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ダイヤルゲージ人気10選/ミツトヨ、尾崎製作所などおすすめをご紹介!

ダイヤルゲージは基準点(0点)からの高さの差異を計測する場合やワークの平行出し、旋盤加工などで円柱形ワークの芯出しなどに使用します。ノギスやハイトゲージのように直接長さを計測することは出来ませんが、機械加工やワーク検査などでは必須の検査機器といえます。ダイヤルゲージ単体での使用は出来ず、専用のスタンドに固定して使用します。今回は人気のダイヤルゲージ10選を有名メーカー毎にご紹介します。

テクロック ダイヤルゲージ KM131

テクロック ダイヤルゲージ KM131(測定範囲30mm目量0.01mm)

測定範囲:0~30mm
目量:0.01mm
重量:150g

長野県岡谷市に本社を置く、テクロック社は精密計測機器を製造、販売している専門メーカーです。ご紹介する「ダイヤルゲージ KM131」は測定範囲が30mm、最小目盛り0.01mmまで計測可能なモデルで、旋盤のチャックへ未加工素材を取付け、芯出しを行う場合など、測定物の誤差が大きな物を測定する際に非常に便利です。

また耐衝撃仕様となっており、誤って落下させた場合でも壊れ難く、安心して使用することが出来ます。その他にもリフトレバーセットや測定子などのオプションパーツも数多くリリースされていますので、どんな計測作業にも対応することが可能なのも特徴の一つです。

測定範囲 0~30mm
目量 0.01mm

シンワ測定 ダイヤルゲージ 標準型 73750

シンワ測定 ダイヤルゲージ 標準型 マグネットスタンド A-2セット 50252

サイズ:106×55×43.5mm
目盛:0.01mm
測定範囲:0~10mm
外枠径:直径55mm
目盛仕様:プラスマイナス0・50・100mm
全測定範囲指示誤差:プラスマイナス18μm
戻り誤差:5μm

各種寸法計測機器を製造、販売しているシンワ測定からもダイヤルゲージがリリースされています。ご紹介する「ダイヤルゲージ 標準型 73750」は測定範囲が10mm、最小目盛り0.01mmまで計測可能なモデルで、ゲージ本体直径がΦ55mmと大きく目盛りを見易いのが特徴です。

また付属品として、リミッターゲージが同梱されており、ゲージ上に寸法公差範囲を設定することが出来ますので、同一製品を数多く検査する場合に非常に便利です。

測定範囲 0~10mm
目量 0.01mm

 

次項から「新潟精機」のダイヤルゲージをご紹介します。

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新潟精機 標準型ダイヤルゲージ DI-10

新潟精機 標準型ダイヤルゲージ DI-10

測定範囲:0~10mm
目量:0.01mm
材質:本体 スチール
ダイヤル直径:60mm
重量:125g
特徴:Oリング内蔵

精密測定工具やDIY工具などを製造、販売している新潟精機からも数多くのダイヤルゲージがリリースされています。ご紹介する「標準型ダイヤルゲージ DI-10」は計測範囲が0~10mm、最小目盛りが0.01mmまでの計測が可能なモデルとなります。

ゲージ本体の外蓋と内蓋の間にOリングを設置し、水やオイルなどが内部に侵入するのを防ぐようになっており、機械加工の途中で検査を行う場合など切削油に濡れても問題なく、正確に計測を行うことが出来るのも特徴の一つです。また裏蓋には、スタンドの種類によって変更出来るように、平タイプと耳金付きタイプの2種類が標準で付属しています。

測定範囲 0~10mm
目量 0.01mm

新潟精機 ロングストロークゲージ DI-5058

SK ロングストロークダイヤルゲージ DI-5058

測定範囲:0~50mm
目量:0.01mm
材質:アルミ、スチール
ダイヤル直径:58mm
重量:270g

ご紹介する新潟精機の「ロングストロークダイヤルゲージ DI-5058」は測定範囲が0~50mmと大きく、自動車やバイクなどのエンジン内部のピストンやクランクの調整に最適なモデルです。最小目盛りは0.01mmで、リミットケージが標準で搭載されており、検査対象の寸法公差が規定内に入っているかどうかを一目で確認することが可能で、同一部品を複数検査するのに非常に便利です。

またダイヤルゲージには珍しく長針(0.01mm単位)と短針(1mm単位)が同一軸上に配置されており、視線を動かさずに確認できるように視認性を高めているのも特徴の一つです。

測定範囲 0~50mm
目量 0.01mm

 

次項から「尾崎製作所」のダイヤルゲージをご紹介します。

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尾崎製作所 ダイヤルゲージ NO.107F

尾崎製作所(ピーコック) ダイヤルゲージ NO.107F

目量:0.01mm
測定範囲:10mm
目盛仕様:±0-50-100
戻り誤差:5μm
繰返し精密度:5μm
測定力:1.4N以下
測定子:X-1

尾崎製作所はダイヤルゲージを中心に精密検査器具を製造、販売している老舗メーカーで、ピーコックのオリジナルブランドを展開しています。ご紹介する「 ダイヤルゲージ NO.107F」は、計測範囲が0~10mmで最小目盛りが0.01mmとなり、尾崎製作所のスタンダードタイプとなります。

耐衝撃機構 (ショックプルーフ) を搭載しており、急な振幅変動があっても内部のギアが破損しないように保護されています。また裏蓋がフラットタイプなので、計測時にはマグネット式のスタンドが利用出来ます。

