これからマットレスを購入しようと考えておられる方の中には、普通のマットレスが良いか、それとも折りたたみのできるタイプが良いか悩むことがあるかと思います。寝具は睡眠の質を左右するアイテムですので、安易に選んでしまうと後悔しかねません。そこで、当記事では三つ折りマットレスのメリットやおすすめの商品をご紹介します。ぜひ参考にしてマットレス選びを成功させてください。
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マットレスには、体からの圧力を分散させるという役割があります。弾力性や反発力があるため、重心が一か所に集中することを防いでくれます。また、床に布団を敷いたときに、布団の弾力性が足りず、背中が硬い床の圧力にさらされたような突っ張り感を軽減する効果もあります。
布団を敷くと体が痛くなる方は、マットレスの方がおすすめです。とはいえ、マットレスにはさまざまな種類があり、目的や使用感が異なります。自分のライフスタイルや悩みに合わせて、マットレスを選びましょう。
折りたたみマットレスの最大のメリットは、布団タイプと比べて簡単に折りたたみやすいということですが、他にも折りたたみタイプならではのメリットがあるので、一つずつ見ていきましょう。
折りたたみ式マットレスの最大のメリットは、折り目がついているので布団よりたたみやすいことです。また、折りたたみマットレスは、コンパクトに収納することができます。
普通のマットレスは折りたたむことができないので、一年中床やベッドフレームの上に広げておかなければならず、部屋の一部が使えなくなります。
一方、折りたたみマットレスは、コンパクトに折りたたんでタンスに収納できるため、狭い部屋でも場所をとりません。また、折りたたみマットレスはコンパクトに収納できるので、来客用としても人気です。
お部屋にソファがあれば、お茶を飲んだり、テレビやビデオを見たりしてくつろげますが、ソファがなくても厚さ10cm前後の三つ折りマットレスがあれば、それを折りたたんでソファのように使うことができます。
唯一の欠点は、一点に体重がかかるのでたるみやすいことですが、それが気にならないのであれば、ソファと兼用できる折りたたみマットレスは非常に便利なアイテムだと言えます。
基本的にマットレスは背中を支える部分が劣化していきます。しかし、三つ折りマットレスの場合、脚を支える部分と腰を支える部分のウレタンフォームの位置を変えることで、マットレスを長持ちさせることができるのです。
もちろん、これはウレタンフォームを側生地から取り外すことができる作りのマットレスに限られますが、へたりが心配な方はぜひウレタンフォームを取り出せるタイプのものを選んでください。
三つ折りマットレスには、つなぎ目があります。わずかな隙間とはいえ、この隙間が不快に感じる方もいらっしゃいます。
また、マットレスの厚みがありすぎる(6cm以上)場合も、違和感を感じることがあります。そのため、とにかく分厚いマットレスという基準ではなく、必要最低限の厚みのマットレスを選びようにしましょう。
また、三つ折りマットレスはコンパクトで使いやすいのですが、敷布団に比べると少し重くなることがあります。
例えば、一般的な綿のマットレスは6kg前後、ポリエステルのマットレスは3.5kg前後、10cm厚の高反発マットレスは7kg前後となります。体力に自信のない方は、この点を考慮に入れて選びましょう。
ここからは、自分にぴったりの折りたたみマットレスの選び方をご紹介します。快適な睡眠を確保するためにも、ぜひここで紹介するポイントを覚えてご活用ください。
折りたたみマットレスは通常のマットレスよりも薄く、折り目がヘタリやすいため、耐久性の高い素材を選ぶ必要があります。
耐久性を考えると、折りたたみマットレスの素材は高反発ウレタンか高反発ファイバーを選ぶことをおすすめします。
高反発ウレタンは厚みが10cm程度でも体を支えることができ、折りたたんで収納しやすいので、折りたたみマットレスだけで寝たい方におすすめです。
