遠くで見えない場所でも、双眼鏡さえあれば近距離で見ているかのような映像で見ることができます。ここでは最新の双眼鏡や便利で使いやすい双眼鏡についてまとめていますので、ぜひチェックしてみて下さい。
便利で持ちやすいコンパクトなサイズから、本格的な双眼鏡まで様々ありますので、きっと参考になるはずです。優秀な双眼鏡を購入して、更に快適な環境をつくりましょう。
目次
双眼鏡はライブ会場やスポーツ試合の観戦、天体観測、バードウォッチングなど、1つあると色々な用途で活躍してくれます。ただしすべて同じ双眼鏡を使用するのではなく、目的によって双眼鏡の種類を分けることがおすすめします。
例えばコンサートやライブ会場でお目当ての人物を追いたい時は、邪魔にならないコンパクトモデルを持っておくべきです。バッグに入れてさっと取り出せるので、使いたい時にすぐ使えます。できれば6倍~10倍程度の双眼鏡を選ぶようにしましょう。
バードウォッチングをする時も大きすぎないモデルが使いやすく、小型双眼鏡を使って小鳥達の爽快な動きや佇んでる姿、軽やかな声を楽しんでください。ライブの時と同じように、6倍~10倍の双眼鏡がベストです。
スポーツ観戦となると動きも早くなるため、ブレずに使用できる8倍~10倍を選ぶようにしましょう。迫力のプレイや躍動感あふれる表情を楽しんで、リアルなライブをより身近に感じて下さい。
天体観測やマリンスポーツを楽しむときは、防水仕様になっている双眼鏡が便利です。天気が急に変わったとしても対応できるので、慌てることがありません。8倍~15倍と、1番しっくりくるタイプを見つけましょう。大型でも小型でも、どちらでも使いやすくおすすめです。
何度も使いたくなるような双眼鏡を見つけるためにも、注意しておきたいポイントについてまとめています。いくつかのポイントをチェックしておくことで、今後もずっと愛用できるような双眼鏡を探し出せます。
双眼鏡を購入する時に1番悩んでしまうのが、倍率ではないでしょうか。結論から言うと数字が大きい方がより見やすく、細かい部分も肉眼で確認できるようになります。
コンサートに行っても大きなホールだと目を細めないと見えずらく感じることがありますが、8倍率の双眼鏡を活用すれば、80m先に映る光景を、まるで10m付近で見ているかのような近さに変わります。
それが10倍率になると8m付近の近さになり、ブレを感じなくなるでしょう。臨場感が更に増すため、普通に見るよりも楽しくなるのは間違いありません。
レンズの直径のことを口径と呼びます。大きな口径は解像度も高くなって映像も明るく感じるので、本来の映像をそのまま感じやすくなります。その分重さがプラスされることがネックとなるため、持ち運びたい時は口径が小さい方が使いやすいかもしれません。
後は「ひとみ径」も確認しておくことで更に明るく見えるようになりますので、そちらも重要です。口径と同じく、大きい数字の方が明るく感じるでしょう。
視界の広さによって見え方も随分と変わります。動きが予測できないスポーツや動物の生態は、なるべく広い資格で見れるような双眼鏡を持っておくと重宝するはずです。
ただし視野が広くなる分、隅の方は映像が若干荒くなる可能性もありますので、購入前に必ず実際の見え方をチェックしておくべきです。
アイレリーフとは接眼レンズから瞳までの距離のことを指しますが、眼鏡をかけている方は特に注意しておきたいポイントで、できるだけアイレリーフが長く設計されている双眼鏡にすることで、眼鏡をかけたままでも快適に映像をチェックすることができます。
しかし長いアイレリーフは安定性に欠けてしまうため、15mm以上の双眼鏡が使いやすいのではないでしょうか。
他にも太陽の光を抑制できる「マルチコート」や、不通に持っているだけでも手ブレを補正してくれる機能、海やプールでも使いやすい防水仕様モデルなど、想像以上に便利な機能が存在します。色々なシーンで活用するためにも、機能性に富んだ双眼鏡があると失敗しません。
