たこ焼き器と一口に言っても、熱源が異なるものや、付属のプレートを交換することで、他の料理にも使い回せる使える便利なタイプなど、さまざまな種類があります。あまりにも種類が多いので、自分に合ったものを選ぶのが難しいかもしれません。そこで今回は、たこ焼き器を上手に選ぶためのコツや、コスパの良い人気のたこ焼き器をご紹介します。
たこ焼き器を選ぶ際には、加熱タイプやサイズを確認することに加え、使い終わったあとのお手入れのしやすさもチェックしておくのがおすすめです。また、さまざまな機能性もチェックしておくと、より使いやすい一台を選ぶヒントになるでしょう。
以下の4つのポイントを押さえて選ぶことで、自分のライフスタイルに合ったたこ焼き器を見つけることができます。1つずつ見ていきましょう。
たこ焼き器は、加熱方式によって種類が分かれます。それぞれに特徴があるので、家庭で使いやすいものを選びましょう。火を使わない電気式のたこ焼き器は、焦げ付きにくく、使いやすいのが特徴です。
自動温度調節機能などの便利な機能が付いているものもあるので、使い慣れていない方や、子どもが集まるホームパーティーを開く機会が多い方に向いています。
ガスたこ焼き器は、直火で熱伝導が良いため、ムラなく調理でき、屋台や専門店で味わうような本格的なたこ焼きを作りたい方におすすめです。また、電源を必要としないので、場所を選ばずに使用できます。
穴の数や大きさは、商品によって違います。最も一般的なサイズは直径約40mmで、大体38~45mmのものがほとんどです。穴が小さいものは上下をひっくり返すのが簡単で、1つ1つのたこ焼きも小ぶりなため、初心者におすすめです。
穴が大きいほど、ソーセージやお餅、お菓子やアヒージョなどの具材を入れてレシピを作ることができます。穴が大きいほど調理時間は長くなりますが、大きなたこ焼きにこだわりのある方は迷わず大穴のサイズを選びましょう。
1~2人用なら10個以上穴があるのものを、3~4人用なら20個以上の穴が開いているものを選ぶのがおすすめです。
そのほか、チェックしておくと便利なポイントをご紹介します。例えば、溝付きプレートになっていると、たこ焼きの形を整えやすくなります。穴から生地を出しやすく、液体が付着しにくいので、初心者でもきれいな形に仕上げることができます。
また、溝付きプレートは、たこ焼き同士がくっついてしまうのを防げますし、プレートの左右と前後の距離が同じだと、プレートの角に液が溜まらず、形を整えやすくなります。
温度調節機能付きのプレートであれば、好みに合わせて温度を調節することができます。温度調節機能があれば、たこ焼きを温めながら食べることができます。
また、ヒーターの熱がすべての穴に均等に通るようにすることも重要です。熱が均一に伝われば、すべての穴で同時にきれいでおいしいたこ焼きを作ることができます。各自のニーズや環境に合った機能を持つ製品を選ぶようにしましょう。
また、お手入れがしやすいことも大切です。毎回面倒なお手入れをしなければならないとなると、次回はもう使いたくないと思ってしまうかもしれません。
電気やガスの調理器であれば、プレートを調理器から外して掃除できるようになっているはずです。プレートが取り外せる場合は、プレート全体を丸洗いしてきれいにしやすいのでおすすめです。
また、プレートがフッ素加工されていれば、くっつきにくく、焦げ付きも防げるためお手入れが楽です。たこ焼き器を選ぶ際には、機能やサイズだけでなく、お手入れのしやすさも重視して機種を選ぶようにしましょう。
それでは、いよいよおすすめの人気たこ焼き器をご紹介していきます。熱源が異なるタイプやサイズの違う商品、気軽に購入できるお値段の安い商品まで、個々のニーズに対応した商品が用意されていますので、ぜひ自分にぴったりの一台を見つけてください。
「Iwatani カセットガスたこ焼器」は直火効果で、表面はカリッと、中身は美味しく、本格的なたこ焼きが作れます。プレートには溝がついているので、誰でも失敗なくきれいな大玉が作れます。
また、特殊なU字型バーナーを採用しているため、均一に焼き上げることができ、電気式に比べて格段に早く、スピーディーに調理することができます。
