メガネの曇り止めは、メガネをかける方にとって欠かせないアイテムです。マスクをする人が増えた今、ストレスとなるレンズの曇りを解消してくれる必需品といえるかもしれません。定番のスプレータイプや布タイプなど、さまざまな種類があります。ここでは心地よい毎日を過ごすために用意しておきたい、おすすめのメガネの曇り止めグッズをご紹介します。
簡潔にいうと、メガネの曇りは結露が原因です。特に冬場は、メガネと冷たい外気との温度差が大きいため結露が発生しやすく、レンズが曇りやすくなります。
冬以外にも、エアコンの効いた室内から高温多湿の屋外に出るときや、湿度の高い梅雨の時期もレンズが曇りやすいので、どの季節でも油断は禁物です。
さらに、レンズが皮脂やホコリなどで汚れていると、レンズに水滴が付着しやすくなり、結露でレンズが曇りやすくなります。
メガネの曇り止めは本当に効果があるのか、疑問に思われる方もいらっしゃるかもしれません。もちろん、効果の持続性は製品によって異なりますが、メガネの曇り止めは効果があることが確認されています。
食事をしたり、マスクの息が当たってメガネが曇ることで日々小さなストレスが積み重なっている方もおられることでしょう。そんな悩みを解決するために、メガネの曇り止めを試してみることをおすすめします。
まずは、メガネの曇り止めの選び方についてチェックしてみましょう。自分に合ったメガネの曇り止めを選ぶために、ぜひ参考にしてみてください。
メガネの曇り止めには、薬剤を塗布して布で拭き取る方法や、薬剤を含んだシートや布で拭き取る方法などがあります。
ジェル、スプレー、ムース、布、シートなど種類はさまざまですが、大きく分けると3種類あります。それぞれの方法には、曇り止めが長持ちする、手間がかからないなど、メリット・デメリットがありますので、確認しておきましょう。
まずはジェルタイプからご紹介します。これはレンズに曇り止めをなじませ、ティッシュや布で拭き取るタイプです。ジェルが飛び散りにくいので、自宅だけでなく、職場や外出先でも周囲を気にせず使用することができます。
また、長持ちするタイプもあり、長時間メガネを使用する方にはそちらの方がおすすめです。ただし、塗り慣れないとムラができたり、レンズの端に溜まってしまったりすることがあります。
また、水に濡れると薄くなるので、雨の日は塗り直しが必要な場合もあることでしょう。慣れるまで使い、ムラなく塗れるようになれば、家庭や職場、レジャーなど幅広いシーンで活躍すること間違いなしです。
次に、「スプレータイプ」や「ムースタイプ」は、簡単にムラなく塗れるのが特徴です。これらのタイプは、プッシュすると薬液が均一に出るので、塗った後に拭いてもムラになりにくいのがメリットです。
デメリットとしては、スプレー缶なので、空になったあとの処分が面倒なことです。使い終わったら、放置せずにきちんと処分することを忘れないようにしましょう。
また、曇り止めには「シートタイプ」と「布タイプ」もあります。シートタイプや布タイプは、薬剤を塗らずにさっと拭き取ることができ、すぐに使えるので便利な曇り止めになります。
シートタイプは乾燥を防ぐために1枚ずつ包装されているので持ち運びがしやすく、布タイプは1枚で繰り返し使用することができます。薬液だと、塗りすぎるとムラができたり、レンズの透明感がなくなったりすることがあります。
しかし、シートやクロスは必要な成分だけをレンズになじませ、ムラなくクリアに拭き取ることができるのが強みです。クリーナーのようにレンズをきれいにする製品もあり、サングラスやゴーグルにも使用できます。
ただし、力が強すぎるとレンズに傷がつくことがあるので、力加減を調整するようにしましょう。また、布が濡れると使用できない製品もありますので、使用する際には注意が必要です。
メガネの曇り止めを選ぶ際、忘れてはならないのが対応レンズの確認です。一般的にメガネはガラス製とプラスチック製があり、曇り止めレンズの中にはどちらか一方にしか対応していないものがあります。
