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鯉口(こいくち)は、刀の場合は鞘(さや)の口のことを言いますが、衣類の場合は鯉口シャツを意味します。シャツと言うので洋服のような感じがしますが、実はお祭りに使う和装下着の一種なんです。基本的に前開きボタンで、七分袖、袖口から脇にかけての縫い線がカーブになっているものを言います。また、肉襦袢、ダボシャツと呼ぶ地域もありますが、鯉口シャツとは若干の違いがあります。本日は活きのいい鯉口シャツをご紹介しましょう!
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王道というか、ド定番といった感じの鯉口シャツです。こちらは「男女兼用」なので女性でも着られます。一見派手に見えますが、金に牡丹に桜と豪華絢爛で、お祭りや舞台衣装などでは、柄がとても映えるシャツなので人気があります。
「実物は黒系が強くて絵柄も派手さは控え目でした。シブ派手な感じで満足です。」
「飲食店の制服として着用しています。」
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赤や金などカラフルなものしか無いの?という方には、こちらはいかがでしょうか?黒地に「雲と龍」というカッコイイ柄で、色目も控えめです。ボトムはステテコや褌(ふんどし)もいいでしょう。お祭りでは粋でイナセなお兄さん!と人気者になるかもしれませんね。
「お祭り用に購入しました。とても粋で気に入りました。」
「商品は期待どうりで、生地もしっかりしていて、とてもgoodでした。」
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全体に柄があるシャツは少し抵抗がありますか?ご心配なく。もう少し大人しい、袖にだけ柄が入ったシャツもあります。こちらは地色が紺で、柄が銀というシックな男女兼用のシャツです。初めての方や着こなしが難しいとお考えの方におススメです。普段着として、Gパンに合わせて使うという人もいました。さらっと着こなすとカッコイイですね!
「肩のデザインもそれほど派手ではなく、藍染の感じもおしゃれです」
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鯉口シャツでは「江戸一鯉口」も人気です。あれ?これも鯉口シャツなの?と思わせる柄ですね。こちらは籠目(江戸小紋)柄ですが、他に刺子やとんぼ柄、梅柄、白無地などもあります。お祭りに欠かせない下着として人気があります。
「獅子舞をすることになり、急遽購入‼️着やすくて動きやすく、柄もなかなかよかったです。」
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お祭りにも出ないし、職人でもないけど鯉口シャツが気になるあなたには、こちらのシャツをご紹介します。柄は無く、色は紺、生地は「かすり」と渋目。素材は綿100%で吸汗性もあり、むら染めの上質な生地は普段着にも最適です。夏場、このシャツを着て海に出かけてみてはいかがでしょうか?合わせて首にストールを巻いたらもう、オシャレ上級者です。
日本伝統の鯉口シャツ。派手な物ばかり…と思わず、調べてみてはいかがでしょうか?きっと新しい世界の扉が開くことでしょう。成人男性だけでなく、女性やお子さま用もある鯉口シャツは意外と身近な存在なのかもしれません。今年挑戦してみては?
★★鯉口を着るなら足元はコレ!★★
★★NHK大河ドラマの題字に左官の技術が使われたこともありますね★★