赤ちゃんが産まれるとなると、赤ちゃん用のベビーベッドを購入するか、悩む方も多いです。住環境によってはベビーベッドを置くスペースがあまりない方や、和室を寝室に使っている場合などもあります。ここでは住環境に合った選び方とおすすめのベビーベッドをご紹介していきます。ぜひ使いやすいベビーベッドで赤ちゃんを迎えましょう。
赤ちゃんが産まれるとなると、赤ちゃんは眠る時間も長いし、ベビーベッドがあった方がいいと考える方もいる反面、使う期間が短いなら買いたくないという方もおられます。実際ベビーベッドはどのくらいの期間使うものなのでしょうか。
ベビーベッドの適正年齢は新生児から24ヵ月というタイプが多く、赤ちゃんの成長具合にもよりますが、2歳ごろにはベビーベッドでは小さくなってしまいます。赤ちゃんが睡眠用に使わなくなった後、ベビーベッド以外に使い道があるタイプなどもあるので、トータルでどのくらい使用出来そうかを考えてみましょう。
ここからはベビーベッドの選び方のポイントをご紹介していきます。見た目が同じような雰囲気のベッドでも、この機能がある方がよかった、というのもあります。何より赤ちゃんが使うものなので、赤ちゃんが快適に眠ってくれるベッドを選びたいものです。選び方をチェックして、自分が使いやすそうなベッドを探してみてください。
選び方1つ目は、安全性です。赤ちゃんが使うものなので、安全性がしっかりあるものを選びたいものです。乳幼児用ベッドは国から特別特定製品として指定されており、事業者の自主検査と第三者による適合検査が義務付けられ、国の定めた技術基準に適合しないと販売出来ないようになっています。
この基準に適合している商品には消費生活用製品の安全と言う言葉を略したPSCマークが付いています。他にも(一財)製品安全協会が定めた基準に適していると認められた製品にのみ表示されるSGマークがある商品は、万が一の製品の欠陥に備えて人身事故に対する対人賠償責任保険が付いています。
商品にマークが付いていると安全性が認められているため、マークがちゃんとある商品かどうかをチェックしておきましょう。
続いてはサイズです。ベビーベッドのサイズは概ね2種類に分けられ、120×70cmの敷布団対応のレギュラータイプ、90×60cmの敷布団対応のミニタイプがあります。どちらのサイズも24カ月まで対象となっている商品が多いのですが、ミニサイズの方がひと回り程小さいため、早いうちに窮屈さを感じてしまいます。
ただ、ベビーベッドはかなり場所を取ってしまうため、ご家庭のスペースの都合上、ミニサイズを選ばれても問題はありません。ベビーベッドは赤ちゃんが成長して動き回るようになると使用しなくなる方も多いものなので、自宅のスペースに合ったものを選びましょう。
ベビーベッドの高さを基準に選ぶ方法もあります。高さも2種類あり、床からの高さが45cm以下のロータイプと、床からの高さが70cm前後のハイタイプがあります。ロータイプだと和室に置いても違和感がなく、畳で眠るパパやママと添い寝できる状態になるため、夜間のお世話もしやすいです。
ただ、高さが低いので日中に抱っこしたりオムツをベッドで替える際は腰を痛めやすかったり、ペットを飼っていると入り込まれてしまう可能性もあります。ハイタイプは身長が高い方には使いやすく腰も痛めにくいです。床からも離れているのでハウスダストを吸い込む確率も減ります。
デメリットは、赤ちゃんが転落してしまう可能性が万一にもあり、危険な点があるということです。おむつ替えなどで柵を元に戻せず使用し、赤ちゃんが転落してしまうという事故が起きる可能性があります。どちらのタイプもメリットとデメリットがあるので、使いやすい方選んでみましょう。
最後は機能性です。ベビーベッドには機能性があるものもあり、キャスターが付いているタイプだと移動がしやすくベッドの下の掃除もしやすいです。ベッドの高さを変えられるタイプだと、寝室のベッドの高さに合わせて添い寝出来るように調整できます。
