メルカリを使って商品を出品しているけど、最近売れにくいと感じている方はいませんか?特にメルカリを使い始めたばかりの方は、そもそもどういう仕組みかが分からないため見過ごしやすいですが、もし売れない・誰からも反応がないという場合は「圏外飛ばし」と呼ばれる状況になっている可能性があります。当記事では、圏外飛ばしになる理由や確認方法、復帰する方法など、メルカリユーザーに役立つ情報をお届けします。
目次
メルカリは、個人間で商品の売買ができるフリーマーケットのオンライン版です。スマートフォンやタブレットでアプリをダウンロードすれば、簡単に始められるのが大きな魅力です。
とはいえ、「圏外飛ばし」にあってしまうこともあります。「圏外飛ばし」とは、出品しても新規出品や検索結果に表示されない現象のことを指します。
通常、新規に出品した商品は、検索しやすい場所に表示されるはずです。しかし、検索結果に表示されないことで誰にも閲覧されず、結果的に売れないということになってしまいます。
これではメルカリを利用する意味がありません。場合によっては、メルカリから何の通知も来ないので、気づかない可能性もあります。
メルカリに出品している商品で利用規約違反があった場合、その商品は削除され、メルカリ事務局から通知が来ます。ただし、「圏外飛ばし」の場合は、通知は行われません。
つまり、検索結果から自分のアイテムが削除されたかどうかは、自分で確認する必要があるのです。自分のアイテムが「圏外飛ばし」にあったかどうかを確認するには、3つの方法があります。
1つ目は、自分のアイテムの「閲覧数」をチェックして、確認する方法です。2つ目は、検索して、出品した商品が検索にヒットするかどうかを確認する方法です。
そして、3つ目の方法は、メルカリに出品した直後(数分後)に新着に表示されるかどうか検索してみることです。
一般的に、大量出品や価格変更を繰り返すと、「圏外飛ばし」の対象になってしまい、検索や新着に商品が表示されなくなります。ここでは、メルカリの利用目的と、対象になりやすい人の特徴について紹介します。
メルカリはその理由を公表していないため、自分の出品物が削除された具体的な理由を知ることはできません。もちろん、メルカリガイドにもルールにも記載されていません。
利用者側には一切基準がわからないシステムで、ユーザーに何の連絡もなく、いきなり商品を圏外に送るというすごいレギュレーションなのです。
なぜこのようなことをするかというと、メルカリが業者と判断したアカウントに対して(機械的なチェック)対策をしている可能性が高いと言えます。
メルカリの目的は、個人が使わなくなったものを他の個人に販売することです。つまり、業者や転売ヤーのような利用者には利用して欲しくないのです。
メルカリで「圏外飛ばし」の対象となる可能性が高いのは、主に以下のような動作を繰り返した場合です。
もし個人ではなく業者がメルカリで出品しているのであれば、売りたい商品がたくさんあり、回転良く売りさばきたいと思うものです。
業者が効率よく販売するために、重複して出品するケースは少なくありません。また、メルカリ以外のフリマサイト等で買い手がついたり、商品を入れ替えるために一気に削除して再出品するなど、短時間で様々な動きをします。
注意したいのは、ユーザー情報をもとに判断するのではなく、業者と思われるユーザーを対象としている点です。たとえ、全くの個人で出品していても、上記のような特徴の動き方をすると、メルカリのチェックに引っ掛かる可能性があります。
圏外に飛ばされると、商品が売れなくなり困ります。とはいえ、どのように対処したら良いか分からないという方もおられるでしょう。ここでは、圏外飛ばしにあったと思われるアカウントを復活させるために試せることをお伝えします。
一刻も早く商品を売りたい気持ちはわかりますが、サービス停止中の状態がいつ解除されるかは正確にはわかりません。そのため、しばらくは放置して撤去されるのを待ったほうが無難です。
数週間放置していたら元の状態に戻ったという方がおられます。とはいえ、これだけ待てば復活するといった確実な日数があるわけではなく、数日で回復した方もいれば1カ月ほどかかったケースもあるようです。
メルカリが圏外飛ばしを行う目的を考えると、商品説明を変更することで改善できるかもしれません。もし、似たような商品説明のアイテムをたくさん販売していると、対象になってしまいやすくなります。
