いまやすっかり社会生活に浸透しているLINEですが、ガラケーや電話番号が割り振られていないタブレットでは使用できないと言われていました。しかし出来ればタブレットで利用したいと感じている方も多いのではないでしょうか。そんなLINEをタブレットで使用する方法を詳しく解説していきます。
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目次
2020年からLINEは、電話番号が割り振られていないタブレットでは登録が出来なくなってしまいました。しかし実はある方法を使えば登録することが可能になるのです。まずは、なぜ電話番号が割り振られていなければ登録出来なくなってしまったのかという理由からご説明しましょう。
LINEアプリは最初の利用時に電話番号の登録を求められます。その時、電話番号を登録しなければLINEのアカウントは作成出来ません。この電話番号の登録は、他者による乗っ取り被害を低減させる目的で行われています。
しかしタブレットだと、インターネット接続のみの利用で電話機能を契約していない方もいらっしゃるのではないでしょうか。この場合、通話機能のないタブレットという、OSとしてはLINEを利用出来るはずの媒体でもLINEの登録は出来ない事になります。
以前は電話番号を登録しなくても、フェイスブックアカウントを連携すればLINE登録が可能になる機能がありました。よって電話機能のない端末でもファイスブックアカウントがあればLINE登録出来ていたのですが、2020年4月頃にフェイスブックとLINEの登録機能の提供が残念ながら終了してしまいました。
それ以降のLINE新規登録は電話番号登録によるSMS・通話認証のみとなってしまっています。
では、どうすれば電話機能の付いていないタブレットでアカウントを新規登録するかというと、別の電話回線を登録に利用するのです。アカウントを新規で登録するためには通話認証が出来れば良いので、家にある固定電話や、LINEを使用していないスマホ、もしくはガラケーがあるなら、そちらの番号で登録が可能になります。
では具体的にどのようにタブレットでLINEアプリを利用するか、その方法をご説明します。これは大きく分けて2つあります。
電話機能のないタブレットでは、電話番号の登録はもちろん、本人確認をする為のSMSを受け取る事が出来ません。そこで固定電話やガラケーの電話番号で新規登録を行いましょう。LINEは1回線につき1アカウント登録可能なので、固定電話やガラケーの電話番号等、今までLINEで使用していない電話番号を使えばタブレットに新規登録が可能となります。
新規登録の場合は固定電話やガラケーの電話番号で登録可能でしたが、スマホで現在使用しているLINEをタブレットで2台目のサブ端末して使用する事は可能でしょうか。実は、iPadはOKでアンドロイド搭載のタブレットはNGです。
LINEは基本的に2台のスマホで使用する事は出来ません。1回線につき1アカウントという、決まりがあります。ただし例外的にPCとiPadではスマホのサブ端末として使用出来るようになっています。
PC版LINEを利用している方ならご存知かもしれませんが、PCからLINEにログインを行う際はスマホで登録しているパスワードとメール・アドレスを使ってログインします。これがiPad版LINEには適用されています。
スマホでメール・アドレスを登録していればiPadはPCと同じ扱いになり同一電話番号でも使用できるわけです。
ただアンドロイド搭載のタブレットはPCと同じ扱いとはされずスマホと同じとみなされる為にアンドロイド搭載タブレットでiPadと同じようにしてログインを行うとスマホ側のLINEのアカウントが自動削除されてしまい、スマホでログイン出来なくなるのでご注意ください。
なおスマホ側のLINEアプリに、メール・アドレスを登録していない場合も、iPadの場合QRコードを使ってログインが可能です。
では実際にタブレットでアプリを新規登録する手順を説明いたします。なお、新規登録はiPadもアンドロイド搭載のタブレットも同じ手順になります。
タブレットへの新規登録手順を動画で確認できます。動画だとより分かりやすいので、不安な場合は一度ご覧ください。
ではiPadをサブ端末としてLINEにログインを行う場合はどのような手順で行えば良いのかも、2つの方法それぞれに分けてご説明します。
