毎日の料理に、作り置きの保存に、お菓子の保存に、小分け用バッグとしてなど、生活においてジップロックは必須アイテムとなっているご家庭も多いのではないでしょうか。冷蔵にも冷凍にも使えるので重宝するはずです。
ここではそんなジップロックの便利な使い方についてまとめてみました。電子レンジでの使い方や簡単レシピなど、今から使える便利アイデアをご紹介いたします。
目次
ここでは電子レンジで使えるタイプのジップロックについてチェックしてみましょう。電子レンジも普段の生活の中で必須家電と言われるほど身近な存在なので、ジップロックと電子レンジが使えるとなると更に便利になるはずです。
ジップロック®フリーザーバッグとジップロック®イージージッパー®は電子レンジで使用することができます。冷凍しておいた料理や食材をそのまま解凍することができるので、毎日の料理の幅が広がるのではないでしょうか。ただし加熱には向かないタイプなので、冷たくなったしまった食材やスープ(常温)を温めることは控えて下さい。
ちなみにジップロック®ストックバッグは冷凍用に製造されているわけではなく、常温用+冷蔵用となります。電子レンジでは使用しないようにして下さい。ジップロック®ストックバッグを使用する時は冷蔵での料理保存や、小分け用のバッグとして活用しましょう。
食材や料理を保存する時はしっかりと密封する必要がありますが、電子レンジで解凍する時はチャックを少し開けるようにして下さい。また冷凍状態から解凍すると水分が出やすくなりますので、できればジップロックの下に耐熱性のお皿をセットしておくとレンジが濡れずにすむので安心です。
ジップロックで湯煎する場合は鍋に直接入れずに、100℃前後のお湯に入れるようにして加熱しましょう。直接火にかけたり、温度が高すぎると袋自体が溶けてしまう可能性があるので絶対に止めて下さい。ちなみにコンテナタイプも湯煎には対応しています。
電子レンジでも利用できるジップロックについて更に詳しく解説しています。使い方次第でどんどん便利になるジップロックは、どのご家庭でも大活躍してくれるでしょう。
ジップロックのコンテナータイプも電子レンジで解凍・加熱することができます。料理のストックや小分けだけではなくお弁当ボックスとして活用することもできるので、電子レンジを使って温かい料理を頂きましょう。高密封が可能となるので、料理の質を落とさないというメリットも同時にあります。
ジップロック®スクリューロック®はフタをするというよりはフタを開け締めするタイプです。そのおかげでしっかり密封することができるので、スープな粉末を保存するのにも適しています。電子レンジで加熱することも可能となっていて、更に使いやすくなっています。
電子レンジで温める時は必ずフタを少しずらすようにして下さい。高密封なのがジップロックの大きな魅力ではありますが、急激に熱を加えることで圧力でフタが外れ飛んでしまう可能性があるので危険です。うまく熱を逃すようにしてあげるのがポイントとなります。
またカレーやシチュー、肉じゃが、味噌汁などの油分を含む料理を温める時は温めすぎないように注意しましょう。突沸現象が起こり、自分が設定していた温度よりも高温度になってしまう可能性があります。レンジの中の様子をこまめに見て、温度調節をする必要があります。
仮に耐熱温度を超えてしまうと容器の形が変形してしまったり、溶けてしまうこともあります。あまり加熱しすぎないように意識することが大切です。
ここでは袋タイプのジップロックをご紹介いたします。縦にも横にも保存できるので、冷蔵庫の中でも常温でもストックしやすくなっています。しっかり密封できるという魅力もありますので、是非参考にしてみて下さい。
『冷凍から電子レンジ解凍フリーザーバッグ』はつまみを動かすだけで空気を逃してしっかり密封することができるので、食材の酸化や劣化を防ぐことに繋がります。表面にはジップロックの中身が一目で分かるように料理名や日付を記入できる箇所が設けられていて、食材を無駄にすることがありません。
常温はもちろん、冷蔵・冷凍に対応しているジップロックとなります。細かく分けて保存できること、そして開け閉めが片手でもできるという利便性がメリットです。
『冷蔵・常温保存にストックバッグ』ならストレスフリーに密封して、取り出したい時に取り出すことができます。センターにつまみやすいOpen Tabが付いていることで更に利便性が高まりました。ピンクカラーも目をひくので、保存していても分かりやすくなっています。
