「バーボン」と聞くとアルコール度数が強くて初心者は手が出せないイメージがありますが、実は甘くて飲みやすい種類も多く、初心者や女性も飲みやすく感じたりするのが現状です。そこでここでは、美味しいバーボンについてご紹介しています。
バーボンの魅力や特徴、おすすめ銘柄など、バーボンについて詳しくピックアップしていますので、ぜひこの機会にチェックをして、バーボンを心から楽しんでみましょう。
バーボン(ウイスキー)はアメリカで製造されているウイスキーで、連邦アルコール法の基準をクリアしていれば「バーボン」と呼ばれます。日本ではアメリカン・ウイスキー以外にもスコッチ・ウイスキーをよく見かけることが多いのですが、どちらも意外と飲みやすく、癖になる美味しさがあります。
飲み方としてはストレート・ロック以外にも、炭酸割りで楽しむ方も少なくありません。炭酸割りはハイボールとも呼ばれており、日本人にも好まれる飲み方と言えます。他にもカクテルのようにして嗜むこともできるので、バーボンと言っても様々な飲み方があるのです。
もちろんバーボンの銘柄やメーカーによって風味や甘味は変わるので、数あるバーボンの中から、お好みの種類を見つけましょう。
ここではおすすめのバーボンの選び方をチェックしてみましょう。色々な観点から注目してみることで、ご自身のお口にピッタリ合うような銘柄が見つかるはずです。バーボンの香りや旨味だけではなく、アルコール度数など、購入前にたっぷりと確認をしてみて下さい。
ウイスキーはじっくりと寝かせるのが特徴ですが、それと比較するとバーボンは熟成期間が短いという特徴があります。銘柄によっては熟成期間を明記していないものもあって、バーボンテイストをイマジネーションしづらいケースも多々あります。
しかし同じ銘柄であっても、熟成年数や時間によって、風味や香り、旨味は大きく変わるものです。だからこそ美味しいバーボンを見つけるためには、必ず熟成期間がハッキリと分かるものを選ぶようにして下さい。
バーボンのアルコール度数は平均40度以上になっていることが多いです。バーボンをボトルに詰める時に水を入れて度数を計算するので、アルコール度数が高いものほどバーボンの濃密さを堪能できるということになります。
バーボンを普段から嗜む方、通の方はアルコール度数が高いものをおすすめしますが、バーボンを飲むのがまったくの初めての方、お酒に弱い方は、なるべくアルコール度数が低い銘柄を手に取るようにして下さい。ちなみに40度以下のバーボンは存在しないので、ベースは40度からとなります。
バーボンは色々な飲み方ができる、万能なお酒です。しかし選ぶバーボンによって香りはまったく違うものになるので、原料をチェックして香りの変化を見極めましょう。
甘めのフルーティーなバーボンや、深みのあるバーボンなど、バーボンの数だけ色々な香りがあります。特に初めてバーボンを飲む場合は、色々なバーボンをお試しして、お好きな香りや風味を見つけましょう。
ここではコストパフォーマンスが高いバーボンをご紹介しています。特にバーボンを初めて手にとろうとしている方におすすめなので、お試し感覚で飲んでみて下さい。
『ヘンリーマッケンナ』はボトルを開けた瞬間、上品な香りが辺りを纏います。上質なウイスキーの証のような風味を楽しむことができるので、バーボン初心者の方にも最適と言えます。まろやかでスムーズな飲み口も魅力で、スッキリと飲めます。クセがあまりないタイプであり、どなたでも飲みやすいです。
『メーカーズマーク』はケンタッキー州で丁寧に製造されているプレミアム・バーボンで、230年の歴史ある深みとコクをバーボンボトルに詰め込みました。
完全ハンドメイド式のバーボンで、特別なプレゼントとしてもピッタリではないでしょうか。一般的にはあまり使用しない冬小麦を原料としていて、柔らかいまったりとした飲み心地が魅力です。
『アーリータイムズ イエローラベル』は甘い香りなのにキレのあるスッキリ感があって、バーボンの旨味・楽しみを1度に堪能することができます。しかもライトな飲み口となっていますので、普段バーボンを飲まない方でも飲みやすく感じるはずです。非常に華やかなバーボンであり、魅力的なバーボンです。
