耳にピタッとフィットして、音が外に漏れないようにしてくれるのがカナル型イヤホンの存在です。軽い着け心地で使いやすいタイプのイヤホンなので、スマホで音楽や動画を遠慮なく楽しむことができます。
ここでは、そんな人気のカナル型イヤホンについて詳しくご紹介いたします。カナル型イヤホンの魅力、そしておすすめのメーカー、商品まで、分かりやすく、そして情報たっぷりにお届けしています。
目次
まずは、カナル型イヤホンについて知ってみて下さい。イヤホンという単語自体はよく聞くものの、「カナル型イヤホン」というワードはあまり聞き慣れないかもしれません。カナル型イヤホンのことを知れば、更にご自分にピッタリ合うイヤホンが見つかるでしょう。
まず最初に知っておきたいことは、イヤホンには3つのタイプがあるということです。インナーイヤー型イヤホン、耳掛け型イヤホン、カナル型イヤホンがありますが、その中でもカナル型イヤホンはまるで耳栓のような形をしていて、耳にハメるとピタッと密着して、外れにくくなるという特徴があります。
そして外部からの雑音が入らず、ご自身が聞いている音楽なども外部に漏れにくいというメリットもあって、イヤホンの中でも重宝されているタイプです。スマホにも使用できるので、通勤時間や通学時間などの移動の際にも大いに役立つでしょう。
カナル型イヤホンは基本的に耳から外れにくい仕様になっていますが、それでも走ったり、激しい運動の場合は外れてしまったり、ズレてしまうこともあるでしょう。そんな状態になることをゼロにしてくれるのが、「シュア掛け」です。
シュア掛けは音楽業界の方が愛用するようなイヤモ二のような形になっていて、激しく動いたとしても外れることはありません。そして耳に負担のかからないような音量で再生してくれる、メリットがたくさんある方法でもあります。
ここでは、カナル型イヤホンを購入する時に注意しておきたいポイントについてまとめています。せっかく購入するのであれば自分の耳にピタッと合うようなイヤホンが良いので、最高のイヤホンを見つけるためにも是非チェックしてみて下さい。
カナル型イヤホンはBluetooth対応モデル(ワイヤレス)、有線モデルの2パターンがあります。コードが絡まるのが嫌な場合は、ワイヤレスタイプのイヤホンを選ぶようにしましょう。線が耳から出ないので、見た目的にもスッキリします。
iPhone7以降のiPhoneでも使用することができるので、需要は高いです。ちなみにワイヤレスタイプでも、左右一体型と完全ワイヤレス型の2パターンがあります。
有線モデルのイヤホンなら、どんな状況であっても電波や外部の音に邪魔されることはありません。常に安定した状態で音楽や動画を楽しめるので、自分だけの世界に入りたい方におすすめです。ワイヤレスタイプは電波状況によって音が乱れることが時にはありますので、そこはデメリットと言えます。
ドライバーユニットの種類によって音質は大きく変わります。迫力の重低音からハイトーンの高音まで楽しみたい場合は、ダイナック型のイヤホンをセレクトして下さい。クラブミュージックやHIPHOPに最適です。
複数のドライバーを搭載しているバランスド・アーマチュア型は、デリケートで繊細な音楽に最適です。
ちなみにカナル型イヤホンはこのバランスド・アーマチュア型を採用していることが多く、迷った時はこちらのタイプを選びましょう。ただし値段は少し高めであること、他のドライバーユニットと比較すると壊れやすい点があります。
ハイブリッド型なら、ダイナミック型+バランスド・アーマチュア型の良いところをMIXさせたような心地よさがあります。音楽の質を向上させることにも繋がりますが、値段は3万円以上になるということもあって、少々お高いイメージがあります。
更にダイナミックな音楽から繊細な音楽まで細部に再現したいのであれば、ハイレゾ対応のイヤホンがベストです。
周波数帯域40kHz以上がハイレゾ対応となりますが、同時に再生機器もハイレゾ対応でないと意味がありません。そしてノイズキャンセリング機能が搭載していることで、外部の雑音も気にならなくなります。
ドライバーユニットは、ダイナミック型、バランスド・アーマチュア型、ハイブリッド型の3タイプから選んで下さい。
リーズナブルな価格で選ぶのであればダイナミック型で、重低音から高音までじっくり楽しみたいのであれば、バランスド・アーマチュア型です。そして両方の良いところを取り揃えたのがハイブリッド型となりますので、求めるニーズに合わせて下さい。
ここでは手軽に購入しやすいタイプのイヤホンをご紹介いたします。5,000円以下で購入できるものばかりで、コストパフォーマンスが高いイヤホンとなっています。
