綺麗な景色や思い出を残すためにカメラを活用する方も多いはずです。そこに三脚があれば更にブレることなく美しく映像を残すことができるので、1台あると凄く便利になります。ここでは、そんな三脚について詳しく解説しています。
三脚の魅力やメリット、そしておすすめの三脚についても分かりやすくまとめています。三脚を購入しようとしている方は、是非参考にしてみて下さい。
まずは三脚の選び方についてご紹介いたします。三脚も色々なメーカーから多種多様なモデルがたくさん販売されていますので、何を基準に選べばいいのか分かりにくいはずです。しかし購入する前に5つのポイントをチェックしておくことで、ベストな三脚を選べるようになります。
三脚には大きく分けてアルミ素材・カーボン素材の2種類があります。アルミ素材の三脚は基本的にとても軽く、女性でも持ちやすくなっているのが特徴的です。
しかもリーズナブルな価格で販売されていることが多く、初めての方でも購入しやすいと言えるでしょう。ただしあまりにも安値の三脚の場合は耐荷重が低く安定性に欠けることもありますので、そこは注意が必要になります。
カーボン素材の三脚はアルミ同様軽量化されているだけではなく、振動も伝わりにくい安定性があるところが魅力的です。足場がしっかり固定されますので、写真やカメラにこだわる方におすすめと言えるでしょう。ただし値段は少々高くなってしまう傾向にあります。
耐荷重にも注目してみましょう。耐荷重とは基本的に、カメラの重さ+レンズの重さ+雲台の重さを最低限支えられるという目安になります。しかし必ずしも確実性があるというわけではなく、絶対にブレないというわけではありません。
しかもメーカーによってそれぞれ基準が変わってくるため、より安定性を求めるのであれば、使用しようとしている機材の重さ×3倍の耐荷重がある三脚を選ぶようにして下さい。最大搭載重量や推奨積載重量を参考にするのも良いでしょう。
メーカーによってはおすすめの機材や機種が記載されていることもありますので、購入前には入念にチェックすることをおすすめします。
望遠鏡で撮影する場合や、景色などの静止画をシャッターに収める場合は、3way雲台をセレクトするようにして下さい。縦にも水平にもしっかりと固定することができるのでピントも合わせやすく、ブレのない写真が期待できます。ちなみに日本ではこの3way雲台が最もメジャーとされています。
躍動感のあるものを撮りたい時、そして動きのある背景を撮影したい時は、自由雲台がおすすめです。接続箇所が球体になっていることもあって、角度や向きを自由自在に変えられます。どんな状態でもシャッターチャンスを逃さなくてすむようになりますので、よりアクティブで自由度の高い写真撮影が可能となります。
静止画を撮影したい時はギア雲台も便利です。3way雲台と同じように縦、水平共に固定させることができる上、ギアを動かしながら少しずつ向きを調整することができます。
難しい構造やこだわりの角度から撮影したい時にこそおすすめですが、本体自体が重く、扱い慣れるまで少々時間がかかる可能性もあります。また価格帯も高めになっていますので、予算を多めにとっておく必要があります。
安定した状態で写真を撮るためにも、パイプ径もチェックが必要です。基本的に脚が太い方がより安定性が持続しますので、脚の太さは非常に重要となります。
ただしここで1つ注意しておきたいのが、パイプ径の表記の仕方です。メーカーによっては1番太い箇所だけの数値を記載していることもありますので、太い箇所だけではなく、細い箇所が記載されているかどうかも確認が必要となります。細い部分もある程度の太さがないと安定しません。
ナットロック式で脚を固定する場合は、どこからでも簡単に締め具合を調節しやすくなります。スマートに収納できるところもポイントが高いですが、毎回手を使って調節しないといけないので、若干手間がかかるという部分はあります。
レバーロックはその名の通り、レバーを使って開閉して脚を固定させます。操作性も簡単で、固定した状態を確認してからカメラを使うようになるため、固定されないまま使うような失敗がなくなります。
レバーが緩んでしまったとしてもレンチを使えば簡単に調節できるということもあり、どなたでも使いやすいのではないでしょうか。
ノブロックの三脚はつまみを回すことで固定させます。細かな調節が可能で便利、そして値段も比較的安い傾向にあります。ただし最新モデルの三脚ではノブロックタイプのものは少なく、旧モデルの三脚に採用されていることが多いです。
