世界的な高級時計であるロレックスは、高級時計としてだけでなく資産価値のある時計でもあるのです。ロレックスは換金率が高く、資産価値が年々上昇傾向にあり、買取相場も急上昇しています。
そこでこちらの記事ではロレックスの資産価値についてや、買取価格が高騰しているモデルなどをまとめました。ロレックスに興味のある方はチェックしてみましょう。
目次
ロレックスはスイスにある高級時計メーカーで、現在では世界的にも有名であり、ブランドに興味がない人でも知る名です。
設立は1905年、創業者であるハンス・ウィルスドルフがロレックスの前身である時計商社・ウィルスドルフ&デイビスを立ち上げました。
当時、腕時計の性能は比較的低い時代でしたが、ハンス・ウィルスドルフは今後腕時計は信頼性とエレガントさを併せ持つ存在になると考えていました。
その後スイスの時計メーカー製造の高精度小型ムーブメントを搭載し、時計の信頼性を高めます。1919年にはジュネーブに移転、1920年にはモントレ・ロレックスSAとして登録することになります。
1926年には世界初の防水腕時計・オイスターを、1931年には自動巻き腕時計の原点となる自動巻き機構・パーペチュアルローターを開発しました。
1945年にはダイアル小窓に日付を表示するデイトジャストも開発されています。オイスター・パーペチュアルローター・デイトジャストはロレックスの3大発明と呼ばれ、デイトジャストはロレックスのメインモデルとなりました。
そして実用性と視認性、機能性を兼ね備えたロレックスの時計は、これまでに幾度となくマイナーチェンジを繰り返しながらも開発当時のシンプルなデザインを受け継ぎ、現在も進化し続けています。
腕時計に当たり前に付属されている防水機能や自動巻き、日付などはロレックスの3大発明があったからと言っても過言ではありません。
そして開発当初から多少の変化はあるものの、機能性やデザイン性を大きく変えることなく現在でも愛用者の多いロレックスは、何故資産価値が高いのでしょうか。その理由をまとめました。
資産価値が高い理由のひとつに希少性があります。機能性・デザイン性、そして高い人気を誇るロレックスですが、実は流通量はそれほど多くないのです。
需要が高いにも関わらず供給が少ないとなれば、自然と希少性は高まります。正規店であっても人気モデルが店頭に並ばない、ということも珍しくありません。
そのため中古市場でもロレックスを手に入れることは難しく、さらに希少性が高くなり、資産価値も上がるのです。
さらに、ロレックスは研究から開発、設計、製造まで、すべての段階を独自で対応するという珍しい企業でもあります。
それ故に時計に使われているパーツも自社製品を使う必要があり、時計本体だけでなく部品自体の希少価値も高くなっています。
ロレックスは元々高価な時計ではありましたが、ここ数年で定価が上がっていることも資産価値の高さに繫がっています。
日本国内だけでなく海外も同様に、2002年には約7%、2007年には約14%、2015年は7~8%の定価上昇がありました。
同一モデルであっても、発売当初と比較すれば10万円以上上がった場合もあります。定価が上がれば買取時の価格も上がり、より資産価値が高まります。
先程も記述したように、ロレックスには自社が開発した3大発明である『オイスター』『パーペチュアル』『デイトジャスト』があります。
現在の時計に当たり前のように搭載されている機能も、元を辿ればすべてロレックスの開発なのです。
洗礼されたデザイン性と実用性の高い機能性を備えたロレックスは、高スペックな時計として多くの人に愛され、高い人気を誇っているため、いまでも入手したいと考える人が絶えません。
欲しい人が多ければ資産価値が高くなるのも頷けます。特にスポーツモデルはダイビングやレーシングのプロも愛用する、プロユース仕様のハイスペックさがあります。
ロレックスはファッションやブランド品に興味がない方でも知っているほど高い知名度がありますが、それだけでなく、世界中で人気のあるブランドでもあります。
世界各国で高級時計として知られると共に、高スペックやデザイン性でも高い評価を得ています。
特にスポーツモデルはその人気の高さに定評があり、人気モデルであれば何店もの正規店を巡って購入する方も後を立ちません。
世界中で人気のロレックスは常に一定数以上のファンがいるため、中古市場でも高い買値がつくほどです。
ロレックスの時計はどれも人気があり、資産価値の高いものばかりですが、その中でも特に資産価値が高く価格が高騰しているモデルをチェックしてみましょう。
ロレックスのなかでも特に人気があるのがスポーツモデルです。そしてコスモグラフ・デイトナはプロ仕様に設計された、ハイスペックなモデルで、スポーツモデルのなかでもトップクラスに君臨し、世界中のロレックスファンの間では喉から手が出るほど希少性のあるものになっています。
換金率は新旧モデル共に高く、特に1988~2000年までに生産されたRef.16520は20年以上前のステンレスモデルであり、既に生産終了されているため希少性も高くなっています。