測定範囲 0~10mm
目量 0.01mm

尾崎製作所 ダイヤルゲージ NO.107-HG

尾崎製作所(ピーコック) ダイヤルゲージ NO.107-HG

目量:0.01mm
測定範囲:10mm
目盛仕様:±0-50-100
戻り誤差:4μm
繰返し精密度:5μm
測定力:1.4N以下
測定子:X-1

ご紹介する「ダイヤルゲージ NO.107-HG」は、先にご紹介した「NO.107F」と同様、尾崎製作所リリースの標準型ダイヤルゲージとなりますが、指示誤差が±10μm、もどり誤差4μmの高精度タイプとなります。

スピンドルをカバーするステム部分に、焼入れ処理を行ったSK特殊鋼を採用することで、高い強度と耐久性を備えており長く愛用することが出来ます。またゲージ本体の外枠と内枠の間にOリングを設置しており、切削油や水などの侵入を防ぎ正確な測定が出来るのも特徴の一つです。

測定範囲 0~10mm
目量 0.01mm

尾崎製作所 ダイヤルゲージ NO.207S

尾崎製作所(ピーコック) ダイヤルゲージ NO.207S

目量:0.01mm
測定範囲:20mm
目盛仕様:±0-50-100
戻り誤差:7μm
繰返し精密度:5μm
測定力:2.0N以下
測定子:X-1

尾崎製作所からリリースされている「ダイヤルゲージ NO.207S」は、測定範囲が0~20mm、最小目盛りが0.01mmのロングストロークのダイヤルゲージです。計測範囲が広いため、全長が長い素材の平行出しをはじめ、旋盤加工でワークの芯出しなど幅広い作業に使用することが出来ます。

またリミットシールが標準で付属しており、寸法公差範囲を設定出来るため、一目で検査結果の合否判断をすることが可能で非常に便利です。

測定範囲 0~20mm
目量 0.01mm

 

次項から「ミツトヨ」のダイヤルゲージをご紹介します。

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ミツトヨ 標準形ダイヤルゲージ 2046SB-80

ミツトヨ(mitutoyo) 標準形ダイヤルゲージ(置針式) 2046SB-80

目量:0.01mm
測定範囲:10mm
目盛仕様:±0-100
長針1回転:1mm
測定力:5N以下
裏ぶた:平

ノギスをはじめ各種検査測定機器の有名メーカーであるミツトヨからリリースされている「標準形ダイヤルゲージ 2046SB-80」は測定範囲0~10mm、最小計測値が0.01mmとなっており、ワークの平行出しから円筒素材の芯出しまで、幅広く使用することが出来ます。

測定端子の素材には超硬合金を採用し、ステムとスピンドルにはステンレス鋼に焼き入れ処理を行ったモデルで、非常に高い耐久性と強度を誇り、長く愛用することが出来るのが最大の特徴です。

測定範囲 0~10mm
目量 0.01mm

ミツトヨ 小型ダイヤルゲージ 1044SB

ミツトヨ 小型ダイヤルゲージ 1044SB

メーカーコード:1044SB
測定範囲(mm):0~5
最小表示(mm):0.01
取付軸径(mm):8
測定力(N):1.4以下
目盛仕様:0-100
文字盤径:40mm

ご紹介するミツトヨの「1044SB」は、小型ダイヤルゲージに分類され、ゲージの外枠外径がΦ40mmと非常に小さく、円筒形をした製品の内部測定などに活躍してくれます。

文字盤のカバーと外枠の間にOリングを設置することで、ゲージ本体への切削油や水などの侵入を確実に防げるように工夫がされており、機械加工途中にワークの検査を行う場合にも安心です。測定範囲は0~5mm、最小計測値は0.01mmとなり比較的小さなワークの検査に適しています。

測定範囲 0~5mm
目量 0.01mm

ミツトヨ ロングストロークタイプ 2320S-10

ミツトヨ(mitutoyo) 標準形ダイヤルゲージ ロングストロークタイプ 2320S-10

目量:0.01mm
測定範囲:20mm
目盛仕様:±0-100
長針1回転:1mm
戻り誤差:5μm
繰返し精密度:4μm
測定力:2.0N以下
裏ぶた:耳金付

ミツトヨからもロングストロークタイプのダイヤルゲージがリリースされています。ご紹介する「2320S-10」は測定範囲が0~20mm、最小計測値が0.01mmとなっており、大きめのワーク素材の測定や平行出しなどに最適です。ミリ単位の計測は短針、1mm以下の計測は長針で行うようになっており、一目で計測結果を確認することが可能で高い作業効率を誇ります。

また内部の大歯車にはステンレス鋼を採用しており、耐摩耗、耐変形に強くなっているのも特徴の一つです。

測定範囲 0~20mm
目量 0.01mm

ダイヤルゲージの人気10選は如何でした?

メーカー毎に人気のダイヤルゲージ10選をご紹介しました。精密計測機器であるダイヤルゲージは、機械加工には必須アイテムで水平出しや芯出し作業を行うことが出来るため、筆者もワークの水平出しでは常に使用しています。また自動車やバイクの整備や自転車のホイールの調整などにも使え、1台あると何かと使い勝手の良い計測機器でもあります。この機会に是非、1台所有してみては如何でしょうか。

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