パソコンの作業効率をupしてくれるBluetoothキーボード。キーボードから使用端末にケーブルをつなぐ必要がない無線接続タイプで、パソコンに限らずスマートフォンやタブレットにも使用でき大変便利です。今回は、そんなBluetoothキーボードの特徴から選び方、人気おすすめ商品までたっぷりとご紹介します。
目次
『Bluetoothキーボード』とは、Bluetooth対応の端末に接続して使用する無線タイプのキーボードのことです。ワイヤレスキーボードとも呼ばれ、ケーブルをつなぐ必要がないので外出先でもキーボードを使いたい方に大変便利です。Bluetooth対応端末であれば接続可能なので、スマートフォンやタブレットにも使用できます。
Bluetoothキーボードのいちばんのメリットは、線が無いので、通信範囲内ならどこでも使えることです。Bluetooth対応端末であれば、他のパソコンやスマホ、タブレットにも接続できます。パソコンに機器を付ける必要が無いので、キーボードを取り出してすぐに使用でき、作業効率も高まります。外出用に持ち運びできるタイプもあり種類が豊富なところも魅力です。
今の時代、スマホやタブレットを使ってチャットで会話や仕事の商談をしたりすることも多くなりました。若い世代はともかく、スマホやタブレットではスムーズに入力ができずストレスになっている方もいるのではないでしょうか。
そんな方には、まさにBluetoothキーボードがおすすめです。Bluetoothキーボードを端末につなげて使用すれば、パソコンと同じように文字入力ができストレスフリーで会話、商談に集中できるでしょう。
ワイヤレスキーボードには「Bluetooth」と「2.4GHzワイヤレス」、2つの接続パターンがあります。どちらも無線で使える接続方法ですが、いったい何が違うのでしょうか。
「Bluetooth接続」は、Bluetoothと呼ばれる規格を使って接続する方式のことです。レシーバーが不要なので手軽に使用でき、USBの接続コネクタがないスマートフォンやタブレットにも使用可能てす。最近ではBluetooth搭載のパソコンも多くなってきました。
「2.4GHzワイヤレス」は、レシーバーを使って2.4GHzの電波で通信を行う接続方式のことです。無線LANにも使われている接続方法で、従来の無線接続と言えばこの2.4GHzワイヤレスが主流でしたが、今では、スマートフォンの普及によりBluetoothの方が広く用いられています。
この2つの接続方法は、無線でつながるという点では同じでも価格や使い方が異なります。下記にそれそれのメリット・デメリットを簡単にまとめたので、これからワイヤレスの導入を考えている方は、是非参考にして下さい。
【Bluetoothのメリット・デメリット】
メリット | レシーバーが不要 スマホやタブレットでも使える |
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デメリット | ペアリングの設定が必要 価格が高い |
【2.4GHzのメリット・デメリット】
メリット | Bluetooth機能がなくても使える 価格が安い 設定が簡単 |
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デメリット | レシーバーが必要 |
Bluetoothキーボードは多くのメーカーが取り扱っており、それぞれ規格やサイズ、重さ、使い心地なども様々です。続いては、どれにしようか迷ってしまう方の為に、Bluetoothキーボードの選び方ポイントをご紹介します。ポイントをチェックして、自分にとって使い勝手が良いものを見つける参考にして下さい。
キーボードを使う際、何のデバイスを使用することが多いでしょうか。使用頻度の高いデバイスに合わせてBluetoothキーボードを選ぶのもひとつの方法です。
例えば、パソコン作業が多い方は、純正のキーボードと同じサイズを選んだ方が、打ち込みもしやすく効率良く作業できるでしょう。
スマートフォンやタブレットに使いたい方は、立てかけられるスタンド付きのものがおすすめです。タブレットであれば、ノートパソコンのように使用でき、大変使いやすいです。
また、キーボードの配列には「日本語配列(JIS)」と「英語配列(US)」があります。アルファベットの並びはどちらも同じですが、記号の位置が異なるので注意しましょう。
とくにこだわりがなければ、慣れ親しんでいる「日本語配列(JIS)」のキーボードがおすすめです。ただし、iPhoneやiPadは「英語配列(US)」がベースとなっているので、「日本語配列(JIS)」だと使いにくいかもしれません。このように、使いたいデバイスに合わせて選ぶことも失敗しない選び方のポイントです。