プレートにはこびりつきにくいフッ素加工が施されており、プレートのみを洗うことができるので、お手入れも簡単です。
また、たこ焼きだけでなく、スイーツなどさまざまなレシピが付属しています。口コミでは、安い値段で本格的なたこ焼き器が買えると評判です。
パナソニックの「たこ焼きプレート」は、南部鉄器の専門メーカーである岩鋳が製造しており、パナソニックが自社製品のオプションとして販売しています。パナソニックの「たこ焼きプレート」は、千枚通しを使って屋台のようなたこ焼きが作れることで人気があります。
南部鉄器製なので少し重いですが、フライパンのように取っ手がついているので安心です。100Vと200VのIH調理器に対応しています。一度に14個の調理が可能です。
「杉山金属 たこ焼き器 ツーツーにこにこたこちゃん早焼き」は、テーブルの上で22個のたこ焼きが作れる、日本製のたこ焼き器です。ヒーターがプレートの裏に直接ついているので、プレートの端まで調理できます。
プレートは取り外し可能で、フッ素樹脂加工されているのでお手入れも簡単です。温度調節機能付きなので、保温していつでもアツアツのたこ焼きが楽しめます。コンパクトなので、場所をとりません。
「及精鋳造所 南部鉄器 たこ焼き器」は直径50mmの大きなたこ焼き用のたこ焼き器です。飽きのこないデザインで、丈夫な鉄器として多くの人に愛用されています。使えば使うほど手に馴染んできます。
おにぎりやアヒージョ、コロッケ、プチケーキなど、アイデア次第でさまざまな料理に活用できます。家庭でのパーティーにも最適で、IHやガスコンロ、オーブンなどの熱源に対応しているので使い勝手も抜群です。別売りのフタを使えば、さらにたくさんの料理を作ることもできます。
このたこ焼き器を使えば、家庭で簡単に18個のたこ焼きを作ることができます。直径4cmのグリル穴で、お店のように大きくてふっくらとしたたこ焼きを焼くことができます。
プレートの表面にはフッ素コーティングが施されているので、こびりつきにくく、お手入れも簡単です。また、かさばりがちな電源コードは、本体底面に巻き付けてすっきりと収納できます。
スイッチを押すだけでワンタッチで電源が入るので、子どもたちを含め、誰でも簡単に操作することができます。価格も安い値段に設定されており、とてもコスパの良い商品といえます。
一度に18個のたこ焼きを作ることができるたこ焼き器で、家族や友人とのパーティーにも最適です。たこ以外の具材を入れたり、一口サイズのケーキやドーナツなどのスイーツを作ったりと、さまざまな使い方ができます。
プレートは「たこ焼きプレート」と「平面プレート」の2種類で、プレートの交換は簡単です。また、電源スイッチ(ON/OFF)をワンタッチするだけで加熱が開始されるので、誰でも簡単に使用できます。
プレートにはフッ素加工が施されているので、こびりつきにくく、きれいなたこ焼きが焼けます。大阪・日本橋の名店「たこ丸」の秘伝のレシピ付きですので、本場の味をご家庭で再現できます。
取り外し可能なプレートで、一度に24個のたこ焼きを焼くことができます。電源スイッチは簡単にON/OFFできます。溝に沿って焼き穴から生地を切り離し、同じ大きさのボールを作るのが簡単な串刺しガイド付きです。
素材は焦げ付きにくいフッ素加工のプレートで、調理もお手入れも簡単です。また、プレートは丸洗いできるので清潔に使えます。本体底部にはコードを収納できるコードワインダーを装備していますので、収納時にもかさばりません。
焦げ付きにくいセラミックコーティングにより、焼きムラが少なく、熱々のおいしいたこ焼きが作れます。熱伝導率の高い素材のため、ふっくらとした熱々のたこ焼きを実現、素材の芯まで素早くしっかりと火が通り、食材本来のおいしさを引き出します。
ワンタッチで操作できるので、誰でも簡単に使えます。プレートは取り外して洗うことができます。また、便利な串刺しガイドが付属しています。
テーブルに置くだけで、白とパステルカラーがテーブルを華やかに彩ります。ホームパーティーにもおすすめのアイテムです。白いプレートは食材の色を引き立て、食卓を明るくしてくれます。具材や生地のアレンジも自由自在ですので、アヒージョやケーキポップなどが楽しめます。
