スピーカーというと有線で接続して使用するもの、というイメージがあるかもしれませんが、Bluetoothでの無線接続で使えるスピーカーも多く存在しています。スマホやPCなどとも手軽に接続でき、360℃タイプなど種類も様々です。今回は、Bluetooth接続式のおすすめスピーカーを紹介します。
Bluetoothスピーカーとは、その名前の通り、無線接続の規格であるBluetoothを用いて、無線で他機器と接続を行い使用するタイプのスピーカーの事です。スマホ、パソコンで利用する際はペアリングさえすれば使えますので、有線接続も不要です。
スマートフォン、パソコンで利用できるBluetoothを使用して、無線で接続するという方式の為か、このタイプのスピーカーはコンパクトなモデルが多いです。ワイヤレスであることも併せて、持ち運びのしやすさも随一と言えます。
無線で使用できるという点でよく混同されがちなのが、Wi-Fiスピーカーです。こちらも名前の通り、自宅で使っているWi-Fiネットワークを使用して機器とスピーカーを接続するタイプですので、主に自宅でオーディオのワイヤレス接続をする際に向いています。
接続の方式がBluetoothという、今やだれもが持っているスマートフォンなどではほぼ確実に使えるものである為、該当機器を使って音楽を聴きたい場合にはBluetoothスピーカーはとても便利です。続いて、選び方のポイントについて解説します。
まず1つは、スピーカー自体の音質や仕様で選ぶことです。スピーカーの性能、音量などに関してはW数で表されるアンプ出力が大きく関係しており、この数値が大きければ大きいほどに、迫力のある音声で出力できます。
5~15Wのモデルなら10畳程度、リビング等の広めの場所では、20W以上のモデルを基準として選んでみましょう。また、スピーカーユニットも音質に関わっており、すべてを1つで賄うフルレンジスピーカーと、複数搭載しているタイプに分かれます。
中型以上のBluetoothスピーカーのモデルであれば、低音域用のウーファーと高音域用のツイーターというように、音域ごとにユニットが分離されているかが重要です。この他、中音域を合わせた3WAYタイプなどもあります。
続いて2つ目は、バッテリーの持続時間、充電方式についてです。ケーブルがいらないために高性能ながらコンパクトに設計されているモデルの多いBluetoothスピーカーは、連続再生時間が長い程、外出時等にも安心して使い続けられます。
充電方式については、あまり充電がされておらず電源が切れてしまった場合でも、USBケーブルを使って給電するタイプであればパソコンやスマホ用の物をそのまま流用できますので、比較的簡単に充電が可能です。充電を気にしたくないのであれば、モバイルバッテリーを携行することをお勧めします。
使う場所、シーンで適したモデルも変わり、例えば家で利用するのならば、直方体や円筒形のモデルがおすすめできます。発音ユニットを多く搭載できますし、ステレオ再生にした際の音も広がるなど、音質面で有利な所が多いです。
アウトドアで使用するのならば、出力、付加機能、複数台接続が可能かの3点を見ておきましょう。音の分散しやすい屋外ではより高出力なスピーカーが求められ、LEDライト等の機能が付いていれば便利、複数台をつなげられればより広範囲で音楽を聴けます。
また、車内で利用する場合にはなるべくコンパクトさを重視して、邪魔にならない事を優先すべきです。サンバイザーに挟んで使うタイプなら運転中に邪魔に感じませんし、シガーソケットで充電できるタイプならバッテリーの心配もいりません。
Bluetoothスピーカーがどんなものなのか、選び方の基準についてなどを簡単にではありますが解説しました。ここからは、本題となるお勧めのBluetoothスピーカーのモデルを紹介していきます。
まず1点目は、アンカーのコンパクトBluetoothスピーカーです。充電はUSB接続方式の、上向きタイプの小型スピーカーであり、幅高さともに6.7㎝、250gの軽量コンパクトな手のひらに収まるレベルのサイズ感ですので、非常に持ち運びもしやすいです。
