警備員という職種を転職の選択肢に入れる場合、どの警備会社が良いのか迷うことがあります。大手だけでも多くの警備会社が日本にはありますが、あまり名前を聞いたことのない中小警備会社も多数存在しています。では、大手の警備会社で働く場合、それぞれの会社にはどのような特徴があるのでしょうか。また中小警備会社で働くメリットはなんでしょうか。
目次
警備会社で働きたいと言っても、様々な会社があり、どの会社で働くかによって給料や仕事内容などに違いがあります。
就職するなら大手警備会社の方がいいのでしょうか。大手と中小企業の違いやメリットデメリットを見てみましょう。
大手セキュリティ会社のメリットとしてよく目にするのが、幅広い職種があることです。大手のセキュリティ会社は、施設警備、機械警備、個人のセキュリティなど、幅広いサービスを提供しています。
そのため、自分に合った職種を選ぶことができます。また、知名度が高いことも利点です。多くの方は、世間に知られている大手のセキュリティ会社で働くことに安心感を覚えます。
福利厚生や給料の良さという点でも、大手の警備会社では福利厚生がしっかりしていて、給与も小規模な会社よりも高いのが普通です。
最後に、会社の防犯情報の更新ですが、多くの大企業は最新のセキュリティ技術の利用に努めています。
世界全体が技術的にますます進歩している今日、犯罪者の使う手段はますます増えています。そのため、AIやセキュリティシステムを積極的に取り入れているのも大手警備会社の特徴です。
では、よく目にする大手警備会社のデメリットとは何でしょうか。1つ目は、トレーニングが非常に厳しいことです。
警備会社で働き始めると、法定の研修を受けなければなりませんが、大きな会社なのでカリキュラムがかなり充実していて、多くの方はかなり厳しいと感じています。
また、正社員になれる倍率が高いこともある意味デメリットと言えるでしょう。アルバイトや契約社員として入社し、経験を積んだ後に正社員を目指す方もいますが、狭き門と言えます。
そして、内定倍率が高いのもデメリットです。多くの求職者が大手の警備会社で働きたいと考えているため、応募が偏ってしまうのです。
会社によっては、選考や適性検査を受ける必要があります。さらに、拠点数が多く仕事がたくさんあるように見える一方で、雇っている警備員の数も多いため、自分が受けられる仕事の量はそれほど多くないことがあります。
もし「できるだけ多くの現場に出て、それでたくさんのお金を稼ごう!」と考えているなら、思い通りにならないかもしれません。
このように、大手の警備会社は、仕事の種類が豊富で、給料も良く、福利厚生も充実しています。ただし、正社員の倍率は非常に高いので、就職してもっと稼ごうと思ったら、かなり頑張らないといけません。
また、シフトの希望も出しやすく、柔軟に対応してもらえることが多いです。そのため、警備員のアルバイトをしたいと考えている方は、中小の警備会社がおすすめです。
一方で、小さな警備会社で働くことのデメリットは、仕事の種類が少ないことです。特に施設警備は、大手のセキュリティ会社に仕事が回ってくることが多いのです。そのため、もし施設警備に興味がある方なら、最初から大手警備会社を目指した方が良いでしょう。
クレストは多摩・武蔵野地域を中心に、施設警備・交通誘導警備・イベント警備・常駐警備・駐車場警備業務を行っている、日本トップレベルを誇る警備会社です。業界最高水準の賃金と福利厚生で、女性も活躍する警備会社として注目されています。
研修制度、資格取得支援制度も充実しており、警備の経験がない方でも働きながらスキルアップ、キャリアアップが狙えます。
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では、具体的に大手の警備会社にはどのような会社があるのでしょうか。みんなの口コミを、それぞれの会社の特徴と合わせてみていきましょう。
人気の大手警備会社の筆頭は、CMなどで全国的に知られている綜合警備保障(ALSOK)です。元警備員によると、ALSOKの人気の理由は、安心感のある大手企業であることだけでなく、全般的に福利厚生が充実していることです。
