パソコンやタブレットでの作業効率をアップしたい時にぜひ検討してみて欲しいのが、キーボードです。自分の手や使い方に合ったものを選ぶことで気分も上がり、作業効率アップが期待できます。
この記事では、キーボードの上手な選び方を5つの切り口で解説し、工具男子がおすすめするキーボードもご紹介していきます。ぜひ、キーボード選びの参考になさってください。
キーボードを接続する方法は、無線接続と有線接続の2つがあります。
1つ目は昔からよく使用されてきた有線接続で、USBケーブルなどでパソコンとキーボードを直接繋ぐ接続方法です。有線接続の利点は、タイムラグがなく使用できる点です。コンマ何秒のタイムラグが命取りになるゲーミングPCの場合など、遅延せずにキーボードを使用したいなら、有線接続がおすすめです。
2つ目の接続方法は無線接続です。無線接続には完全な無線接続のBluetooth接続、パソコンのUSBポートにUSBレシーバーを差し込むUSBレシーバー接続の2タイプがあります。無線接続の利点は、ケーブルがないためPC周りがもたつかないこと、持ち運びにも適していることです。据え置きのPCの場合、絡み合う配線が嫌だという方も多いです。無線接続ならコードレスでスッキリとしたPC周りを実現できます。タブレットでの使用をする際も無線接続のキーボードなら、持ち運びもしやすく接続も簡単です。
キーボードのキー部分には種類があり、ペタンコで薄い形状のものから厚みがあり押すとカタカタと音のするものなどがあります。細かく分類すると難しくなるため割愛しますが、薄型の形状でノートパソコンなどの薄型のものでよく採用されているタイプをパンタグラフ、昔のPCでも使われてきた厚みのあるキーボードをメカニカルと表現されます。
これらキー部分の違いでの使用感の違いは、タイピングの際の音の大きさの違い、打鍵感の違い、手指の疲れにくさなどが上げられます。
まず薄柄のパンタグラフキーボードとは名前の通り、電車のパンタグラフのようなひし形の部品にゴム製の部品を被せた構造をしています。構造上、薄くすることが可能で、キーのどの部分を押しても押しやすくなっているのが特徴です。持ち運びのしやすい薄型のbluetoothキーボードなどにはよく採用されているタイプです。気持ちの良い打鍵感ながら少ない力で押せるため手指が疲れにくく、タイピング音は小さめです。長い時間文字を打ち続けるような方には、手指が疲れにくいパンタグラフタイプはおすすめです。
厚型のメカニカルキーボードは、中に反発用のバネが入っているため構造上厚みが出ます。キーそれぞれがの構造が独立しているため、キーボードをカスタマイズして使いたい上級者に好まれているタイプです。また、メカニカルタイプのキーボードは1つ1つのキーの押しごたえのある打鍵感が特徴で、タイピング音が大きなものも多いですが、その打鍵感やタイプ音が好きな方も多いです。カタカタとしたタイピング音が好きな方や、タイピングの際の感触にこだわる方には検討してみてほしいキーボードです。
キーボードのキーの並び方には、日本語の並び方であるJIS配列と呼ばれるものと英語の並び方のUS配列と呼ばれるものの2種類があります。
日本語の配列パターンのキーボードには、カタカナやひらがなキーや全角/半角キーなどがありますが、英語の配列パターンのキーボードにはそれらのキーはありません。また、Enterキーなどの形状や大きさなども違っています。
多くの方は、今まで使っていたキーボードの配列パターンのものの方が使いやすいという場合が多いです。まず、現在使っているキーボードがJIS配列のものかUS配列ものかを把握した上で、同じ配列の方が良いのか、違う配列のものを検討するのかを考える方が購入後の後悔を防ぐことができます。
キーピッチとは、キーの中心から隣のキーの中心までの間隔のことです。標準的な間隔は19mm前後で、一般的なデスクトップPCは標準のものが多いです。小型のキーボードやノートパソコンだとそれよりも間隔の小さい17〜18mm程度のものも存在します。キーピッチの大きいものは打ちやすい反面、打ち込み範囲が広くなるため手の可動域も広がります。手の小さい方だとあえて小さいピッチのものを選ぶ方が打ち込みがしやすいこともありますので、自分が使用しているものがどれくらいのキーピッチかを確認して、それを元に選ぶことをおすすめします。
