引用:アマゾン
「虫ゴム」は自転車のタイヤチューブ内の空気を、外部に漏らさないように栓の役目をしている部品で、長く使用していると段々と劣化が進み破れてしまいます。タイヤがパンクしていないのに、空気が漏れる場合には「虫ゴム」が破れていないかを確認し、1年に1回程度の交換を行うことをおすすめします。今回は虫ゴムの交換方法をはじめ、アマゾンで人気の5選をご紹介します。
目次
自転車のタイヤがパンクしていないのに、空気が抜けてしまう場合には「虫ゴム」が劣化しているかも知れません。通勤や通学の自転車で、多く使われているのが「英式バルブ」で、このバルブには虫ゴムが使われていますので、最も目にする機会も多いのではないでしょうか。簡単に交換方法をご紹介します。
1:キャップを外す
バルブのヘッド部分に取付けられているゴム製のキャップを外します。
2:袋ナットを取り外す
バルブ本体に取付けられた袋ナットを緩めて取り外します。
3:プランジャーを取り外す
バルブ内にあるプランジャーを取り外す。ムシ虫ゴムはプランジャーの先端に取付けられています。
4:古い虫ゴムを外す
虫ゴムはプランジャーに差し込まれているだけなので、簡単に取り外すことが出来ます。
5:新しい虫ゴムを取り付ける
プランジャーに新しい虫ゴムを取付けます。この時、なかなか虫ゴムが入って行かないことがありますので、先にプランジャーの先端部分に軽くオイルなどの潤滑油や、食器洗い用の中性洗剤などを塗っておくと比較的簡単に取付けることが出来ます。
6:プランジャーをバルブに取付ける
新しい虫ゴムを取付けたプランジャーをバルブに取付けます。
7:袋ナットを取付ける
バルブに袋ナットを取付け、プランジャーを固定する。
8:タイヤに空気を入れ、キャップを取付ける
空気入れを使ってタイヤに空気を入れ、漏れがないかを確認する。漏れの確認は、先端のキャップ部分に水を塗ると簡単に確認することが出来ます。空気の漏れがなければ、そのままキャップを取付け作業は終了です。
虫ゴムの交換手順は、非常に簡単なので、是非チャレンジしてみて下さい。
自動車用をはじめ、各種タイヤを製造、販売している日本のトップメーカーであるブリジストンからも自転車用の虫ゴムセットがリリースされています。ご紹介する「高品質虫ゴムセットVS-1」は、虫ゴム6本(自転車3台分)とキャップ2個が同梱されているモデルで、紛失し易いキャップが一緒になっており、非常に便利なセットとなります。タイヤ製造技術に裏付けられた、高い品質を備えており安心して使用することが出来るのも特徴の一つです。
株式会社マコトからリリースされている「自転車用 虫ゴム 40cm (3本入り) 」は、長さ40cmの虫ゴムが3本セットになったモデルです。虫ゴムの交換時に、ご自身で切断して使うようになっており、通常であれば約30~40mmほどにカットして使用しますので、約40本分(自転車20台分)の長さとなり、コストパフォーマンスに優れたモデルで、素材には天然ゴムを使用することで、プランジャーにも差し込み易いようになっています。
アウトドア用品の総合メーカーであるキャプテンスタッグからも自転車がリリースされており、その補修部品として虫ゴムが販売されています。ご紹介する「虫ゴム Y-3493」は、素材に天然ゴムを採用することで適度な弾力性があるため、取り換え時にプランジャーに差込み易いようになっているのが特徴です。本体長さが1mと長く、必要な長さに切断して使用するモデルで、ご自宅に複数台の自転車を所有されている方には、おすすめのアイテムです。
ご紹介する「虫ゴムセット」は、先にご紹介した「虫ゴム Y-3493」と同様にキャプテンスタッグからリリースされています。こちらの「虫ゴムセット」は、予めカットされた虫ゴムが4本とキャップ2個が同梱されたモデルとなり、外部環境によって劣化し易いキャップと虫ゴムを同時に交換出来るのが最大の特徴です。虫ゴムは約2cmにカットされており、プランジャーとほぼ同じ程の長さとなっていますので、しっかりとはめ込むことが出来ますので、楽に作業を行うことが出来ます。
愛知県豊田市に本社を構える「株式会社サギサカ」は自転車本体をはじめ、各種サイクル用品を製造、販売している専門メーカーです。ご紹介する「虫ゴム ロングサイズ 32150」は、虫ゴム本体の長さが1mと長いため、必要な長さに切断して使用するモデルとなります。通常、虫ゴムの長さはプランジャーよりも1cmほど長く約2~4cmほどあれば十分な長さとなり、ご自宅で使用される場合には約30本分となり非常にコストパフォーマンスに優れているのが最大の特徴です。
自転車の整備や修理で使用する工具を簡単にご紹介しておきます。
自転車ではボルトを緩めたりといった作業が、思った以上に多くありますのでスパナはメンテナンス必需品となります。KTC(京都機械工具)は、ハンドツールに老舗メーカーで、高い品質から安心して使用することが出来ますので、非常におすすめです。
モンキレンチの老舗メーカーであるロブテックスからリリースされている「ハイブリッドモンキレンチ UM30」は、開口部の本体厚みを抑え、狭い場所にも差し込むことが出来るように設計されたモデルで、自転車のギア部分などの狭い場所にも対応可能となっています。
虫ゴムを製造、販売を行っているメーカーを簡単にご紹介しておきます。メーカーのウェブサイトを覗いて見ると、他にもお探しのパーツが見つかるかも知れません。
愛知県豊田市に本社を構え、自転車本体をはじめ、各種サイクル用品を製造、販売している専門メーカーです。ご紹介した「虫ゴム」以外にもパンク修理キットや防犯用品なども取り扱っており、ウェブサイトには数多くのパーツが掲載されていますので、一度、覗いて見ると面白いのではないでしょうか。
ウェブサイト:https://www.sagisaka.co.jp/
自動車やバイクなどのタイヤ製造で有名なブリジストンの関連会社で、自転車本体をはじめ、各種パーツ類を製造、販売している専門メーカーです。電動アシスト自転車からスポーツタイプまで、幅広く取り扱っています。
ウェブサイト:http://www.bscycle.co.jp/
自転車のタイヤチューブに空気を保持するための必需品である「虫ゴム」の取り換え方法とおすすめ5選をご紹介しました。虫ゴムはプランジャーに取付ける小さな部品ですが、思った以上に大切な部品でもあり、大手の自転車用品メーカーからも数多くの種類がリリースされています。可能であれば1年に1回交換すると、快適なサイクリングを楽しむことが出来ますので、是非、ご自身で取り換えを行ってみては如何でしょうか。
モンキーレンチがあれば何かと便利です。
ソケットレンチがあれば、もっと便利。