日本は災害大国といわれていますが、みなさんは災害への備えはどうされていますか?
災害時は食べ物や飲み物が不足するため、非常食や飲料水を準備されている方が多いかと思います。その他に災害時に必要なのは、情報収集です。そのためには、ラジオはかかせません。今回は、災害時でも便利な携帯ラジオについて紹介していきます。
携帯ラジオといっても、種類はさまざまです。まずは、選び方のポイントについて説明します。
使用する場面に応じてサイズを選ぶことがポイントです。通勤・通学、旅行など、屋外で使用する場合、手に持つ必要がなく、手軽にラジオを楽しめるよう、ポケットに入るサイズがおすすめです。
災害用であれば、防災グッズの袋に入れても邪魔にならないようなサイズが好ましく、手のひらにおさまる大きさでも問題はありません。
ラジオのチューニング方法には下記の2種類あります。
はじめてラジオを購入する方は、ボタンを操作するだけで自動で局を合わせることができるシンセチューニングがおすすめです。一方、自分で局の周波数に合わせるアナログチューニングは、シンセチューニングと比べて多くの放送を聴くことができ、より多くの放送を楽しみたいという方におすすめです。
災害時、とても重要となるのは電源です。ラジオを持っていても、電源がなく使用できなければ意味がありません。
現在、販売されているものは乾電池で使用できるものがほとんどであり、なかにはバッテリーが搭載されているものもあります。購入しようとしているラジオはどの電源タイプで駆動可能なのかを知っておくことが大切です。
ラジオといっても、さまざまな機能を持ったものがあります。用途などに応じて選ぶとよいでしょう。
音質の高いFM放送を使い、ノイズが入りやすいAM放送を聴くことができます。AM放送でも高い音質で聴くことができるため、必要な情報を聞き取りやすくなります。
濡れた手でも使用することができるため、アウトドアでも気軽に使用することができます。
好きなラジオを録音してもう一度聴くことができます。種類によっては、複数の放送を録音したり、前もって予約して録音したりすることもできます。お気に入りの音楽を残しておきたい、語学勉強で繰り返し聴きたいという方におすすめです。
それでは、おすすめの携帯ラジオをご紹介していきます。きっと、お気に入りのラジオが見つかるでしょう。
パナソニックのFM/AM2バンドレシーバーは、デジタルチューナーを搭載しており、自動で最寄りの放送局に合わせるらくらくチューニングで、厳密にチューニングをする必要がありません。また、選曲中のノイズを低減するため、快適に聴くことができます。
蛍光色ポインターと光るダイヤルパネルが搭載されているため、暗い場所でも操作できます。そして、ハンドストラップ付きなので持ち運びも便利です。
ソニー ポータブルラジオ ICF-B99は、ワイドFMに対応しており、大口径3.6cmのスピーカーを搭載しています。そのためクリアな音質に聴き取りやすい音量でAM放送を楽しむことができます。また、大型の選曲つまみやみやすさにこだわった表示窓など、使いやすさにもこだわっているほか、防滴仕様となっているので、水回りや屋外でも使用することができます。
またこちらの製品は、本体のハンドルを回転させ充電する手回し充電、USB AC充電(別売)、本体上部にあるソーラーパネルで太陽光から充電できる太陽光充電、そして単3形アルカリ乾電池の4つの方法で内蔵の充電池の充電ができます。そのため、災害時など緊急時に、電源がなくて使用できないという事態に陥ることがありません。
それに加え、スマートフォンや携帯電話の充電もできるため、モバイルバッテリーとしても使用することができます。さらに、本体前面にLEDスポットライトが装備されているので、停電時や夜間などには懐中電灯としても使用できます。このように、こちらの製品1台で、ラジオ以外の目的で使用することができることが、大きな魅力です。
テプロス通商のワイドFM/AM ポケットラジオは、名刺ほどの大きさのポケットサイズなので、手軽に持ち歩くことができ、どこでもラジオを楽しむことができます。また、FMとAM2バンド対応となっているので、防災グッズとしても活用できます。