置き場所に悩む方は、折りたたみ機能もおすすめです。時間によって眠る場所を変える方や旅行の際にも持ち運べます。
長期間使いたいという場合は、変形できるタイプがいいでしょう。パーツを組み替えて他の家具に変えられるタイプで、収納棚やベビーサークル、机などに変形可能なものもあります。あったら便利だと自分が思う機能をチェックしておきましょう。
ここからはおすすめのベビーベッドをご紹介していきます。ベビーベッドは意外と高額なものが多いので後悔しないよう、しっかり機能性などをチェックして選んでください。
おすすめ1つ目は、デルタの木製 ベビーベッドです。高さが99cmあるハイタイプで、下の2段はオムツなどのベビーグッズを収納できる棚になっています。米国安全基準適合(ASTM)商品で、90×50cmのミニサイズで、シックな雰囲気でインテリアにも良く馴染みます。
続いては、アップリカの折り畳みミニベビーベッドです。PSCマークとSG基準に適合した商品で、長さ104.1 x 幅73.7cmのサイズですが、コンパクトに折りたたむことが出来ます。ベッドとしての使用はもちろん、成長すると床を上段から下段に付け替えてプレイヤードとしても使えるので便利です。
キャスター付きで移動も簡単、前わくが上下にスライドするのでオムツ交換もしやすいです。サイドはメッシュガードになっているので通気性もよく、手が当たってしまっても痛くありません。
高さの調節が出来るベッドをお探しの方には、RiZKiZの木製ベビーベッドがおすすめです。2.5cm単位で11段階高さの調整が可能なベッドで、PSCマーク及びSGマークを取得しています。
サイズは外寸で約幅123.5cm×奥行77cm×高さ75.5cmで、天然のパイン材を使用したシンプルなデザインです。キャスター付きで移動もしやすく、価格もお手頃です。
おすすめ4つ目は、ファルスカのベビーベッドです。9つの穴で高さの調節が可能なので、大人用のベッドの高さに合わせることが出来ます。成長に合わせてベビーサークルやキッズベンチに形を変えることも出来るので、長く使えます。
床板は通気性に優れたすのこ、フレームは丈夫なブナ材を使用、ジョイント構造で組み立ての際の工具もいらないので簡単に組み立てられます。
続いては、カトージのミニベビーベッドです。床板が3段階に高さが変えられ、コンパクトに折りたたむことも出来るベッドです。外寸は66×97×94cm、PSCとSGマークの基準も満たしています。ベッドの下は収納スペースになっており、空間を有効利用できます。キャスター付きなので移動も楽です。
Bebamourのベビーベッド 折りたたみ式は、携帯型のベビーベッドです。開いた時のサイズは90cmx53cmx17cmで、対象月齢は0-18ヶ月とやや使える期間は短いものの、ベッドや畳の上に置いたりできるので便利です。
カバーは3Dメッシュ構造で通気性が良く、取り外して洗濯も可能なので衛生的です。折りたたんで旅行にも持って行きやすく、価格は1万円しないのでコストパフォーマンスも良いでしょう。
価格で選ぶなら、Seogvaのベビーベッド 折りたたみがおすすめです。ベッドインベッドと言うタイプで、床や大人用ベッドの上にも置くことが出来ます。同じベッドで添い寝をしていて大人が寝返りした際に、赤ちゃんを潰してしまわないようにガードしてくれます。
カバーを外して洗濯機でも洗え、丸洗いも可能です。対象月齢は0-18ヶ月で、月齢によって足元を開いたりも出来ます。柄のバリエーションも豊富で可愛らしく、5000円しないのでプレゼントにも選びやすいでしょう。
おすすめ8つ目は、iiminのCカーブベビーベッドです。赤ちゃん&子供の眠りのスペシャリスト 永持伸子監修の商品で、赤ちゃんの安心感を生む、身体に添う形をしたベッドです。全面通気メッシュ生地を使用し、中素材には弾力もあって透湿性を持つ、わた素材を採用しています。
