フリードは「街乗り」から「長距離ドライブ」まで、さまざまなシーンで活躍するコンパクトタイプのミニバンです。ここでは発売以来、幅広い世代から愛されているフリードが「車中泊に適しているか」などの使い勝手を徹底調査していきます。また、フリードでの車中泊に役立つおすすめグッズもご紹介していくのでどうぞご覧ください。
目次
ホンダフリードはモビリオの後継車として、「運転しやすいサイズでありながら、室内空間にもゆとりがあるコンパクトミニバン」として発売されました。これまで女性向けのデザインが多かったコンパクトミニバンに、男性でも乗りやすいデザインを取り入れたことで幅広い世代から人気を集めています。
今回は、「街乗り」から「長距離ドライブ」まで、さまざまなシーンで活躍するフリードは「車中泊に適しているか」などの使い勝手を徹底調査していきます。また、車中泊で使い勝手が良いホンダフリードのオプションと合わせて便利おすすめグッズもご紹介していくので興味のある方はぜひ参考にしてください。
車中泊で使い勝手が良いホンダフリードのオプションや便利おすすめグッズをご紹介する前に、まずは「フリード」と「フリード+」の違いについて解説していきましょう。
フリードとフリード+では、乗車できる人数とラゲッジスペースに大きな違いがあります。フリードは3列シートで乗車定員が6~7名なのに対し、フリード+は2列シートは乗車定員は5名までとなっています。
フリード+は3列目にシードがない分、フリードよりもラゲッジスペースが広く作られており沢山の荷物を積載することができます。フリードも3列目シートを収納すればラゲッジスペースを確保することができますが、フリード+ほどの積載量はありません。
家族の人数が多く定員数を重視するならフリード、家族が5人以下で沢山の荷物を積みたいならフリード+がおすすめです。
ミニバンとして最小クラスのフリードは全長4,265mm✕全幅1,695mm✕全高1,710mmのコンパクなボディでありながら、広々とした室内を備えています。全高は高めに床は低く設計されているので、小さなお子様やお年寄りでも乗り降りしやすいのが特徴です。
フリード+は2列シートになっている分、広々とした室内を備えており積載量が多いといった特徴があります。使用する方に合わせて好みのタイプを選べるのもフリードの魅力です。
ホンダ車の多くは、燃料タンクを前席の床下に配置する「センタータンクレイアウト」と呼ばれる技術が採用されています。フリードにもこの技術は採用されており、多彩なアレンジを可能にしています。ここでは、フリードのシートアレンジの方法をご紹介していきます。まずはフリードからチェックしていきましょう。
6人乗車モデルのシートアレンジは4種類あります。1列目シートのリクライニングを倒し1列目シートと2列目シートをフラットにする「1列目・2列目アレンジモード」はちょっとした休憩に使用でき、2列目シートのリクライニングを倒して3列目シートと連結させる「2列目・3列目アレンジモード」は本格的に休憩したい時に最適です。
このほかにも、3列目シートを跳ね上げればラゲッジスペースを広げることができ、3列目シートを跳ね上げ2列目シートをスライドさせる「2名乗車+最大ラゲッジモード」ではさらに広大なにラゲッジスペースが確保できます。
7人乗りモデルのシートアレンジと6人乗りモデルのシートアレンジは、ほとんど変わりはありませんが、7人乗りは2列目シートが3人座れる仕様になっている分隙間が少なく快適に過ごすことができます。また「2名乗車+最大ラゲッジモード」でも、6人乗りが2列目シートをスライドさせるのに対し7人乗りでは2列目シートを折りたたんでスペースを確保するので、より広大なラゲッジスペースが確保できます。ただしどちらの場合も完全にはフラットにならず段差ができてしまうのが難点です。
最後にフリード+のシートアレンジをご紹介していきます。フリード+は5人乗車したままでも広大なラゲッジスペースが確保できる「ノーマルモード」に加え「おやすみモード」「ロングラゲッジモード」「ビッグラゲッジモード」「ハーフラゲッジモード」の5種類のアレンジ方法があります。
