耳掃除は自分でやろうとするとうまく取れているか分からなかったり、耳かきによっては痛みや違和感を感じてしまうなど、なかなか自分好みのものが見つけにくいという方も少なくありません。ここではおすすめの耳かきと耳の大きさや耳垢に合った選び方をご紹介していきます。ぜひ自分が使いやすい種類を探してみてください。
耳かきは家にあるものを使っている方や、特にこだわって買ったものではないという方も多く、自分にはあまり合っていないけど使っている方も少なくありません。
そもそも自分に合う耳かきが分からない方も多いのですが、耳かきの選び方はいくつかあります。まずはぴったりな耳かきを見つけるための、上手な選び方をご紹介しています。以下のポイントをチェックして、自分に合う耳かきを探してみましょう。
選び方1つ目は、耳垢の種類です。耳垢には乾性と湿性の2種類があり、日本人の7~8割程は乾性と言う耳垢です。湿性の耳垢の方は日本人では少ないですが、西欧人は湿性が9割と圧倒的に多くなります。
乾性はカサカサしていてパイの皮1枚1枚のように薄く、薄灰色や薄黄色がかった色をしています。こちらはヘラ型という昔ながらの耳かきの形状をしたタイプが使いやすいでしょう。
湿性はねっとり、ベタベタしていて褐色をしているという特徴があります。こちらはスパイラル型やスクリュー型と呼ばれるようなネジのような形状のタイプが使いやすいでしょう。ワイヤー型と言うタイプはどちらの耳垢でも使えるので、プレゼントにも選びやすいです。
続いては素材です。耳かきの素材は昔からあるのが竹製で、しなりがあるのが特徴です。金属製のタイプは錆に強いステンレス製など、洗えるもの多くあります。他にもゴム製やプラスチック製の耳かきもあり、柔らかい素材のため耳を傷つけにくいのが特徴です。
金属製などでは硬すぎて耳が痛かったり、耳の穴が小さい方はゴム製などが使いやすいでしょう。もちろん柔らかすぎも使いにくいので、使いやすい硬さかどうかをチェックしてみてください。
選び方3つ目は、手入れのしやすさです。耳垢は古くなった表面皮膚や耳垢線の分泌物、埃などが混ざったもので、耳かきについたままだと雑菌の繁殖にもつながり、不衛生です。耳かきを使用した後はティッシュで拭き取ったりして綺麗にしておく必要があります。
昔からあるオーソドックスなヘラ型だと拭き取るのも簡単ですが、スパイラル型やスクリュー型など、入り組んだ形状になっていて拭くのに時間がかかったり、ブラシ型など中まで耳垢が入り込んでしまっていると、専用のお手入れブラシが付属していても面倒と感じる方もいるでしょう。
手入れがしにくいと面倒臭くて使わなくなってしまうこともあるので、自分が手入れをしやすいか、確認しておきましょう。家族で使うという場合や衛生面が気になる方は水洗い可能なタイプもあるのでおすすめです。
最後は耳垢の除去力です。小さなお子様は耳掃除を嫌がることも多く、動いてしまったときの心配や、なかなか見えにくいので時間がかかってしまうため、短時間でしっかり除去できるタイプが望ましいです。
短時間で除去しやすいのが、先端にライトが付いた耳かきです。暗くて見えないと言った心配もなく、耳垢の場所もしっかり分かります。また、耳垢を掃除機の様に吸い取ってしまう電動タイプも短時間で除去できます。介護の際にも耳を傷つけずに済み、使いやすいのでおすすめです。
他にもヒラヒラして取りにくい耳垢や大きくて崩れてしまいそうな耳垢が取れる場合は、ピンセットタイプも使いやすいです。短時間でつかめるので、お子様が嫌がる前に掃除が完了出来ます。
ここからは耳垢がよく取れる、話題の耳かきをご紹介していきます。今の耳かきに不満がある方や買い替えを検討されている方は、ぜひチェックしてみてください。
おすすめ1つ目は、towkka カメラ付き耳かきです。WIFI発信機とカメラレンズが一体化した耳かきで、500万ピクセル高画質カメラを搭載しているので耳の細かい毛までもクリアに見えるほどハイビション画面で自分の耳の中を見ることが出来ます。