一度の充電での連続再生時間は最大15時間と、同サイズのコンパクトスピーカーと比較して2倍です。Bluetooth接続のみならず、micro SDカードや有線接続での再生も可能ですし、FMラジオも受信できるなど多彩な使い方ができます。
この値段以下で、出だし(冒頭)の音が途切れないBluetoothスピーカーは見つけられませんでした。やっと見つけられてすごい嬉しいです。出典:Amazon
実際に本モデルを利用した方の口コミでは、2,000円台と低価格ながら良い音質で音楽を聴けると好評化でした。無音の状態から繋げて流し始めた時の出だしの跡切れなどもありませんし、コストパフォーマンスの高い一品であるといえます。
2点目はボーズのBluetoothスピーカーのご紹介になります。手のひらサイズに収まるコンパクトさでありながら、迫力のある音声を出力できます。最長12時間の連続再生ができ、充電もワイヤレス方式で行えます。
低音域を増強する2基のパッシブラジエーターを搭載しており、これがパワフルな重低音再生に貢献してくれています。Bluetooth接続は最大8機まで可能であり、本体のマルチファンクションボタンでスマホが手元に無くとも操作できます。
これより新しい製品も出ていますが音はこれが一番と感じます。
一般的な部屋では控えめな音量でも低音が効いていてBGM用には最高です。出典:Amazon
デュアルパッシブラジエーターをメーカーが推しているだけあって、低音域の再生に関してはやはり迫力があると好評価を受けていました。最大レベルだと音量も中々出ますので、屋外で使用する際にも利用できそうだとされています。
3点目はソニー製のワイヤレスポータブルスピーカーです。IP67の防塵、防水規格によってキャンプやレクリエーションといった、屋外でも気兼ねなく利用できます。ウーファー、ツイーター両方を2基搭載した、高音域と低音を両立した2WAYスピーカーシステムが肝です。
DSP処理により、左右上下に歓声や拍手を分散させてライブ会場に居るかのようなライブサウンドモードも搭載、屋外利用を視野に入れていることがよく分かります。LDAC、AACなどの各種コーデックにも対応しています。
音に関しては白くなので難しい事は分かりませんが、低音ドンドンで自分にとっては好みで大変満足です。LEDも見ているだけで楽しくなります。出典:Amazon
多くのレビューの中で、音質には非常に満足しているという声が見受けられました。AACなどのコーデックに対応している事でiPhoneなどのデバイスにも対応する機能性が合わさり、2万円台と高価なだけはある価値を持っています。
JBLのBluetoothスピーカーは、高価格帯に入る2点目、3点目とは打って変わってリーズナブルな価格設定のモデルです。本体重量184gと軽量、幅も8.6㎝と10㎝に満たない長方形タイプの為、ポケットに入れて楽に持ち運べます。
出力3ワットのフルレンジスピーカーを内蔵しています。ノイズキャンセリング機能を備えたスピーカーフォンも備わっており、電話会議や通話等にも利用できます。IPX7の防水規格に適合しており、水没しても不具合を起こしません。
小さいけどパワフルで音量はいつも半分程度で聞いています。ボーカルが前に出る感じですが、楽器の音も後ろに下がらずなかなか良いバランスだと思います。出典:Amazon
レビューの中でも、コストパフォーマンスの高さが評価されています。コンパクトながら音量は十二分に大きくすることも可能で、iPhoneやウォークマンの接続もでき、防水規格によって風呂場でも利用している方も居る様です。
5点目もソニー製のワイヤレススピーカーです。46mmの大口径フルレンジスピーカーを搭載している上向きのスピーカーで、開口部分のサイズや配置を改善したことにより、従来モデルと比較して30%アップし、重低音と高音域の質が高くなっています。
スピーカー本体にマルチファンクションボタンが付いていますので、手元にスマホが無い状態でも操作できます。IPX7の高レベルな防水規格にも適合していますので、水を使う場所での使用にも適しています。