こちらもベッドインベッドというタイプになります。サイズは約幅45×長さ74cmと小さめで、1歳ころまでが目安なので使える期間は短めです。ただ、リビングや脱衣所でも使いやすく、片手で持ち運べるので使い勝手が良いです。カバーは別売りになります。
続いてはサワベビーのミニベビーベッドです。床板は国産ひのきのすのこを使用し通気性が良く、汗でたわむことがないのがポイントです。本体サイズはW66.2×D95×H85cmで、幅がやや狭いのでドアや廊下もスムーズに通れます。
床板は40・35・10cmの3段階に変更可能で、枠下は収納棚として利用できます。PSCの基準を満たしており、開閉扉が両側にあってキャスター付きなので便利です。
ヤマサキのスリーオープンベッドは手前側と奥側の両面の柵がスライドして開閉、横枠の一面も手前に倒れて開閉できるスリーオープンのベッドです。寝かしつけやおむつ替えもしやすく、大人用のベッドの隣にも置きやすいです。
サイズは長さ125×奥行82×高さ89cmで、ダークブラウンのシックな落ち着いた色合いが人気です。天然木ブナ材を使用して、日本製造品なのでSGとPSCマークの両方の基準を満たしています。床板は2段階に調整可能です。
続いてはキンタローのベビーベッド ハイタイプです。サイズは125x 78x101cmで高さがあるので背が高い方でお世話しやすく、床板は3段階に調節が可能です。シンプルなデザインでカラーは2色あり、木製なので温かみがあります。PSマーク・SGマーク合格商品です。キャスター付きなので移動も楽です。
大和屋のベビーベッド スライド開閉式は、シンプルな木製で工具無しで組み立てができます。床板は通気性の良いすのこになっており、キャスター付きなので掃除の際も楽です。ベッド下スペースはオープンな空間になっているので、収納に使うことも出来ます。
PSC・SG検査合格商品なので安心です。脚フレームの取り付け位置が3段階、床板が2段階に調節できるので、計6段階に高さを変えらえます。カラーバリエーションは2色あります。
長い期間使用したい方におすすめなのが、Wondcのプレイヤード ベビーベッド サイド昇降可能です。折り畳み式でありながら、高さの調節が可能です。3歳ころまではベビーサークル、6歳ごろまではプレイヤードとして利用出来るので、ベッド以外の使い道もあります。
回転ミュージック玩具も付属しているので、新生児の時期に便利です。通気性の高いクッション材を採用し、ベッドの4面は通気性のあるメッシュ素材なので赤ちゃんが快適に過ごせるよう設計されています。
おすすめ14個目は、アイリスプラザのミニ ベビーベッドです。66.4×94×86㎝のミニタイプで、カラーバリエーションが3色あるのでインテリアに合わせて選ぶことが出来ます。床板の高さは3段階に調節可能で、キャスターも付いているので移動も便利です。
ベッド下は収納スペースになっており、手すりはスライド式扉になっています。ベッドフレームの上部は角を丸くしたデザインなので、フレームを持ったりぶつけた際にも安全です。
最後はfinebabyのプレイヤード ベビー 折りたたみです。Amazon限定ブランドで、おむつ替えテーブルも付いた折り畳みのベッドになります。おむつ替えテーブルとお昼寝シートは生後半年ほどまでと使える時期は短いですが、プレイヤードモードだと2歳ころまで使えます。
キャスター付きなので移動も簡単で、収納もしやすいです。サイドはメッシュになっているので横からも赤ちゃんの様子を見ることが出来ます。価格も1万円しないのでお手頃です。
様々なベビーベッドをご紹介してまいりましたが、機能性も様々で余計に迷ってしまう方もおられるのではないでしょうか。ベビーベッドはミニタイプであっても結構場所を取ってしまうので、それも置ける余裕がない場合はベッドインベッドを検討してみると良いでしょう。
住環境によってはなかなか理想通りに行かないことも多いですが、赤ちゃんの安全を守ることを第一に、安心できるベッドを選んでみてはいかがでしょうか。赤ちゃんがしっかり眠れるベビーベッドを用意して、赤ちゃんを迎えてあげてください。