極細3.9mmレンズで、大人の外耳道はもちろん、子供の外耳道も問題なく使えます。アプリでは、写真撮りや録画など耳掃除を記録することも可能で、リアルタイム映像を見ながら掃除することも出来ます。
カメラ スコープの先端には硬度中性のプラチック材質を使用しており、IP67防水なので水洗いやアルコールで拭いたりできます。様々な形状の耳かきがセットになっているので、使いやすく価格もお手頃です。
続いてはグリーンベル 匠の技 最高級天然煤竹 耳かきです。厳選した高級煤竹を使用し、一本一本、熟練の職人により精密に成型されています。オーソドックスなヘラ型の耳かきですが、軸を細く皿部を薄く丹念に手で研磨し仕上げてあるので、軸が耳にあたっても硬さを感じさせず、しなりもあるので心地よさがあります。
一度使うと他の耳かきが使えなくなるほど使いやすく、耳垢もごっそり取れます。1本あたり200円もしないので、コストパフォーマンスが高い商品と言えます。
EVERYDOT 光る耳かきは、LEDライト付きの耳かきです。本体はスリムで持ちやすくなっており、先端ピックは大人用・子供用の2種類を付属しているので家族で使用出来ます。先端ピックは取り外して水洗いが可能です。
奥まで見えるように角度調整もされたLEDライト付きピンセットも付属しているので、お子様の耳掃除にもおすすめです。ケースも付いていて1000円もしないので、かなりお買い得でしょう。
おすすめ4つ目は、NAGASAWA イヤークリーニングツール 耳かきです。シリコン素材を使ったスパイラルデザインで、ゴムの摩擦で耳垢を取っていきます。とても柔らかいので耳を傷つける心配がなく、360°回転できるのでしっかり耳垢を取ることが出来ます。
ヘッドは水洗いや水拭きが出来、衛生的です。価格はやや高めですが、交換用のヘッドが16個セットになっているので安心して使えます。
続いてはTAKES チタン製 耳かきです。アレルギーも少ないTC4チタン合金製で、キーホルダータイプの携帯耳かきです。ネジ式で簡単に組み立てられ、重量も約3.75gなので持ち運びもしやすいです。360度耳垢をかき出せるのスパイラル型になっています。
掃除用のブラシが付属していますが、丈夫で軽くサビにくいため、水洗いが出来るので衛生的です。カラーバリエーションはシルバーとブルーがあります。
匠の技 チタン製ツーウェイ耳かきは、耳かきを使いこんで折れてしまうのが嫌な方におすすめです。匠の技シリーズの竹製のタイプはしなりが良いため折れてしまうことがありますが、チタン製なのでサビにくく丈夫な作りです。しかし適度なしなりもあるので、心地よく掃除が出来ます。
らせん形状と皿型状のツーウェイタイプなので、耳垢によって好きな方を使用出来、色が黒なので取った耳垢が乾性は特にはっきり分かります。
おすすめ7つ目は、ののじ 爽快ソフト耳かきです。キッチン用品や学校給食用調理器具でもお馴染みの、ののじの耳かきで、耳穴にフィットする角度にカーブさせた3本の極細ステンレスワイヤーでごっそり耳垢が取れます。
レギュラーサイズ以外にも小さめやかためなどもあるので、お子様や耳の大きさなどでも使いやすいサイズを選べます。サジ型でソフトな搔き心地なので使いやすく、耳を傷つけにくいのでおすすめです。
みみごこち 松本金型 新感触耳かきは、2タイプ使えるお手頃価格の耳かきです。エラストマと言う柔らかい素材のヘッドで、1つは160本のかぎ状極細ブラシ、もう1つは花の蕾のような形状で耳の穴が小さい方やハードな感覚が好きな方向けになっています。
弾力があるので耳の形に添って変形するので、痛みもなくしっかり耳垢が取れます。先端部分は水洗いが出来るので、ブラシに絡みついた耳垢も洗い流せるので安心です。
続いては、イヤー快適 ウッディーピック ブラシ付です。先端がクロームメッキ製、持ち手がアメリカ産シダの木のため、鉛筆を彷彿させるような耳かきです。
