SSDとはSolid State Drive(ソリッドステートドライブ)の略称で、HDD(ハードディスク)と同じようにデーターを記憶しておくための媒体です。ここでは、HDDに変わる記憶媒体として注目されているSSDの人気おすすめ機種をご紹介していくのでぜひご覧ください。
SSDとはSolid State Drive(ソリッドステートドライブ)の略称になり、HDD(ハードディスク)と同じようにデーターを記憶しておくためのもので、パソコンには必要なアイテムです。今回は、HDDよりも処理速度が早い媒体として注目される、SSDの人気おすすめ機種を内蔵型と外付け型に分けてご紹介していきます。また、SSDの上手な選び方もふれているので興味のある方はぜひ参考にしてください。
HDD・SSDともにパソコンのデータを記憶するためのアイテムですが、この2つにはどんな違いがあるのでしょうか。ここでは、HDDとSSDの違いについて解説していきましょう。
HDDはこれまで、記憶装置の代表的な存在して使用されてきました。その仕組みは、プラッタと呼ばれる金属のディスクを複数枚重ね合わせた構造で、ディスクをモーターで回転させながら、データを磁化させて読み書きしています。1つのドライブに保存できるデーター量が大きいというメリットがありますが、構造上衝撃に弱く消費電力が大きいのが難点です。
SSDは磁気ヘッドや磁気ディスクは使用せず、半導体を用いてデータを保存します。HDDよりも価格が高い・保存できるデータの容量が少ない・突然故障してしまいデータの読み取りができなくなることがあるなどの難点があります。しかし、衝撃には強く・読み書きの速度が速いのがメリットです。また、発熱や消費電力が少ない・作動音がない・サイズが小さくて軽いというメリットもあります。
ここまでは、衝撃の強さやデータ量の大きさなどSSDとHDDの違いついて解説してきました。ここからは、SSD上手な選び方をチェックしていきましょう。
SSDを選ぶうえでチェックしておきたい項目1つ目は「保存容量」です。SSDの容量にはさまざまなタイプがありますが、128GB~1TBまでの商品が主流となっています。
パソコンのシステムドライブを保存するなど高速化が目的なら容量は128GBあれば十分ですが、写真や音楽データ・ゲームのデータなども保存したい場合は、容量が500GB以上あるものがおすすめです。また、データ量が大きくなる高画質の画像や動画が目的の場合は1TBはある製品を選ぶようにしましょう。
SSDを選ぶうえでチェックしておきたい項目2つ目は「PCとの接続方法」です。SSDをパソコンに接続するには、いくつかの方法がありますが、もっとも手軽なのが「USB」で接続する方法です。パソコンのUSBポートに挿すだけで認識してくれるので初心者でも簡単に接続できます。また、衝撃に強くサイズがコンパクトなので持ち運びに便利なところも魅力です。
さまざまな用途で活躍するのが「SATA」を使った接続方法です。SATAとはパソコンとSSDを接続するための規格のひとつで、転送速度によりいくつかの種類がありますがSATA3.0が現在の主流です。後付けをする場合、パソコン内部に取り付ける必要があるので手間がかかるのが難点です。
「M.2」はパソコンの内蔵拡張カードのフォームファクタと接続端子を定めた規格で、Intel 9シリーズ以降のマザーボードに採用されており、機能性と柔軟性に優れています。本体に接続するのに、ケーブルは使わずマザーボードのスロットに直接差し込んで使用します。インターフェイスによってデータ転送速度を高速化できるのが魅力です。SATA同様に後片付けたり交換したりするにはテクニックが必要です。
SSDを選ぶうえでチェックしておきたい項目3つ目は「読み書きの速度」です。先程も解説したように、HDDとSSDでは保存の仕方に違いがありSSDを使用した方が速く読み書きができます。とはいえ、SSDの中でもスペックにより読み書き速度が違ってくるので、できるだけ高スペックのSSDを選ぶようにしましょう。
SSDを選ぶうえでチェックしておきたい項目4つ目は「寿命」です。半導体メモリが使われているSSDには寿命がないと思っている方もいるかもしれませんが、SSDにも寿命はあります。
その寿命は、使用頻度によりことなりますが、およそ5年程度だと言われています。書き込みの回数が増えると寿命も短くなるので、寿命を迎えるまえに有効な対策をしておきましょう。
SSDを選ぶうえでチェックしておきたい項目5つ目は「メーカー」です。SSDは「東芝」「サムスン電子」「Plextor 」「インテル」などさまざまなメーカで取り扱っています。各メーカーより特徴がことなるので、自分の条件にあったメーカーを選ぶようにしてください。
