ランタンスタンドとは、アウトドアシーンでランタンを吊るしたいときに便利なアイテムです。ランタンスタンドを設置することで広範囲に明かりが行き届き、周りを効率良く照らすことができます。今回は、様々な商品が展開されているランタンスタンドの選び方とおすすめ商品をご紹介します。
アウトドアでランタンを使う場合、安定した場所かつ照らしたい所に明かりが届くように設置する必要があります。そのような時にランタンスタンドを取り入れることで広い範囲を照らすことができるようになり、置き場に困る心配がありません。
キャンプはもちろん夜釣りやBBQ、お庭など様々な場所で使うことができ、室内で使える商品もあります。基本的にはランタンを掛けるための商品ですが、耐荷重制限さえ守れば衣類や調理器具、アウトドア用品などを掛けることも可能です。
ランタンスタンドを使いたいけれど、商品数が多くてどのような基準で選べば良いのか分からないという方は多いのではないでしょうか。さっそくランタンスタンドの選び方を見ていきましょう。
引用：Amazon
ランタンスタンドは脚部分の形状が商品によって異なります。その中でも代表的なのは一脚タイプと三脚タイプです。それぞれの特徴は以下の通りです。
【一脚タイプ】
一脚タイプのランタンスタンドは、ポールの先端を地面に打ち込んで固定するため、地面が平らでない場合や傾斜地でも設置しやすいです。
三脚タイプと比較すると設置に手間がかかるものの、足を引っ掛けてしまう危険が少ないのも特徴のひとつです。
【三脚タイプ】
三脚タイプのランタンスタンドは3本の脚を広げて立てるだけなので、設置が簡単にできるのが特徴です。
地面が平らな場所に設置するのに適しており、地面に打ち込むことができないバルコニーやウッドデッキで使いたい場合にもおすすめです。
市販のランタンスタンドは、高さを自由に調整できる商品が多いです。高さを調整することができれば、高い場所から広い範囲を照らしたり、テントの中に設営するなど、ひとつで様々な使い方ができます。
そのため、高さ調節をする機会がある場合は、できるだけ伸縮範囲が大きいものを選びましょう。可動域が広いほど使い勝手が良くなり、照らしたい場所をしっかりと照らすことができます。
調節方式は、「スライド式・ネジ式・ポール継ぎ足し式」が主流です。高さを細かく調節をしたい場合はスライド式やねじ式がおすすめです。
ランタンスタンドには、「ステンレス・スチール・アルミ」素材が使われていることが多いです。 ステンレス製は錆びにくくて耐久性が高く、本体の重量が重い傾向があります。
アルミ素材はステンレスやスチールと比べると耐久性が劣るものの、軽量で携行性に優れています。また、アルミ素材に特殊な加工を施して耐久性を高めたものもあるので、加工の有無にも注目してみてください。
風が強い日やスタンドの脚にぶつかってしまった場合、ランタンスタンドが倒れてしまうことがあります。ランタンスタンドが倒れるとランタンが落下してしまう危険があるので、商品が持つ安全性は必ずチェックしておきましょう。
ただし、たとえ商品の安全性が高くても正しく設置していないと意味がありません。特に一脚タイプのランタンスタンドは深く差し込めていないと倒れる危険性が高くなるため、説明書を読んでしっかりと設営することが大切です。
また、ランタンスタンドを選ぶ際は、使用するランタンの重さに耐えられるか確認する必要があります。衣類やアウトドア用品、荷物を掛けたりするのであれば、できるだけ耐荷重の大きなランタンスタンドを選ぶと良いでしょう。
ランタンスタンドの選び方を把握したところで、ここからはランタンスタンドのおすすめ商品をご紹介します。
YaeiWorkers(ヤエイワーカーズ)の「ランタンスタンド高強度アルミ製」は、組み立て式としてはもちろんクランプ金具を使ってテーブルに取り付けて使うことができる両用ランタンスタンドです。ポールは強度が高く軽量な高強度アルミ製(アルミ合金7075)を採用し、ランタンハンガーはステンレス、ペグは錆びにくいステンレス素材が使われています。
