GoProをはじめとしたアクションカメラも、様々なメーカーが販売するようになった現在、人気メーカーから発売されているアクションカメラにはどのようなものがあるのでしょうか。アクションカメラを購入する際におさえておくべきポイントと、おすすめのアクションカメラをご紹介いたします。
アクションカメラ、もしくはウェアラブルカメラというのは、身体に装着する事で、ハンズフリーで撮影が出来るビデオカメラの事を指します。スキューバダイビング、サイクリング、スノーボードにスキー等、スポーツやアクティビティを楽しみながら、その様子を迫力ある映像に簡単に収めることが可能です。
サイズも小型なので荷物になる事もなく、気軽に旅行やアウトドアに持ち出せます。価格は安価な数千円の物から4~5万円前後の人気機種までばらつきはありますが、比較的リーズナブルで、購入のしやすさも魅力です。
アクションカメラを購入する際に、どういった点をチェックするのが上手な選び方となるのでしょうか。後悔しない買い物をする為に、一つずつ、ポイントを押さえていきましょう。
アクションカメラは手持ちも出来ますが、それ以外に自分の体の一部や乗り物に固定・装着して撮影する事が可能です。取り付けは「マウント」という部品で行いますが、装着方法は取り付ける場所によって異なります。
臨場感のある映像なら乗り物に取り付けて、撮影者の目線に近い画像ならヘルメット等に取り付ければ、迫力のある映像を撮影できるのが魅力です。その為にも、撮りたい映像を明確にし、それに合った装着方法に対応しているアクションカメラを選ぶようにしましょう。
この画質に関する「解像度」と「フレームレート」が、アクションカメラを選ぶ際に一番大事なポイントとなります。解像度並びにフレームレートは、アクションカメラを販売しているメーカーによって表記が違ってくるため注意が必要です。
ある程度共通して言える事は、高画質で写真を撮りたいという場合は4K対応モデルを選び、高速で動く被写体(スキー・スノーボードや自転車等乗物からの風景)を滑らかに撮りたい場合は60fpsに対応したモデルを選ぶ事をおすすめします。
アクションカメラが販売され始めた頃、その価格は気軽に手を出せる値段とは言えない価格でした。その頃のイメージが強いせいか、現在も価格を気にして購入をためらっている方も多いかもしれません。
現在のアクションカメラの価格の中心は、低価格モデルが多数販売されているので、1万円かそれ以下です。エントリー向けとしてこれらの低価格モデルはたいへんおすすめです。
アクションカメラは、動き回っている状態で撮影を行う事がほとんどですので、手ぶれ補正が付いている物なら、見やすくきれいな映像が撮影可能になります。手ぶれ補正機能には、「光学式」と「電子式」の2種類があり、「光学式」は光の入り具合の調整を行う事で、「電子式」は画像をずらす事でブレに対応しています。
画質は光学式の方が優れていますが、構造の関係上、本体が大きくなり価格も高くなってしまいます。小型で安価なアクションカメラは電子式がほとんどですが、こちらでも十分に手ぶれ補正がかかりますので、価格や大きさを優先するか、画質を優先するかで選択すれば納得のいくお買い物が出来るはずです。
選び方のポイントを念頭に置きつつ、おすすめのアクションカメラを厳選して10品ご紹介いたします。自分に必要なポイントを比較して購入の際の参考にしてください。
装着方法 | ビルトインマウント/平面マウント |
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手ぶれ補正 | 電子式(HyperSmooth 3.0) |
その他 | HindSight(ハインドサイト)、 スケジュールキャプチャー、 デュレーションキャプチャー |
アクションカメラの代名詞とも言えるGoProの新機種です。新しく前面にディスプレイが搭載された事でライブプレビューが可能となり、簡単にフレーミングを行えるようになりました。タッチズーム機能を搭載した大型の背面タッチスクリーンでは、素早く直感的な操作が可能となっています。
GoPro史上最高の進化を遂げた手ぶれ補正で、究極の滑らかさを実現し、すべての設定でカメラ内ホライゾンレベリングとブーストが使用可能になりました。新機能のHindSight(ハインドサイト)は、どんな瞬間も撮り逃すことがないように設計された強力な機能です。シャッターボタンを押す 30 秒前からビデオを記録するので決定的瞬間を逃しません。
装着方法 | 粘着性ベースマウント(曲面) |
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ビデオキャプチャ 解像度 | 1080p |
手ぶれ補正 | 電子式(Max HyperSmooth) |
その他 | 水平維持機構、PowerPano、 Max TimeWarp |
GoPro のクリエイティビティを極めた機種がGoProMaxです。従来のGoProビデオや写真を撮影したり、周囲の全てを360度映像で撮影可能な他、6つのマイクを搭載し、GoPro史上最高の臨場感あふれる360度オーディオを実現しています。
PowerPanoはパンせずにパノラマ映像を実現可能にしました。カメラを水平移動させることなく、270°歪みの無い驚異的なパノラマ写真が撮影出来ます。デジタルレンズは、狭角、リニア、広角、そして最も広い Max SuperView(マックス・スーパービュー)の4種を装備しています。
装着方法 | 折り畳み式フィンガーで 別売りマウントを装着 |