先端が3枚の円盤状になっており、360度耳垢を取ることが出来、ブラシ付きなので先端の掃除が出来ます。商品名を見るとダジャレのインパクトがありますが、持ち手の感触も心地よいのでおすすめです。
丸洗いが出来る商品をお探しの方におすすめなのが、ミミスキット やわらかブラシとらせん式耳かきです。らせん式のヘッドと柔らかブラシの2Wayタイプで、材質はエラストマーと言うソフトなゴム製なので摩擦でしっかり汚れを落としてくれます。
細かな耳垢も揉みだすように水洗いすると綺麗になるので、いつも衛生的に使えます。先端の色がピンク、ブラック、ブルーのバリエーションがあります。黒は特に耳垢がはっきり見えるので、成果を確認したい方におすすめでしょう。
耳かき LEDライト付きは、ピンセットと耳かきのセットで、どちらにもLEDライトが付いています。大小2種類のヘッドがあるため、お子様の耳かきと大人用とを変えることも可能です。ヘッドは取り外して水洗いが出来ます。
他にもループ式耳かきとスパイラル式、オーソドックス式耳かき&スプリング式耳かきがセットになっているので、どんな耳垢にも対応できます。収納ケース付きなので持ち運びもしやすく、これだけのセットで1000円ちょっとで買えるので、お買い得です。耳かきには単4電池が、ピンセットにはボタン電池が必要ですが、明るく見やすいのでお子様にも使いやすいです。
続いては、Aixoxoの耳かきです。様々な形状の耳かき7本セットで、使い方は8種あるので自分に合う形とサイズを探せます。ステンレスの耳かきはヘラ型とスプリングの2Wayで、シリカゲル材質の耳かきはスパイラル型とマッサージ用の2Wayになっています。
セットの耳かきは水洗いが可能で、掃除用のブラシも付いているのでお手入れも簡単に出来ます。収納ケースも付いていて1000円しないので、お手頃です。
続いておすすめする商品は、耳かき 金属 イヤークリーナーです。抗菌ステンレス製耳かきの3本セットで、水洗い可能で錆びにくく、丈夫で長持ちします。スパイラル型とヘラ型の2Wayになっており、持ち手の部分の形は3本とも違います。
小型かつ軽量で、ケース付きなので持ち運びもしやすいです。本体の色が黒いので取れた耳垢がよくわかるため、取れた時の爽快感があります。耳かきにしては珍しい1年無償保証が付いています。
持ち手がしっかりした耳かきが欲しい方におすすめなのが、匠の技 黄楊耳かきです。オーソドックスなヘラ型の耳かきですが、高級な将棋の駒にも使われるツゲ科ツゲ属の常緑低木である黄楊が材料になっています。
持ち手部分が太いので硬く割れにくく、木肌もなめらかなのが特徴です。匠の技シリーズの竹製のものと比べても、見るからにしっかりしてるのが分かります。使い込むほど馴染んでくるタイプなので、じっくり愛用したい方におすすめです。
最後のおすすめは、医療器具屋さんが作った耳かきです。医療器具製造一筋40年の確かな技から誕生した耳かきで、スパイラル型で先端径3mmと4mmのサイズ違いの2Wayタイプになっています。しっかりとしなる形状で、先端はポリアセタールという樹脂製で、持ち手は真鍮+クロームメッキで出来ています。
持ち手は滑りにくくなっており、持ちやすく耳垢もしっかり取れます。耳かき1本あたりの価格としては高い方ですが、折れる心配が少ないので長く使えます。満足度は高い商品です。
話題の耳かきや選び方をご紹介してまいりましたが、様々な形状で素材も違うのものが多いと感じた方も多いのではないでしょうか。オーソドックスな竹製のヘラ型や綿棒以外使ったことがないという方いるかもしれませんが、自分の耳垢のタイプや耳の大きさによっては、もっと適した耳かきがあるかもしれません。
耳かきは全体的にお手頃で高額なものではないので、合わないと思ったら無理して使わず、買い替ええても良いでしょう。自分に合った耳かきを使用すると、すっきりして心地よいといった感覚になれ、しっかり取れると楽しくなってしまうものです。選び方を参考に、自分に合う耳かきを探してみてください。