普段は5万ぐらいのKRIPTONのPCスピーカーで聴いていて音質にはこだわりがある方です。
XB12は、このサイズにしては低音も出ていて高温までバランスよく鳴ります。出典:Amazon
従来モデルからの買い替えで利用されている方が多く、レビューでは重低音も中、高音域も無理なくしっかりと聴こえるようになっていると評価されていました。Bluetooth接続、形状による安定感なども好評の様です。
アンカーのワイヤレスBluetoothスピーカーです。AUXケーブルでの有線接続によりハイレゾ音源の再生も可能なモデルであり、充電ケーブルについてはUSBのType-C規格を採用していますので、スマホやPCのケーブルをそのまま使えます。
高周波ツイーターとウーファーが2基ずつ、パッシブラジエーターも搭載されており、最大30Wの出力を発揮してくれます。専用のアプリケーションもあり、本機をカスタマイズして音楽ジャンルごとの最適なミックスも作成可能です。
全体的にバランス良く小型スピーカーにありがちな高域が耳につく感じがないので良いです。超高域ツイーターも特に強調していないので、自然な高域が聞き疲れしません。おかげでボーカルが引っ込む感じもないので、とてもバランス良いです。出典:Amazon
全体的な音質が非常に良好で、どの音域も聴き疲れする事無く聴いていられると高価です。アプリケーションでの音質調整も明確な違いが分かるレベルであり、1万円以下のアンカー製スピーカーとしてコストパフォーマンスが優れている一機とされています。
JBLの首にかけて使用する、ネックスピーカーと呼ばれるタイプのワイヤレススピーカーのご紹介です。2時間の充電で最大6時間のワイヤレス再生が可能で、デュアルマイクを搭載したことにより首にかけたままで通話なども行えます。
4基のスピーカーにバスブーストユニットを搭載し、迫力あるサウンドに仕上げています。遅延の少ないaptX Low Latencyに対応しており、テレビやゲームなどを視聴する際にもストレスなく利用できるでしょう。
質感、デザイン、機能性に関しては文句なしで、さすがは純正品!と言ったところでしょうか。特に質感は非常に良くて、さすがJBLです!出典:Amazon
ワイヤレスの接続も素早く、音質も価格帯から考えると十分な品質であると評価されていました。音もさることながら、コンパクトスマートで本体やケースの質感が非常に良好であるというレビューが多く見られました。
有機ガラス管を使用したユニークなスタイリングのソニー製スピーカーです。ガラス内に32段階の明るさから選べるLEDライトを備え、インテリア的な扱いができます。
低温から中、高音域まで全音域が360度全方向に広がるサークルサウンドステージという独自音響構造により、臨場感あふれる音質を味わえます。
高音域から低音域まで素晴らしい表現力です。特に重低音の迫力が凄いです。出典:Amazon
キャンドルライトの様に使えるLEDライトのイルミネーションと、推しているだけはある生に近い音質により、高価なモデルな分評価は多く集まっています。
360度全方向に音が広がるワイヤレススピーカーです。AUXの有線接続にも対応し、有線ならではのハイレゾ音質での再生もできる一機です。
ステレオ拡張DSP技術により、全方向にクリアで良質な音源を届けてくれますし、音量に依っては20時間もの連続再生も可能としています。
360度に音が聞こえるため、音質も思った以上によく、LIVEの音楽を流したりするとテンションが上がります!!!出典:Amazon
シンプルなスタイリングで扱いやすく、それでいて360度全方向へ音を飛ばせるために音質に関しても高く評価されており、総じてこのモデルもコスパが優れている一機と言えます。
IPX7防水ポータブルBluetoothスピーカー
JBL FLIP 5ポータブルBluetoothスピーカー1個、ポータブルハードシェルケース1個
10点目もJBL製のワイヤレススピーカーです。IPX7の優れた防水性能を備えた円柱型の丸みを帯びているスピーカーで、屋外仕様にも対応しています。