ここのメーカーなら間違いないというような、安定性のある人気メーカーを確認してみましょう。誰しもが聞いたことがある有名メーカーも、初めて聞くメーカーも、参考の1つにして下さい。
【ニコン(Nikon)】
カメラ業界最大手のニコン(Nikon)だからこそ機能性が豊富で、ニコンだけの独自技術「ED(特殊低分散)ガラス」は特に魅力的に感じる方も少なくないです。解像度・色彩度が非常に高くなるため、本来の映像の美しさをそのままの状態で堪能できると話題になっています。
【ビクセン(Vixen)】
ビクセン(Vixen)では双眼鏡や天体観測用の望遠鏡に強いメーカーで、特に天体望遠鏡市場ではトップを走り続けていることもあって、信頼度は高いです。優れた光学技術を採用している割には値段が手ごろになっていることもあり、初心者の方でも意外と購入しやすくなっています。
【ケンコー・トキナー(Kenko・Tokina)】
アウトドア用やスポーツ観戦用、天体観測用の双眼鏡をお探しなら、ケンコー・トキナー(Kenko・Tokina)にすると使い勝手が良いです。色々な価格帯の双眼鏡が並んでいるため、リーズナブルモデルからハイエンドモデルまで種類も多く、ニーズに合ったモデルが見つかります。
コンサート会場やライブ会場に持ちやすいような双眼鏡をチェックしてみて下さい。基本的に小さいサイズ感が便利なので、持ちやすさを重視しましょう。
『OLYMPUS ダハプリズム8×21』は重さが190gという軽量化されている優秀なモデルで、長時間持ち続けたとしても手や腕が疲れないというメリットがあります。使わない時は更にコンパクトに折りたたんでおくことができるので、バッグやポーチに入れていても邪魔になりずらいです。
『Nikon アキュロンT02 8×21』では多層膜コーティングを採用していることによって、より明るくクリアな映像を視覚で楽しむことができます。おしゃれな双眼鏡が欲しい方にもピッタリなモデルで、スタイリッシュなカラーが7色揃っていますので、お好きなカラーをセレクトしましょう。
『Vixen コンパクト MZ7-20×21』はずっと手に持っていても苦にならないサイズ感が使いやすく、大きさは約10cmと、手のひらに収まるような小ささが使いやすく感じます。ズームレバーはワンタッチで簡単に切り替えることができるため、両目で見ながらでも自由自在に見え方をチェンジさせられます。
『Canon ビノキュラス10×30 IS II』に搭載しているバリアングルプリズム技術は、余計な光をカットしてくれるだけではなく、自動的に手ブレも修正してくれる優秀モデルです。
三脚がなくても使いやすい双眼鏡になっていますので、ライブ会場を始め、たくさんの場所で使いやすい双眼鏡と言えるでしょう。
近寄りすぎてしまうと鳥たちは逃げてしまうので、バードウォッチングしたい時は10倍前後の双眼鏡を見つけましょう。繊細な動きを楽しむためにも、必須条件となります。
『OLYMPUS 8X40 DPS I』では弾性ポリマーコーティングが施されていますので、長い時間両手で持っていても不快にならず、自然に手に馴染むような魅力があります。ピントも大きめのダイヤルで簡単に調節することが可能となっていて、動きを最小限に抑制することができます。
『Vixen アトレックIIHR10×25WP』ではフラットナーレンズを搭載していることによって、広い視野で映像が楽しめるようになっています。
メイン映像はもちろん、サイドの映像まで繊細な色や映像が映し出されることになるため、遠距離が近距離に感じられるような不思議な感覚を感じられるでしょう。
『Nikon モナーク7 8×30』のEDレンズは視野も広く、バードウォッチングに最適な双眼鏡としても人気のあるモデルです。よりクリアな映像がレンズに映るので、ちょっとした動きも逃さず、瞬間ごとを心から堪能できるでしょう。防水仕様になっているため、突然の雨でも問題なく使えます。
『OLYMPUS 8X25WP II』は雨や水にも強い防水モデルとなっていますので、天候が変わりやすい日でも1日中使い続けることができます。重さも260gと意外に軽く、男性も女性も持ちやすい双眼鏡になるでしょう。シックなパープルカラーもおしゃれで、持っているだけで印象が良いです。