『JVC HA-FX3X-R XXシリーズ』は密室型のイヤホンで、耳にしっかりとフィットして、耳の中で迫力の音楽を楽しむことができます。キレのある重低音が再現されるものの、耳への振動は限りなく抑えることに成功しているため、耳に負担がかかりづらくなっています。
またエルゴノミックアングルドフォルムを採用することで、耳のカーブにそった角度が実現して、どんな耳にも密着します。専用キャリングケースも付属で付いていて、コンパクトに収納できます。
『ソニー イヤホン 重低音モデル MDR-XB55』は独自開発のドライバーユニットを採用しており、繊細な音からダイナミックな音まで再現されます。
そして耳に安定した状態で装着することができるので、ズレたり、耳から落ちる心配もありません。そしてセレーションケーブルを取り付けることによって、ケーブルが絡みにくくなります。いつ使用してもスムーズに装着できるので、ストレスを感じなくなるイヤホンです。
『final E3000 カナル型イヤホン FI-E3DSS』は音響工学や心理学をベースに開発されたイヤホンで、いかに快適な状態で音楽を聞けるのかを追求した形となります。
ダイナミック型のドライバ—ユニットを採用しており、音質も常に安定します。オリジナルイヤーピースは全部で5つのサイズから好きなサイズを選べるので、どなたの耳にもピッタリと合うような仕組みになっているの嬉しいポイントと言えるでしょう。
『ゼンハイザー カナル型イヤホン ホワイト CX 100 WHITE』はシンプルかつスタイリッシュなデザインが魅力で、数々のデザイン賞を受賞しました。
音質もダイナミックな音楽からクラシックまで耳にしっかり伝えることができるので、満足度も高いイヤホンでしょう。ゼンハイザーイヤフォンの入門モデルとしてもおすすめのタイプとなっているため、カナル型イヤホンを初めて購入しようとしている方にも推奨します。
『SOUNDPEATS Truefree 2 完全ワイヤレスイヤホン』はオーディオビジュアルアワードVGPを堂々と受賞したモデルで、プロの音楽家も認めた証となります。リーズナブルな価格で購入できるイヤホンとは思えないほどの音質の良さも魅力で、純粋に音を感じて楽しめるはずです。
耳にしっかりとフィットするイヤーフックとなっていますので、装着感を気にすることなく耳に密着します。しかもIPX7防水機能が搭載していて、壊れにくいというメリットもあります。
ここでは1万円以下で購入できるカナル型イヤホンをピックアップしています。更に質の良い音を求めている方におすすめで、音楽や動画を素直に堪能することができます。
『ソニー ワイヤレスイヤホン WI-XB400』ならバッテリー容量も大きいので、連続で15時間稼働し続けることが可能となります。フラットケーブル採用していること、そしてイヤホンにはマグネットを内蔵していますので、ピッタリと重なり合うことで、絡まってしまう要因をなくします。
操作は首元にあるボタンを押すだけで完了するため、移動しながらでもまっすぐ前を見ながら音楽の音量を変えたり、音楽を変えることができます。
『JPRiDE Premium 1984 FREEDOM』は「ハイブランドの音質を低価格で」のモットーを見事実現化したイヤホンです。ベリリウム振動版+高音質ドライバを搭載することで、値段以上のハイスペックさを体験することができるようになります。
クリアかつ繊細な音から、まるでライブ会場にいるかのような迫力サウンドまで、バランスよく耳で感じることが可能なイヤホンとなります。上質なイヤホンをお求めの方は、『JPRiDE Premium 1984 FREEDOM』を選びましょう。
『JVC カナル型イヤホン N_W WOODシリーズ』は低価格ながらハイレゾ対応モデルのイヤホンなので、普通に聞いているだけで高音質の音楽が耳にダイレクトに伝わります。
見た目はウッドベースのカジュアルラインでありながら、スタイリッシュさもプラスされたおしゃれなデザインとなっています。また人間工学を参考にして開発されていますので、どのような耳の形状にもピタッとハマるような形状になっているところも使いやすいです。
『パナソニック 完全ワイヤレスイヤホン RZ-S30W-K』はコンパクトサイズが魅力で、女性でも使いやすいタイプのイヤホンと言えるでしょう。ちなみにBluetoothにも対応しているイヤホンなので、快適に使用し続けることができます。
また専用のスマホアプリを入れておけば、スマホを使ってご自身の好きなようにカスタマイズすることも可能です。万が一イヤホンをなくした時も探しやすくなり、利便性の高さに驚かされるでしょう。