組み立て時の本体サイズは146cm、直径は12mmです。付属品を含む重量は550g、持ち運びに便利な収納袋も付属しています。耐重量は1kg、クランプ式の場合は様々なテーブルに対応しており、取り付け可能なテーブル厚は最大2.5cmです。
EC Outdoorの「多機能ランタンスタンド」は、メインポールを地面に打ち込むだけでしっかりと固定できるランタンスタンドです。ポールの素材には耐久性に優れた鋳鉄を採用してあります。最大耐荷重は8kg、大きいサイズ燃料式キャンプランタンを吊るすことができます。
組み立て後の高さは166cm、ポール径は9.3mmです。本体重量は約1.8kgと軽量で、各パーツを取り外して付属の収納袋にすっきりと収納することができます。ランタンを吊るす以外にも、衣類やキャンプ用品などを吊り下げる際に活用できます。
QUICKCAMP(クイックキャンプ)の「アウトドア 折りたたみ ランタンスタンドQC-LH220」は、ダブルハンガータイプのランタンスタンドです。アルミとスチール素材で作られており、スクリューペグが3つ付属しています。
高さは約70-196cmの間で無段階調整ができるので、好みの高さで使うことができます。また、重量は1.5kgと軽量で、フック1個につき6kgの荷重に耐えることができます。持ち運びに便利な専用ケースが付いているので、使用後はすっきり収納しておくことができます。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)の「ランタンスタンド アルミUF-4/UF-25」は、ランタンを吊り下げるのに適した自立式三脚スタンドです。ポールと開脚バーはアルマイト加工を施したアルミニウム素材、アーム部分はクロムめっき加工を施した鉄素材で作られています。
組み立て時の本体サイズは幅70×奥行60×高さ10.7-190cm、重量は約1.2kgと軽量です。使用後は折りたたんでコンパクトにできるのでスムーズに持ち運びできます。安定感を求める方におすすめの商品です。
コールマン(Coleman)の「ランタンスタンド4」は、シンプルなデザインのランタンスタンドです。脚がフラットなので近くを通っても足を引っかける危険がなく、腕が引っかからないように配慮されているのが特徴です。
使用時の本体サイズは高さ約109~226cm、10段階のスライド調節機能が付いているので、使いやすい高さに合わせることができます。重量は約1.4kgと軽量なので持ち運びがしやすく、専用の収納ケースも付属しています。
千葉県に本社を置くUJack(ユージャック)の「ハンマーランタンスタンド」は、工具不要で簡単に設営することができるステンレス製のランタンスタンドです。足回りがすっきりしているので、脚にぶつかって転倒するリスクが軽減できます。
本体の高さは調整可能で、使う場所に合わせて約110cm-225cmの範囲で設営できます。こちらはシングルタイプですが、ダブルタイプ、フリータイプ、ダブルフリータイプの4つの商品が展開されています。設営の簡単さを重視する方におすすめの商品です。
Ribitekのランタンスタンドは、ランタンを掛けるフックが2か所についているアルミ合金製のランタンポールです。ランタンを掛けるのはもちろん、耐荷重内であればキャンプ用品の吊り下げにも使用できます。
ペグを含めた設置時の高さは約195cm、耐荷重は約1kgです。広い空間を照らしたい時は、両サイドにランタンを吊るす使い方がおすすめです。持ち運びに便利な専用ケースも付属しています。
FLYFLYGOのアルミ製のランタンハンガーです。シンプルな構造でありながらポール同士の間は伸縮性の高いショックコードで結ばれているため、パーツを紛失しにくいのが特徴です。
使用時の本体サイズは約124cm、重量は340gと軽量で持ち運びがしやすいです。また、ペグには頑丈なロープが付いているので、使用後の片付けが楽にできます。専用の収納袋も付属しています。