綜合警備保障で働く方の口コミをみてみましょう。「選んだ理由は、知り合いが働いていて、勤務体系が同じでも給料が良かったから」「警備会社の中では歴史があり、様々なシステムが合理的に設計されていると思われるから」「大手なので、機械警備など最新のセキュリティシステムにも投資しているようで、信頼できる」などのクチコミがあります。
また、CMでのイメージや制服のかっこよさから、良い印象を持って応募する方もおられます。他社よりも福利厚生が充実しているという意見も多く、大手企業としての信頼度の高さが伺えます。
セキュリティ技術は日進月歩なので、常に最新のセキュリティシステムを導入するための資本やノウハウを持っているという点でも、綜合警備保障は信頼が高い会社です。
ALSOKと同じくらいの知名度を誇るセコムも、人気の高い大手セキュリティ企業です。やはり大手企業の信頼度は高く、充実した福利厚生や社内教育制度などが人気の理由のようです。
セコムは大手であり、研修マニュアルが充実しているので働きたいという方や、警備に関わる仕事をする警備員としては、しっかりとした教育体制や安全面でのバックアップ体制が整っている会社で働きたいという声があります。
そのため、セコムのような安定した企業基盤を持つ企業への信頼度は全体的に高いと言えます。
東洋テックは、1966年の創業以来、「安全で快適な社会の実現に貢献する」という経営理念のもと、セキュリティサービスやビルの保守・管理、防災・省エネ対策の提案などを通じて、お客様の「安全・安心」に貢献してきました。
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次にご紹介するのは、セントラル警備保障です。有価証券報告書によると、セントラル警備保障の2021年2月時点での最新の平均年収は476万円。
平均年齢は43.4歳となっています。セキュリティ・メンテナンス業界の中では、年収ランキングで10位です。
統計情報から推定される平均年間賞与は約119万円、平均月給は30万円です。全国の上場企業約3,000社の平均年収を調査したところ、セントラル警備保障の平均年収476万円は下位30%に位置しています。
全国の上場企業約3,000社の平均年収の中央値は約650万円で、セントラル警備保障の平均勤続年数13.7年は、全国の上場企業約3,000社の平均年収を調査した結果、平均的な水準にあります。
警備会社にはさまざまな種類がありますが、アサヒセキュリティは現金輸送や集配業務を行う資金管理の専門会社で、年間の現金取扱額は40兆円、日本の国家予算の4割に相当すると言われています。
2019年、アサヒセキュリティは売上高で業界4位となりました。日本全国で5万件以上の契約実績があり、セキュリティ業界の大手として事業拡大に努めています。
同社の最年少管理職は29歳で、年齢や性別に関係なく、やる気と能力を重視して評価している会社でもあります。
では、警備会社に勤めると、どのような仕事内容を行うことになるのでしょうか。警備員の仕事内容、そして警備員と守衛との違いも併せてみてみましょう。
警備員の仕事内容は、監視や誘導、出入り管理や防災管理などが含まれます。つまり、警備の対象となる施設や人物が事故や事件に巻き込まれないように見張り、防衛策を取ることが仕事です。
傍目には、どちらが警備員でどちらが警備員なのか分かりにくいですが、警備業法の事業の定義を見ると、両者の位置づけが違うことがわかります。
事業者が自社の財産や従業員を守るために、セキュリティ分野のプロである他者を雇う場合は警備員になります。
では、守衛とは一体どのような仕事でしょうか。守衛も警備員と同じように建物の出入り口の監視や敷地内・施設内の警備も行いますが、守衛には法的には何の縛りもありません。
例えば、企業が自社で警備員を募集・採用・教育し、施設の出入り口を警備している場合、それは警備員ではなく、守衛と呼ばれます。
よく募集している警備員の仕事には、「交通誘導警備」、「列車見張り」、「常駐施設警備」などがあります。
日給で支払われるイベントの警備、資格補助や資格手当のあるお仕事など特徴や条件が様々です。個室寮を儲けている会社もありますので、心機一転新しい仕事を始めたい方にもおすすめです。
以上、警備会社での仕事内容や、人気の大手警備会社5社についてご紹介しました。それぞれのメリットやデメリットをよく比較して、ぜひぴったりの警備会社を見つけてください。