引用:pixabay
塗装作業には欠かせない刷毛。扱う塗料の種類や毛の部分の素材、柄の形状など、さまざまなものが市販されています。今回は、多種多彩な塗装用刷毛のなかから特にユーザーの評価が高いものを5種厳選してご紹介します。
目次
Amazonの塗装用ペイント刷毛カテゴリでベストセラー1位の人気アイテムです。30mm・50mm・70mmという使いやすい3サイズの組合せで、水性・油性のどちらの塗料にも使えます。リーズナブルな価格ですが、家庭用塗料の国内最大手のアサヒペンだけあってやはり百均のものとは違う!と実感するユーザーも多いようです。
「作業の途中で毛が抜けて塗料に混ざってしまうこともなく、スムーズに塗ることができました。」
「塗る範囲の広さによって3サイズを使い分けることができ、便利です。」
出典:Amazon
メーカー:アサヒペン
毛材:山羊毛・化繊の混毛
仕様:水性・油性塗料兼用
http://www.asahipen.jp/
こちらはトラスコ中山のニス用の刷毛になります。ニスは一般的な塗料と比べて粘度が低いため、柔らかい毛材で毛の長さも短めになっています。しなやかで、細かい部分まで美しく仕上げることができます。
「形状や大きさもちょうどよく、毛が柔らかくて塗りやすかったです。」
出典:Amazon
メーカー:TRUSCO(トラスコ中山)
毛材:山羊毛
仕様: 油性、ニス用
http://www.trusco.co.jp/
使いやすい50mmサイズの万能刷毛10本セットです。イベントの準備など、大人数で共同作業するのに最適です。刷毛は使用後の汚れ落としに手間がかかりますが、用途によってはこのようなコストパフォーマンスに優れた刷毛を使い捨てにするのもひとつの手かも知れません。
「使用前に不要な毛をしっかりとしごき落としてから使えば、作業中に抜けてくることもありません。」
「価格の割にしっかりしていて、安心して使えます。」
出典:Amazon
メーカー:ハンディ・クラウン
毛材:化繊・山羊毛
仕様:水性・油性兼用
http://handycrown.jp/
大正三年創業の老舗、大塚刷毛の建築用ニス用刷毛です。日本の刷毛独特の筋違(すじかい)形の柄で、壁に当てた時に作業しやすい形状になっています。毛先が細くしなやかな山羊の背中の毛を使用しています。
メーカー:大塚刷毛
毛材:山羊毛 白細
仕様:合成樹脂塗料用
http://www.maru-t.co.jp/
大阪に本社を置く好川産業製で、こちらも大正十年創業の老舗です。最高級の羊毛を使用しており、価格的にもかなり高級品の部類になります。建築上塗用となっていますが、木工や工芸など高品質な仕上げが求められる作業にも適した逸品です。
メーカー:好川産業
毛材:最高級羊毛
仕様:建築上塗用
http://www.yk-world.com/
塗料の種類や塗装面の素材・広さなど、刷毛選びの際考慮したいポイントはいろいろあります。
絵が斜めについた「筋交刷毛」は、細かい部分を塗るのに適しています。
平らな面や広い面を塗るには幅広の「平刷毛」が使いやすいです。
粘土の高い塗料を扱う際は、毛量の多い「寸胴刷毛」がおすすめです。
馬毛や豚毛、山羊毛など、動物の毛がよく使われます。なかには、人毛が使われたものもあります。水性塗料には、主に化学繊維製のものが使われます。
初心者はやはり、「ニス用」「水性塗料用」など、対応する塗料の種類の表記を参考に選ぶのが一番安心です。
高価で上質な刷毛でないと対応できない用途ももちろんありますが、作業によってはコスパのよいものをどんどん使い倒したいケースもあります。バリエーション豊富な刷毛のなかから、ぜひご自分の用途にあった一本を見つけて下さい!
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