Bluetoothキーボードを選ぶ際はサイズ・重量も考慮しましょう。Bluetoothキーボードには、一般的な標準サイズ(フルサイズ)から薄型で軽量なもの、持ち運びしやすい折りたたみ式ものものまであります。
据え置きのパソコンに使用する場合は、持ち運びを考慮する必要がないので、ゆったりとしたフルサイズでタイピングしやすいものがおすすめです。手の小さな女性は、キーピッチ(キートップの中央から中央までの距離)が小さいものの方が使いやすいでしょう。
キーボードを持ち運びしたい方は、コンパクトで軽量なキーボードがおすすめです。最近では、超薄型で2つ折り、3つ折りできるキーボードもあります。
キーボードの打ち心地は「キーストローク」によって変わります。キーストロークとは、キーを押した時の深さです。3mmくらいが標準になっており、深さがあるほど押した感触が強く誤打しにくくなります。逆にキーストロークが薄いものは、押した感は少なくなりますが、高速打ちには向いています。
また、打ち心地はキーの感知方式でも異なります。現在キーボードに採用されている4つの感知方式の特徴は下記の通りです。
【メンブレン方式】
安価で多くのキーボードに用いられているのが「メンブレン方式」です。キーを押す事で、内部のパーツがへこみ、接点シートが触れ合うことで入力を感知します。弾力のある打ち心地で、押した感触がしっかりあります。簡単な構造なので、「ゴムの摩耗でキーが押したまま戻ってこない」なんてこともありますが、リーズナブルなので気軽に使用できます。
【パンタグラフ方式】
薄型でノートパソコンによく用いられているのが「パンタグラフ方式」です。力が均等に伝わるように、キー内部の構造がX型になっているのが特徴です。キーの端を押した場合でも反応し、打ち心地も軽やかです。
【メカニカル方式】
「メカニカル方式」とは、キーのひとつひとつに機械式スイッチが組み込まれているキーボードです。カチャカチャカチャという独特なタイピング音が特徴で、しっかりとした打ち心地が味わえます。耐久性もよく、毎日パソコン作業をされる方に向いています。
【静電容量無接点方式】
「静電容量無接点方式」は業務用によく使用され、高い信頼性と操作性を備えているキーボードです。静電容量の変化を検知する仕組みになっており、物理的な接点がないので摩擦することなく大変長く使うことができます。
入力作業を毎日何時間もするようなプロ御用達のモデルで、滑らかな打ち心地とタイピング音が味わえます。キーボード界で最も高価な高級キーボードです。
Bluetoothキーボードには、「電池式」と「充電式」があります。電地式であれば、外出先で電池が切れてもすぐに対応できるメリットがあります。充電池を使用すれば、エコで経済的に使用できるでしょう。
充電式は、電池を用意する手間が省けることが大きなメリットです。モデルによっては、1度の充電で何十時間も使用できるものもあるので大変便利です。ただし、外出先で充電がなくなってしまった場合使用できなくなってしまうので注意ましょう。
ここからは、今人気のおすすめBluetoothキーボードをご紹介していきます。まずは、デスクトップ用として便利な「据え置きタイプ」のアイテムを見ていきましょう。自宅や会社でのみ使用するのであれば、サイズにこだわらずタイピングしやすい使い勝手が良いものを選びましょう。
高品質な素材を採用し、プレミアムで精確なタイピングを実現すたBluetoothキーボードです。左上のクリエイティブ入力ダイヤルは、使用アプリを認識し必要な瞬間に必要なツールに瞬時にアクセスできる大変便利な機能です。生産性、安定性、精確性を考慮して設計され、キーストロークを感じながらも静かなタイピングが可能です。
繰り返し充電できるリチウムイオン電池が内臓され、電池交換のいらない充電式薄型Bluetoothキーボードです。省スペースながらテンキーを配置し、サイズを極限まで小さくした超コンパクトデザインで、ディスクトップだけでなく、スマートフォンやタブレットにもおすすめです。軽快な入力感が得られるパンタグラフキーボードで文字入力がスムーズに行えます。
一枚板のように美しい(最薄部6.5mm)薄型コンパクトキーボードです。パソコンやタブレット、スマートフォンなど、最大3台までのデバイスをペアリング可能です。切り替えボタンを押すことで登録したデバイスを瞬時に切り替えることができます。キータイプは、軽い力で打鍵できる「パンタグラフ方式」を採用しています。