高反発ファイバーは通気性に優れ、マットレスカバーを外さずにシャワーで洗えるのもメリットです。そのため今お使いのマットレスの上に重ねて使いたい方にもぴったりです。
マットレス選びで最も重要なのは「硬さ」です。そのため、まずは体圧を分散させる柔軟性がありながら、同じ姿勢を保つのに十分な反発力があるマットレスを選ぶ必要があります。
つまり、硬すぎても柔らかすぎてもいけないのです。そうでないと、腰を痛めることになりかねません。同時に、体が慣れた硬さのものを選ぶのも大切です。
というのも、今まで寝ていた寝具の種類によって、適切な硬さが異なるからです。一般的に、体力のある方は硬めの寝具、痩せ型の方は柔らかめの寝具が適していると言われていますが、一般的な基準よりも、自分の体が慣れているかどうかの方が大切といえます。
特に、これまで長期間にわたって同じマットレスを使っていた方なら、その硬さに体が慣れてしまっていることが考えられるでしょう。その状況から突然マットレスを変えれば、変化が大きすぎて違和感を感じることがあり得ます。
また、これまで敷布団を使っていた方なら、かなり固めの寝心地のものが多いので、三つ折りマットレスの硬さはその点も考慮して決めるとよいでしょう。
シングルマットレスで快適な寝心地を求めるなら、厚さ8cm~10cmのマットレスを選ぶのがおすすめです。正しい寝姿勢を保つために8cm以上の厚みが必要と言われています。ただし、大柄な方(体重70kg以上)の場合は底付きしやすいため、10cmの厚みは確保するようにしましょう。
前述した条件を満たし、寝心地が良い+コンパクトに収納できる折りたたみマットレスを厳選してみました。各製品をおすすめする理由も解説していますのでぜひチェックしてみてください。
硬さ、高密度性能、抗菌・防臭効果など、男性にとって最高の寝心地を実現する折りたたみマットレスです。マットレスだけでなく、カバーやインナーカバーにも消臭・抗菌・防臭機能を搭載しています。また、インナーカバーは取り外して洗えるので、汚れが気になる方も安心してお使いいただけます。
「GOKUMIN takumi AIRBRIDⓇマットレス」は、GOKUMINのハイスペックモデルです。人気の低反発マットレス素材と新開発のエアー素材をハイブリッド化し、高反発と低反発を両立させたハイスペックマットレスです。
初めての方でも安心して最高の寝心地を手に入れることができます。洗える高反発・高弾性エアー素材と低反発素材を組み合わせたマットレスで、適度な体圧分散と全身に心地よい寝心地を実現しています。
春夏に最適なメッシュ素材と、秋冬に最適なニット素材を採用し、18通りの寝心地を実現と謳っていますので、季節を問わず1年を通して快適な使い心地が期待出来ます。マットレスにはフルカラーの高級ボックスが付属しており、大切な方への贈り物にも最適です。
日本で生まれた「布団と寝具専門店 カラーズ」は、生産コストを惜しまず機能性を追求し、快眠の質にこだわり、睡眠科学に基づいた商品開発を行い、変化と挑戦をモットーとしています。
高反発マットレスなので、寝たときに体とマットレスの間に隙間が少ないのが特徴です。ウレタンの密度が25Dとしっかりしているので、ウレタン自体の通気性が良く、抗菌・防臭・防ダニ効果に優れています。
春夏は通気性の良いメッシュ面を、秋冬は柔らかいニット面を使用することができますので、このマットレス1枚で1年中使えて便利です。
三つ折り高反発マットレスでウレタンフォームを側生地から取り外すことができるので、「腰サポート」マットレスがへたってきたら「足サポート」マットレスと位置を交換したり、ウレタンの表裏を変えて新品のような寝心地にすることも可能です。
また、簡単に折りたたむことができ、取っ手も付いているので持ち運びも苦労しません。床や畳の上では1枚で使用でき、朝起きたらコンパクトに折りたたんで収納できます。
