ヨガマットは、ヨガやストレッチなどをする際の床の保護や騒音、防音対策に役立つアイテムです。しかし、筋トレ用として使いたい場合、様々な商品が販売されているのでどのような基準で選べば良いのか分からないという方は多いのではないでしょうか。そこで今回は筋トレに向いているヨガマットの選び方とおすすめ商品をご紹介します。
ヨガマットはヨガやピラティスだけでなく筋トレやストレッチをする時にも取り入れられています。筋トレをする時にヨガマットを使用すると、以下のような効果が期待できます。
筋トレをすると体の特定の部位に負担がかかることがありますが、ヨガマットを敷いておけば負担を和らげることができ、トレーニングに集中することができます。また、ほとんどのヨガマットは滑り止め効果があるので、フォームを維持しやすくなり、効率良くトレーニングができます。
また、騒音を防いだり、床を保護したい場合にもヨガマットが役立ちます。特に集合住宅や賃貸住宅にお住まいの方は取り入れることをおすすめします。
ここからは、筋トレ用としても使えるヨガマットを選ぶ際にチェックしておきたいポイントをご紹介します。
ヨガマットはPVC(ポリ塩化ビニル)やTPE(熱可塑性エラストマー)、NBR(ニトリルゴム)、PER(ポリマー環境樹脂)、天然ゴム、マイクロファイバーなどの素材で作られています。採用されている素材によって衝撃吸収性やグリップ性、クッション性、耐久性などが左右されるため、筋トレを効率良く行いたいのであれば素材選びは慎重に行いましょう。
耐久性の高さを求めるのであればNBR製がおすすめで、とりあえずビギナー向けのヨガマットが欲しいという場合は安価なPVC素材のヨガマットを購入するというのもひとつの方法です。また、ゴム特有の臭いが苦手という場合や、ゴムアレルギーの方は天然ゴム製のヨガマットは避けた方が良いでしょう。
市販のヨガマットの厚さは、4mm程度の薄めのものから1cmほどのものまで幅広い選択肢があります。マットが薄いほど軽量で持ち運びやすい商品が多く、厚いほどクッション性や衝撃吸収性が高い商品が多いです。
基本的な筋トレやストレッチなどのトレーニングを目的とするのであれば、5mm以上のヨガマット選べば問題ありませんが、使用感を重視するのであれば実際に試してから購入すると安心です。
ヨガマットの収納方法は、「ロールタイプ・折りたたみ・ジョイント式」があります。自宅用であれば収納スペースや使い勝手に合わせて選んで問題ありませんが、ジムやスタジオなどへ持ち運ぶ機会が多い場合はくるくると巻いて筒状にできるロールタイプがおすすめです。
ロールタイプは商品数が多く、専用のストラップやケースが付属していることが多いため、スムーズに持ち運ぶことができます。
トレーニング中のケガを予防したいのであれば、滑り止めの有無を必ず確認しておきましょう。ヨガマットは基本的に滑りにくい素材で作られていますが、両面に滑り止め加工が施してあるものだとさらに安心です。
滑り止めの性能が低い簡易的なマットはケガのリスクが高くなり、トレーニングに集中できなくなるので避けた方が無難です。
筋トレ用のヨガマットの選び方を把握したところで、ここからは筋トレに向いているヨガマットのおすすめ商品を厳選してご紹介します。購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
Naoneの「TPEヨガマット トレーニングマット」は、耐久性に優れたTPE素材で作られており、二層構造なのでクッション性や弾力性が高いのが特徴です。両面に異なる滑り止め加工が施されているので、動きに合わせて使い分けることができます。
くるくると巻いて留められるホルダー部分はスマホやタブレットスタンドとしても使うことができ、タイマー機能も搭載されています。サイズは190×61cm、厚みは6mmです。専用の収納ケースもついているので、持ち運ぶ機会が多い方におすすめです。
HemingWeighの「高密度素材ヨガマットトレーニングマット」は、高級素材であるニトリルブタジエンゴムで作られたヨガマットです。抜群のクッション性でトレーニング中の体を支えてくれます。
また、通気性や防水性が優れており、エンボス加工を施すことで汗をかいても滑りにくいのが特徴です。本体サイズは183×61×厚さ1cm、収束バンドとメッシュ製の収納ケースが付属しているので楽に持ち運びできます。