iPadをサブ端末として登録する方法が分かりやすく説明されている動画です。文章だけではよく分からなかった方は、こちらを参考になさって下さい。
LINEを利用する事が出来るタブレットを3種類、ご紹介いたします。これらのタブレットは、LINEアプリを、ダウンロード・インストールすれば、いずれかの方法で新規登録もしくは、サブ端末としてLINE利用が可能になります。
スマホのサブ端末としても使用出来るiPadは、LINE利用に関しては一番のおすすめタブレットです。iPadのOSはiOSというApple製品向けに作られており、子どもからお年寄りまで、誰にでも扱える優しい作りになっています。
また他OSの端末と比べ、アプリの安全性が高いと言われており、ゲームやインターネット等を安心して楽しめ、初心者にもおすすめのタブレットになります。
Googleがタブレットやスマホ用に開発したOSがアンドロイドです。世界で一番普及しているのはこちらのアンドロイド搭載のタブレットと言われていますが、LINE利用に関してはサブ端末として利用する事は出来ません。
ただし新規登録は可能なので、使用していないガラケーの電話番号や、固定電話を登録出来るならばアンドロイド搭載タブレットでも、LINEを利用出来ます。
アンドロイドOSは無償提供なので各メーカーからすれば使用しやすくコストを抑えられるので、タブレットの価格も安価になります。よって格安タブレットはほとんどアンドロイド搭載のタブレットと言えるでしょう。
タブレットというと、iPadもしくはアンドロイド搭載のタブレットと考えがちですが、実はもう一つ、OSにPCで使用されるOSのウィンドウズをそのまま使用しているタブレットがあります。それがMicrosoft社が開発・販売しているSurface Proです。専用キーボードも別売りされており、こちらを取り付ければ、ほぼモバイルPCと同じです。
LINEに関しても、OSがウィンドウズでPCと同じ扱いとなるので、iPadの様にサブ端末として利用可能です。アプリはウィンドウズストアで購入します。
ただし、高DPI端末となるウィンドウズのタブレットでは、伝統的なウィンドウズアプリケーションのLINEの表示画面は小さくなってしまいます。通話も出来るのですが、アプリケーションの表示が小さいので少々不便かもしれません。テキストに関しては問題なく利用出来ます。
タブレットとしてはアンドロイドのタブレット端末が一番種類が出回っています。安価で手に入りやすいのも、やはりアンドロイドのタブレット端末となります。そこでアンドロイドのタブレット端末でLINEアプリを利用する際に注意すべき点を、再度確認しておきましょう。
アンドロイドのタブレット端末がスマホの端末と同期出来ない理由はアンドロイドのタブレット端末のOSがスマホと同じで、スマホ2台で1つのアカウントを利用しようとしていると捉えられる為と言われています。LINE規約により、LINEのアカウントは、スマホ1台につき1アカウントなので、サブ端末として利用出来ないわけです。
iPadもスマホと同じOSなのですがアンドロイドのように無償提供されているOSではない為、特例として同期が可能になっているようです。
アンドロイドのタブレット端末でLINEを使用する為には、アカウントを新規登録する必要があるので、登録できる固定電話番号や、ガラケーの電話番号がない方は注意が必要です。
LINE公式アプリのヘルプページには、OSバージョンや対応端末等、LINEアプリの推奨環境が記載されています。そちらを確認してみるとサポート対象外の端末も一覧で記載されています。
これらの端末はサポートの対象外とされています。よってアンドロイドのタブレット端末にインストールしたLINEアプリが不具合を起こしても、LINE公式はサポートを行ってくれません。その点を踏まえて、自己責任でインストール及び使用する必要がありますので、ご注意ください。
タブレットの魅力は、その大きな画面にあります。スマホはタブレットより、どうしても画面が小さくなりますので、LINEの画面もどうしても小さくなります。無料電話として利用するならスマホでも構いませんが、テキスト画面は大きな画面で見たいと考える方もいらっしゃるでしょう。
そんな方は、タブレットにLINEを新規登録する、もしくは同期させてサブ端末としてタブレットを利用し、テキスト画面を大きな画面でストレスなく楽しんでみてはいかがでしょうか。