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オシャレな部屋に住みたい!…という願いは、女性のみならず男性も持っています。けれども、賃貸の場合、「原状回復」の義務があり、なかなか思うようにインテリアを楽しめないものです。けれども、あきらめることはありません!DIYで賃貸物件をカスタマイズする方法があります。ここでは、すぐにでも挑戦したくなるようなDIYテクニックをご紹介しましょう。皆に自慢したくなるようなお部屋に大変身できますよ!
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海外のインテリア雑誌やサイトには、個性的でオシャレなアイデアがたくさん掲載されています。モノがたくさんあるのに、すっきりとセンスよくまとまっている……そんな、海外のインテリアのポイントは、「壁面の収納が上手」なことです。けれども、大きな収納家具を入れると部屋が狭くなるし、賃貸物件の場合は勝手に棚を作ったりできません。そこで、最近注目されているのが「ディアウォール」を代表とする「賃貸でもOKな柱用パーツ」なのです!
簡単に説明すると、柱となる木材の上下にはめ込むだけで部屋の中に「柱」を作れるアイテムで、ディアウォールのほかにも「ラブリコ」「ピラーブラケット」などの製品があります。名前やメーカーは異なりますが、いずれも「壁や天井に釘やビスなどを用いず柱を取り付けられるパーツ」という機能は同じです。それぞれ、使用方法には違いが少しあり、ディアウォールはパーツ内部にバネが仕込まれているタイプ、ラブリコとピラーブラケットは、パーツにジャッキが付いていてそれを回して締めるタイプとなっています。
樹脂性の四角いキャップのようなパーツを「柱」にする木材(市販のツーバイフォー材)の上下にはめて使います。パーツの内部にバネが内蔵されているので、天井と床につっぱり棒のように固定でき、「柱」を設置できるのです。
ディアウォールよりもカチっとしたフォルムのキャップ状パーツに、ジャッキが付いています(上のパーツのみ)。ツーバイフォー木材の上下にパーツをはめてから、上部のパーツに付いているジャッキを回して締め付け固定して「柱」を設置します。
ディアウォールもラブリコも、木材と木材をつなげることができるジョイントパーツを別売りしています。また、木材に棚を取り付けるときに便利な「棚受け」パーツもあるので、飾りたいものや置きたいものに合わせて自分好みの棚を作ることができるのです。床から天井までの「柱」を2本作り、好みの間隔で棚板を取り付けて飾り棚にしたり、棚の幅を変えて本棚にしたりと、アイデア次第で無限に活用できます。また、壁面だけではなく、キッチンのカウンター下スペース・脱衣所に置いてある洗濯機の上・トイレの便器の上など、ちょっとしたデッドスペースに棚を作ることもできるのです。
「棚に置いているものを見せたくない」という場合は、柱の上部にポールを取り付けてカーテンやロールスクリーンを下げれば開閉もしやすく目隠しになります。釘やビスなどを使えない賃貸物件にはぴったりのDIYグッズです。
賃貸ワンルームだから、玄関のドアを開けると部屋の中が丸見え!……という人におすすめなのが、ディアウォールを使ったDIY「間仕切り」です。基本は、棚を作るときと同様にディアウォールで好みの場所に2本の柱を作ります。そして、柱と柱の間に板を横に渡しネジで留めるだけ!柱と柱の間隔や板の大きさは自由自在です。全体に板を渡すと圧迫感があるので、人の視線がいかない上と下は数十センチずつあけるほうがいいでしょう。
また、板は木材のままでもいいのですが、自分好みの色に塗ったり壁紙を貼ったりするほうがより完成度が高くなります。おすすめは、DIYファンに人気のシャビー感覚のペイント。長年使いこまれたようなヴィンテージ感を出すペイント方法です。木材にヤスリをかけたりタワシでこすったりしてからペンキを塗るか、ペンキを塗った後にヤスリで削りお好みの「かすれ感」を出してください。
さらに、板の替わりに均等に穴があいている「有孔ボード」を使えば、フックを引っ掛けて帽子やバッグ掛けなどとして活用できます。
部屋のイメージを簡単かつ劇的にイメージチェンジできるのが「貼ってはがせる壁紙」です。専用のノリを使って貼れば剥がすこともできるので、賃貸にもぴったり!「あっ!失敗した」というときでも、ズズッと動かすことができるので修正も楽にできます。基本的な使い方としては、クロスの上からローラーでノリを塗り壁紙を貼って余ったところをカットするだけなので簡単です。
そして、はがせる壁紙は、種類が方法なのも魅力でしょう。無地・花や植物柄・ストライプや幾何学柄・木目調やレンガ調などありとあらゆる種類があります。部屋全体に貼ってもいいのですが、最近主流のアクセントクロスもおすすめ!1か所だけ違う色や柄にするアクセントクロスはイメージチェンジが手軽にできます。
コツは、思い切りよく周囲の壁とは異なる壁紙を選ぶこと。メリハリを効かせたほうがオシャレな雰囲気になるのです。また、「目に付きやすい位置にある壁面」に貼るようにしてください。リビングルームなら、テレビの背面、玄関ならドアを開けて最初に目に入る壁面、寝室ならベッドのヘッドボードの背面などがおすすめです。さらに、トイレは狭い空間なのでどの壁面でもいいのですが、窓やタオルかけ、ドアの取っ手などがない壁面に貼るほうがきれいでしょう。
賃貸でも、棚や間仕切りなどを自由に設置できるディアウォールや貼ってはがせる壁紙なら、DIYで自由にイメージチェンジができます。原状回復に悩まなくていいのもメリットです。壁は部屋の中でも一番広いスペースなので、そこを変えるだけで劇的にイメージは変わります。「自分がどのようなインテリアにしたいのか」イメージを最初にはっきりと決めてから材料を選びましょう。