野外で食事をしていると、まれにシェラカップに虫が入ったり、焚き火の灰やゴミが風で飛ばされたりすることがあります。そんな時に役立つのがシェラカップの蓋です。鍋としても使用できるシェラカップに蓋があれば、使い道も広がります。この記事では、シェラカップの蓋の選び方やおすすめの人気商品などを集めました。ぜひ参考にしていただければ幸いです。
ちょうどよくフィットする蓋は、シェラカップの汎用性を広げるのに便利です。まずは、その使い方をおさらいしましょう。
また、シェラカップは、蓋があれば蒸し器としても使えます。例えば、キャンプでの食事にもう一品加えたいときに、数個の焼売を蒸すのに使えます。
また、シェラカップの蓋は、お皿としても使えます。食器を使うと洗い物が増えてしまうので、蓋をお皿として使えるのは助かります。
これからの季節、ジュースやハチミツやジャムをかけたヨーグルト、カットフルーツなど、甘い香りのするものを置いておくと、あっという間に虫が寄ってきます。特にミツバチがやってくると厄介ですが、蓋をすることで虫が混入する不安を大きく軽減することができます。
また、ラップを忘れてしまったときは、残ったソースや食材に蓋をして保存するという使い方もあります。
ソロキャンプで、肉や野菜を焼いたり茹でたりするだけの時は、大きなまな板を持ってくる気にはなりません。とはいえ、まな板がないと不便なのも事実です。その点、シェラックの蓋が木や竹でできていれば、それをまな板として使うことができます。
金属製の蓋であれば、まな板として使えないことはないものの、やはり使い心地は木や竹の方が勝っているといえます。まな板の代用をお考えのかたは、素材に注意して選ぶようにしましょう。
シェラカップの蓋はいくつかのブランドから発売されており、購入しようとすると迷う方もいることでしょう。ここでは、シェラカップに適した蓋を選ぶための3つのポイントをご紹介します。
最も重要なポイントは、今持っているシェラカップに合う蓋を選ぶことです。ほとんどのメーカーは、自社のシェラカップに合うサイズの蓋を提供しています。
メーカーが推奨するシェラカップの直径が、自分のシェラカップの直径と同じサイズかどうかを確認するのも、シェラカップに合った蓋を選ぶ方法のひとつです。
素材は、ステンレス、チタン、銅、木などいろいろあります。自分のシェラカップの素材と合わせれば、違和感なくマッチします。木製のものは、まな板としても使えるのでおすすめです。
箸やカトラリーの持ち手で蓋を持ち上げられるように取っ手や穴があるものなど、形状や機能性もさまざまです。ロゴなどのデザインも選ぶ際の重要なポイントです。
それでは、いよいよおすすめの商品をご紹介します。どれも通販サイト等で人気の商品ばかりですので、シェラカップ蓋選びで悩んでいる方はぜひ参考にして、用途や好みに合った商品をお選びください。
300ml、480mlのシェラカップ兼用の蓋で、皿やまな板としても使用できます。左右非対称の穴は、さまざまな開け方ができます。穴に棒を通せば、持ち手のように持ち上げることができ、盛り付け皿としても使用できます。
ソロキャンプの料理におすすめできる、キャプテンスタッグのステンレスシェラカップ用の蓋です。シェラカップでご飯を炊くときの蓋や、鍋料理の蓋として使用することができます。また、単独でカッティングボードとしても利用可能です。
シェラカップの上に乗せるだけの蓋は、これまで竹製、木製、チタン製などがありましたが、こちらの商品はポリエチレン製の蓋なので、保存容器としても使用することができます。完全な密閉性はありませんが、調味料やソース、お菓子などを保存するのに便利です。
今までは保存するたびにラップを使用していた方も、これがあれば重ねてキャンプのテーブルに置いたり、クーラーボックスに収納したりして場所を取りません。しかも、値段がリーズナブルで、安心の日本製というのもポイントです。
「PTYGRACE」は、ステンレス加工の生産地である新潟県燕市で製造されているブランドです。主にアウトドア用に製造されているステンレス、アルミ、チタン製の製品にはモノづくりをしている会社ならではのきめ細やかなこだわりが詰まっています。
