衣類に限らず、小物などの収納場所に困っている、というのはよくある話でしょう。そんな時には、ハンガーラックがあると便利です。場所を取らないスリムタイプや、容量多くゆとりをもって収納ができる2段タイプなど様々なタイプがあります。今回は、お勧めのハンガーラックのモデルを紹介します。
衣服やアクセサリーなどの小物など、生活用品が散らかってしまって収納する場所が無いというのも珍しい話ではありません。そんな誰しも当て嵌まる状況であっても、ハンガーラックならすっきりと整理できて便利です。
ハンガーラックと言っても、大容量な2段式のタイプや伸縮式など色々とありますが、人気が高いのはスリムタイプのハンガーラックです。設置する場所を多く取る事が無い為、玄関等狭いスペースでも使えます。
スリムなハンガーラックが注目を集め、人気であることは解説した通りですが、自分のスタイルに合ったハンガーラックを選ぶためのポイントも押さえておくべきです。デザイン性ももちろん大切ですが、機能性などにも目を向けてみましょう。
まず、隙間スペースに設置して活用ができるかどうかを見ます。スリムタイプのコンパクトなハンガーラックは、多くスペースを取らずどんな場所でも利用できる点がメリットですが、事前に確実に設置して使えるかを見ておくべきです。
一人暮らしの男性の方を例に挙げれば、横幅が90㎝から120㎝程度のハンガーラックであれば無理なく使うことができるでしょう。勿論、実際に置いて使えるか、横幅や奥行きなどを計っておくと適したモデルを絞れます。
2つ目は、ハンガーラックの強度です。特に目安となるのは耐荷重であり、例えば重めのコートなどを中心に掛けておくのか、それともスラックスや薄着の服など軽めの服を掛けておくかによって、適切な耐荷重の数値が変わります。
製品にはどの程度の耐荷重まで耐えられるのか、数値化して表示されているので、使い方と併せて見ておきましょう。また、ラックの支柱の太さも強度に大きく影響し、特に木製のモデルの場合には、重めの衣服、アイテムを置くなら太めの支柱が適しています。
タイプは、1段のみのシングルタイプ、2段式のダブルタイプがあります。一人暮らしで衣服もそこまで多く掛けないというのであれば、シングルタイプで事足ります。対して、沢山の服を掛ける、家族で使うなどの場合は、ダブルタイプの方が余裕があります。
一般的なパイプ製のハンガーラックよりも、アイアンハンガーラックは錆や塗装剥がれに強い性質を持ちます。値段は高めになりますが、耐久力が高く長く愛用できます。温かみのある木製や天然素材を使ったラタン製など、部屋の雰囲気を考えながら探してみても良いでしょう。
スリムなハンガーラックが人気である事、そして選び方の基準についてなどをご紹介しました。ここからは、本題であるおすすめの薄型でスリムタイプのおすすめハンガーラックのモデルを紹介していきます。
まず1点目はSUNONのポールハンガーになります。ソリッドウッドを素材に使用したシンプルなコートハンガースタイルのハンガーラックであり、形状的に洋服掛けや帽子掛け、カバン掛けなどに利用できます。
台座の直径が33㎝ですので、リビング、玄関であっても場所を取らず、わずかなスペースに設置して活用ができます。3段階で高さを調節することも可能で、耐荷重も50㎏と耐久性は十分なので、沢山の衣服を掛けておけます。
2点目は、山善の2段式ハンガーラックです。幅35㎝とスリム設計でありながら、シングルタイプの2倍の収納力を持っており、掃除や模様替えなどの際に便利なキャスターを4脚備え、2つにストッパーが取り付けられています。
中段のハンガーバーは取り外しも可能ですので、ロングコートなどを掛ける際はシングルタイプにして使えます。下段には小物などが置ける網棚が、サイドには3方向にフックがあり、帽子なども掛けておけます。
