肌の乾燥が気になる、香水は付けたくないけれど香りの良いものを身に付けたいといった男性におすすめなのがメンズボディクリームです。しかしつけ慣れていないとどんなものを選んだら良いのか迷ってしまうでしょう。そこで今回は、女性受けするよい香りのメンズボディクリームについてご紹介します。
今までボディクリームをあまり使ったことがないという男性も多いかもしれません。ボディクリームと聞くと、女性向けの商品が多いように思われるかもしれませんが、男性向けもしくは男性も使えるユニセックスタイプのボディクリームもたくさん出ています。ここではメンズボディクリームの用途や使うメリットなどについてご紹介します。ぜひ参考にしてみて下さい。
メンズに限らず、ボディクリームとは体の保湿をするためのクリームのことで、ローションなどに比べ硬めのテクスチャーで油分が多く、高い保湿効果が期待できます。特にかかとやひじなど乾燥し過ぎて肌がカサカサになっている部分に効果的です。
ボディクリームは年間を通して使うことができますが、特に乾燥しやすい冬は衣類と肌が接触して摩擦することによりさらに乾燥しやすくなっているので、ボディクリームで肌を守っておくと安心です。
ボディクリームというと女性が使っているイメージが強いかもしれませんが、男性にもおすすめです。欧米では男性もシャワーの後に積極的に使っています。
どんなに仕事ができてスーツ姿が決まっていても、肌がかさかさと乾燥し、スーツの生地との摩擦で皮が粉を拭いたようになってしまうと、ほかの方に対して残念な印象を与えてしまいます。仕事をしている男性の肌がほどよく潤い手入れがされていると、きちんと自己管理ができる方という印象を与え、自然と好感度も高くなります。
また、さわやかな香りを身に付けたいけれど、香水は匂いがきつすぎて気になるという方もいるでしょう。香り付きのメンズボディクリームであれば、香水を付けなくても心地よい香りをいつでも身にまとうことができます。香水代わりに使うのも名案です。
メンズボディクリームを選ぶ時、自分自身が好きな香りを選ぶことも大切ですが、女性受けする香りを選ぶのもよいでしょう。特に女性は香りに敏感ですし、女性の多い職場やプライベートでパートナーに心地よく思ってほしいといった場合には、女性が好きな香りを選ぶのが無難です。ここで女性の好きな香りについてご紹介します。
不特定多数の方とすれ違う職場での反応が気になるのであれば、フレッシュで爽やかな香りがおすすめです。マリン系の香りや柑橘系の匂いは世代に関係なく好かれやすいので、香りをつけ慣れていない男性でも安心してつけられます。
きつい香水の匂いは苦手だけれど、すれ違った時にさり気なく香る程度のフレッシュで爽やかな香りは好きという女性も多いので、香りに迷ったらマリン系もしくは柑橘系がおすすめです。
フレッシュで爽やかな香りは万人受けしやすいですが、裏を返すと印象に残りにくいともいえます。たとえばデートや妻と過ごす時など、もう少し違った香りが欲しい時は、甘さを感じさせる優しい香りもよいでしょう。
その匂いを嗅いだ方がリラックスしてやさしい気持ちになれるような、そんな香りのボディクリームであれば、きっと自分自身もリラックスして過ごせるはずです。自分のイメージに合った、やさしい香りを見つけてみましょう。
よくある香りではなく、もう一歩踏み込んで個性的な香りと身に付けたいと考えているのであれば、男らしい深みのあるセクシーな香りもおすすめです。
男性的なスパイス系の香りや、落ち着いたウッディー系の香りなど、クールで洗練された男性のイメージを彷彿とさせる香りであれば、すれ違った時に女性の印象にも残りやすいでしょう。
爽やかな香りに飽きたら、こういった香りで気分転換をしたりイメージチェンジを図ってみたりするのもよいかもしれません。スパイス系の香りは得手不得手があるので、できれば店頭などで実際に嗅いでみて、身に付けたい香りか判断してみて下さい。
ここでは実際に、女性も好きなよい香りのメンズボディクリー9選についてご紹介します。選ぶ時の参考にしてみて下さい。
爽やかなシトラス系の香りを探しているのであれば、ロクシタンのヴァーベナシリーズのボディーローションがぴったりです。ユニセックスで使えるすっきりとした香りなので、パートナーと一緒に使うこともできます。気になったら、ロクシタンの店舗で実際にテスターを使うか、試供品をもらうのもよいでしょう。
長時間ほのかに心地よい香りを身にまといたいのであれば、香りに重点を置いたこのグルーミングバームがよいでしょう。「地中海シトラス」、そして「ウッディ・ムスク」と「マリン・フローラル」という三つの香りをブレンドしているので一日中爽やかに香ります。さらに消臭とうるおい効果のある「カキタンニン」を配合しているので、これ一つで安心です。