また、鏡面加工など特殊な加工を施したレンズは、そもそも曇り止め剤に対応していない場合がありますので、ご注意ください。
メガネの曇り止めレンズを購入される際は、必ず対応レンズをご確認ください。心配な場合は、メガネを購入したお店や専門店に相談しましょう。
質の悪い粗悪な商品を買わされるのが心配だという方は、有名な「メガネブランド」で販売されている商品をチェックしましょう。
例えば、「JINS」や「zoff」では曇り止めのスプレーを販売していますが、いずれも一定の効果があるとされています。
特に「JINS」のスプレーは高い評価を得ています。しかし、残念ながら完売している場合もあり、見かけたら即購入するのがおすすめです。
では早速、使い勝手の良さが人気のメガネの曇り止めグッズを見ていきましょう。商品が多すぎて何を選べばいいのかわからないという方は、ぜひ参考にしてみてください。
300回使用できるマイクロファイバー素材のメガネ用曇り止めクロスです。1回の使用で24時間効果が持続するのが特徴です。
外出前にさっと拭くだけで、夜まで快適に過ごせます。手軽に使える商品を探している方におすすめです。
オフィスや自宅にいるときよりも、外出時にメガネの曇り止めを必要とする方は多いのではないでしょうか。本製品は、持ち運びに便利なポケットサイズの商品です。
リップクリームほどの大きさなので、化粧品などと一緒にポーチに入れても気にせず持ち運べます。また、スキーウェアやスーツのポケットなどに入れておくと便利です。
曇り止めを開発した光学フィルムメーカーが本気で作った商品です。ヨーロッパで大ヒットし、今回初めて日本でも発売されました。
1回の使用で12時間効果が持続するので、朝レンズを拭いた後、夕方にもう一度拭き直す必要はありません。また、1枚の曇り止めクロスで約半年間使用することができます。
強力なジェルで、1回の使用で24時間以上効果が持続します。そのため、外出前に一度塗れば、帰宅するまで塗り直す手間がかかりません。ジェルタイプなので液体と違い、内容液が飛び散る心配もありません。
パールの「トラベルレンズペーパー クリア&リフレッシュシート」は、曇り止め効果だけでなく、クリーナー機能も備えた商品です。シートがしっとりしているので、薬液をしっかりレンズに塗ることができ、効果の持続も期待できます。
また、シートタイプは扱いやすく、使用時に手が汚れないこともおすすめポイントです。さらに、使い捨てなので、衛生面が気になる方にもぴったりです。
「SEE ROLL」はスプレータイプの曇り止めで、ほっこりとしたイラストと水色が特徴のかわいらしいデザインが目を引きます。マスク着用時の曇りにくさを重視される方におすすめです。
また、エタノール臭を抑えた仕様で、臭いが気になる方にも使いやすくなっています。70mLボトルのサイズは約3.5×3.5×14.0cmで、キャップ付きなので、バッグに入れて持ち運べるのも助かります。
かわいいデザインなので、メガネをかけている方へのプチギフトとしても活躍しそうです。マスクによるメガネの曇りにお困りの方は、ぜひお試しください。
液だれや飛び散りが少ないムースタイプで、使いやすくおすすめです。風の強い屋外でもストレスなく使えるので、外出先でも安心です。
ニュートラルタイプは、メガネレンズの素材を選ばず、サングラスやコートレンズにも問題なく使用できます。携帯に便利なスリムタイプは、約50回使用可能です。
「FITTY PLUS+防曇メガネ」は、フッ素化合物を使用した高性能防曇コーティングがレンズに付着し、24時間以上効果を持続します。
花粉の多い時期、普段からメガネをかけている方は、マスクが必要とはいえ、メガネが曇ってしまうのは本当に困ります。
車やバイクはもちろん、自転車に乗っていても危ないので、ぜひこちらの商品を試してみてはいかがでしょうか。