現行モデルの買取価格が270万円を超えているにも関わらず、旧モデルであるRef.16520も250万円以上、2000年製造のP品番であれば300万円を超える場合も少なくありません。
ちなみに発売当初のコスモグラフ・デイトナRef.16520の定価は約60万円、中古品であっても換金率が4倍以上にも跳ね上がっています。
デイトナに並ぶ勢いで資産価値が高くなっているのが、高機能モデルで1982年から現在まで続いているGMTマスターIIシリーズの116710BLNRです。
こちらは文字盤外周にあるベゼルがツートンカラーになったタイプが特徴的で、そのカラーリングからそれぞれに愛称があります。
赤青ベゼルにはペプシ、赤黒ベゼルはファット・レディ、またはソフィア・ローレンと青黒ベゼルはバットマンなどの愛称で知られています。
そして2018年の赤青、2019年に青黒ベゼルが発売されたことで116710系モデルは廃盤、当時の換金率はそれなりに価格高騰していたものの安定していました。
しかし、近年様々な商品の価格相場が低迷し、ロレックスも下降しているモデルもある中で116710BLNRだけは下落することがありませんでした。
現在では状態によっては200万円を超える場合も多く、希少性が高まっていることも相まってさらに資産価値が上がっています。
ロレックスのなかでも特に資産価値が高い代表として、先程記述したデイトナやGMTマスタシリーズと、こちらのサブマリーナになっています。
サブマリーナ・デイトナはダイバーズウォッチとして人気があり、どのタイプも換金率が高いですが、2010年以降販売されたRef.16610LVは黒い文字盤にグリーンベゼルが特徴的で、グリーンサブと言われるモデルです。
サブマリーナの中でも特に換金率が高く、プレミア価格となっています。グリーンサブの換金率は約120万円ほどですが、初代となるRef.16610LVに関しては当時の定価や製造からの年数を考えてもかなりの換金率になります。
同タイプの中でもファット4やワイドスイス、ライムグリーンは希少性が高いので、さらに高額が期待できます。
こちらは2011年に発表された、探検家のための時計として生まれたエクスプローラーIIの第4世代となるモデルで、昼夜の区別が可能なので洞窟や極地に赴く探検家の多くに愛されています。
これまでエクスプローラーシリーズはロレックスモデルではあまり資産価値が高くないものに分類されていましたが、2019年に生産終了が噂されたことで価格高騰となりました。
実際にニューモデルとなるエクスプローラーが誕生したことで216570は生産終了、しかしながら現在は130~160万円台ほどですが価格相場が上がった状態でほとんど下落しないことから資産価値が高まっています。
生産終了モデルは基本的に資産価値が上がる傾向にあるため、エクスプローラーII 216570も今後下落することなく、むしろ上昇する可能性も否定できません。
また、上記で紹介したデイトナやGMTマスターモデルがあまりにも高額になっているためにエクスプローラーモデルの人気が高まっていることも否めません。
現在資産価値が高まっているロレックスですが、買取業者によっては多少買取価格が前後する場合もあります。
もちろん中古市場の相場があるので大幅に下がることはありませんが、できるだけ高額買取してほしいと考えるのは当たり前でしょう。そこでロレックス買取のおすすめ業者を紹介します。
ブランド品の販売買取を専門にしている【銀蔵】では、買取激戦区である新宿で15年も店を構える買取業者です。銀座だけでなく新宿や池袋、大阪心斎橋などにも店舗があります。
買取方法は宅配・店頭・出張・サロン買取の4種類、サロン買取は完全予約制で個室対応、新宿本社のみで行っています。
サロン買取では持ち込みを知られたくない、周囲の目を気にせずゆっくりと話を聞きたい方におすすめの買取方法で、新宿駅から新宿本社までタクシーを利用した際のタクシー代や近隣パーキングの駐車料金を負担してくれるなど様々なサービスがあります。
どの買取方法でも送料や査定料は無料、店頭・サロン買取はその場での現金手渡しとなっています。手軽にできるLINEや写メ査定もあるので、とりあえず査定額を知りたいときにも便利です。
丁寧な接客と分かりやすい説明、高価買取で評判が良く、対応のスピーディーさが高評価につながっています。
丁寧な接客で、最初から最後まで気持ちよくお取引ができました。買取価格も考えいたよりも高く、こちらにお願いして良かったです。引用:Googleマップ
こちらで購入させていただいたロレックスを売らせていただきました。 2年間週3以上で使用してたにも関わらず購入金額とそんなに変わらない値段で買い取っていただき大変満足しております。引用:Googleマップ
住所 | 東京都新宿区歌舞伎町2-46-5 KM新宿ビル5F |
---|---|
営業時間 | 11時~18時 |
電話番号 | 0120-782-078 |
買取方法 | 宅配、店頭、出張、サロン |
送料・査定料 | 無料 |
鑑定士 | 在籍 |
