アナログでイラストを描くのも素敵ですが、デジタルに移行するとアナログではできなかったことにもチャレンジできるようになるので、また絵を書く魅力が湧き出てくるはずです。デジタルイラストには液晶タブレットを選びましょう。
ここでは液晶タブレットとは何なのか、他にもおすすめモデルを紹介したりと、液晶タブレットについて詳しく解説しています。液晶タブレットが気になる方は、ぜひこの機会にチェックしてみて下さい。
液晶タブレットとは専用のペンを使用することで、液晶に直接絵が描けるタブレットのことを言います。液タブとも呼ばれており、デジタルイラストには欠かせない存在となりました。
紙で書いているような感覚で描けるタイプなので、初めて使用する方でもすんなり描けるようになるのではないでしょうか。ちなみに液タブはPCと連携させるモデル以外も、液タブ本体だけで使用できるモデルもありますので、使いやすい方を選びましょう。
他にはペンタブレットを使ってイラストを描く方法もありますが、これは液晶に直接描きこめるわけではないため、初心者には少々難しく感じるかもしれません。
デジタルイラストを描くためには液タブもしくは板タブを使用することになりますが、初心者の方は液晶にイラストが描けるようになっている液タブの方が使いやすいはずです。
デジタルに慣れない状態でも思いのままに描けるため、次第に慣れるてくるでしょう。ただし液タブは少々場所を取ってしまうので、設置場所を確保する必要があります。
板タブはタブレットに描きこんだイラストをPCのモニターに表示する仕様になっていて、イラストが大きく表示される一方、慣れるまでは少し時間がかかってしまうかもしれません。
しかし液タブよりも値段が安い上にコンパクトなので、メリットもたくさんあります。デジタルイラストに慣れているという方は、板タブを選択してみてはいかがでしょうか。
色々なメーカーから液タブが発売されていますので、何を基準に購入すれば良いのか分からない、迷ってしまうという方も多いのではないでしょうか。そんな方に向けてこちらでは、使いやすいと思えるような液タブの選び方をご紹介しています。
16インチ以下の液タブにすれば、デスク周りに設置しても邪魔にならずに使いやすく感じます。持ち運びにも便利なサイズ感となっているため、外出先でも使い勝手が良いと言えるでしょう。
その分大きなイラストを描くのには不向きとなってしまうかもしれませんが、A4サイズのイラストを描く分には十分です。ちなみに値段は安いモデルで20,000円前後、高スペックモデルだと100,000円程度と考えておいて下さい。
全体の構図を常にチェックしながら描きたい方や、大きなイラストを描きたい方には19インチ以上の液タブを購入することを推奨します。その都度キャンバスを移動させなくてすむので、面倒くさいと感じることもないです。
もちろんサイズが大きくなってしまうと設置場所はある程度必要になってしまうため、大きめのテーブルや、収納スペースもある程度確保しないといけなくなります。
また値段も少し高めになっていて、20インチ前後なら100,000円前後、30インチ以上になると300,000円~400,000円程度になることも珍しくありません。
線の太さを自在に変えるためにも、筆圧レベルはとても重要なポイントとなります。ちなみにどの液タブも2048・4098・8192と設定されていることがほとんどです。
数値が高くなるほど繊細なタッチで線やイラストが描けるようになるため、高スペックな液タブを求める方は、筆圧レベルの数値が高いモデルを選ぶようにして下さい。
液タブとPCをリンクさせる方法をチェックしましょう。USBもしくはHDMIケーブルを用いるケースが一般的で、モデルによってはBluetoothやDisplayPortに対応しているパターンもあります。ケーブルをごちゃごちゃさせたくない方は、その点も確認しておくとストレスになりません。
色彩カバー率が高いモデルほど色の再現率がリアルになりますので、繊細なイラストを描くためには必須条件となります。
規格としてはsRGB・Adobe RGB・NTSCがあって、通常のイラストを描くのならNTSC72%、イラストを印刷することを考えているのならNTSC88%以上の液タブをセレクトすると納得の仕上がりになるはずです。
リーズナブルな価格で購入できる液タブからプロが愛用するような液タブまで、ここでは人気がある優秀モデルを集めてみました。液タブ購入を検討しているのなら、ぜひ参考にして下さい。
『ワコム 液晶タブレット Wacom One 13』ならchromebookでも使用することができるので、デジタルイラストに初めて挑戦しようとしている方にも最適なモデルと言えます。
イラストや漫画を描いたりする以外も写真を加工してみたりと、色々なことができる優秀なモデルです。線を書いてもブレずにナチュラルに再現されるため、使ってみるたびに使いやすいと感動できるのではないでしょうか。
『XP-Pen 液晶タブレット Innovator 16』を使用すれば創作活動がもっと楽しくなるような魅力が詰まっていますので、購入して損をするようなことがありません。
液晶パネルにはIPSパネルを採用した結果、長時間描き続けたとしても目が疲れにくくなっており、繊細な色が確認できるようになっています。反射にもしっかり対応しているため、明るい場所で使用したとしても見やすい環境が続きます。
『ワコム 液晶タブレット Wacom Cintiq 16 FHD』に付属で付いているペンは、まるでアナログで絵を描いているかのようななめらかさがあります。ご自身の思い通りに線の太さやタッチを変えることができるので、非常に使いやすいと感じるでしょう。
ペンを傾けて使用したとしても、なかなかブレるようなことはないです。購入した後は便利なソフトウェアを無料DLできるようになっているところも魅力的に感じます。
『HUION 液タブ Kamvas 13』は液タブとしてではなく、時には板タブとしても使用できる2WAY仕様になっています。