『SOUNDPEATS Truebuds ワイヤレスイヤホン』は長時間音楽を聞いていても耳が疲れない構造になっていますので、移動時間が長い方や、音楽を聞く機会が多い方におすすめです。
インナーイヤー型となっていて、耳からズレ落ちることもありません。しかもモバイルバッテリー機能も搭載していることで、音楽を聞くだけではなく、スマホの充電にも最適なモデルです。ちなみにタッチセンサー式を採用しているため、簡単なワンタッチ操作となります。
最新のおすすめカナル型イヤホンの中でも、1万円~2万円で購入できるモデルをチェックしてみましょう。高音質であること、耳にもフィットしやすいことを条件としていますので、購入して損はありません。
『ソニー 完全ワイヤレスイヤホン WF-H800』は完全ワイヤレス型のイヤホンで、首元に線が出なくなるため、邪魔に感じたり、不快になることがありません。音質もハイレゾ級となっているため、上質な音楽をじっくりと堪能できるでしょう。
ちなみにイヤホンにはマイクも搭載していますので、ハンズフリー通話用としても使いやすいタイプです。手で持ってみても非常に軽く、重さはわずか7.6gしかありません。つまり何時間装着していたとしても、耳が不快に感じることがなくなります。
時代と共に在宅勤務が増えていることで、Zoomを使用したり、スカイプを使用したりと、マイクを使用するシーンも少しずつ増えてきているのは確かです。そんな時に『ソニー 完全ワイヤレスイヤホン WF-H800』があれば重宝しますので、これを機会に購入してみるのも良いのではないでしょうか。
『SHURE イヤホン SEシリーズ SE215』はワイヤー付きの着脱式ケーブルを使っているため、ケーブルが曲がっても劣化しにくい仕様になっています。そして高遮音性イヤパッドを採用していますので、外部の雑音を一切気にすることなく、迫力の音楽だけを楽しめるようになります。
ちなみに騒音は最大90%カットするということを考えると、高品質なイヤホンであることがよく分かります。ちなみにiPhone、android共に対応しています。ちなみにイヤパッドはどんな耳にも馴染みやすくするために、S・M・Lの3つのサイズが提供されます。
これなら1人1人の耳にもピタッと密着しやすくなって、耳が痛くなるというようなこともなくなるでしょう。イヤホンの中にはずっと使っていると痛くなって、着けていられないということも珍しくありません。『SHURE イヤホン SEシリーズ SE215』なら、不具合をすべて解消してくれます。
『ゼンハイザー IE 40 PRO CLEAR』ではダイナミックドライバーを搭載していて、常に安定した歪みのない音楽が耳に伝わります。遮音性能にも優れているため、純粋に音楽だけを耳に届けることとなります。
イヤホンのイヤーピースも柔らかい素材を使用していますので、耳にあたっていても痛くなることはありません。自然な形で耳に密着して、違和感を感じることもなく、快適な状態で装着し続けることができます。
ちなみに『ゼンハイザー IE 40 PRO CLEAR』のイヤパッドは、全ての耳の形状にピッタリ合うような形になるように設計されています。耳に負担を感じることなく、自然に密着する形でフィットすることでしょう。使い勝手が非常に良いイヤホンと言えます。
接続方式 NFC , Bluetooth
モデル型式名 SoundSport wireless headphones
ヘッドホン型式 密閉型
『Bose SoundSport ワイヤレスイヤホン シトロン』のStayHere+Sportチップは、歩いていても、走っていても外れにくい仕様になっているため、どなたでもピッタリと耳に合うようにフィットさせることができます。
しかもIPX4防水機能も搭載していて、汗や水にも強いイヤホンとなっています。運動中でも安全に使用できるのは当然として、海やプールでも使用しやすいタイプと言えるでしょう。ちなみにBluetooth対応モデルでもありますので、専用アプリを活用して、更に使いやすいようにオリジナルカスタマイズしてみましょう。
最大6時間の連続再生が可能のイヤホンですが、急いでいる時は15分間の充電で、最大1時間の再生が可能となります。急速充電にも対応しているモデルということもあり、出かけ先でも使いやすく、重宝するタイプです。
2万円以上で購入できる、少し高級志向のカナル型イヤホンも確認してみて下さい。ハイレゾ対応のイヤホンや、更に使いやすさを追求したイヤホンとなっていますので、値段にも思わず納得してしまうのではないでしょうか。
