるようになります。但し、望む効果を得るためには、事前にいくつかの注意事項も覚えておく必要もあります。効率的に効果を発揮させる為にも、先んじて知っておきましょう。
1つ目は、髪をとかした状態で使う事です。髪をとかしておき、髪の内側から手櫛で馴染んでいかせるようにヘアオイルを浸透させます。この際、髪表面だけに塗る様に使っても効果は薄いですから、馴染ませる様に、というのがコツになります。
2つ目は、パッケージに記載されている容量、用法を正しく守って使う事です。髪を保護する役割があるヘアオイルは、出来るだけたくさん髪に付けたほうが、より高い効果を得られて持続する期間も長いと思うかもしれません。
しかし、いくら髪を保湿、保護するといっても、使い方の量の点で解説した通り、付け過ぎはベタついた仕上がりの原因になります。せっかくきれいに仕上げるためにヘアオイルを使っているのに、仕上がりがベタついていては嬉しくないでしょう。
使用するのに適切な量については、必ず製品のパッケージに記載されていますし、目安も髪の長さによってそれぞれの適量を解説しています。何滴かを掌全体に薄めに伸ばして、髪に浸透させましょう。
もう1つ、古くなっているヘアオイルの使用は控えてください。ヘアオイルにとっての最大の難敵は何かと言えば、酸化する事です。一度開封したオイルは、長く使わないと酸素と反応して酸化を起こしてしまうのです。
酸化しているヘアオイルは、使うと髪の毛に嫌な臭いを付着させてしまう、適切な量であってもベタつきやすい仕上がりになるなど、良いことがありません。その為、一度開けたヘアオイルはできる限りコンスタントに使って早めに使い切りましょう。
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毛髪補修成分のオイルケラチンが配合されており、うねり・絡まりといった毛髪の様々な悩みを解決してくれます。キューティクルのある艶やかな髪に仕上げてくれるので、サラサラな髪に仕上がるでしょう。
例えば梅雨にはうねりや絡まりを改善、夏には紫外線から髪を保護、冬には保湿や静電気防止効果が期待できるため、1年を通して有効です。
他にもオーガニックホホバオイル(ホホバ種子油)やオーガニックアルガンオイル(アルガニアスピノサ核油)、オーガニックシアバター(シア脂)、モリンガオイル(ワサビノキ種子油)、ツバキオイル(ツバキ種子油)などの天然植物由来成分を配合。水を加えていないため、髪に必要な成分だけが凝縮されています。
また優しく香るグリーンフローラルフルーティーの香りなので、匂いが強過ぎないのも人気のポイントです。
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以上、ヘアオイルの効果、正しい使い方の手順、注意事項などをそれぞれ解説しました。最後に、実用上の効果も高い、お勧めのヘアオイルの人気製品を合計3点ご紹介していきます。
アルガンオイルを配合したモロッカンオイルトリートメントは、幅広い髪質のスタイリングやコンディショニングに使えるヘアケアのベースとなる洗い流さないトリートメントです。
1点目は「モロッカンオイルトリートメント」です。アルガンオイルに注目を集めるようになったモロッカンオイル製のヘアケア製品で、保湿効果のあるアルガンオイルに各種のビタミンが美容効果をもたらしてくれます。
髪の保護はもちろんのこと、傷んだ状態の髪の修復も行いサラサラの髪を目指せます。比較的ヘアオイルの中では値段は張る部類に入りますが、コストを気にせずにとにかく良質な製品を使って効果を出したい方にはお勧めできます。
オーガニック ヘア美容液 】アボカド油 ホホバ種子油 ツバキ種子油 シア脂 オリーブ果実油 など、25種類の天然植物オイルを配合した人気のオイルトリートメント。
2店目はオルナの「オーガニック無添加ヘアオイル」のご紹介になります。アボカド油、ツバキ種子油、オリーブ果実油をはじめとした、全部で25種類に及ぶ天然由来の成分を使用したオーガニックオイルです。
ティーツリーとオレンジの天然植物オイルの香りで髪の香りづけができ、熱、摩擦から髪を保護する役割を発揮します。ヘアアイロンやドライヤーでのブロー前後のトリートメントにも使えますし、流さないヘアマスクとしても利用できます。
最後はナプラの「エヌドット N. シアオイル」です。洗い流さないトリートメント系のオイルで、アルガン、グレープシード、マカダミアナッツの3種の油を配合した、浸透性を向上させた超高圧処理オイルを使っています。
保湿成分には「フラーレン」と呼ばれるダイヤモンドと同様の炭素からしか抽出されない成分を使用、セラミドの減少などを抑えて高い保湿力を発揮するとともに、オイル特有のべた付いた仕上がりも防いでくれます。
様々なヘアオイルが市販されており、最近では全身どこでも使えるオールインワンオイルなども販売されています。使い方に関しては解説した通りですから、正しい使用法を守って綺麗な髪を保持しましょう。