カー用品を扱う化学メーカーとの共同開発で生まれた超強力なメガネ用曇り止めです。長時間、曇り止め効果を実感できます。
ポーチやバッグに収まりやすいミニサイズのボトル入りで、目薬のように滴下できる仕様になっています。とにかくコンパクトにまとめたい方にもおすすめです。
高濃度・高密度のジェルです。小さなチューブに入っているので、持ち運びにも便利です。外出前にしっかり塗布することで、高い曇り止め効果を発揮してくれます。
レンズ素材に刺激を与えない中性タイプを使用しており、レンズの片側に1滴塗るだけで、十分な効果が得られます。薬局やドラッグストアで購入できるので、外出先で急に必要になったときにも使えます。
小林製薬のメガネクリーナーは、レンズの皮脂汚れにも強いタイプの曇り止めです。イソプロピルアルコール配合のウェットティッシュタイプで、いつでも手軽にサッと使えます。
シートは個包装になっているので、手軽にまた清潔に使うことができ、一度は使ってみたいアイテムです。
毎日手軽に使えるものを選びたいなら、力を入れずに押し出せる「曇り止めチューブタイプ」がおすすめです。
一度にたくさん出てしまう心配もなく、自宅や外出先でさっと取り出して使うことができるデザインです。ミラーコートやマルチコートのメガネレンズにも使用でき、約50回分の使用容量があります。
外出時にさっと取り出して使用できる便利なジェルタイプです。パールは1959年に創業し、日本で初めてメガネの曇り止めを開発した会社です。受け継がれた技術と信頼性を誇る製品は、あらゆるユーザーにおすすめです。
東レの高分子技術から生まれた直径4~6ミクロンの超極細繊維を使用した曇り止めです。通常の繊維では拭き取りにくい油膜や指紋、ホコリ汚れなど、しつこい汚れもしっかり拭き取ります。粗悪な製品が心配という方は、安心できる日本のメーカーの製品を選ばれるようおすすめします。
直径5.5cmのスタイリッシュなアルミ缶に入った、15cm角の曇り止めクロスです。一般的なメガネクリーナーと同じ要領で、レンズの両面を5~10回ほどまんべんなく拭くだけで、曇り止め効果が長続きします。
オフィスのデスクにさりげなく置いておけるような缶は、他の曇り止めにはない魅力です。普段はポーチを持ち歩かない男性にもおすすめです。使用回数の目安は300回ですが、効果が切れた後はメガネ拭きとして使用できます。
協和紙工の「メガネクリーナー曇り止め付 8包」は、速乾性で曇り止め効果のあるメガネクリーナーです。手を濡らさずに手軽に使用できます。個包装のシートは使い捨てで衛生的な上、持ち運びも簡単です。
メガネの汚れ・曇りを防ぐ、メガネ専用の曇り止めクリーナーです。親水性コーティングにより、メガネの曇りを防ぎ、さっとひと拭きするだけで汚れを落とし、曇りを防止します。
サングラス、水泳、スキー、スノーボードのゴーグルにおすすめです。スプレーして拭くだけの簡単お手入れが叶います。また、撥水コートではなく親水コートなので、水となじみ、乱反射による曇りを防止します。
1回のコーティングで約6ヶ月の効果があり、1~2ヶ月かけて繰り返し施工することで皮膜が成長し、光沢・親水効果・ツヤが増します。専用クロスが付属しています。
メガネやスマートフォンの画面の汚れを落とすウェットシートタイプのクリーナーです。防曇効果によりマスクをしていても曇りにくく、速乾性により拭きムラを防ぎます。
携帯に便利な個包装になっています。三菱化学製の超極細アクリル繊維を使用した不織布を使用しており、超極細繊維が汚れをきれいに掻き落とします。
以上、メガネの曇り止めの選び方や人気のおすすめ商品をご紹介しました。メガネの曇り止めには、手軽に使えるものから、十分なケアで効果を発揮するものまで、さまざまなものがあります。ぜひ、メガネの曇り止めを選ぶ際の参考にしてください。
自宅にいながら手軽に購入したい方には、Amazonや楽天などのネットショップがおすすめです。自分の好みに合った機能や使い方の製品を選び、価格を比較することができます。