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ビデオキャプチャ 解像度 | 1080p |
手ぶれ補正 | 電子式(HyperSmooth 2.0) |
その他 | HERO8 Blackモジュラー、 TimeWarp 2.0、 LiveBurst(ライブバースト)他 |
GoProHeroの最新機種GoProHero9の一つ前の機種になります。HEROシリーズでも最高の万能性を誇り、とてもブレに強いカメラです。折り畳み式フィンガーが底面部に組み込まれている為、別売りマウントの交換がわずか数秒で完了します。
別売りのメディアモジュラー「HERO8 Blackモジュラー」を使用すれば、照明やプロオーディオ、さらには別スクリーンまで追加できる究極の拡張性が得られます。
装着方法 | ステント穴式で付属&別売りマウントを装着 |
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手ぶれ補正 | 電子式(EIS&ジャイロ) |
7層光学ガラスレンズによって映し出されるプロ仕様の本格的なアクションカメラです。詳細なセッティング調整で、直射日光の下でも、薄暗い中でも、明暗差が激しくても、どんな場所でもきれいな映像を残せ、歪み補正(LDC)機能の搭載により、魚眼レンズによる画面の歪みを大幅に補正できます。
EIS+ジャイロダブル手ブレ補正は、撮影ミスや画面揺れを防ぐことができ、4K画質の美しさを滑らかな動画で撮影可能です。また、タッチスクリーンを使用すると、カメラをより直感的で簡単に操作できます。
装着方法 | ポールマウント |
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手ぶれ補正 | 電子式(EIS) |
Ultra1アクションカメラは連写、遅延タイマー、ループ録画、タイムラプスなど様々な撮影モードをサポートしており、撮影する際、「ISO感度」「EV露出」等のカメラの設定により、撮影中の明るさ変化や動きの速度を控え、独特な映像を残す事が可能です。
また、カメラを車の充電器と接続し「運転モード」設定にすればドラレコとして使え、車のエンジンと連動して録画が始まり、車の前後状況を記録出来ます。
装着方法 | 三脚ネジ穴 |
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ビデオ解像度 | 4K(3840×1920/29.97fps/56Mbps) 2K(1920×960/29.97fps/16Mbps) |
手ぶれ補正 | 電子式(回転3軸補正) |
THETAシリーズのフラッグシップモデルである「THETA Z1」は、THETAシリーズ最高画質を実現すると共に、高い手振れ補正で動画撮影時の手ブレを大幅に軽減し、スムーズな360°動画を撮影可能です。また、システムがAndroidベースな為、様々な機能をプラグインで追加する事が出来、日々進化させる事が可能となっています。
装着方法 | ほぼ全てのGoProマウントとの互換性有り |
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手ぶれ補正 | 電子式(EIS) |
高度な電子画像安定 (EIS) が6軸ジャイロスコープで位置や動きの変化を検出し、素早く動く目標を撮影する時でも安定したスムーズな撮影を実現しています。また、防水ケース等のその他のアクセサリー、取り付けキットは、ほとんどGoProと互換性があり、GoPro用のマウントも付属のマウントキットも利用可能です。
装着方法 | マウントブラケット |
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ビデオ解像度 | 5.7K 360度撮影+4K広角撮影 |
手ぶれ補正 | 電子式(FlowState) |
FlowState手振れ補正はジンバル無しでジンバル級の安定映像を実現しています。また、編集時に自撮り棒が自動的に消える「見えない自撮り棒」という魔法のようなエフェクトが装備されています。
装着方法 | ハンドバー用マウント |
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手ぶれ補正 | 電子式(EIS) |
Wi-Fiを内蔵しAndroidとIOSとの接続をサポートしています。腕に着ける遠隔操作のリモコンが付属しているので、スカイダイビング、バンジージャンプ、マウンテンバイクなどの屋外スポーツで簡単に操作可能です。
装着方法 | 自転車&ヘルメット用マウント |
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手ぶれ補正 | 電子式+ジャイロ手振れ補正+レンズ歪み補正(LDC) |
自動モードとプロフェッショナルモードの2つがあり、プロフェッショナルモードでは、ループ録画、スローモーション、タイムラプスなどのさまざまな使用条件に対応する6種類の方法で録画可能です。2インチの高感度タッチディスプレイにより、様々な撮影モードに移行でき、すばやく撮影して再生する事が出来ます。
各メーカーが、独自の手ぶれ補正やエフェクト、撮影モードを搭載したアクションカメラを販売しています。解像度以外にも、これらの便利な機能を比較し、自分好みに撮影機能やアクセサリーによる機能拡張の出来るアクションカメラを探してみてください。