ウルトラロックはパイプを回転させながら固定する方法を言います。ナットロックやレバーを使わなくても固定できるのが魅力で、見た目もスマートで、持ち運びにもかさばりません。セットするのも素早くできますが、慣れるまでは固定された状態になっているかが一目で分からないという点も挙げられます。
三脚選びを更に分かりやすく解説します。たくさんの三脚の中から自分に合うモデルを見つけるためにも、事前にチェックしておきたいこと、そして決め手となるポイントをしっかりと把握しておくようにしましょう。
実際に目で確認した方が分かりやすくなるはずです。こちらでご紹介する動画をチェックして、三脚のことをもっと知ってみて下さい。三脚の魅力が、より分かるようになっています。
ここでは三脚メーカーの中でも特に人気のおすすめメーカーを3社ご紹介いたします。迷った時はメーカーから選んでみるのもおすすめです。ちなみにどのメーカーも使いやすく便利と評判のメーカーばかりなので、三脚選びの参考にしてみましょう。
ベルボン(Velbon)と言えば、日本を代表する三脚メーカーです。三脚以外にも写真関連の商品を販売しており、人気・評価共に非常に名高いメーカーと言えます。使いやすさを追求したモデルが多いことでも有名で、過去には「ウルトラロック」を独自開発しました。
他にもトルク調節機構は転倒防止+素早いアクションで写真が撮れると人気で、水平パン独立機構」はより安定した状態で写真が撮れると話題になっています。
スリック(SLIK)も日本屈指のメーカーで、大幅なシェア率を誇ります。企画から設計、試作品モデルの完成まですべて日本国内で完了させるようにしていて、完全日本製が魅力です。
初めての方でも手が出しやすいリーズナブルな価格設定のモデルから、プロが愛用する用はハイレベルな三脚まで、商品のバリエーションも豊富であり、選択肢がたくさんあります。
マンフロット(Manfrotto)はフランスの三脚メーカーです。三脚をもっと使いやすいようにという願いから軽量化されたモデル、そして機能性を向上させたモデルが標準仕様となっています。しかもデザイン性もおしゃれで、持っているだけでも満足できるビジュアルも非常に評価が高いポイントと言えるでしょう。
ここでは一眼レフや、ミラーレス一眼におすすめの三脚をご紹介いたします。ブレのないしっかりとした固定力が魅力なので、是非チェックしてみて下さい。
縮長(cm) 51.5 センチメートル
全高(EVあり) 165 センチメートル
最低高 23 センチメートル
『Velbon カーボン三脚 Geo Carmagne E445M II』はコンパクトなサイズの三脚ですが、高さがしっかりあるので風景写真を撮るのにも最適です。
しかもクイックシュー機構となっていますので、カメラの着脱が非常に楽なところも魅力ポイントとなっています。開脚角度も変えやすく、様々な視点から写真撮影・動画撮影が可能となります。
『Velbon トラベル三脚 ULTREK UTC-63 II AS』は全身長148cmと非常に高い位置でのカメラ撮影が実現します。使用しない時は30cm以下にまでコンパクトにまとめることができますので、持ち運ぶ際にも非常に便利な三脚と言えます。
三脚を収納できる首脳ケースも付いていて、キズや劣化から守ることができます。ちなみに最低高は26.8cmとなっており、地面から近い距離でも安定した状態で撮影が可能です。
『SLIK カーボン三脚 ライトカーボン E84』は28mmパイプ径ということもあって、安定性に優れています。土台がしっかりしていますので、水平ではない地面でも比較的水平さを保てるでしょう。
しかも脚やEVすべてを伸ばすとその長さは172cmを超えるため、高い位置からの景色を撮影するのにも最適です。機能性、操作性共に優秀ですが、持ってみると重さはわずか2kgと軽いので、使いやすい三脚ということで人気です。
『Manfrotto befree GT XPRO カーボンT三脚キット』では太い脚径となっているため、ズレを感じることなく一定に固定させることが可能です。
そしてツイストロック式を採用していますので、瞬時に脚を固定できるでしょう。一般の方が使用するのは当然ですが、プロの写真家も愛用するようなモデルとなっています。一眼レフや望遠カメラに向いている三脚です。
『Manfrotto ミニ三脚 PIXI ブラック』ならカメラだけに限らず、iPhoneやandroidを装着しての写真撮影もおすすめです。
ミニサイズの三脚なので手で持って持ち上げれば、目では追えないような位置の高さの風景も写真に収められるでしょう。ハンドグリップも柔らかい素材を採用しており、長時間握っていても手が疲れないような構造になっています。