WindowsやMicrosoft 365 での作業時に、安定したタイピングを実現するスマートでモダンなキーボードです。専用のOfficeや絵文字キー、スクリーンショットを高速化するオリジナル機能が搭載されており、Windows、Officeがさらに使いやすくなっています。洗練されたキーボードで安定感のあるしっかりしたタイピングを体験できます。
高速入力に最適なチャタリングのない「静電容量無接点方式」のキーボードです。長時間の使用でも疲れない理想的なキータッチとプログラマーが理想とするキー配列で、ホームポジションから手を移動させる必要がなく、スピーディーなタイピング が可能です。無線と有線を自在に使い分けられるため、デバイスを選びません。
続いては、スマートフォンやタブレットにおすすめの「モバイルタイプ」のBluetoothキーボードをご紹介します。モバイルに対応したキーボードは、スタンド付きや折りたたみ式など、工夫がこらされたアイテムがたくさんあります。
ノートPC、タブレット、スマートフォンにおいて快適に使えるキーボードです。大きさは従来のキーボードの3分の2、重さも約200gと軽量でカバンのスペースを取らず、簡単に持ち運びができます。タイピング音が静かなキーを採用し、快適なタイピングが可能です。ショートカットキーを用いることで、タスク起動やメディア操作の時間も簡単に行うことができます。
薄型・軽量・コンパクトなボディを持つ折りたたみ式Bluetoothキーボードです。iPhoneやiPad、Andriodなどのスマホやタブレット、パソコンなど対応し、最大3台までのデバイスのペアリングが可能です。スマホほぼ同じの重量とサイズ、厚さはわずか1.3cm!コンパクトに折り畳んで、ポケットやバッグにすっきり収納できます。
Windows、Mac、iOS、Androidなど、ほとんどのデバイスに対応しているマルチキーボードです。複数のデバイスをBluetoothでつなげば、本体左上にある3つの「Easy-Switchボタン」で簡単に切り替え可能です。少し変わった丸形のキーですが、タイピングしてみると指にフィットし驚くほどタイピングしやすいです。
ポケットにも収まるコンパクト設計で、持ち運びに便利な折りたたみタイプのキーボードです。使用時にはタブレットスタンドとして使用でき、持ち運び時は本体を収納できる便利な保護ケースが付いています。最大3台までボタンを切り替えるだけで使用できるマルチペアリングに対応しています。
キーボードに収納できるスタンドを内蔵したiOS対応キーボードです。ノートパソコンと同じキータッチのパンタグラフタイプで、iPhone、iPadにも使用できます。最大3台のマルチペアリングに対応し、ワンタッチで使用機器を切り替えることができます。
折りたたむと文庫本サイズになる、超コンパクトな3つ折り構造の小型キーボードです。たわみ防止の脚がついているので、しっかりとした打鍵が可能です。三つ折り構造なのでスペースキーが2つになることもありません。本体重量も286gと軽量で気軽に持ち運べます。USBで有線接続も可能で、有線・無線どちらでも使用できます。
パタンと折りたためばコンパクトになる、携帯性抜群のマルチワイヤレスキーボードです。外装は強度と耐久性を兼ねて備えたアルミ合金を素材を使用し、十分な強さを保つと同時に、手触りの良いマットな仕上がりになっています。スタイリッシュで高級感がありながら、指紋がつきにくく、汚れが目立ちません。
最大3台のデバイスをダイヤルを回すだけで簡単に切り替えができるキーボードです。WindowsパソコンとMacに加え、スマートフォンやタブレットのショートカットキーを搭載したなじみのあるキーボードレイアウトなので、とても使いやすいでしょう。スマートフォンやタブレットを支えるための溝が付いており、モバイル用として最適です。
マグネットを使った折りたたみ構造で、とてもコンパクトで持ち運びに便利なキーボードです。2つに折りたためば、嵩張らずスマホやタブレットと一緒に持ち運べます。10インチクラスのタブレットに対応したスタンドにもなる保護ケースが付属されており、いつでもどこでもパッと取り出してモバイルとセットで使用できます。
人気おすすめBluetoothキーボードいかがでしたか?ご紹介したように、Bluetoothキーボードは、たくさんのメーカーが取り扱っており、商品によってサイズや使い心地、対応するモバイルの種類も異なります。キーボードを選ぶ際は、タイピングしやすいのはもちろん、用途にあったものを選びましょう。
ケーブルが絡まることがないので、パソコン周りがスッキリし、楽に持ち運びすることができます。まだ有線のキーボードを使っている方は、これを機に便利なBluetoothキーボードに変えてみてはいかがでしょうか。