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鳶職の方だけでなく、造園業・庭師の方にも愛用され続けている地下足袋。その魅力は、バランスがとりやすく、絶妙な作業性があることと言えます。屋根の上や高所の足場では、バランスを保つ感覚が安全確保のために重要なポイントとなります。
鳶足袋は、滑りにくく、ちょっとした体重移動でもダイレクトに足先に伝わります。指が分かれていて柔らかいので、足指の動きまで伝わりやすく「つかみ」が利くのも良い点です。薄い綿の素材を使った地下足袋は靴下のように軽いのが特徴です。
鳶職や庭師が使用する地下足袋は、農作業で使用されている地下足袋とは異なります。指の又になっている親指の付け根部分が厚くなっており、足を下した際に支点となるような作りになっているのが特徴です。
また土踏まず部分も厚いため、足裏の曲線に沿って底が接地するようになっています。底の部分の素材には柔軟なゴムが使用されているものが主流で、ゴムの縞模様が細く、溝が深いため、軽くて柔らかく抜群のフィット感は地下足袋ならではと言えるでしょう。今回は、地下足袋のおすすめアイテムをご紹介します。
特殊織りの綿布を使用し、粋と伝統にこだわった「力王」の地下足袋です。独自の弾力性の高いゴム底を採用しており、高所での作業も足裏でしっかりと踏み締めることができるので安心です。甲の部分は補強布をあて、独自の刺し縫いを施し、丈夫で柔軟性に優れています。
7枚こはぜタイプの地下足袋です。尻皮部分には独自の伝統的な特殊織の布を用い、かかとのゴムが補強されています。中芯が使われているので型崩れを防止します。独自に開発された特殊なミシンで巻き上げながら補強縫いされているため、高い耐久性があります。
軽快に履くことができる5枚こはぜの地下足袋です。力王ならではの縫製技術で補強され、軽量で耐久性に優れた地下足袋です。
独自のアッパー素材にゴム底が縫い付けられている地下足袋です。足底部分が抜けにくいため、高所作業に携わる鳶職などに最適な地下足袋です。
履物問屋から始まった、ケイワークの伝統的な藍染の生地を使用した12枚こはぜの地下足袋です。つま先には特殊なプラスチック製の先芯が入っており、足先を保護し安全性に履くことができます。アッパー素材にゴムの足底を縫い付けることで底が抜けにくく、高所作業に従事する鳶職などの方に最適な地下足袋です。
脱着しやすいファスナー式の地下足袋です。竹匠ならではの独自の製造方法により、土踏まず部分を立体的にした足底を使用しています。また特許を取得した、伸縮性に優れた素材を組合せることで甲部分や足首、ふくらはぎ部分など、太さに合わせて対応できる形状になっています。
先丸タイプのコハゼ5枚の地下足袋です。糊高加工が施してあり、水回りの作業でも泥汚れを防ぐので、作業造園業などに携わる庭師にも最適な地下足袋です。フィット性に優れた履き心地も魅力です。
足先が丸くなっているマジックタイプの地下足袋です。糊高の足底なので園芸や水回りなどの泥が付きやすい作業の庭仕事でも安心です。フィット感に富んだ心地よい履き心地も人気です。
鳶職人のために誕生した足袋のような安全靴です。JIS規格も合格し、アッパー部分は、ヨーロッパの安全基準であるEN471をクリアしています。反射材を大きな面積に採用しているため、夜間の作業現場などでの視認性を高めます。アッパー素材にはソフトシュリンク革を使用し、柔らかく動きやすいのが特徴です。
プロの鳶職人のニーズに応えて誕生した、地下足袋のような安全靴です。高所で溶接作業をする場合にも適応する、耐熱床革のアッパー素材を使用しています。ノサックス独自の滑りを防ぐソールパターンを使用しています。長編上タイプで根強い人気があります。
普通の安全靴より薄い靴底で、足裏の感覚も地下足袋と同様の感覚で分かりやすいため、高い足場などでも安心です。耐久性の高いポリエステル繊維の中敷を靴底の全面に採用しているため、踏抜き事故などを防止します。人気の長編上タイプで、脱着しやすいサイドファスナー式で便利です。
一般的に地下足袋は布で作られていますが、ニーズに伴い、柔らかい皮革製のものなど、さまざまなタイプの地下足袋が開発されています。より安全を意識される傾向にある現代、最大限に自身の身体機能を高める地下足袋は、安全性をさらに高めることができるアイテムとして見直されています。鳶職人や庭師など、それぞれの現場で適応する最適な地下足袋を選び、安全でより快適な作業を目指しましょう。
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