おやすみモードは1列目シートと背もたれをフロント側にスライド(リクライニング)させ、2列目シートもアレンジすれば、フラットな状態になり大人2人でもゆっくりとくつろぐことができます。ビッグラゲッジモードは大型の荷物を運ぶのに適しており、ハーフラゲッジモードなら3人乗りながら長さのある荷物を運べるだけでなく、1人なら車中泊でくつろぐことも可能です。
フリードのシートアレンジの方法についてご紹介したあとは、車中泊で使い勝手が良い!ホンダフリードのオプションをご紹介していくので一緒にチェックしていきましょう。
車中泊で使い勝手が良い!ホンダフリードのオプション1つ目にご紹介するのは「ラゲッジクッションマット」です。このマットのサイズはW約123✕L約180✕H約3cmで耐久性と難熱性に優れています。
「2列目・3列目アレンジモード」や「おやすみモード」で使用すれば、より快適な時間を過ごすことができます。ただし、このマットを使用しながらの走行はできませんので注意してください。
車中泊で使い勝手が良い!ホンダフリードのオプション2つ目にご紹介するのは「プライバシーシェード」です。プライバシーシェードは車内を目隠ししくれるアイテムで、左右のフロントドアウインドウを含むフロントウインドウとリアクォーター含む左右のサイドウインドー・テールゲートウインドウがセットになっているので、プライバシーを守りながら車内でゆっくり休むことができます。
アドバンスドルームミラー装着車やペットドアライニングカバーとの同時使用はできないなどの条件があるので注意してください。また、プライバシーシェードを取り付けての走行はできません。
車中泊で使い勝手が良い!ホンダフリードのオプション3つ目にご紹介するのは「ACコンセント」です。ACコンセントは助手席側のセンターロアーカバーサイド部に取り付けることができます。コンセントがあれば、車内でスマホなどの充電ができるほか、電気製品を使用するときにもとても便利です。
消費電力が100W以下でも、使用状況や製品によっては正常に作動しなかったり、ラジオやテレビに雑音が入ったりするこがあります。
車中泊で使い勝手が良い!ホンダフリードのオプション4つ目にご紹介するのは「ルーフラック」です。ルーフラックは、ラゲッジルームの上部に取り付けることで、衣類や毛布を収納するなど空間を有効活用できます。許容荷重は5.0kgまでで、ネットが付いているので荷物が落下するのを防いでくれます。
車中泊で使い勝手が良い!ホンダフリードのオプション5つ目にご紹介するのは「ルーフネット」です。ルーフラック同様、ラゲッジルームの上部に取り付けることで、収納スペースが確保できます。駐車時は、ネットの上に荷物が置け、走行時はファスナー付きのネットの中に荷物を収納できます。
車中泊で使い勝手が良い!ホンダフリードのオプション6つ目にご紹介するのは「テールゲートカーテン」です。テールゲート開口時に吊り下げるだけで、車外にプライベート空間を作ることができます。カーテンの裾は水を入れたペットボトルを使えば固定できるほか、収納に便利な収納袋も付いています。
車中泊で使い勝手が良い!ホンダフリードのオプション7つ目にご紹介するのは「ラゲッジボックス」です。サイズはW約65✕L約35✕H約30cmでラゲッジフロアにしっかりと収まります。
用途に合わせて仕切りを付けることができるほか、坂道などでテールゲートを開けた時や荷物がバラバラになった時に落ちるのを防いでくれます。また、使わない時はコンパクトに折り畳むことができまるところもポイントです。
ここまでは、車中泊で使い勝手が良い!ホンダフリードのオプションをご紹介してきました。ここからは、ホンダフリードで車中泊!便利おすすめグッズ厳選してご紹介していくのでどうぞご覧ください。
【基本情報】
サイズ | 164✕132✕23cm |
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素材 | ベロア調 |
商品内容 | ベット本体・電動ポンプ・ノズル✕3 リペアキット・枕✕2 |
カラー | グレー |