冷蔵する時にも常温で保存する時にも使えるため、使い方は様々です。食材の保存を始め服や小物の整理用としての小分けバックとしても便利なアイテムと言えるでしょう。表面のラベルに保存している内容を書いておくと、探している時に見つけやすくなるのでおすすめです。
『お出かけや小物の整理にお手軽バック』は明るいグリーンカラーを採用したジップロックで、パッと見ただけで目につきやすくなっています。電子レンジ非対応バッグではありますが、小分け用バッグとして非常に使いやすいタイプとなっています。
Sサイズ、SSサイズと小さめのサイズ感なので小物やお薬の仕分け、靴下や下着を分けてみたりなど、細々したものを効率よく整理することができます。密封性が高いことには変わりはありません。そのためご自宅だけではなく、出張先や旅行先でも使いやすく、バッグの中に入れておくと使い勝手が良いはずです。
『大きなマチのスタンディングバッグ』は底がしっかりとしたマチ付ジップロックで、自立してくれるタイプです。手で支えなくても立ってくれるため、料理の時でも大活躍してくれることは間違いありません。開口も大きく広がる構造になっていて、取り出す時も非常に便利と言えます。
また横に長いジップロックなので、きゅうりのような細長い食材を保存するのにも向いています。もちろん常温保存から電子レンジ解凍まで対応しているため、使い勝手も素晴らしいです。
ここではタッパータイプのジップロックを見てみましょう。縦に連携させて保存することもできたり、サイズのバリエーションも豊富なので、常温にも冷蔵にも使いやすいと感じるはずです。
『重ねてスッキリコンテナー』はセンターに書かれた矢印ボタンを押すだけで空気を抜いて、中を密封状態にすることができます。たったワンプレスで開閉できる利便さは、デイリー使いしやすいと言えるのではないでしょうか。
小さいサイズから大きいサイズまでたくさん種類がありますので、料理の作り置きストック以外にもおもちゃを片付けたり、ペットのごはんの仕分けに使う時にも使いやすいです。縦に連携させて保存できるので、冷蔵庫の中でも通常の部屋でもスマートに保存できます。
ちなみに保存用だけではなく、お弁当としておかずやご飯を入れて持って行くのもおすすめできます。美味しい状態を密封した状態で保存できるのでいつでも美味しく食べられます。またレンジで温めることができるため、まるでできたてのような温かさを再現することができます。
『クルッと簡単 開け閉めスクリューロック』は上に重ねて綺麗にストックできます。見た目も統一してスッキリするので、1つだけではなくいくつか持っていると更に使いやすくなるでしょう。回して開け閉めするタイプのジップロックなので、1度閉めると中を完全に真空することができます。
例え横に倒れたとしても中身がこぼれにくくなってなっているため、スープの保存や粉を保存するのにも便利なタイプと言えます。料理や食材の質を常に良い状態でキープしますので、新鮮さを失いません。ペットフードの保存にも最適となっています。
比較的小さなサイズ感となっていますので、ちょっと持ち歩くのにも便利です。こぼれる心配がなくバッグの中でも安心して置いておくことができます。
ここではジップロックを使って簡単に作れる美味しいレシピをご紹介いたします。一見難しそうな料理でもジップロックさえあれば工程が簡単になる上に時短化にもなるので、1度覚えておくと更に料理のレパートリーが増えるでしょう。
用意する材料 | 量 |
---|---|
パスタ | 約100g |
水 | 250ml |
ソーセージ | 2本(好みでOK) |
ピーマン | 1個 |
オリーブオイル | 大さじ1 |
コンソメ | 小さじ1 |
塩 | 適量 |
ニンニクチューブ | 1cm程度 |
ケチャップ | 大さじ3 |
粉チーズ | 適量 |
ジップロックを使えば鍋を使わなくても簡単にナポリタンを作ることができます。大量のお湯を沸かすこととも、フライパンに移して炒めることもありません。ただ材料をすべてジップロックに投入して電子レンジでチンするだけなので、料理が苦手な方でもチャレンジしやすくなっています。