アウトドア用として人気の高いこちらのシェラカップの蓋は、少し重めに作られており、安定した圧力が得られるため、お湯を沸かしたり、ご飯を炊いたりするのに適しています。また、コースターとしても使用できます。チタン製、ステンレス製の両方のカップに使用可能です。
330mlのシェラカップに合う専用の蓋で、蓋をしたシェラカップを持っているクマの可愛いイラストが特徴です。本製品は、蓋のみの販売となります。小皿としても使用でき、ナッツなどのお菓子や調味料を乗せるのにも便利なサイズです。
素材はステンレス製ですので、適度な重さで圧力がかかり、お湯を沸かしたり、ご飯を炊いたりするのに適しています。錆びにくく耐久性に優れたステンレス製なので、木製のようなカビや腐食の心配がありません。
便利なシェラカップをさらに快適に使うことができるモンテシェラカップ用の蓋です。金属製の蓋は1,000円以上するものも多い中、この商品はリーズナブルな価格設定ですので、迷っている方にもおすすめです。
蓋の素材はおしゃれな竹製ですので、キャンプの道具のアクセントとして、取り入れてはいかがでしょうか。また、用途は蓋としてだけでなく、ミニカッティングボードとしても使えます。
ユニフレームから発売されているシェラカップリッドです。チタン製で超軽量でありながら、1000円を切る価格が魅力です。ユニフレームの「UFシエラカップ300」や「カラシエラ300」にちょうどいいサイズとなっています。
もちろん、他社の300~320ccクラスのシェラカップにも使用できますが、他メーカーのカップで使用する場合は、カップの直径を確認しておきましょう。この蓋には便利な収納型ハンドルが付いていて、持ち運びの際にもすっきりと収納できます。
また、シェラカップに置くと、蓋がカップの持ち手と平行になるので、蓋をしたままカップを持ち上げることができます。蓋のサイズは、取っ手を伸ばした状態で直径12×17×0.8cm、収納時は直径12×0.8cmです。
フットマークが特徴のトークスから販売されているチタン製のリッドです。炊飯、湯沸かし、保温、カップ内にゴミやホコリが入らないようにするなど、様々な用途に使用できますので、キャンプや登山、災害時の食器として重宝します。
銅製のシェラカップ500専用の蓋です。蓋があることで、炊飯や蒸し料理などレシピの幅が広がるほか、お湯を早く沸かすことができたり、食べ物や飲み物を入れたときにほこりよけとしても便利です。
銅製シェラーカップと同様に、新潟県燕市と長岡市で製造されています。縁の部分は、職人が手作業で「へら絞り」で成形した後、プレス機で丸めています。内側には錫メッキが施されており、ハンドルは「グランマー・コッパー・ケトル」と共通のパーツです。
シェラカップ+蓋を使えば、キャンプで白米や炊き込みご飯、パエリアなど、一人分の幅広いご飯を手軽に炊くことができます。また、バーモントキャスティングスなどのストーブトップでもよく炊けます。
さらに、目玉焼きを覆うように水を垂らすなど、ちょっとした蒸らしを加えることで、調理時間を短縮することができます。おままごと感覚でミニクッキングを楽しめるのが、蓋つきシェラカップの楽しいところです。
「MADE IN 燕三条」オリジナルの万能シェラカップの蓋です。直径135mm×長さ178mmで、蓋としてだけでなく、取り皿やソーサーとしても使えます。また、薄いので人数分重ねてもかさばりません。
箸置きやカトラリーレスト、簡易的なカッティングボードとしても使用できます。通常のシェラカップの蓋には取っ手がないので、少し不便ですが、この商品は取っ手が付いていてとても便利です。また、お子様用の食器としてもお使いいただけます。
EPIgasのチタン製シングルマグは、使いやすく、繊細な作りで、手にしっくりと馴染みます。取っ手を動かすと、その位置で自立してくれますし、斜めにして立てることもできます。キャンプ道具にはこだわりのある方にもおすすめできる商品です。
以上、シェラカップ用蓋のおすすめの商品と、選び方をご紹介しました。蓋としてだけでなく、さまざまな用途に使用できる商品ですので、キャンプでの料理グッズを購入する際には、ぜひシェラカップとセットで購入することを検討してみてはいかがでしょうか。