どちらにも対応しているモデルはあまりないので、ご自宅で使用する時も外出先で使用する時も、『HUION 液タブ Kamvas 13』なら問題なく使いこなせるはずです。
PCに連携できるのはもちろんですが、一部のAndroidにも連携できるようになっているため、色々な場所でイラストが楽しめます。
『XP-Pen 液晶タブレット Artist 13.3 Pro』の液晶は小さめのサイズになっていますが、ボタン1つで拡大・縮小が簡単にできるようになっているので非常に使い勝手が良いです。更に液晶は古ラミネートになっていることもあって、視差を感じることはほとんどありません。
ペンの動きを瞬時に感知して線やイラストを再現してくれるため、理想通りのイラストが完成するはずです。バッテリーフリーなので、外出先でも充電は不要です。
『HUION 液タブKamvas Pro 16』の解像度は1920×1080、Adobe RGBカバー率92%となっていますので、より繊細でリアルな色表現が可能となります。ちなみにペンは充電不要なタイプとなっていますので、いつでも自由に描きこめます。
アンチグレアガラスを搭載しているモデルであるため、太陽光などの光を抑制して、液晶が見やすくなるように工夫されています。ディスプレイ自体も薄型で、スマートなデザインになっています。
『Artisul 液タブ D16Pro』ならスラスラとなめらかな描き心地が約束されていますので、液晶に絵を描くのも非常に楽になります。
フルラミネーションディスプレイであること、アンチグレアフィルムを搭載していることによって、液晶画面が非常に見やすいです。8個のショートカットキーを活用すれば、アナログでイラストを描くよりも更にスムーズな作業が可能となって、時間短縮にもなります。
『GAOMON 液タブ PD1560』では10個のショートカットキーが自由にカスタムできるようになっているため、1番使いやすい方法をご自身の手で作りだすことができます。
IPSパネル搭載によってナチュラルな色合いを再現して、理想通りのイラストに近づけられるはずです。垂直178度、水平178度の広視野角のおかげで、『GAOMON 液タブ PD1560』を使用している間は、絵が描きやすい環境が整います。
『ワコム 液晶タブレット Wacom Cintiq Pro 32』はワコムの液タブの中でも最大サイズになっていますので、大きな画面でイラストが楽しく描けるようになるでしょう。非常に優れた解像度であるところも優秀で、高スペック液タブとして注目されているモデルです。
フルフラットガラスのタッチスクリーンを採用しているため、紙に直接絵を描くような感覚でデジタルイラストを描けるようになる素晴らしさがあります。
『XP-Pen 液晶タブレット Artist 22E Pro』なら大画面で思いのままにイラストが描けるスタイルになっていますので、細かい部分までリアルな質感を再現できるようになるでしょう。液晶の左右には16個のボタンが搭載していますが、使いやすいように自由にカスタムできるようになっています。
イラストを描くための効率化アップにもなって、これまでの時間を縮小しながら高クオリティのイラストが完成するはずです。
鮮やかで豊かな色彩を楽しみたいのなら、『HUION Kamvas22 Plus』を使ってみてはいかがでしょうか。アナログイラストでは再現できなかったような部分まで追求できるようになるので、イラストのレベルアップは間違いありません。
そして大画面スクリーンなのに低消費電力を採用しているため、長時間使用し続けることが可能です。一部ではありますがAndroidにもリンクさせられるため、外出先でも気軽に絵が楽しめます。
『ワコム Wacom Cintiq 22 FHD』なら大画面液晶になっていますので、毎回手を止めずにそのままの状態でイラストを描き続けられます。必然的に作業スペースが広くなるため、イラストを描きながら資料を見たりと、効率の良い作業環境にすることができます。
大きな液晶に直接ペンを走らせることで、ご自身のイラストがもっと客観的に見れるようになるのではないでしょうか。技術力向上にも大きな一歩となります。
『HUION 液タブ Kamvas Pro 24』ならクリアでリアル、そしてより正確なフォーカスで大画面にご自身のイラストを再現できるようになります。ペンタッチ3.0を使用することになりますが基本的には充電不要なので、いつどんな時でも使いやすいです。
まるで鉛筆を走らせているかのようなスムーズなタッチに感動する方も多いでしょう。フルラミネートAGガラスを採用しており、反射にも強いことが分かっています。
『Artisul 液タブ D22S』はAdobe RGBカバー率76%、1920×1080の高解像度となっているため、繊細かつ細かな部分までリアルな色を再現できるようになっています。電池レスのタッチペンを採用していますので、作業途中に描けなくなるというようなことがなくなります。
8192レベル筆圧機能であること、±60°レベルの傾き検出機能を搭載しているモデルだからこそ、綺麗なイラストが描けるようになるはずです。
『GAOMON 液タブ PD2200』には便利な8つのショートカットキーが搭載していますが、利用する機能をご自由にセレクトできるようになっているので使い勝手が良いです。
より描きやすい環境にするための準備をすることができるため、『GAOMON 液タブ PD2200』を使用すれば、どんどん絵が上達するのではないでしょうか。新しいアート体験ができるような液タブだからこそ、購入する価値があります。
液タブをうまく活用しながら、美しいイラストを描く時間を確保するようにしましょう。アナログで描くよりもデジタルで描く方がもっと表現の幅が広がりますので、液タブにチャレンジしてみる価値はあります。
値段もスペックもモデルによってそれぞれあってどれも魅力的なので、しっくりくる液タブを見つけて下さい。
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