キャンプや登山で寝泊まりする際に、テントは必需品です。テントは様々なメーカーから発売されていますが、MSR(エムエスアール)というメーカーからも多くの種類が発売されています。ここではMSRのおすすめテントをご紹介していきます。ソロキャンプ用やファミリーで使えるものもあるので、ぜひチェックしてみてください。
MSR(エムエスアール)は、山のロゴマークが印象的な登山用品を扱うメーカーです。1969年設立で、Mountain Safety Researchの頭文字を取ってMSRという名称になっており、50年以上進化を続けながら常に信頼のできる高性能の製品を作り続けています。
1973年に初めて山岳用のテントを発売していますが、使いやすさや移住性を追求して進化を続けながら、様々なタイプが現在も開発されています。MSRではテント以外にも、ガスストーブや雪山の安全を守るためのスノーツールなども扱っています。
ここからはMSRのテントの魅力をご紹介していきます。アウトドアショップやアウトドアコーナーに行って、MSRのテントを見たことがあるという方もおられるかもしれませんが、MSRのテントが長年多くのキャンパーや登山家から愛されているのは、やはり魅力があるからです。
テントは近年のキャンプ人気もあって、購入を検討している方は様々なメーカーがテントを販売しているので迷う方も少なくありません。MSRのテントに興味がある方も初めてMSRを聞いた方も、魅力を知ってからテントの種類を確認してみてください。
魅力1つ目は、豊富なシリーズ展開です。BACKPACKING TENTSはバックパッカーや様々なアクティビティに使いやすい3シーズン用のテントがラインナップされており、ALL-SEASON TENTSは標高の高い山や雪山でも耐えられるオールシーズン使える耐久性の高いテントが数種類あります。
PROFESSIONAL SERIESはプロフェッショナルアスリートやガイドに合うよう開発されたプロのためのテントで、MINIMALIST SHELTERS & WINGSは軽量化したい方向けのシェルターやタープなど、シリーズごとに特徴があり、ラインナップも様々です。
自分に合った目的から選びやすく、使う人数によって大きさの違う種類も発売されているものもあるので、自分が求めるものが見つかりやすいです。
魅力2つ目は、持ち運びしやすい点です。MSRは登山用品を扱うメーカーなので、登山をする方のこと考えて作られているため、軽量且つコンパクトなタイプが多いです。登山では荷物を背負って歩くため、自分が持ち運べる重量やリュックに入る量なども限りがあるため、負担にならないよう考えられています。
最後は、おしゃれなデザインです。軽量化など機能性が重視されていると、デザインがいまいちでも仕方ない、と諦めないといけない場合もありますが、MSRのテントはデザイン性もよく、外から見てもカッコいいと感じるデザインが多いです。
機能性もあってデザインもいいとなれば、気に入らないはずがありません。デザインも種類によって違うので、好きなデザインを選ぶのもおすすめです。
ここからはMSR(エムエスアール) のおすすめテントをご紹介していきます。一見、色合いが同じものもあるので変わりないように見えるものもあるかもしれませんが、定員やドアの数が違ったり、広さも違うので、細かくチェックしてみてください。
登山などで自分でテントを持ち運びしなければいけない方は、重量も重要になります。持ち運びがしやすいコンパクトな大きさかどうかも確認しておくのがおすすめです。
まず最初にご紹介するのが、グランドシート(フットプリント)付 エリクサー2です。厚手の生地を使っているため耐久性が高く、台形型の前室は使いやすい形状でテント内の天井も高く居住性に優れています。
定員は2人でドアの数は2つです。 フライ、本体、ポールを合わせて2240gとかなり軽量で、設営も簡単なので初心者にも使いやすいタイプです。
続いてはELIXIR 3バックパッキングテントです。2つの大きなドアがある3人用のテントで、面白い構造をしていますが設営は簡単です。フライ、本体、ポールを合わせて2660gで、付属のフットプリントを使用すると、フライシートとポールのみでの設営も出来ます。
おすすめ3つ目は、Elixir1 エリクサー1です。エリクサーシリーズの1人用のタイプで、フライ、本体、ポールを合わせて1780g、総重量も2160gとなっています。ヨーロッパ限定のグリーンのカラーは、汚れも目立ちにくくシックな色合いです。
続いてはHubba Hubba NX 2人バックパッキングテントです。HUBBA NXのシリーズは3シーズン使えるテントで、フットプリントを使ってレインフライ、ポールを組み合わせて軽量のシェルターを設営することも出来るので、使い方も色々変えられます。
幾何学的にフレームを配した変わった構造ですが、横風を受けにくくし、安定性があるのが特徴です。広い前室があるので荷物を置きやすく、出入り口も広いので出入りもスムーズにできます。
こちらは2人用のタイプで、フライ、本体、ポールを合わせて1540g、総重量も1720gとエリクサーシリーズよりもさらに軽量になっています。通気性もいいので夏場のキャンプにも使いやすいです。
Hubba NX (ハバ エヌエックス) 1人用は、ソロキャンプやツーリング、自転車での旅にも使いやすいテントです。収納時で1.3kgしかないのでかなり軽量で、1人でも設営しやすいので満足度が高い商品となっています。
おすすめ6つ目は、Mutha Hubba NX 3です。3人用のタイプで、収納時の重量は2.3kgです。換気がしやすい設計で、室内空間が広々しています。MSRのテントの中では値段は高いですが、設営もしやすくおすすめです。
続いては、アウトドア 登山 バックパッキングテント ゾイックです。あらゆるアクティビティで使いやすい3シーズンテントで、メインの2本のポールはスイベルで連結してある為、簡単に設営が出来るので初心者にも使いやすいです。
インナーテントのキャノピーはマイクロメッシュで通気性が高く、レインフライとフロアは新しいコーティング技術で従来より約3倍長持ちするので、機能性も抜群です。耐水性が高い縫製によってシームテープをなくしているので、経年劣化によってシームテープが剥離するトラブルの心配がありません。
1人用はドアの数が1で、フライ、本体、ポールを合わせて1500gです。2人用、3人用もあるので人数に合わせて選べます。
おすすめ8つ目は、ハバツアー1 ヨーロッパモデルです。4シーズン使えるタイプで、ドアが1つで広々した前室が魅力です。総重量が2.32kgとMSRの1人用の中ではやや重さがありますが、その分空間が広く、前室は荷物を置くだけでなく作業が出来るほどなので、使いやすい作りになっています。ヨーロッパモデルのカラーなので、色合いもシックです。
続いては、Hubbaツアー2人ツーリングテントです。ツーリングテントというだけあって、前室に自転車を置いておけるだけのスペースがある2人用テントになります。背面にもドアがある2ドアタイプで使いやすいです。
最後はCarbon Reflex (カーボン リフレックス) 1人用です。カーボンポールを使用した非自立式のダブルウォールテントで、最小限のポールと薄手の生地のため収納時で0.79kgしかありません。
インナーテントはマイクロメッシュで通気性が良く、別売のフットプリントを使用するとフライシートとポールのみでの設営も出来ます。軽量化にこだわる方におすすめです。
様々なMSRのテントをご紹介してまいりましたが、高性能なテントが多いと感じた方も多いのではないでしょうか。ファミリーキャンプ用やソロキャンプ用で、価格的にはMSRの商品よりも手頃な価格のテントは多くありますが、使えるシーズンが短かったり、設営が大変だったりとデメリットが少なからずあったりします。
MSRのテントは使い勝手や耐久性などをしっかり考えて作られているので、満足度が高いです。高スペックなMSRのテントを手に入れて、キャンプや登山を楽しんでください。