ここまでは、SSDの上手な選び方について解説してきました。ここからは、内蔵型の人気メーカーのおすすめSSDをチェックしていきましょう。
内蔵型の人気メーカーのおすすめSSD1つ目にご紹介するのは「サムスン 860 EVO 500GB SATA 2.5」です。韓国の電子製品メーカーであるサムスンが取り扱うこの機種は、最大520MB/秒での連続書き込みと550MB/秒の連続読み出しを可能にしています。耐久性にも優れており、5年または最大2,400TBWを保証くれるのもポイントです。
【基本情報】
転送速度 | 読み出し:550MB/秒 書き込み:520MB/秒 |
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容量 | 250GB・500GB・1TB・2TB・4TB |
インターフェース | SATA 6Gb/s,・SATA 3Gb/s またはSATA 1.5Gb sと互換性あり |
内蔵型の人気メーカーのおすすめSSD2つ目にご紹介するのは「Crucial 500GB MX500 内蔵2.5インチ」です。Micron 3D NANDフラッシュテクノロジーが採用されているこの機種は、コンピュータの速度と放熱性の向上を効果的にしています。また、消費電力が少なくコストパフォーマンスに優れているところも魅力です。5年間の限定保証もついています。
【基本情報】
転送速度 | 読み取り:560MB/s 書き込み:510MB/s |
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容量 | 250GB・500GB・1TB・2TB |
インターフェース | SATA 6.0Gb/s |
内蔵型の人気メーカーのおすすめSSD3つ目にご紹介するのは「CFD CSSD-S6M01TCG3VZ CG3VZ」です。この機種は、CFDのエントリーモデルながらハイエンドモデルに引けを取らない書き込み耐久性を備えています。Smart ZIP を採用することで、データの書き込み処理の効率化を向上させているほか、3年の保証期間がついています。
【基本情報】
転送速度 | 読み出し:550 MB/s 書き込み:510 MB/s |
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容量 | 1TB |
インターフェース | SATA 6Gb/s |
内蔵型の人気メーカーのおすすめSSD4つ目にご紹介するのは「SanDisk 内蔵 2.5インチ SDSSDA-240G-G26」です。この機種は低価格でありながら、耐久性や転送速度などの機能性優れているのが魅力です。また、HDDと比べると消費電力が抑えられるため、PC電源装置や冷却システムへの負荷が抑えることもできます。保証期間は3年となっています。
【基本情報】
転送速度 | 読み出し:530MB/秒 書き込み:440MB/秒 |
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容量 | 120GB・240GB・480GB 1TB・2TB |
インターフェース | SATA3.0 (6Gbit/秒) |
内蔵型の人気メーカーのおすすめSSD5つ目にご紹介するのは「キングストン Q500 240GB 2.5インチ SATA3」です。優れた耐衝撃と耐震動性能を持っているこの機種は、衝撃によるデーターの紛失を防ぐ防いでくれます。薄さは7mm重さは41gと軽量コンパクトで、ノートパソコンとデスクトップに最適です。
【基本情報】
転送速度 | 読み出し:500MB/秒 書き込み:350MB/秒 |
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容量 | 120GB・240GB・480GB・960GB |
インターフェース | SATA Rev. 3.0 (6Gb/秒) チップ: 3D TLC NAND |
内蔵型の人気メーカーのおすすめSSD6つ目にご紹介するのは「Transcend PCIe M.2 128GB NVMe PCIe Gen3 x4」です。この機種は、NVMe™規格に対応したM.2 SSDです。PCIeインターフェースと3D NANDフラッシュを搭載することで、高速パフォーマンスだけでなく優れた信頼性と耐久性を備えています。また、安心の5年間保証もついています。
【基本情報】
転送速度 | 読み出し:1,500MB/秒 書き込み:400MB/秒 |