高反発ウレタンフォームが全身をバランスよく支え、理想的な寝姿勢を保ちます。マットレスの表面には抗菌加工を施し、より衛生的です。多孔質構造により、睡眠中の湿気や汗を拡散させるので、清潔に保つことができます。圧縮配送のため、受け取りも簡単です。
プロファイルウレタンを使用したマットレスで、寝心地がよく、凹凸で体を支えてくれます。マットレスの厚さは10cmで、固めの作りとなっています。カバーは取り外して洗うことができるので、常に清潔な状態で使用したい方にぴったりです。
そしてなんといっても30日間の返品保証があるので、満足できなかったら全額返金してもらえます。コスパの良いお手頃価格の高反発マットレスをお探しの方には、とてもおすすめなので、ぜひチェックしてみてください。
汗や皮脂のニオイが気になる方におすすめの折りたたみマットレスです。ウレタン素材に竹炭を練り込んでおり、嫌な臭いの軽減が期待できます。
マットレスは高密度・高反発ウレタンのため、クッション性がよく、体全体を支え、体への負担を軽減します。厚さ20cmの極厚マットレスは、単体で使用しても底付き感がありません。
カバーは取り外して洗えるので、衛生的にお使いいただけます。価格帯も比較的リーズナブルなので、コスパの良い人気商品です。
アイリスオーヤマの洗えるマットレスとして有名なのが「エアリーマットレス」です。この商品の魅力は、なんといってもその価格の安さです。また、カバーは洗濯機で、マットレスはシャワーで洗うことができますので、清潔感を大切にしたいミニマリストにぴったりのマットレスです。
この快眠寝具シリーズは、西川とこだわり安眠館のコラボレーションによって開発されました。表面の凹凸が体にフィットし、体圧を分散させます。
150Nの高反発ウレタンで寝返りもラクラクですし、表面の凹凸が硬すぎず、寝心地を妨げない感触です。こだわりの折りたたみマットレスをお探しの方はぜひチェックして見てください。
高反発ウレタンを使用した、寝返りのしやすいマットレスです。表面には凹凸があり、体圧を分散させ、指圧のような働きをします。また、折りたたんで収納できるので、場所をとりません。環境・人体に有害な物質を含まない、外部専門機関の認定を受けたポリウレタンフォームを使用しています。
東京西川のマットレス「Afit」シリーズは、睡眠中の腰をサポートするために設計されたマットレスです。体の中で最も硬い部分である腰を、二層の硬質ウレタンフォームで支え、快適な寝心地を実現しました。
一般的な羊毛混マットレスに比べ、頭や背中をやさしく支えることで、体への負担を軽減してくれます。マットレスは3つに折りたたむことができ、コンパクトに収納することができます。
折りたたみマットレスをお探しなら、ニトリがおすすめです。ニトリの折りたたみマットレスは、3つ折りや6つ折り、厚みのバリエーションが豊富です。キャンプなどのアウトドアにも最適です。
6つ折りにしてコンパクトに収納できるニトリのマットレスです。ブラウンのカラーは落ち着いた色合いで、どんな場所にも馴染みます。表面のピーチスキンは肌触りがよく、汚れもつきにくいのが特徴です。また、軽量で上げ下げがしやすいのも助かります。
折りたたみ式のソファマットレスはベッドフレームとセットになっているものが多いですが、ニトリのソファマットレスは単体でソファやカウチとして使用することができます。マットレスはコンパクトに折りたたんで収納できますが、折りたたんでソファやカウチとしてさりげなくお部屋に置いておくこともできます。お値段以上の高い評価を得ているマットレスですので、一人暮らしの方や狭いお部屋にお住まいの方におすすめです。
軽くてコンパクトな三つ折りマットレスの選び方やおすすめの商品をご紹介しましたが、いかがでしたか?マットレスは長く使うものなので、自分に合わないと健康に影響が出ることもあります。三つ折りマットレスの購入を考えている方は、本記事で紹介する選び方を参考にしてぜひご自分にぴったりの商品を見つけてください。