買取ブランド | ロレックス、ルイ・ヴィトン、シャネル、エルメス他多数 |
取り扱いアイテム | バッグ、時計、ジュエリー、金・プラチナ他 |
ブランド買取専門店である【ブランドレックス】ではロレックス買取強化中や、特定ブランド品の査定額をアップするなど、随時お得なキャンペーンを行っています。
買取方法は宅配・店頭・出張の3種類、相談料や査定料は無料、宅配・出張買取の受付は24時間対応しています。
2点以上の査定はボーナスとして買取金額を10%アップ、さらにお得に売ることもできます。
買取金額が1千万円以上でも即日対応、希望すれば銀行口座に即日振り込みもしてくれます。宅配買取は無料宅配キットもあるので便利です。
対面や電話の対応が良く、高価買取で満足度も高くなっています。気になることは電話で相談することもでき、初めてブランド品を売る方にも分かりやすく説明してくれます。
オンラインにての買取依頼。お店としての対応も、お電話口の担当の方の人柄も素晴らしかったです。引用:Googleマップ
実際の販売価格に近いくらいまで高く買い取ってもらえるものもあり、ビックリしながらも嬉しかったです!引用:Googleマップ
住所 | 東京都中央区銀座8-9-17 KDX銀座8丁目ビル6F |
---|---|
営業時間 | 8時30分~17時 |
電話番号 | 0120-038-581 |
買取方法 | 宅配、店頭、出張 |
送料・査定料 | 無料 |
鑑定士 | 在籍 |
買取ブランド | ロレックス、エルメス、シャネル、カルティエ他多数 |
取り扱いアイテム | バッグ、時計、ジュエリー、洋服、毛皮他 |
【The Watch Company】はブランド品の中でも特に腕時計の買取を専門としていますが、ジュエリーや金、プラチナなどの買取も行っています。
買取方法は店頭と宅配の2種類、宅配では梱包キットや往復送料、キャンセル料が無料なので気軽に利用することができます。
多少査定額に影響する可能性もありますが、傷があってもOK、他社で断られたブランド時計を持ち込んでみるのもおすすめです。
公式サイトの買取ブランド一覧にはロレックスやオメガ、ブルガリなど有名ブランドが並んでいますが、載っていないブランド時計でも一度問い合わせてみると良いでしょう。
丁寧な説明と高額買取で納得できたとの口コミがあり、旧モデルであっても高値を付けてくれるので、満足度も高くなっています。
初めて利用させていただきましたが丁寧にに説明し、想像以上の高額査定をいただけたのでそのまま買取って頂きました。また機会があれば利用させて頂きます。引用:The Watch Company
昔使っていたカルティエの時計が、古いモデルなので、高く売れるのは思わなかったです。思い切ってお店に持っていきましたが、想像よりも高額の査定で大満足です!引用:The Watch Company
住所 | 東京都中野区中野5-58-6 |
---|---|
営業時間 | 11時~20時30分 |
電話番号 | 03-5318-9302 |
買取方法 | 宅配、店頭 |
送料・査定料 | 不明 |
鑑定士 | 不明 |
買取ブランド | ロレックス、オメガ、IWC、カルティエ他多数 |
取り扱いアイテム | 腕時計 |
高額買取されるロレックスですが、さらに高く買取してもらうためのちょっとしたコツがあります。もちろん時計単体でも数十万になりますが、ポイントを抑えることで査定額が上がるようになります。
ロレックスは購入時に保証書が付属されますが、売るときも保証書を一緒に付けることでさらに高く買取してもらえるようになります。
保証書ひとつあるだけで査定額が10万、場合によっては100万円以上変わることもあります。
また、レアモデルであれば箱にナンバーがあることもあり、その場合は箱も一緒に付けることをおすすめします。
買取業者によっては保証書と外箱・内箱・取説、調整したコマなど、付属品すべて揃っていることで買取額が高くなることもあります。
中古品であっても高額になるロレックスですが、手入れやメンテナンスをすることで査定額が変わります。
買取前には目に見える汚れを柔らかな布などで拭き取り、きれいにするだけでも違います。
メンテナンスは直射日光の当たらない、風通しの良い場所で保管し、定期的なオーバーホールで調整しておきましょう。
どんなものでも高く買取してもらうには、保証書や手入れ、メンテナンスが必要ですが、ロレックスなど世界的に需要のあるものは円安の時に売るほうが高くなります。
円安は海外輸入品の価格が高騰するため、並行品販売店なども販売価格が上がりやすくなるので、買取価格も高くなるのです。
場合によっては買取価格が数十万円も異なるので、ロレックスを売るのであれば、為替相場もチェックすると良いでしょう。
世界的に人気の高いロレックスは、希少性やスペックの高さから、資産価値がある腕時計です。
ファッションとしてはもちろん、今後の資産としても需要のあるロレックスは、他のブランドと比べても資産価値が高いので、良いタイミングを見計らって高額買取してもらいましょう。