『フォアローゼズ』では別々のフレーバーからなる4つの樽からバランスよくブレンドさせたバーボンで、香りの豊かさを楽しめます。
フルーツ・アロマのようなふんわりとした優しい甘い香りは、女性からも多く支持されています。「マスター・ディスティラーズ・メロウ・チョイス」と呼ばれることもあって、その贅沢感を堪能してみてはいかがでしょうか。
『ジムビーム』は日本だけではなく、世界で1番愛されているバーボンとしても有名です。アルコール度数も40度とバーボンの中では低い方なので、まったくバーボンを飲んだことがない方にもおすすめできます。
香りも華やかでまろやかな口当たりとなっているため、初心者から常にバーボンを嗜んでいる方にまで、色々な方に楽しんで頂けるタイプのバーボンとなります。
『I.W.ハーパー ゴールドメダル』はほんのりと甘味を感じるような、スッキリとしたバーボンです。1885年にはニューオリンズ万国博覧会で堂々の金賞を受賞した経験もあって、由緒正しいバーボンとも言えます。
テイストだけではなくおしゃれなボトルデザインも常に注目されており、プレゼントギフトとしても定番化されている商品です。
『ジャックダニエル ブラック』はアメリカン・ウイスキーの中でもプレミアム・ウイスキーとして代表格に挙げられており、バーボンの上をいくテネシーウイスキーとして認められています。
100年以上製法は変わらず守られてきているため、バーボンの深みや豊かさを歴史とともに現在に残しました。チャコールメローイング製法によって、じっくりと丹精込めて作られた一品です。
バーボンはおしゃれなプレゼントとしても好まれるので、この機会にプレゼント用としても気にかけてみるのもおすすめです。素敵なバーボンをギフトにすれば、きっと喜ばれることでしょう。
『ウッドフォード・リザーブ』は石灰岩のブロックで作られた貯蔵庫でじっくりと寝かせたバーボンで、まったりとした優しい飲み口、口当たりが魅力的です。
大量生産ではないごく少数の生産となっているため、プレミアム感があります。アルコール度数も43度と高すぎることはなく、ギフトとしても最高のバーボンと言えるでしょう。
『ボウモア 15年』はスモーキーフレーバーが特徴的で、大人のテイストをじっくり堪能することができるバーボンです。
甘い香りというわけではなく、潮のような香りが爽やかであり、スパイシーです。アイラの女王とも呼ばれるバーボンは、そのリッチ感を舌全体で味わうことができるでしょう。とても力強い、大人向けのバーボンでもあります。
『ワイルドターキー 8年』はじっくりと8年以上もの間熟成させたバーボンで、深みやコク、味わいがたっぷりと詰まった魅力的なテイストとなっています。
バタースコッチやバニラのような甘い香りが第一に感じますが、いざ飲んでみると甘さだけではなく、豊かなフレーバーをじんわり感じ取れるはずです。余韻も深く長く楽しめるため、バーボン好きにもピッタリな商品となっています。
『ミクターズ スモール・バッチ』はバーボンでありながら、ライウイスキーのテイストも持ち合わせるプレミアムサワーマッシュウイスキーです。
シナモン、バター、アーモンドの香りが特徴的ですが、最後には胡椒テイストが残る、おもしろいバーボンになっています。値段以上の豊かさがあるバーボンであり、濃密さをたっぷり味わえるようになっています。
『エライジャ・クレイグ』は少量しか生産できないプレミアム・バーボンで、希少価値が高いことでも知られています。
企画の段階から数えると25年の歳月をかけて作られた繊細な仕様となっており、バーボン好きを唸らせるような満足感があります。ブラウンシュガーの深みのある甘味、香りは、上質なバーボンの証です。
『ウッドフォードリザーブ ダブルオークド』は2種類の樽を活用して熟成されたバーボンで、スウィーティーでありながら、どっしりとしたディープさを堪能することができます。