コンパクトサイズながら20Wのスピーカーによる高出力を発揮してくれ、良質な音質の再現に貢献しています。PartyBoostにより、2台のスピーカーの同時接続も可能です。
サイズからは想像できない音に満足しています。音楽を聞くだけでなくリモート会議にも重宝です。出典:ビックカメラ
口コミの中でもサイズ感と音質については好評な声が多く、満足のいくレベルであると評価されています。リモート会議などに利用している方も居る様です。
曲線的な形状が特徴的なハーマンかーどんのスタジオスピーカーです。アンビエントライトによる特殊なイルミネーションで、視覚的な効果も持ち合わせています。
15Wの中音域をカバーするスピーカーに、100Wの低音域をカバーする高出力ウーファーが合わさり、360度の無指向性サウンドで立体的な高音質を味わえます。
音も大迫力でかなり満足しています。
インテリアにも合うのでオシャレでいい感じです。出典:ビックカメラ
音域に合わせたスピーカーとウーファーを備えているだけあって、音質に関してはどのユーザーの方からも好評、且つインテリア性も気に入っている方が多い模様です。
3本のLEDユニットを搭載したバルミューダのワイヤレススピーカーです。ビート、アンビエント、キャンドルの3つのモードで、曲ごとに異なるイメージのイルミネーションになります。
360度に広がる立体的なサウンドにイルミネーションが合わさり、ライブ感のあるスピーカーになっています。AUXでの有線接続でも利用可能です。
音質はワイヤレススピーカーとして十分満足できますが、インテリアとしての利用価値も高いです。出典:ビックカメラ
ライブ感を感じられる音質もさることながら、やはり特徴的なLEDライトがライブステージ感を演出し、インテリアとしても高く評価されていました。
小型、軽量なデノンのBluetoothスピーカーです。IP67の防塵と防水性能を備え、バッテリーは最長で10時間の連続再生が可能、屋外仕様にも適しています。
5.5Wのフルレンジスピーカーを2基搭載しており、大型のパッシブラジエーターと併せて全音域の迫力は満点。aptX Low Latencyコーデック対応で低遅延です。
防塵で出力の大きいのを探していたらこれに出会いました。充電の持ち、音質、apt-x LL対応、防水防塵とほぼ満足しています。出典:Amazon
BluetoothスピーカーですのでBluetoothでのワイヤレス接続ももちろんできますが、AUXの有線接続に関しても同様に音質の高さなどが認められています。
Bluetooth Ver4.1
最大4A(2ポート合計)のUSBポート付で、充電しながら音楽再生が可能
カー用品メーカーのセイワ製の車内向けワイヤレススピーカーです。Bluetoothでスマホとつなげばハンズフリーで通話もできますし、マイク付きリモコンで一時停止などの操作もできます。
4Wのスピーカーを2基搭載しており、車内向けという事もあってコンパクトでありながら高出力、シガーソケットを使った充電もできます。
スマホから直接聴くより遥かにいいです!ハンズフリーで電話するのも快適だし大満足です!出典:Amazon
スマートフォンから直接音楽を流すよりもはるかに音質に関しては優れていると評価されており、ハンズフリー通話やボタンによる操作など機能性も好評でした。
ラスト15点目はUltimate Earsのテーブルトップ式スピーカーです。フル充電で最大10時間の連続再生ができ、完全防水で使う場所を選びません。
360度全方向に音を飛ばすスタイルで迫力のある音声を再現し、2台同時に接続も可能でさらに臨場感のあるサウンドを作り出せます。
こんな小さめボディなのに繊細かつダイナミックでシャウトする重低音なのに軽くてたまらない神音を奏でます。出典:価格.com
サイズとしてはコンパクトながら、ダイナミックで高出力のスピーカーの依って重低音からしっかりと音が出ており、音質に関しては満足のいった方が多く見受けられました。
円筒型、360度全方向、ネック型など様々なワイヤレススピーカーがラインナップしていますので、ぜひ自分の使い方や求める音質にマッチした一機を使ってみてください。