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裾をひっかけて思わぬ怪我をするのを防いだり、疲労を防いだりするために使われる脚絆(きゃはん)。日本では、江戸時代に飛脚など長距離を移動する人が活用したことで全国に広まりました。現在でも、作業現場で働く職人さんなどに脚絆の愛用者は多いです。今回は、さまざまなタイプの脚絆のなかからユーザーの評価の高いものを5つピックアップしてご紹介します。
目次
昔ながらのハゼ止めタイプの脚絆です。現在はマジックテープ式のものも多いですが、こちらのタイプも根強く支持されています。サイズは中・大・特大の3サイズ展開です。
「ニッカポッカの足元を引きずりがちで汚れやすく洗濯が大変でしたが、脚絆を巻いたら一気に解決しました。シルエットもいい感じです。」
「ハゼが大きめで扱いやすいです。重宝しています。」
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マジックテープ式で、どなたにも扱いやすい脚絆です。脚絆の素材といえば布製のものが多いですが、こちらはしなやかな革を使用しているため、火を使った作業をされる方にもおすすめです。M・L・LL・3Lの4サイズから選べます。
安全靴やワーキングウェアで国内トップシェアを誇るミドリ安全の脚絆です。甲の部分にずり上がり防止バンドが付いています。脚絆は黒のものが主流ですが、ミドリ安全ではこちらの帆布を使ったもののような白い脚絆も数多くラインナップされています。LLサイズですが、他メーカーのものに比べるとやや細身の作りと感じられる方が多いようです。
「使いやすく、とても良い脚絆です。」
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上で紹介したものとほぼ同じ仕様ですが、こちらはホック式になります。しっかり止まると好評です。こちらもLLサイズとなっていますが、作りはやや小さめのようです。
「頑丈な作りで良い品物です。洗うと汚れがしっかり落ちるのも嬉しいです。」
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メッシュ素材を使用しており通気性が良く、暑い季節にも使いやすい脚絆です。反射材が入っているので、夜間の作業の際も視認性が高く安全です。サイズはフリーサイズです。
「メッシュ素材で軽く、小さく畳めるので、持ち運びがしやすいです。」
「自転車に乗るときの裾止め用としても便利です。」
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鎌やシャベルなどを使って作業をするとき、脚絆を付けておけば誤ってスネを傷つけることを防げます。また、山林や藪などに入る際に装着すれば、足元に生えているトゲのある植物からスネを守ってくれます。一種のプロテクターとしての役割ですね。
長時間の立ち仕事の際、スネに血液やリンパ液が溜まってむくむのを防ぐ効果があります。江戸時代など昔の旅人や飛脚は、こういった効果を期待して脚絆を身に着けていたのではないかと思われます。現在でも、脚絆を付けていたほうが脚が疲れにくいと感じている職人さんも多いかもしれませんね。
作業ズボンなどの裾を引っ掛けて転んだり、作業服が破けたりするのを防ぎます。高所での作業の際はちょっとした引っ掛けが命に関わることもあるので、重要な機能のひとつと言えます。
足の甲の部分を覆うため、靴の中に土や砂が入るのを防ぐ効果があります。作業中に小石などが靴に入ると気になって集中力が削がれますので、こちらも意外と重要な役割です。
サイズ表記が同じでも、メーカーによってフィット感はかなり異なります。ぜひいくつかのものを着け比べて、あなたにぴったりの脚絆を見つけてください。
★★足を保護するアイテムは他にもあります。★★