芳醇な香りをじっくり楽しみながら、『ウッドフォードリザーブ ダブルオークド』の美味しさを体感してみて下さい。男性からも女性からも、愛されている一品と言えます。
『ワイルドターキー 13年』はその名前の通り、13年以上の熟成期間を経て誕生しています。ちなみにこちらのバーボンは日本限定となっており、価値のあるバーボンと言えます。
飲み方はストレートでもロックでも美味しくいただけるので、お好きな飲み方ができます。ナッツやフルーツアロマのような香りが第一にきますが、最後はキャラメルフレーバーの旨味を堪能できるので、その変化を楽しみましょう。
『メーカーズマーク』は試行錯誤を長年研究し続けた結果、誕生した価値のあるバーボンです。蜂蜜のようなカラーの通りにまったりとしたテイストになっており、蜂蜜の香り、バニラの香り、オレンジの香りと、移り行く香りをゆっくり楽しんでください。
最後まで柔らかく優しいフレーバーテイストをキープしてくれますので、女性にもおすすめしたい商品です。
『エヴァン・ウィリアムス 12年』はトウモロコシを原料にしており、他にはない香りを感じ取れるはずです。
3年連続ウィスキー・オブ・ザ・イヤーに選ばれている由緒正しいバーボンであり、信頼できるバーボンでもあります。バーボンとしては珍しく、樽詰めされた年月やヴィンテージ表記されているため、購入する前から味や香りが約束されたようなものです。
『ブレット・バーボン』では6年以上熟成することを基本としています。まったりとしたテイストですが飲み心地がスッキリしているので、喉にもたつく感じはありません。サンフランシスコ国際スピリッツ・コンペティションではゴールドメダルを獲得しており、世界中で愛されているバーボンです。なめらかなテイストも評価が高く、人気です。
『ベーカーズ』はビーム社が7年の年月をかけて熟成させた、プレミアムバーボンです。アルコール度数は53.5度と少々高めになっているので、バーボン通にプレゼントすると喜ばれるでしょう。樽の中での熟成を活発化させるために試行錯誤したクラフトバーボンで、ふわっとバニラやレーズンの香りが芳醇で、心地いいです。
『イーグルレア』は複数の樽から製造するのではなく、たった1つの樽だけで完全熟成しています。選ばれた場所であるバッファロー・トレース蒸留所にて丁寧に製造されたバーボンとなっており、とても貴重です。
アルコール度数は45度とバーボンの中では決して高くない数値なので、どなたでも飲みやすいように感じるはずです。
『ベーシル ヘイデン』は8年間熟成させた樽の中から、更にピークに達したバーボンだけをボトルに詰めています。
甘みを感じるものの、スッキリとした飲み心地がクセになると話題です。スタイリッシュなボトルは見た目も美しく、ギフト用のバーボンとしても最適でしょう。初めて『ベーシル ヘイデン』を飲む方でも、すんなり飲みやすく感じるはずです。
『オールド グランダッド』は一口含むと芳醇な香りが満ちて、喉を通した後も余韻をじっくり堪能できるタイプのバーボンです。
アルコール度数57度と非常に高い数値ではありますが、それを感じさせないように、スッキリと飲めます。樽から出してすぐにボトル詰めしていますので、香りが衰えることがなく、いつまでも豊かなフレーバーをキープします。
『I.W.ハーパー 12年』は世界で初めて12年という長期間熟成させた商品であり、完成されたプレミアム・バーボンと言えます。
高級感のあるボトルもそのフレーバーにふさわしく、まさに王様の君臨を見せるバーボンとなっています。優しい口当たりであり、スムースな飲み口であることから、多くの方に愛されてきました。ニューオーリンズの万国博覧会(1885年)では、堂々の金賞を受賞しています。
バーボンは色々な飲み方ができる楽しいお酒なので、男性だけではなく、女性にもおすすめしたい商品です。ストレート・ロックだけではなく、カクテルやハイボールなど、お好きなようにアレンジして楽しみましょう。
普段の晩酌として、デートの時の嗜みとして、特別な日の乾杯としてなど、色々なシーンで愛されます。香り豊かなバーボンを飲んで、更にその魅力を知ってみましょう。