テンキーとは0〜9の10個の数字のキーのことを言います。パソコンやタブレットを使用する際に、数字の打ち込みをする頻度が多い場合は、このテンキーがあると非常に使うやすく作業効率がアップすることもあります。ノートパソコンや小型のキーボードなどの中には、テンキーがないモデルも多いです。必要な方はテンキーがあるかどうかも確認しておくことをおすすめします。
それでは、工具男子新聞おすすめの無線タイプのキーボードを5つご紹介していきます。ぜひ参考にしてください。
こちらのキーボードはUSBレシーバータイプ採用のキーボードで、1つのUSBレシーバーでキーボードと付属するマウスの2つを無線接続することができます。キータイプはパンタグラフタイプを採用しているため、静音で薄型なため手が疲れにくい形状です。機能性がよく低価格で、コスパの良さが高評価のキーボードです。
キータイプはメカニカルタイプの一種である静電容量方式採用で、静音であることが特徴です。デバイスにUSBレシーバーを取り付けるタイプで、テンキー付きでキーピッチも標準タイプを採用しています。手が疲れにくいタイピングの軽さと、打ち心地の良いキーの形状に定評があります。価格が高めであるのにも関わらず、レビューは非常に良いキーボードで、いくつものキーボードを試してきた方からの評価も良いです。打ち心地の良いキーボードを探している方には一度検討してみてほしいキーボードです。
使いやすいキーボードを数々排出しているロジクール製のキーボードです。bluetooth接続で最大3つのデバイスに接続でき、キー1つで切り替え可能なため、ディスプレイを複数使いながら作業するエンジニアやプログラマーなどからも人気のあるキーボードです。充電形式がUSB TypeCで裏表関係なく充電できる点も、毎日の小さなストレスにの軽減に一役買っています。真ん中の少し窪んだキーデザインは打鍵感が良いと高評価です。
茶軸とはメカニカルタイプのキーボードのキーの種類を指す言葉で、タイピングの際にごくわずかですがカチッとした感触のある打鍵感が快適なキーのことを指します。キーを押す際に心地よい反発があるので、特に指の力が強くキーを押す力が強い方は、指が疲れにくいと好評のキーボードです。パンタグラフタイプのキーボードが合わない方は、一度検討してみてもらいたいキーボードです。
bluetooth接続のゲーミング用に最適なキーボードです。bluetooth接続でも遅延の起こらないLIGHTSPEEDワイヤレステクノロジーを搭載しています。同時に2つのデバイスと接続が可能です。メカニカルタイプのキーボードで、入力の速さに加えて静音であり打鍵感もあるバランスのとれたタイピングが特徴です。ゲーミングPCに最適な金属素材の未来感のあるデザインも高評価のポイントです。
続いて、工具男子新聞おすすめの有線タイプのキーボードを5つご紹介します。それぞれに違った特徴がありますので、自分の必要条件と照らし合わせてみてください。
打鍵しやすいキーピッチ19mmの標準ピッチながら、その他の部分での無駄を省き極限まで躯体小さくしたキーボードです。日本語配列のテンキー付きで、ベーシックなPCを使用してきた方には馴染みのあるキーボードでしょう。機能的にも関わらずコスパの良さが光るキーボードで、低価格でキーボードをお探しの方にはおすすめのキーボードです。
こちらもコスパの良さが目立つキーボードです。PS/2ポート採用の優先接続で、USBポートを他で使うように残しておきたい方にはおすすめです。アプリケーションを入れる必要がなく、USBケーブルを挿せばすぐに使用可能です。キーの押し込みが深く、キーを押した感覚がしっかりする打鍵感が特徴です。
とにかく薄い躯体で、一番薄い部分は6.5mmという薄柄の有線接続のキーボードです。ノートパソコンと同様のパンタグラフタイプのキータイプ採用で、ノートパソコンの打鍵感に馴染みのある方には使いやすいキーボードです。黒くて重い印象のデザインが多い中、こちらの白くて軽いスタイリッシュなデザインが気に入って購入する方も多いキーボードです。
バックライト付きの未来感のあるデザインが特徴のキーボードです。LEDの輝度調整が可能で、青系の3色に調整可能で、自分にあった心地よいライティングの設定が可能です。テンキー付きの日本語配列キーボードで、タッチの軽いタイピング感のキーボードです。
1680万色RGBバックライト付きで、暗い場所での使用に適しているため夜間部屋の明かりを落として使いたい方におすすめです。 光り方にも6種類のモードが設定されていて、明るさや点灯パターンなどを自分好みにカスタマイズできます。人間工学に基づいた階段状に段差のあるキーデザインでのタイピングの際の指への負担を軽減します。