キャンプブームや周りの影響もあって、自分もキャンプに行ってみたい、キャンプには行ったことがあるけど友達が用意してくれたから道具は持っていないという方もおられるはずです。
ここではキャンプ初心者向けの、キャンプを楽しむための必需品をご紹介していきます。何もかも揃えるにはお金もかかりますので、まずは必需品を揃えてみましょう。
目次
キャンプ初心者の方も揃えておきたい必需品はいくつかあります。まずは、テントです。テントはメーカーによってはペグやペグハンマーなど設営に必要なものやタープもセットになっていることもありますが、テントを設営するのにペグなども必需品なので、必ずチェックしておきましょう。
他にもテーブルや椅子も、キャンプを楽しむために必要です。また、泊りのキャンプや夜も楽しむ方は、キャンプをする場所によってはランタンがないと真っ暗になってしまうので、ランタンを用意しておきましょう。キャンプで生鮮食品を持っていく場合は、クーラーボックスも必需品です。
キャンプをする場所によっては道具の貸し出しなども行っていますが、キャンプサイト設営に必要な最低限の道具を揃えて置くと、自分たちのキャンプという醍醐味が楽しめます。また道具を持っているとキャンプをする場所の選択肢も増えるので、まずは必需品から揃えてみてください。
ここからは必需品ごとにおすすめ商品もご紹介していきます。まずはテント&タープです。テントは使う人数によって必要なサイズが変わってきます。タープは日差しや雨を防ぐ大きな布状のもので、前室がないテントならタープがあると便利なので、ぜひチェックしてみてください。
最初にご紹介するのが、スノーピーク テントのタープ エントリーパックTT SETです。エントリーパックなので初心者向けに作られており、初心者でも設営しやすいフレーム構造のテントと、定番の六角形のヘキサ型タープがセットになっています。テントは自立式なので、2人いればスムーズに設営できるでしょう。
テントとタープはUV加工とテフロン撥水加工が施されているので、日差しや雨風もしっかりしのげます。タープもかなり大きいのでテーブルやチェアを置いてゆったり過ごしても十分な広さがあります。4人用なので家族や友達での利用におすすめです。価格も4人用テントの中ではお手頃です。
続いてはロゴスのナバホ Tepee 400です。ワンポールでシンプルな構造の大型テント、テントのインナーマットとグランドシート、タープの4点セットで、ナバホ族の伝統的な織り生地の柄であるナバホ柄の可愛いデザインです。
インナーマットは3層構造になっているので地面の凹凸や冷気、湿気を遮断してくれます。フレームには、軽量で強靭な7075超々ジュラルミンを採用、テントは総重量約4.3kgで軽量且つコンパクトに収納もできます。4人向けのテントです。
スノーピークのソリッドステーク30は、テントに付属しているペグが壊れたり、数が足らなくなった時の補充用、足場が悪い場所でのテント設営用におすすめのペグです。黒電着塗装で長さは300mmです。S55Cスチール製で、燕三条に伝わる鍛造製法で固い地面にも確実にテントやタープを固定できます。
重みはありますが頑丈で、曲がったら叩いて直すことも出来るので便利です。テントに付属しているペグでは地面に入っていかない、すぐに折れるといった問題があっても、ソリッドステークは安定性が高く満足度も高いでしょう。
ソリッドステークを打つために作られたスノーピーク ペグハンマーPRO.Cは、鍛造仕上げで頑丈なハンマーです。打撃部には銅を採用、衝撃を緩和し、腕の疲労度も軽減してくれます。ヘッド後部のフックはソリッドステークの穴にはまるサイズになっており、抜くときに便利なデザインです。
もちろんソリッドステーク以外のペグにも使えます。価格はペグハンマーの中では高い方ですが、打ち込みやすさや丈夫さを踏まえるとコストパフォーマンスが高い商品です。