スキンケアブランドとして定評のあるジョンマスターオーガニックのボディミルクは、しっかりと肌に潤いを与えながら、オレンジとバニラの甘さと爽やかさが混ざった香りで体を優しく包んでくれます。性別に関係なく使える香りなので、女性受けもよいでしょう。
パートナーもしくは家族と一緒に使ってみるのも一案です。ボディクリームとしてはもちろん、手の乾燥が気になった時にハンドクリームとして使うこともできます。ポンプ式なので、思いついたらさっと使えるのも便利です。
イスラエルの死海にあるミネラルにこだわった商品開発をしているイスラエル発のコスメブランド、サボンのボディーローションもおすすめです。サボンはフランスを始めとしたヨーロッパそして日本にも店舗を構えている世界的に有名なブランドで、ボディケア商品を多く取り揃えています。
スクワラン、ボラージ、アーモンド、アボカド、オリーブなどの天然オイルが配合されており、肌の奥までしっかりと保湿しながらやさしいムスクの香りが感じられます。
「ローラ メルシエ」は、フランス人メーキャップアーティストのローラ メルシエが1996年に設立したブランドで化粧品を中心に世界的に有名です。スキンケア製品のラインナップも豊富で、中でもホイップトボディクリームは、その名の通りホイップクリームのような滑らで軽いテクスチャーがポイントです。
同商品には5種類の香りがありますが、中でもアンバーバニラは甘すぎない優雅な香りで人気を集めています。男女関係なく使える香りなので、やさしくほどよく甘い香りを求めている男性にもぴったりです。
レイヤードフレグランスの「クレムドゥパルファム」はクリーム状の香水で「近くで優しく香る」というコンセプトのもとに誕生しました。30㎝以内に近づいたときにはじめて匂いを感じる程度の香りなので、きつい香水は苦手という方でも安心して使えます。
日本人の肌に馴染みやすく浸透しやすいクリームなので、海外製品は不安という方でもこれならば毎日愛用できるでしょう。香りも6時間持続するので、朝つければ午後まで香りを楽しめます。
サンタ・マリア・ノヴェッラはイタリアのフィレンツェで誕生したブランドで、高品質の天然栽培の草花や天然油脂を使ったスキンケア商品や食品などで知られています。天然の植物成分を使っているので、肌がデリケートな男性でも安心して使えます。こちらは男性向けのボディクリームとなっており、スパイシーな香りが魅力です。
昔からあるヴァセリンをご存知の方も多いでしょう。このヴァセリンは美容保湿成分を配合しており、肌の奥までしっかりと浸透して乾燥を防いでくれます。柔らかいクリーム状なので、手に取って肌に伸ばしやすい仕様となっています。無香料のボディクリームなので、香りが気になる方にはおすすめの商品です。これならばいつも使っている香水とも併用できます。
ユースキンの保湿クリームは昔から乾燥しやすいデリケート肌の方でも安心して使えると好評です。シソの葉エキス配合でカサカサに乾いた肌も優しく守ってくれます。無香料タイプなので、家族で一緒に使うのもよいでしょう。
ここでメンズボディクリームの正しい使い方についてご説明します。ボディクリームは正しい使い方をした方がより効果が感じられます。参考にしてみて下さい。
まず、ボディクリームを塗る時は清潔な肌に塗るようにしましょう。汗をかいたり汚れたりしている肌に塗ると、クリームを媒介にして雑菌が繁殖する可能性があります。一番理想的なタイミングはお風呂上がりです。タオルで体の表面に付いている大まかな水分を拭きとったら、そっとクリームをのせ、やさしく手のひらで伸ばしていきましょう。
この時、完全に体をごしごしと拭いて水分をとってしまうよりもある程度肌が湿っている方がクリームが浸透しやすくなります。肌がお風呂で吸収した水分が蒸発しないよう、クリームで上から蓋をするようなイメージです。
お風呂上がり、肌が乾燥しないうちに塗ることをおすすめします。お風呂場もしくは脱衣所にボディクリームを常備しておくとよいでしょう。リンパを流すように塗れば、マッサージ効果も期待できます。
今回はメンズボディクリームについてご紹介しましたが、いかがでしたか?ボディクリームによっては保湿効果だけでなく香りの効果がある商品もあります。ビジネスやプライベートなど、ボディクリームを香りで使い分けてみるのも素敵ですね。今回の記事を参考にして、気持ちよく使えるボディクリームを探してみて下さい。