『NEEWER 軽量カーボンファイバー製』は耐熱性、耐腐食性、衝撃吸収性に優れた三脚で、高頻度に活用しても壊れる心配がありません。
1度購入すれば長く使い続けられるような構造になっているため、コストパフォーマンスが高いです。カメラを固定した後も角度は360度自由に細かく変えられるので、色々な角度や高さなら自由な構造で写真が撮れるようになります。
『Amazonベーシック 自由雲台 カーボン』は初めての方でもセッティングしやすい構造になっていて、素早くセット、そして使い終わった後はすぐに収納と、利便性に優れています。
カメラをセットする時も水平さをキープするための水平器が付いていますので、常に安定したポジショニングが可能になります。ちなみにカメラの重さは、3.6kgまで対応しています。手ぶれを気にすることなく、楽しい撮影時間が続きます。
ビデオカメラがセッティングしやすい三脚をチェックしてみましょう。運動会などのアクティブシーンにも大活躍しますので、おすすめです。
『ASHANKS 三脚 油圧式雲台』はカメラをセットした後の傾斜角度は、+90度-70度と大幅に、そして細かく調節することができます。自由自在にカメラを動かして撮影できるのに決してブレることがないので、1台あるとたくさんのメリットがあります。
そして耐久性に優れた三脚でもあり、外で使用し続けても安定した状態を維持できます。もちろん家の中の撮影としてもおすすめの三脚でもありますので、外でも中でも、自由に撮影を楽しんで下さい。
『miliboo ビデオ三脚キット 油圧雲台付き』はレバーロック式を採用しているため、片手でも簡単にセッティングすることが可能です。脚の裏には六角ネジを付けることで、更に安定性を追求しました。ちなみにこの優れた構造を採用できるのは、miliboo製品のみとなっています。
土台の基礎がしっかりしていて、高耐荷重は10kgとなりますので、重いカメラでもセットしやすく使いやすいです。本格的な三脚となっているため、写真や動画にこだわりがある方でも満足できる内容となっています。
『Velbon ビデオ用三脚 M47フリュード雲台』ではクイックシューを搭載していますので、カメラのセッティングが非常に簡単な仕組みになります。そして動きのある撮影にも対応するような雲台を採用しているため、躍動感あふれる映像を収められるでしょう。
ビデオカメラや、デジタルカメラに適した三脚なので、ファミリー層におすすめです。家族の楽しい記録、そして成長の記録を美しい状態のまま残しておけるため、三脚は『Velbon ビデオ用三脚 M47フリュード雲台』を選びましょう。
『Neewer カーボンファイバー製三脚 360度雲台』の最大168㎝までに高さを伸ばすことができるので、美しい映像を撮り逃しません。しかも脚には滑り止めを装着していて、足場をしっかりと固めてくれます。
そして360度ダイヤルのスイベルボールヘッドを採用していることで、正面の映像だけではなく、360度自由に絶景のパノラマビューの撮影が実現します。自分では撮影できないと思っていた映像も、カメラに一瞬も残さずに記録させることができるようになります。
『SLIK 三脚 GX 6400 ビデオ雲台』はビデオカメラの動きについていけるようにスムーズな雲台を搭載していて、角度を少しずつ変えながら被写体の動きに合わせて撮影できるように工夫されています。脚はロックレバーで固定しますので、簡単に片手でもセットできるという利便性があります。
もちろん耐久性にも優れているため、長く愛用できるでしょう。特に足場が安定しない場所(山や坂道など)にも適した三脚と言えます。1度使うと使い心地の良さに、満足するはずです。
気軽に利用できるようなスマホにピッタリな三脚を厳選してご紹介いたします。コンパクトサイズなところも特徴的で、使いやすく、持ち運びがしやすくなっています。
『Velbon スマホ三脚 M45スマートフォンセット』なら重さが1kgしかないので、いつでもどこでも簡単にセットできるはずです。手で持つよりもスムーズに写真撮影、動画撮影が実現し、より綺麗な映像を残せるでしょう。
もちろんスマホスタンドとして使用しても大丈夫なので、自由に使いこなしてみて下さい。『Velbon スマホ三脚 M45スマートフォンセット』を活用してYouTubeの動画を視聴してみたり、Amazon primeやHuluなどの映画やドラマを鑑賞するのもおすすめです。