アイリスプラザのハンガーラックのご紹介になります。上段はロングコートなどの丈の長い衣類でも掛けておけるハンガーラックに、下段には小物を収納できるバスケットや天板が備えられ、収納アイテムとして幅広く利用できます。
移動を楽にするキャスターもあり、掃除などの際にも簡単に動かせます。上段については高さを5段階で調節させられ、耐荷重はバスケットが3㎏、天板が5㎏、合計で11㎏となっています。
シェルフ付きのハンガーラックになります。キャスターは付いておらず、壁に立てかけるタイプのハンガーラックで、壁と接触する上下の部分にはキス防止クッションが付いていますので、安定した設置が可能です。
上フレーム部分には収納スペースに活用できる棚が設けられ、中段に木製のパイプを使ったハンガーラック、下段にはキャスターが無い分のスペースが生まれ、バスケットなどを用意して収納場所として利用できます。
こちらもシンプルな壁に立てかけて使うハンガーラックです。幅38㎝と省スペースで僅かに空いていたスペースにも設置して使え、スリムな設計ゆえに本体重量も1.4㎏と非常に軽量ですので、キャスターこそ付いていませんが持ち運びに苦労しません。
内側には3か所にフックが設けられており、ハンガーラック部分は5㎏、フック部分は1㎏の耐荷重となっています。上着に限らず、帽子やカバン、スカーフなどをちょっと掛けておきたいという時に便利に活用できます。
ドウシシャのハンガーラックも、キャスターの無い立てかけ式モデルです。幅45㎝、ホワイトとブラックのスタイルハンガーの約半分のサイズ感で使えるシンプルデザインのハンガーラックですので、どこに置いても違和感がありません。
コンパクトながら耐荷重は7㎏と、少し重めの衣類でも掛けておけます。下スペースには別売りのコンパクトチェストとの相性が良く、上手く活用すれば衣類と小物用の収納場所として機能させられます。
ロウヤのフレーム式シンプルハンガーラックになります。本体の幅は48㎝でそのまま使ってもコンパクトですが、縦にして使う事でさらにスリムになり、設置場所も選びません。重量も2㎏と、誰でも持ち運びやすいです。
上部と下部のバーで形状が異なっており、実質2段式のハンガーラックとして使えます。上部バーのサイドには帽子や鞄を掛けておけるサイドバーがあり、上部バー、下部バーは2㎏、サイドバーは1㎏の耐荷重です。
組み立て式のシンプルスタイルのハンガーラックです。衣類を掛けておくのはもちろんの事、下部にはラックが設けられておりファッションアイテムの収納をしたり、サイドには帽子等を掛けられるフック付き、本体は折り畳みもできます。
幅45㎝の高さ調節が可能なスリムハンガーラックです。92㎝から160㎝まで高さを変えられ、大人用にも子供用にも使えるハンガーラックとなっています。下部に丈夫な金属製ネットもあり、重めの小物を置くことも可能です。
キャスター付きの多機能ハンガーラックです。幅約36㎝の中にコートやワンピースなど丈の長い衣類も掛けられ、下の棚には収納ボックスをちょうど置けて、ハンガー上の棚も収納スペースとして利用できます。
こちらも山善のハンガーラックです。フレーム部分にそのままハンガーを使って服を掛けることが可能で、ロングコートなどでも問題ありません。下には2段バスケットがあり、相当量のアイテム収納に使えます。
ラストはイーロプラスのH型ハンガーラックのご紹介です。幅63㎝の本モデルはハンガーを掛ける部分に木材を使用しており、組み立てに際しては非常に簡単で、ドライバーなどの工具を用意することなく完成させられます。
移動するのに便利なキャスターを備えており、木製ハンガーラック部分の先端は意図的に出っ張りが設けられ、ここに鞄や帽子を掛けられます。木棒は8㎏、両端はそれぞれ2㎏で、合計12㎏の耐荷重となります。
スリムスタイルのハンガーラックは、玄関でもリビングでも場所を問う事無く使える便利アイテムになります。服の収納場所に困っている場合には、ぜひスリムなハンガーラックを使用してみて下さい。