ここからはテーブル&チェアをご紹介していきます。テーブルや椅子はキャンプで食事をする際に便利です。テーブルは調理をしたり、地面に置いておきたくない物を置くのにも使え、椅子は焚き火を囲んだりくつろぎの時間を楽しむのには必需品です。ぜひおすすめをチェックしてみてください。
まずはコールマンのテーブル フォールディングリビングテーブル 90/120です。天板のサイズは70cm×90cmで木目調のデザインになっています。高さを2段階に調節でき、2つ折り式でコンパクトに収納もできます。
重量は約4.5kgと軽量で、耐荷重が約30kgあるので調理道具を置いたりしても問題ありません。価格も1万円程度とお手頃で、自宅でも使いやすいでしょう。
続いてはヘリノックスのアウトドアチェア チェアワンです。ヘリノックスは合金加工会社が手掛けた世界的なブランドで、軽量且つ高強度の合金製ポールを採用しています。背面などはメッシュ素材で通気性も良い折り畳み式の椅子です。
耐荷重は145kgと成人男性がどっしり座っても問題なく、座面高も34cmで座りやすい高さです。カラーバリエーションも豊富なので、テントの色合いに合わせてコーディネートしたり、1人1脚ずつお気に入りのマイチェアを選ぶのもおすすめです。
キャンプの必需品、続いてはBBQコンロ&焚き火台です。キャンプといえば食事は大きな楽しみです。キャンプサイトにBBQコンロや焚き火台があるところは良いですが、何もないところでは自分たちで用意が必要です。荷物をコンパクトにしたい方は焚き火台でバーベキューもできる1台2役のタイプなどがおすすめです。
まずは、コールマンのコンロ クールステージテーブルトップグリルです。写真映えする赤いメッシュのコンロで、焼面サイズが約22.5×34.5cmで3,4人用となっています。スチール製で重量は約2.5kgと軽量でコンパクトな大きさです。
折りたたみは出来ませんが、手入れがしやすい設計なので初心者でも使いやすいでしょう。価格も3000円台とお手頃です。
調理も楽しみたい、焚き火もしたい方はLOGOSのthe ピラミッドTAKIBIがおすすめです。ピラミッドのような形で、炭の量が少なくても火力を保つ台形デザインになっています。焚き火やバーベキューができ、ダッチオーブンが直置きできるゴトクや串焼きプレートも付いているので様々な料理が作れます。
組み立ても約10秒で出来るほど簡単で、灰が受け皿にたまる構造なので初心者でもお手入れがしやすいです。使わないときは収納バッグにコンパクトにしまえるので便利です。
続いての必需品はランタンです。夜間にキャンプをする場合は足元が見えないと危ないので、常に灯りがあると便利です。スマホなどのライトだと自分の足元や手元しか照らせないので、広い範囲を照らせるランタンがあると便利でしょう。
コールマンのランタン マルチパネルランタン LEDは、4つに分割する発光パネルで多彩な使い方ができます。最大約800lm(ルーメン)の明るさがあるので広範囲を明るく照らせ、最大約20時間点灯するので2泊3日のキャンプもこの1台があれば十分です。マグネット式なので分割して持ち歩くのも簡単に出来ます。
携帯電話やラジオの充電が可能なUSBポートがあるので、非常用としても役立ちます。乾電池式なので、予備を持って行けば長期間のキャンプも大丈夫です。
続いてもコールマンの商品でアウトドア ランタン 2500ノーススターLPガスです。こちらはLPガスを燃料とするタイプで、1543ルーメンの大光量でガソリンタイプに引けを取らない明るさがあります。470g缶使用時で4~8時間使用できます。
光源となるマントルは消耗品なので使っていくうちに交換をしなければなりませんが、ワイヤークリップでワンタッチで取付できるので便利です。点火装置もスムーズに着火できるので、初心者にも使いやすいでしょう。電気の明るさとは違う優しい明りで、キャンプの雰囲気を演出してくれます。