『SLIK スマホ三脚 Bluetoothリモコン付属』を使えば、縦にも横にも斜めにも、自分の思うように角度を調節して自由な撮影が可能です。
Bluetooth対応モデルとなっていますので、リモコンを使えば移動することなくご家族や友人の写真・動画が撮れます。スマホをしっかりと固定するため、撮影以外にもオンライン飲み会や会議にもおすすめです。
『Hemmotop 三脚 スマホ三脚』は旅行先にも持って行けるようなサイズ感になっており、バッグに入れて自由に持ち歩けます。三脚の存在が更に写真撮影の楽しさを実感できるようになりますので、1台あるともっと写真が撮りたくなるはずです。
スマホ対応の三脚ではありますが、スマホ以外にもGoProやプロジェクター、コンパクトカメラにも最適となっていますので、使い勝手が抜群です。撮影以外にも使い道がたくさんあるということになり、ニーズに合わせて自由に使いこなしましょう。
三脚の重さが0.34kg、高さが31cmでコンパクトで携帯性に優れ、野外撮影、旅行、登山、スイミング、サイクリング、運動会や家族パーティー等場合に役に立つアイテム
『Tobelifo くねくね三脚』の脚は他の三脚とは違って自由に曲がりやすくなっているため、どんな場所であってもセットして地面に固定しやすくなります。
そしてカメラをセッティングした後は360度に角度を変えることができるので、自分の手では固定できないような状態の角度からの撮影も大丈夫になります。美しい瞬間を一瞬でも逃さず、すべての記録を残せます。
『ヴァレック HAKUBA スマホ 三脚 W-312』はスマホにおすすめの三脚でありながら高さも出すことができるので、自分の腕を疲れさせることなく写真や動画をスマホに収められるようになります。水平方向・垂直方向・縦方向など、角度の調整も自由自在です。
また3Way雲台を採用していますので、難しい構図も簡単にセッティングした上で固定ができます。自分でスマホを固定した状態で撮影するのは限度があるものの、三脚のおかげで時間を気にすることなく、色々な場所の風景や景色を切り抜くことができるようになります。
『Zeadioメタルミニ三脚 360°回転雲台マウント付き』を使えば両手を自由に使いながら撮影することになるので、より楽しい写真・動画が映像として残せます。
脚をたたんでハンドグリップ状態にして手に持つこともできるので、移動しながらの撮影にも向いています。スマホ以外では、コンパクトカメラにも最適な三脚と言えます。
『PEYOU 三脚 スマホ コンパクト三脚』には専属のリモコンが付属で付いていますので、数十メートル離れた先からでも撮影がOKとなります。しかも重さはわずか0.58kgとなっていて、バッグの中に忍ばせていたとしても負担になりません。
iPhoneの写真撮影自体も綺麗に撮影が可能ですが、『PEYOU 三脚 スマホ コンパクト三脚』があれば更に洗練された写真が撮れるようになるのは間違いありません。遊び感覚で写真を撮っていたのが、今度はプロの角度から写真を撮れるようになるという魅力があります。
高さ34cm~86cmまで用途に合わせて4段階で調節可能。
雲台部分も14.5cm伸長するので、高さ100.5cm(86cm+雲台部分14.5cm)まで伸長可能。
『Antarc スマートフォン 三脚 超軽量』ならどんなスマホにも対応していますので、androidでもiPhoneでも簡単に取り付けができるようになっています。三脚自体は345gしかなく、女性でも自由に持ち運びができます。
使わない時は小さくたたんでおけるのに、最大高さは110cmまで伸びるため、使い勝手も非常に良い三脚です。ローアングルからハイアングルまで、自由な撮影が約束されています。三脚があれば、旅行の時の美しい風景も、そのままの状態をキープさせながら写真や動画として残せるでしょう。
三脚があれば、写真撮影や動画撮影がもっと楽しくなるはずです。昔は三脚=ビデオカメラ専用というイメージがありましたが、近年はデジカメやコンパクトカメラ、スマホにも対応している三脚がたくさん販売されています。
写真のブレがなくなれば、記録としても記憶としても、最高の思い出が残せるでしょう。三脚自体も値段はリーズナブルなモデルも増えてきていますので、この機会に三脚を購入してみるのもおすすめです。旅行や運動会、そして何気ないシーンも、ひとつの瞬間としてカメラに収めてみましょう。
最近は記録として残すだけではなく、SNSに投稿する目的で動画を撮影する方も増えています。そんな時にこそ三脚は大活躍しますので、是非この機会にチェックをしてみて下さい。魅力的な三脚が、世の中には溢れています。