ユニフレーム(UNIFLAME)の「コンパクトランタンスタンド」は、安定感に優れた三脚型のランタンスタンドです。ピラミッド構造になっているので、多少風が吹いて揺れた場合でもスタンドが倒れる心配がなく、安心して使えます。
本体の高さは約195cm、スタンドの足のスタンディングテープには転倒防止用のペグダウンループが付いているので安心して使うことができます。本体重量は約1.3kgで、約3kgまでのランタンを掛けることができます。
BUNDOK(バンドック)の「ランタンスタンドコンパクトBD-299」は、携行性に優れた伸縮式のランタンスタンドです。ハンマーがなくても設営できる専用のペグが3本付属しています。
本体サイズは約幅65x奥行56x高さ75~195cm、設置したい場所に合わせて本体の高さを調整することができます。専用ケースが付属しているので、使用後はすっきり収納しておくことができます。
Y’s PRODUCToutdoorのランタンスタンドは、耐久性と耐食性に優れた高強度アルミニウム合金で作られたランタンスタンドです。支点と作用点があり、耐荷重2kgなので多少重いランタンを引っ掛けても問題ありません。
ランタンポールの高さは166m、使用後はコンパクトにできるので持ち運びやすい点も特徴です。ハンガー部分は固定されているので、ランタンの回転や落下のリスクを避けることができます。
LYIYIのランタンスタンドは、4脚タイプで安定性を高めた折りたたみ式ランタンスタンドです。錆に強い亜鉛メッキ鉄パイプ製で、屋外でも安心して使うことができます。
また、本体は3段式になっており、130~180cmの間で高さ調節ができます。耐荷重は約10kgと頑丈なつくりになっており、ランプだけではなくアウトドア用品やタオル、衣類なども掛けることができます。耐荷重の高さや安定性を重視する方におすすめの商品です。
JTYの「2021最新版ランタンスタンド コンパクト」は、脚を開くだけで設置することができる3脚タイプの自立式ランタンスタンドです。高強度アルミ素材を採用しているので、軽量で耐久性が高いです。
本体サイズは幅75×奥行75×高さ40~160cm、重量は0.8kgと非常に軽量です。先端のランタンフックには、およそ1.5kgまでのランタンを吊るすことができます。折りたたみ式なので、組み立てが苦手な方でも扱いやすいと言える商品です。
revir of river(レビールオブリバー)のランタンスタンドは、高さ調節可能な折りたたみ式のランタンスタンドです。本体には表面にアルマイト加工を施したアルミ素材が使われており、上部には二か所にランタンを掛けることができるフックが付いています。
組み立て時の本体サイズは高さ約96~250cm、幅約51cmです。 重量は1kgで、片側2.5kg(計5kg)までのランタンを吊るすことができます。持ち運びに便利な収納ケースも付属しています。
スノーピーク(snow peak)の「パイルドライバー LT-004」は、お好みの高さに調整できるスチール製のランタンスタンドです。3本つなぎ構造になっており、照らしたい場所に合わせて高さを調節することができます。
重量は1700g、地中に突き刺して設営するため、移動する際に脚にぶつかる心配が少ないのも特徴のひとつです。先端はとがっていますが、専用の保護キャップが付いているので、持ち運ぶ際も安心です。
今回は、ランタンスタンドの特徴と選び方、おすすめ商品を紹介しましたが、いかがでしたか。アウトドアシーンをはじめお庭などで明かりを灯したい時にランタンスタンドを設置することで広範囲に明かりが行き届き、周りを効率良く照らすことができます。
市販のランタンスタンドは、使われている素材や形状、機能性、安全性が様々なので、設置する場所や安全性を考慮しながら選ぶと良いでしょう。
記事の中ではランタンスタンドのおすすめ商品を厳選して15商品ご紹介しました。これからランタンスタンドの購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。