迫力の動きをしっかりキャッチするためにも、最低でも10倍率の双眼鏡を手に取ってみて下さい。より距離感がある場合は、10倍以上のモデルもおすすめです。
『Kenko 8×25 DH』ならハイアイポイント設計になっていますので、1日中装着し続けたとしても目が疲れにくい構造になっています。アルミダイキャストボディやラバー外装を採用しているため、耐久性にも優れている双眼鏡でもあります。防水になっており、雨や水、汗にも耐えられます。
『Vixen アリーナスポーツM8×25』はナイター照明やコンサートの照明など、様々な光を効率よくシャットアウトさせて、リアルでクリーンな映像を映し出すように開発されています。
まさにスポーツ観戦にピッタリなモデルであり、1つあると色々なスポーツ観戦で使いやすく感じるのではないでしょうか。
『Nikon スポーツスターEX 8×25D』は一目で広い視野が確認できるようなっているモデルなので、広い場所でのスポーツだったとしても活躍シーンを逃しません。
高性能モデルなのに軽量モデルになっているところも非常に使いやすく、首から下げていても苦痛に感じず、時間を気にせず使用できます。
『Nikon スポーツスターズーム 8-24×25』なら8倍から24倍まで自由に倍率を変えることができるので、時と場合によってご自身が1番見やすい環境を整えることが可能になります。
多層膜コーティング仕様になっているところも素晴らしく、レンズ越しでもクリアな映像となって、リアルさを楽しめます。
星の光を追う時は、明るさを重視した双眼鏡が使いやすいです。40mmを越えるような大口径レンズが特におすすめで、繊細な動きや輝きを堪能して下さい。
『Nikon モナーク5 8×42』のEDガラスは暗闇でも明るく映してくれるようなクリアさが魅力で、肉眼では分からなかったような光や星を、一目でキャッチできるようになっています。見掛視野が広いところも特徴的で、空全体がより見やすく、より美しさを感じられるようになります。
狭い視野だけだと星のきらめきを全て追うことは難しくなってしまいますが、『Nikon モナーク5 8×42』ならその心配はありません。夜の間ずっと使っていたとしても、目や腕が疲れないような仕様になっているところも素晴らしいです。
『OLYMPUS 10×42 EXWPI』では広い視野と明るい映像が同時に楽しめる双眼鏡で、まさに天体観測の時に大活躍してくれるでしょう。UVカットレンズになっているところも優秀で、紫外線ダメージを自然とカットすることができます。
普通に使用する双眼鏡とは違って繊細な光もとらえてくれるようなモデルになっていることから、ゆっくりと星を眺めたい方にもおすすめしたい望遠鏡になります。オリンパスのカメラ技術をじっくり堪能して、天体観測を楽しんでください。
『Vixen 星座観察用 SG2.1×42』は広い視野で満点の星空を楽しめるように開発された双眼鏡で、42mmの大型口径を採用することによって、開放感を感じることもできます。田舎だけではなく都会でも星が感じられるモデルは、天体観測の時に役立つでしょう。
肉眼では絶対にわからないような星や光は、『Vixen 星座観察用 SG2.1×42』があればすべて解決してくれます。初めての天体観測用双眼鏡としても推奨できるモデルになっていますので、この機会に手に取ってみましょう。
双眼鏡を使って直接太陽をのぞき込むような行為は止めましょう。また歩きながらの使用は事故の元となりますので、必ず立ち止まった状態で使用して下さい。
首にかけるストラップも定期的にケアをして、劣化を防ぐことが大切です。付属品も普段から綺麗にして、万全の体勢を整えることをおすすめします。
双眼鏡も使う場所や目的によっておすすめモデルは変わるので、用途に合った双眼鏡を見つけて下さい。機能性も利便性も優れた双眼鏡は必ずあります。お気に入りのモデルを探して、エンターテイメントをもっと楽しむ環境を整えましょう。