Wsky(ウスカイ)の「ヨガマット 極厚トレーニングマット」はTPEエコ素材で作られており、軽くて臭いを感じにくいのが特徴です。クッション性が優れており、両面には滑り止め加工が施されています。動いたときにズレにくく、安全性が高いので安心して使用できます。
本体サイズは183×60cm×厚さ8mm、水洗いができるので、野外で使った後や汚れが気になった場合でも直接洗って清潔に保つことができます。
Manduka(マンドゥカ)の「PROlite yoga matプロライト ヨガマット」は、ポリ塩化ビニル素材で作られているプロ仕様のヨガマットです。表面はシルク生地のような質感なので汗をかいていてもべたつきにくく、強いグリップ力も備えています。
また、裏面にはマンドゥカ社が開発した特殊なドット加工を施してあり、フロアとマットを強力に固定することができます。サイズは180x61cmx厚さ0.5cm、価格は高めであるものの、アスリートが使用するレベルのヨガマットを探している方におすすめです。
Bodyguardの「ヨガマット トレーニングマット」は、有害物質を含まないTPE素材で作られており、弾力性や反撥性、クッション性が優れたヨガマットです。両面に滑り止め加工を施してあるので、リバーシブルで使用できます。
本体サイズは183×61cm×厚さ8mm、持ち運びや収納に便利なゴムバンドと収納ケースが付属しています。水洗いが可能なので、汗や汚れが気になる場合でも洗浄して衛生的に使うことができます。
Wawaysの「ヨガマット トレーニングマット」は、熱可塑性エラストマー素材で作られているヨガマットです。両面に滑り止め加工を施してあり、マットの表面はサラサラした肌触りでありながらグリップ力も備えています。
本体サイズは183x61cmx 6mm、水や汗に強く、接着剤を使用していないので嫌な臭いがしにくいのも特徴です。持ち運びに便利なストラップとメッシュケースが付属しています。
KaRaDaStyleの「体操マットヨガ 折りたたみ」は、発泡体とPUレザーの防水カバーで作られており、折り目に沿ってコンパクトにたたむことができるのが特徴です。高反発なので大人が立ち上がっても沈み込みにくく、体の負担を軽減しながらトレーニングができます。
本体サイズは180×100×5cm、ホルムアルデヒド検査済みなのでお子様が使用する場合でも安心です。厚みのあるマットを探している方にお勧めの商品です。
TOPLUSの「ヨガマット トレーニングマット」はSGS規格に準拠している商品で、PUとTPEの複合材料作られています。接着剤不使用で環境に優しく、衝撃吸収性や耐久性、グリップ力に優れているのが特徴です。
本体サイズは183×61cm×厚さ3mm、他の商品と比較すると薄いものの、性能が劣ることはなく軽量で持ち運びがしやすいメリットがあります。専用のキャリーストラップが付属しています。
adidas(アディダス)のヨガマットはEVAとTPE素材で作られており、柔軟性とグリップ力を兼ね備えています。ヨガやピラティスだけではなくストレッチにも適しており、両面に施された滑り止め加工で安定して使用できます。
本体サイズは176×61cm×厚さ5mm、スリングロープ付きでスムーズに持ち運ぶことができます。アディダスならではのおしゃれなデザインにも注目です。
Reebok(リーボック)のヨガマットはTPE素材で作られており、耐衝撃性やクッション性が優れています。耐久性やデザイン性も高く、初心者の方でも使いやすいベーシックな商品です。
本体サイズは176×61cm×厚さ5mm、使用後はくるくると丸めることができます。軽量設計なので、持ち運ぶ機会が多い方にもおすすめです。
今回は、 筋トレに向いてるヨガマットの選び方とおすすめのヨガマットを10商品ご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
ヨガマットは使われている素材によって機能性や価格が異なるため、これからどのような筋トレをしたいか考慮しながら選ぶ必要があります。記事の中では筋トレ用としてもおすすめのヨガマットをご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。