家を建てたり購入して生活していると、老朽化や生活パターンの変化から、リフォームが必要になることもあります。ですが、費用がかなりかかってしまうため、なかなか踏み切れずにいる方もいらっしゃるのではないでしょうか?実はリフォームには、特定基準を満たすと補助金が下りる精度があるんです!今回はお得にリフォームできる補助制度をご紹介します。
「エネファーム(家庭用燃料電池システム)」をリフォーム時に導入することで、国がその費用の一部を支援してくれる制度です。他の省エネ関係の制度とは違い、面倒なエネルギー効率の計算等は不要で、システムを購入、設置して、それを使用すれば補助金を受けることができます。
なお導入する燃料電池が「固体高分子形燃料電池(PEFC)」だった場合、5~11万円「固体酸化物形燃料電池(SOFC)」だった場合は8~16万円の補助が受けれます。
募集期間は2018年2月23日までとなっていますので、申し込みを希望する方はお急ぎください。
住宅の劣化対策と耐震性の向上、省エネ対策などを目的としたリフォームに対し、補助金が支給される制度です。事前採択タイプと通年申請タイプの2つがあり、条件は以下のとおりとなっています。
●事前採択タイプ
・長期優良住宅の基準に適合しており、その認定を受けている
・一次エネルギーの消費量が、省エネルギー基準比20%削減していること。
・住戸の規模が原則75平方メートル以上
・工事前に、建築士にインスペクションを実施してもらうこと。
…など
●通年申請タイプ
・リフォーム後の住宅性能が、劣化対策・耐震性共にA基準を満たす
・一定の規模を満たす住宅であること。
・工事前に、建築士にインスペクションを実施してもらうこと。
・定められた期限の間に工事を着手~完了させること。
…など
補助金額はタイプや満たした基準によりますが、最大250万円の補助が支給されます。なお募集期間は2018年2月23日までとなっています。申し込みを希望する方はお急ぎください。
介護保険に入っている場合は、現在住んでいる家のバリアフリー化工事をする際、補助金を受け取ることが出来ます。対象者は「要支援1~2」、「要介護1~5」の方です。手すりの取り付け・段差の解消など、バリアフリー化に必要な改修工事に対して給付されます。詳しくはケアマネージャー等に相談しましょう。
補助金の上限は20万円(工事費の9割が保険から支給されるため、実質の支給額は18万円)となっています。
申請の際は、お住まいの地区の役所に行き、対応窓口で行ってください。
なお、自治体によっては、バリアフリーに関する補助金が他にもある場合があります。事前に確認しておくとさらに補助が受けれるかもしれませんよ。
各自治体で独自に、リフォームに関する補助制度を行っています。例えば東京都では、断熱窓をリフォームする際、補助金が出ます。
●条件
1.東京都にある既存住宅(リフォーム対象の建物が東京にあること)
2.特定の製品を使うこと(断熱性能が認められているものであること)
3.工事の前に申請を行うこと(先に工事して後から申請するのはNG)
条件を満たした場合は、1戸当たり最大50万円支給されます。
こちらは2017年に公布されましたが、2020年まで有効です(但し予算がなくなり次第終了)。早い者勝ちなので希望する方は条件をよく確認して早めに申請してください。
他にもたくさんの補助がありますので、一度お住まいの地区でどういう制度があるか確認してみましょう。
地方公共団体における住宅リフォームに係わる支援制度検索サイト
愛着がある家だからこそ、これからも長く住んでいきたいですよね。でも老朽化は免れない問題です。リフォームは資金がかかり、家計的にも一大イベントですが、事前に補助金を申請しておけば、負担を軽減することができるかもしれません。リフォームを検討している方はよく調べてみましょう。お得にリフォームできるかもしれませんよ!