まずはソーセージとピーマンを食べやすい大きさに切ります。好みの大きさで良いので、そこまで気を使う必要はありません。そしてコンテナタイプのジップロックに水を250ml入れて、コンソメ、ニンニクチューブ、塩、オリーブオイルを投入してよく混ぜます。
そしてソーセージ、ピーマン、パスタを入れましょう。そのままフタをしない状態で、パスタのゆで時間に3分追加してレンジでチンします。後はレンジから取り出してよく混ぜて完成です。もしここで水分が残っているようでしたら捨てましょう。
通常のナポリタンは鍋やフライパンを使って手間をかけて作らないといけない料理ですが、ジップロックならその面倒な手間をすべて省くことができます。お腹が空いた時でもすぐに作ることができるので、パスタ料理が身近に感じられるはずです。
材料も冷蔵庫にあるようなもので作れるので、ハードルも低いです。ちなみにウインナーやピーマンなどの材料はお好みで変えても美味しく出来上がりますので、必ずしもこだわる必要はありません。ランチにディナーに、美味しいナポリタンを作ってみましょう。
用意する材料 | 量 |
---|---|
鶏むね肉 | 1枚(300g) |
ニンニク | 1かけ(チューブでもOK) |
チリパウダー | 小さじ1/2 |
塩コショウ | 適量 |
コンビニでもよく見かけるサラダチキン、実はジップロックでも作れます。ダイエットフードとしてもサラダとしても大人気のサラダチキンが自宅で簡単にできるので、いつでも好きな時に食べられます。作り方も簡単なので、誰でもすぐに取りかかれます。
まずは鶏むね肉を半分にカットして、すりおろしたニンニク(※チューブの場合はそのままで)、チリパウダー、塩コショウを揉みこむようにすりこませます。そして空気を抜くようにしてジップロックを閉めましょう。
この時5分~10分程度放置すると、更に味が染みこんで美味しくなります。そして鍋にお湯を沸かして、2分~3分ほど茹でて下さい。こまめに裏返すこともポイントです。後は火を止めて、フタをした状態で20分程置いて下さい。粗熱が取れたらジップロックから出して、お好みのサイズにカットして出来上がりです。
サラダチキンは低カロリーなので、いつでも食べられるというのが大きな魅力となります。メイン料理としてもお腹が空いた時の小腹を満たす用としても非常におすすめの料理です。材料費も安く抑えることができるので、サラダチキンをジップロックで作ってみましょう。
用意する材料 | 量 |
---|---|
玉ねぎ | 中2個(300g) |
オリーブオイル | 大さじ1 |
塩 | 小さじ1/2 |
水 | 300ml |
固形スープの素 | 1個 |
バゲット | 1枚 |
パセリ | 適量 |
パルメザンチーズ | 適量 |
玉ねぎの甘さを堪能できるオニオンスープもジップロックにかかればあっという間です。まずは下準備として玉ねぎをみじん切りにしてジップロックに入れて冷凍しておきます。今度はフライパンにオリーブオイルを入れて熱を加え、そこに冷凍玉ねぎを投入しましょう。
強火で一気に過熱することが重要です。解凍されて水気がなくなってきたらすぐに中火に切り替えて下さい。飴色になってきたら水、固形スープを入れます。煮立ったら弱火にして更に5分煮込みましょう。これでオニオンスープの完成です。あとはカップスープに盛り付けて、お好みのバケットを乗せます。
「あと一品何か欲しい」という時にもピッタリなオニオンスープは健康にも良い万能スープです。意外と簡単に美味しく作れるレシピなので、是非活用してみて下さい。美味しく健康的なオニオンスープを作って、食卓を更に豊かにしましょう。
ジップロックは料理やお菓子、小物など様々なものを保存できるだけではなく料理の便利アイテムとしても大活躍しますので、家に1つあるととても使い勝手が良いです。冷蔵できるタイプ、冷凍できるタイプ、常温で保存できるタイプと色々なパターンがあります。
ご自身が必要とするタイプのジップロックを見つけて、更に便利なライフスタイルを目指しましょう。袋でもコンテナでもどちらでもジップロックは便利です。色々な使い方ができるからこそ、どのご家庭でもメリットがあるのでしょう。
スーパーやドラッグストア、ネットでも簡単に購入することができるので、いくつかストックしておいて利用目的によって使い分けてみて下さい。もちろんご自宅だけではなく職場や旅行先でもジップロックは色々な使い方ができるのでおすすめです。