そのため、面倒でも1つずつ商品説明を変更するようにしてみましょう。例えば、ユニクロのスカートを複数販売している場合、「ユニクロ スカート」「UNIQLO フレアスカート」「カジュアル ロングスカート【UNIQLO】」など、商品説明文を1点ずつ変更します。
もちろん、すでに多くの商品を出品している場合は、一度に修正するのではなく、1日に数件ずつ分散して編集するのが無難です。まだ試したことがない方は、ぜひこの方法から始めてみてください。
いつアカウントが削除されるかわからず、ただ待つのは嫌だという方や、1ヶ月待っても何も起こらないという方は、メルカリ事務局に問い合わせてみてはいかがでしょうか。
残念ながら事務局に問い合わせたユーザーの多くは返信がなかったり、思っていたような良い返事が得られなかったという場合もあるようです。
とはいえ、問合せた後、しばらくしたら削除されたというユーザーもいるので、何もしないよりは試してみる価値はあるといえます。
飛ばされないようにするためには、個人出品として判断されるような出品をすることが一番です。ここでは、圏外飛ばしを防ぐためのコツを紹介します。
まずご紹介したいのは、「短時間に連続して出品しない」ということです。業者は基本的にツールを使って短時間に大量のアイテムを販売する傾向があります。
その対策として、エリアを飛ばしている可能性が高いので、一度出品したら少し時間を空けてから次の商品を出品するようにしましょう。出品の間隔を空けることで、業者と判断されにくくなるため、飛ばされる可能性が低くなります。
何点までがスキップされるかという明確な基準はありませんが、10点、20点と連続して出品するのは避けた方が無難です。
Amazonや楽天市場など、ECサイトの画像を使うと、「私は業者です」と言っているようなものです。メルカリはフリーマーケットなので、家で使わなくなったものを売るのが主な目的です。
そのため、自分が売る商品ではなく、ECサイトの画像を使っていたら、明らかにおかしいと思われることでしょう。
この問題を避けるためには、自分で撮影した画像を使うように徹底することで、業者っぽくないサイトにすることができます。また、販売する商品画像を詳しく載せる方が、購入する側にとっても信頼しやすくなります。
次にお伝えしたいのは、「商品をすぐに削除しない」ということです。売れないからと商品を削除して、すぐに再出品ということを繰り返していると、市場から退場してしまう可能性があります。
一度出品したら、たとえ閲覧数が少なくても、数時間待ったほうがよいでしょう。また、一度出品した商品を削除すると、大量に削除した場合、業者と思われる可能性もあります。
出品する商品のジャンルを増やすのも対策として有効です。自分や家族が使わないものを出品している場合、普通ならさまざまなジャンルの商品があることでしょう。
もちろん、発送のしやすさや重量、商品の大きさなど、メルカリで出品しにくいと思える商品があるのも確かです。
とはいえ、もし圏外飛ばしに困っている状況なら、今売っているジャンル以外の商品を出品してみることで、解除してもらえる可能性があります。
たとえば、これまで特定のメーカーの服ばかりを出品してきたという方なら、聞かなくなったCDや観なくなったDVDを出品してみることができるでしょう。
メルカリを始めたばかりの方にとって、判断がつかないことも多いでしょう。そこでまず、商品タイトルやキーワードで出品した商品を検索してみて、正しく表示されているかを毎回しっかり確認してみてください。
例えば、Web版のアプリをご利用の場合、タイムラインに掲載されている順番に表示されます。しかし、自分のアイテムが一番上に表示されていない場合や、前のアイテムが先に検索された場合は、自分のアイテムが意図的に表示されなくなっている可能性が高くなります。
また、商品自体がメルカリへの出品対象外と判断されている可能性もあります。このような方法で、「圏外飛ばし」される原因を分析して、問題を防ぎましょう。
そのため、出品方法には十分注意するようにしてください。ただし、万が一圏外になってしまった場合は、しばらくは復活しない場合が多いですので、実店舗や他のフリマアプリを利用することも選択肢の一つとして考えてみましょう。