スノーピークのパイルドライバー LT-004は、スチール製のランタンスタンドです。タープやテントなど、ランタンを引っ掛けて置けるフックなどが付いているタイプは良いのですが、地面に置くと思うように光が届かないので、ランタンスタンドがあると明るく照らせるようになるのでおすすめです。
硬い地面でもハンマーを使わなくても打ち込みができるので、自分が好きな場所にランタンを設置できます。危険防止の先端保護キャップも付いているので安全です。
キャンプで生鮮食品を持って行く場合に、クーラーボックスがあると食材が傷む心配がなくなります。夏場は特に飲み物を冷やしておくのにも必要でしょう。宿泊する場合に大きな保冷剤を入れて置けば、数日保冷しておけたりととても便利です。
コールマンのクーラーボックス ポリライト 48QTは、容量45Lの大容量クーラーボックスです。2Lペットボトルが12本入る大きさで、重量は約4.1kgと重さはありますがハンドル付きなので2人で運ぶことも可能です。
保冷力が3日と長いので、2泊3日のキャンプでも安心です。クーラーボックスの上部にカップホルダーが4つ付いているので、ドリンク置きとしても使えます。価格も容量や使い勝手、丈夫さを踏まえるとお手頃でしょう。
続いてはサーモスのソフトクーラーです。容量が5Lのソフトクーラーで、使わないときは折りたたんで収納しておけます。コンパクトなサイズですが5層断熱構造で長時間冷たさキープでき、汚れを拭き取りやす生地で手洗いも可能なので清潔に使えます。
ストラップが取り外せる2Way仕様で、ソロキャンプでの使用や日常のお弁当入れにもおすすめです。価格は2000円しないのでお買い得でしょう。
ここからは、あると便利なキャンプグッズをご紹介していきます。必須とまではいきませんが、あったら時短になったり、趣味を存分に楽しみたい方にはおすすめのアイテムです。ぜひチェックしてみてください。
まずはキャプテンスタッグの火おこし器 炭焼き名人です。キャンプで時間がかかる、手間もかかる、失敗すると困るのが火おこしです。団扇を使って仰いだり、火がちゃんと行き渡るように炭の前で番をしなければならないなど、安定した状態になるまでは面倒な面も多くあります。
この火おこし器に炭を立てて入れ、着火口から火をつけると煙突効果で効率よく炭が起こせます。短時間で一気に火が起こせ、備長炭にも着火できる優れものです。サイズもいくつかあるので、ファミリーなど大人数用もあります。
火を起こす手間が省けるので、食事までの時間が待てないお子さんがいるご家庭にもおすすめです。使わないときはコンパクトに折りたためるので場所も取りません。
最後はJackeryのポータブル電源 1000です。アウトドアで家庭用電源が使えるポータブル電源で、最大電力200Wの機器が給電できます。-10~40℃の温度環境の中で使用が可能なので、真夏や真冬のキャンプでも利用できます。
安全性の高いリチウムバッテリー搭載で寿命も長く、充電はコンセントからだけでなく別売りのソラーパネルとシガーソケットからも充電可能です。スマホやカメラ、望遠鏡にドローン、ミニ冷蔵庫やノートパソコン、電気毛布なども充電や電力供給ができます。
キャンプだけでなく、車中泊や災害時にも便利で持っていると心強いでしょう。重量も3.08kgと軽量且つコンパクトな設計で場所も取りません。キャンプ1~2日分の容量があります。価格は高めですが、カメラなど趣味の道具の充電に心配がある方にもおすすめです。
キャンプを楽しむための必需品をご紹介してまいりましたが、道具を選ぶだけでもキャンプに行く前からワクワクした気持ちになった方も多いのではないでしょうか。知人の道具を借りたり、道具をレンタルしてキャンプに行くことももちろん出来ますが、自分のスタイルに合った必需品を持っていると使いやすさが違います。
自分のキャンプギアを手に入れると楽しみや愛着も増え、より快適にキャンプを楽しめること間違いないです。キャンプ道具は様々なアイテムがあり、ついついあれもこれもと欲しくなりますが、キャンプ初心者の方はまず必需品を手に入れて、初めてのキャンプを成功させましょう。