一度に18個のアツアツのたこ焼きが焼けるたこ焼き器です。できたてのおいしいたこ焼きパーティーが楽しめます。場所を取らないコンパクトサイズです。スイッチを押すだけで、ワンタッチで電源が入るので、誰でも簡単に操作できます。
プレートには、こびりつきにくい2層のフッ素コーティングを施しています。また、縦に収納することもできます。このたこ焼き器はON/OFFするだけの簡単操作ですので、子どものホームパーティーにもおすすめです。
ホットケーキミックスでおやつを作ったり、焼いたたこ焼きの上にとろけるチーズを乗せて軽く焦がしたり、生卵を乗せて目玉焼き風にしたりと、様々な使い方ができます。
鋳物製のたこ焼き器は、外はカリッと、中はふっくらと焼き上げることができます。また、たこ焼きだけでなく、この鋳物製たこ焼き器はお菓子作りにも使えます。
熱伝導性と蓄熱性に優れているため、熱の通りが良く、冷めにくいので保温が可能です。また、焦げ付いてもゴシゴシ洗えるので、お手入れも簡単です。食洗機にも対応しています。
カセットコンロにも対応しているので、家庭でのたこ焼きパーティーにも最適です。かわいくておいしいポン・デ・ケージョが簡単に作れます。チョコレートやナッツ、あんこなどを入れてバリエーションを楽しむこともできます。
食卓で本格的なたこ焼きが楽しめるカセットボンベ式のたこ焼き器です。ガス火なので素早く、おいしく調理ができます。美味しさの秘密はガスの炎にあり、外はカリッと、中はトロリとした食感に仕上がります。
U字型に比べて火力のバラツキが少ない(調理ムラの少ない)2本のストレートバーナーが使用されています。フッ素加工されたプレートはこびりつきにくく、お手入れも簡単です。丈夫なアルミダイキャストを本体の一部に採用しています。また、最後までガスを経済的に使えるヒートパネル搭載です。
スプラウトのたこ焼きプレートは、熱伝導が良く、お店並みのたこ焼きが焼けると評判です。保温性が高く、冷めにくい鋳鉄製です。フライパンや圧力鍋など、機能性の高い金属製キッチンツールを幅広く展開しているパール金属が製造しています。
上級者や本格的な料理をする人におすすめです。温まるのが早く、一度加熱すると熱ムラがなく高温を維持できます。水分が一気に飛ぶので、外側がパリッとしたたこ焼きが作れます。お値段も安いため、口コミでもコスパ最高と人気の商品です。
「プエルたこ焼きプレート」は、ギフト商品から鍋や調理器具までを扱うタマハシが開発・販売しているたこ焼き器です。カラーはベージュのみで、8穴、12穴、18穴の3種類が販売されています。ミニサイズのたこ焼き器にしては、きれいにおいしく焼けると好評のたこ焼きプレートです。
プレートとプラグは本体に固定されているため洗うことはできませんが、フッ素樹脂加工されたプレートは水拭きと乾拭きで汚れを落とすことができ、お手入れも簡単です。たこ焼きプレートの中でも安い価格帯の商品で、通販や電機屋などで簡単に入手できるのも魅力です。
一度に18個のたこ焼きを作ることができるので、パーティーにも最適です。プレートには焦げ付きにくいフッ素樹脂コーティングが施されているので、きれいな仕上がりが期待できますし、調理後の後片付けも楽々です。電源コードは底面に丸めてコンパクトに収納できます。
1937年に創業した池永鉄工は、主に鉄製品を扱う日本のブランドです。業務用の製品も数多く開発しており、その高い技術力が評価されています。熱伝導の良い鉄板を使用した池永のたこ焼き器は、焼きムラの少ない美しいたこ焼きを素早く作ることができます。
五徳からずれにくいように、底に溝が掘ってあり、焼いたりひっくり返したりしやすい工夫がなされています。また、高品質な素材を使用しているため、丈夫で長持ちします。
今回は、たこ焼き器の選び方と、おすすめのたこ焼き器をご紹介しました。お値段は張るものの、本格的なたこ焼きが作れる製品から、思い立ったときに気軽に使えるコンパクトで値段も安い製品まで、さまざまなたこ焼き器が販売されています。ぜひ掲載した情報を参考にして、ご自分のニーズや目的にぴったりの一台を見つけてください。