ホンダフリードで車中泊!便利おすすめグッズ1つ目にご紹介するのは「車中泊マット エアーベッド」です。肌触りの良いベロア生地を採用したエアーベッドで、車中泊だけでなくアウトドアやキャンプ・レジャーなどさまざまな場所で活躍します。厚みが23cmもあるので冷気が防げるほか、段差がある場所やゴツゴツした場所でも快適に過ごすことができます。8個独立エアモジュール設計で、組み合わせ次第で色々車種に対応できるのがポイントです。収納袋が付属されているので、使用後は空気を抜いてコンパクトに収納できます。
ホンダフリードで車中泊!便利おすすめグッズ2つ目にご紹介するのは「保温シート アルミホットンシート」です。暖かそうに感じる車内ですが、想像以上に寒くなります。そんな時保温シート アルミホットンシートがあれば、強力な断熱力と熱反射で、寒さから守ってくれます。床面に敷いたり窓に取り付けたりさまざまな使い方ができます。
【基本情報】
サイズ | 本体サイズ:60✕188✕10cm ウレタンサイズ:54✕182✕10cm |
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収納時サイズ | φ28✕68cm |
材質 | ポリエステル・高密度ウレタン |
重量 | 2.7kg |
カラー | ブラウン・ブラック |
ホンダフリードで車中泊!便利おすすめグッズ3つ目にご紹介するのは「FIELDOOR 車中泊マット」です。自動膨張マットレスなので、使用時に収納袋から取り出し、二重バルブの下のキャップを開けるだけで自然にマットが膨らんでいきます。マットが完全に膨らんだらバルブのキャップを閉めてマットを裏返しにすれば完成です。車中泊で活躍してくれるほか、同じ商品を連結して使えることろも魅力です。
【基本情報】
本体サイズ | 縦約85✕横約75cm |
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付属品 | カーテン本体2枚・コード・コードストッパー2個 取付けフック6個・ベルトマジックテープ |
重量 | 181g |
カラー | ブラック |
ホンダフリードで車中泊!便利おすすめグッズ4つ目にご紹介するのは「ゼンポー 車用 着脱簡単カーテン」です。あらかじめ付けおいたフックにコードストッパーを引っ掛けるだけで簡単にカーテンを取り付けることができます。日除けや仮眠時のフロントカーテンとして使用はもちろん、盗難防止や荷物の目隠しのリアカーテンや間仕切りとして使用ができます。
【基本情報】
本体サイズ | 29.97✕19.29 ✕19.15 cm |
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重量 | 6.3kg |
ワット数 | 500 |
バッテリータイプ | リチウムイオン |
ホンダフリードで車中泊!便利おすすめグッズ5つ目にご紹介するのは「Jackery ポータブル電源 700」です。こちらのポータブル電源は、ACアダプター、シガ-ソケット、ジェネレーター、ソーラーパネルなど4種類の充電方式で充電ができます。
700Whの超大容量のこの商品は、車中泊だけでなくキャンプやアウトドア・防災時などさまざまなシーンで活躍してくれます。
フリードは、コンパクトなのに沢山の荷物を積めるのが魅力です。特にフリード+は大容量の荷物を積むことができます。別売りのユーティリボードを使用すれば荷室を上下に分割でき、スペースを有効活用できるので、荷物が多くなるキャンプなどにもおすすめです。
これまで、ハイブリッド車と4WDの組み合わせは、さまざまな観点から両立が難しいとされてきました。しかし、現行のフリードには、ハイブリッド車と4WDを組み合わせたモデルが存在します。フリードのハイブリッドカー4WDなら、燃費もよくキャンプやアウトドアなどでも活躍してくれます。
フリードはコンパクトなボディでありながら、収納力に優れているのが魅力です。今回は、「街乗り」から「長距離ドライブ」までさまざまなシーンで活躍するフリードが「車中泊に適している」理由や使い勝手を徹底調査するとともに、車中泊で使い勝手が良いホンダフリードのオプションと便利なおすすめグッズをご紹介しました。収納力抜群のフリードを手に入れて、車中泊にチャレンジしてみてはいかかでしょうか。