その他の特徴として、ワイドFM対応なので、AM放送も聴き取りやすいことがあげられます。専用の両耳イヤホン、クリップがついているので、別でイヤホンを購入する必要もありません。
ソニーのFM/AMハンディーポータブルラジオは、ワイドFMに対応しており、FM/AM2バンド受信可能です。サイズは3.4cm×10.1cm×6.8cmで、重さ113gとコンパクトサイズでありながら、FM受信用のロッドアンテナを採用しており、選局しやすいチューニングインジケーターとわかりやすいアナログチューナーで、操作も簡単です。
電源は、単4形乾電池を使用し、AM受信時では最大で22時間、FM受信時では最大で19時間連続で使用することができます。シンプルなデザインなので日常使いはもちろんですが、いざというときにも役立ちます。
ワイドFM&AM 電池式 スピーカー付 ポータブルラジオは、ワイドFMをスピーカーで聴くことができるので、イヤホンが苦手な方やスピーカーで聴きたいという方にはおすすめです。また、雑音にも強いため、災害時や緊急時などいざというときにも、ニュースや情報を聴き取りやすいので、防災グッズとしても使用できます。
イヤホンジャック、ストラップホールが付いているので、イヤホンで聴くことはもちろんですが、お気に入りのストラップや持ち運びがしやすいようハンドストラップをつけることもできます。
ヤザワのAM・FMハンディラジオは、デジタル方式を採用した安定受信のAM/FMラジオです。白色LCDバックライトが付いているので明るく見やすいです。
また、時計の機能もあるため、時間もわかる上に、アラーム機能も付いているので、聴きたい放送を知らせるためにアラームをかけておくということもできます。手のひらくらいの大きさで、付属品に巻き取り式のイヤホンがついているので、持ち運びにもとても便利です。
ソニーのポータブルラジオ ICF-506は、ワイドFMに対応したFM/AMラジオです。大型のつまみを採用しているため、ダイヤルも回しやすいです。また、同調ランプがついており、ベストチューニングを赤いランプで確認することができます。
スピーカーは、直径10cmと大きいので、大音量でしっかりと聴けるほか、ヘッドホン端子も搭載されているのでヘッドホンでも楽しめます。持ちやすい取っ手がついているので、持ち運びも便利でおすすめです。
Sielifeの携帯ラジオは、どんなポケットに入るほどの超コンパクトサイズでありながら、高感度のFM/AMを受信します。ランニングなどスポーツのときも、負担なく携帯することができるため、スポーツをしながらお気に入りの放送を聴くことができます。
こちらの製品は、歩数計が搭載されているので、ランニングのときなど走行中にカロリーをカウントしてくれます。また、スポーツのみならず、一定時間プリセットすることができるので、ラジオを聴きながら自然と眠りにつくこともできます。
大きなチップ容量によって、ラジオ局を自動的にスキャンし記憶してくれます。FM放送の場合は50局、AM放送の場合は20局とトータル70局のプリセットが設定されているので、次回ラジオを聴くときに再度検索する必要がありません。また、緑色のバックライト付きなので、暗いところでも画面を確認しやすいです。
東芝のワイドFM/AMラジオポケットラジオは、デジタルチューナーを搭載しているため、簡単に選局することができます。同調ランプが付いているので、受信状況もひと目でわかります。またワイドFM対応なので、クリアな音質でAM放送も聴くことができます。
ソニーのPLLシンセサイザーラジオは、名刺ほどの大きさのコンパクトサイズで胸ポケットにすっきり収まるので、通勤時など移動の際にも使いやすくなっています。本体と一体化した巻き取り式のイヤーレシーバーが内蔵されているため、使用しないときでもイヤホンもまとめてコンパクトに収納することができます。
いかがでしたか?ラジオといっても、録音機能やアラーム機能、ライト付きなど、搭載されている機能も異なります。
日常での使用はもちろん、災害時にも大いに役立つラジオ、1台持っておくととても便利です。これを機会に、ラジオを購入することをおすすめします。