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容量 | 128GB・256GB・512GB・1TB |
インターフェース | M.2 2280 NVMe PCIe Gen3 x4 |
ここまでは、内蔵型の人気メーカーのおすすめSSDをご紹介してきました。ここからは、外付け型の人気メーカーのおすすめSSDをチェックしていきましょう。
外付け型の人気メーカーのおすすめSSD1つ目にご紹介するのは「シリコンパワー 512GB USB3.1 Gen1 Type-C」です。この機種は、携帯性に優れたスリムなデザインが魅力で、強靭なアルミボディがまさかの衝撃から大切なデータを守ります。また、動作がひと目でわかるLEDインケージが付いているほか3年間の保証も付いています。
【基本情報】
転送速度 | 読み出し:440MB/秒 書き込み:430MB/秒 |
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容量 | 256GB・512GB・1TB |
インターフェース | USB |
外付け型の人気メーカーのおすすめSSD2つ目にご紹介するのは「サムスン T5 500GB USB 3.1 Gen 2」です。この機種は、重さ51g・57.3mm✕74mmと軽量かつコンパクトで持ち運びに便利なところが魅力です。また、衝撃にも強くデータ保護にも最適です。ブルー・レッド・ブラックからお好みのカラーが選べます。
【基本情報】
転送速度 | 540MB/秒 |
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容量 | 500GB・1TB・2TB |
インターフェース | USB 3.1 Gen2/下位互換(USB3.0/2.0) |
外付け型の人気メーカーのおすすめSSD3つ目にご紹介するのは「BUFFALO USB3.1 Gen1 1TB」です。この機種は、スピーディーなデータアクセスが可能で、新設計のコネクターで接続のトラブルを軽減してくれます。また、万が一の落下からデータを守る、耐振動・耐衝撃設計になっているところも魅力です。保証は1年間となっています。
【基本情報】
ロード時間 | 14.8秒 |
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容量 | 120GB・240GB・480GB 1TB・1.9TB |
インターフェース | USB 3.0 Type A ソリッドステートドライブ |
外付け型の人気メーカーのおすすめSSD4つ目にご紹介するのは「SanDisk 1TB USB3.1 Gen2」です。この機種は、重さ38.9g・49.55mm✕96.2mm軽量コンパクト設計なので持ち運びにも便利です。IP55規格に対応した、防滴・防塵性能でさまざまな状況からデータを守ってくれます。1年間データ復旧ソフトの利用が可能で3年間の安心保証もついています。
【基本情報】
転送速度 | 読み出し:550MB/秒 |
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容量 | 250GB・500GB・1TB・2TB |
インターフェース | USB |
外付け型の人気メーカーのおすすめSSD5つ目にご紹介するのは「I-O DATA 1TB 耐衝撃 軽量 USB3.1 Gen1」です。この機種は、耐衝撃・耐振動に優れており、高さ1.2mからの落下しても大切なデータを守ります。軽量コンパクトで持ち運びに便利なほか、バスパワー駆動なので電源が不要ところも魅力です。
【基本情報】
転送速度 | 読み出し:400MB/秒 書き込み:400MB/秒 |
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容量 | 500GB・1TB・2TB |
インターフェース | USB |
外付け型の人気メーカーのおすすめSSD6つ目にご紹介するのは「エレコム 240GB USB3.1 Gen1」です。高い耐衝撃性と耐振動性を持つこの機種は、落下や持ち運び時の振動から大切なデータを守ってくれるので安心して持ち運びができます。パスワード自動承認機能付セキュリティソフトで最大3台までパスワード設定が可能です。また、未使用時にはケーブルが本体に収納できるところも魅力です。
【基本情報】
転送速度 | 410MB/秒 |
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容量 | 120GB・240GB・480GB・960GB |
インターフェース | USB 3.0・USB 2.0 |