接続方式 有線
モデル型式名 HA-FW01 CLASS-S WOODシリーズ カナル型イヤホン
ヘッドホン型式 インイヤー
『JVC HA-FW01 CLASS-S WOODシリーズ』では11mmの新ウッドドームユニットを搭載することによって、音楽の本来の高音質を細部まで再現することができるようになっています。もちろんハイレゾ対応となっていますので、この時点で質の高い音楽を聞けるというのは確実です。
音楽の美しさや広がりを堪能するために最適なイヤホンであり、不快な振動は最大限にカットしました。またウッドスタビライザーを搭載して、音質をどんな時でも劣化させません。洗練された音だけを楽しみたいという方におすすめで、音にこだわりを持つプロの方も満足させられるモデルです。
イヤーピース内の反射音を広がらないように分散させることで、音を乱雑にさせることを予防します。いつどんな時でも上質な音楽が流れる状態になり、自分だけの世界に入って曲をエンジョイしましょう。
『ソニー ハイブリッド3ウェイ XBA-Z5』はハイレゾリューション・オーディオ対応のイヤホンで、重低音から高音まで細かく再現してくれます。左右の音が分離する問題も改善しているモデルとなっており、両耳に音が均等に聞こえるようになっています。
バランスの良い音の聞こえ方が、耳にも優しいと言えます。セレーションケーブルを採用することでケーブル自体が絡まりにくくなっているところも、魅力ポイントの1つです。
『SHURE イヤホン SEシリーズ SE846』には4基の高精度MicroDriverを搭載することにより、伸びやかで耳に伝わりやすい音質を楽しむことができます。イヤホンの域を超えるような音質の幅に、感動する方も少なくありません。
ちなみに交換式ノズルとなっているため、自由に音質を変えることもできます。従来のイヤホンとは違った新たな魅力が詰まったイヤホンであり、そして次世代のイヤホンであるとも言えるモデルが、『SHURE イヤホン SEシリーズ SE846』です。
接続方式 無線
モデル型式名 SoundSport Free wireless headphones 完全ワイヤレスイヤホン
ヘッドホン型式 インイヤー
『Bose SoundSport Free wireless headphones』は軽やかな着け心地が快適で、どんな状態でも自分から外さない限り、耳からズレないような構造になっています。例え長時間使用していたとしても耳が疲れにくく、自然な状態で使用し続けることができます。
そしてどんなに大音量で音楽を聞いていたとしても、音割れするようなことはありません。常にクリアなサウンドを流し続けるように配慮されているため、移動の際も、リラックスしている時でも、寝ながらでも、上質な音楽であることを証明してくれるはずです。
カナル型イヤホンがあれば、どんな時でも最高の音楽や動画の音を楽しめるようになります。普通に利用するだけでも十分便利ですが、有線タイプやワイヤレスタイプなど、使い方も見た目も自由に選ぶことができます。
そしてリーズナブルな価格からハイクラスな価格まで値段も様々となっているため、どなたでも購入しやすいモデルが必ずあります。値段が安いからといって必ずしも質が落ちるというわけではないので、まずは機能性や使い勝手の良さを確認してみましょう。
ちなみにカナル型イヤホンはそのままでも使いやすいですが、防水仕様になっているモデルを選ぶことで、急な雨が降ったり、水没したり、または汗をかく環境でも気にすることなく使い続けることが可能になります。素晴らしいイヤホンを長く愛用するためにも、是非注目しておきたい機能です。
世の中にはたくさんのイヤホンが発売されていますが、こちらで紹介したイヤホンは、どれを購入したとしても満足できる内容になっています。イヤホンを買い替えたい方、または新たに購入しようと検討している方は、是非こちらでご紹介したカナル型イヤホンをチェックしてみてはいかがでしょうか。
耳にピッタリフィットすること、長く装着していても耳が疲れないこと、耳に装着した後はうまくフィットすること、そしておしゃれなデザインにも注目して、自分だけのお気に入りカナル型イヤホンを見つけてみて下さい。
プライベートシーンでも、オフィスシーンの休憩中でも、移動の際の音楽タイムでも、寝る前のリラックスタイムとしても大活躍してくれるはずなので、カナル型イヤホンは1つ持っておくといくつものメリットを生み出してくれるはずです。真の音楽を、カナル型イヤホンを使ってたっぷり楽しみましょう。