農作業リヤカーおすすめ15選!種類や選び方をご紹介!

リヤカーは屋台の土台、廃品回収、自電車で牽引して宅配などで使われたりと様々な用途で使われています。日本では軽車両として扱われていますが、タイヤが付いているので重い物でも1人で運べ、肥料などを運んだり農作業をする際にも便利なアイテムです。ここではおすすめの農作業リヤカーと種類や選び方も併せてご紹介していきます。

リヤカーの種類

リヤカーと言うと大きくて人力で引っ張るイメージがある方も多いかもしれませんが、種類がいくつかあります。オーソドックスな2輪で引っ張るタイプがリヤカーといえば、という代表的なタイプですが、4輪で安定性の高いタイプもあります。

自転車の後ろに取りつけて牽引できるタイプは、宅配等でも使われており、街中で見かけたこともあるかもしれません。他にも折りたためるタイプもあるので、置き場所がないという方に便利なタイプです。

リヤカーの選び方

ここからはリヤカーの選び方をご紹介していきます。リヤカーは農作業の際にあるととても便利ですが、種類によっては管理しにくい場合もあります。自分に合ったリヤカーを考えてみてください。

選び方①サイズ

選び方1つ目は、サイズです。サイズは大型、中型、小型があり、大型は農家の方が使うことも多く、150kg以上載せられるものもあって、一度にたくさんのものを運べます。中型は家庭菜園で使うのにちょうどいい大きさで、大型に比べると小回りがきくので扱いやすくなります。

小型は積載量は少なくなりますが、小回りもきき場所も取りません。使いやすいサイズを考えて選んでみてください。

選び方②収納

続いては収納です。リヤカーはサイズが大きい程、場所も取るというデメリットがあります。収納場所がないけれどリヤカーが欲しいという方は、折りたためるタイプを選ぶと良いでしょう。折りたためるタイプなら車で運ぶことも可能で、使う頻度が少ない方にもおすすめです。

選び方③車輪の数

リヤカーは2輪と4輪のタイプがあり、動かしやすい車輪の数は使う場所によって違います。2輪は小回りがきくため、細道や角を曲がったりするのにも動かしやすいです。また、形状や材質なども4輪に比べると2輪は種類が多く、昔ながらのリヤカーというスタンダードな使いやすさがあります。

4輪は安定性があるのでひっくり返るような心配がなく、小回りは2輪よりは劣りますが、タイヤが回転するもの選べば小回りの問題も解決するでしょう。使いやすい数の方を選んでみてください。

選び方④使い方

選び方4つ目は使い方です。リヤカーで何を運びたいか、で選ぶ方法もあります。キャンプでも使いたい方はおしゃれなタイプ、収穫したものを運びたい場合には収穫カゴがピッタリそのまま載せられるタイプなどもあります。土や肥料を運ぶ場合は積み下ろしやすい形状のものなど、使い方を考えてみましょう。

選び方⑤デザイン

最後はデザインです。オーソドックスなタイプはシルバーや黒と言った、頑丈だけどいかにも作業用と言ったデザインのものも多くあります。その無骨さが良い、味があるという方もおられますが、近年カラフルな色合いのものや、おしゃれなデザインのタイプも増えてきています。

畑の収穫などではなくガーデニングに使いたいという場合は、リヤカーも庭のアートの一部として見せる用にも利用できます。使いやすさも必要ですが、自分が気にいったデザインなら愛着もより沸くでしょう。

おすすめの農作業リヤカー【大型】

ここからはおすすめの農作業リヤカーをサイズやタイプ別にご紹介していきます。まずは大型のリヤカーです。大きな荷物やたくさんの農作物もいっぺんに運べます。ぜひチェックしてみてください。

おすすめ①ピカ 折りたたみ式リヤカー ハンディキャンパー

ピカ 折りたたみ式リヤカー ハンディキャンパー

荷台幅X長さ:60.0X90.0センチ
全長X全幅:186.0X87.0センチ

おすすめ1つ目は、ピカの折りたたみ式リヤカー ハンディキャンパーです。アルミニウム製のオーソドックスな2輪のタイプで、大型サイズですが折りたたみ式なので使いやすいです。積載量は130kgまでとかなりの量を積むことができ、荷台の高さも63cmあるのでこぼれ落ちにくいでしょう。

ノーパンクタイヤなのでパンクの心配がなく、ワンタッチで折りたためるので使い勝手も抜群です。リヤカーの中では高額な方ですが、長く愛用できることや収納性、大きさを踏まえると納得の価格と言えます。

おすすめ②ハラックス 大型リヤカー 輪太郎

ハラックス 大型リヤカー 輪太郎

●長さ(mm):2030~2250●幅(mm):920~1180●高さ(mm):605~745
●積載面寸法(長さ×幅)(mm):1100~1300×800~1120

続いてはハラックスの大型リヤカー 輪太郎です。アルミ製の2輪タイプで20kg用のコンテナが6個積めるようになっており、積載量は120kgとなっています。本体重量が13.5kgと大型の中では軽量で、荷台と側面ガードが低くなっているので荷物の積み下ろしがしやすいです。

左右のガードとストッパーが伸縮するので、荷物が少ない場合や違うタイプのカゴを載せていても落下しにくいように調整できます。

おすすめ③アルインコ 折りたたみ式リヤカー

アルインコ 折りたたみ式リヤカー

荷台寸法:120×80cm
折りたたみ時サイズ:幅37×奥行134×高さ77cm

アルインコの折りたたみ式リヤカーは、アルミ製で2輪のノーパンクタイヤがついています。最大積載荷重は150kgとかなりの量が積めますが、本体が31kgと他のアルミ製に比べると重さがあります。頑丈な中空支柱の設計で、ワンタッチで折りたためるので便利です。

おすすめの農作業リヤカー【中・小型】

続いては、中・小型の農作業リヤカーです。コンパクトで力のない女性の方でも扱いやすく、畑を借りて家庭菜園をしているという方にもおすすめのサイズです。

おすすめ④リビングアウト 折りたたみアルミリヤカー

リビングアウト 折りたたみアルミリヤカー

本体サイズ:幅80×奥行131×高さ72~82cm
荷台寸法:幅52×奥行76cm

中・小型タイプで最初にご紹介するのが、リビングアウトの折りたたみアルミリヤカーです。アルミ製で本体重量が11.2kgと持ち運びもしやすく、工具無しで組み立て・折りたたみもできます。耐荷重は80kgで、2輪のタイヤはノーパンクタイヤなので砂利道などでも安心です。価格も3万円程度と買いやすいのも魅力です。

おすすめ⑤アルミス スチールリヤカー ノーパンクタイヤ

アルミス スチールリヤカー ノーパンクタイヤ

荷台サイズ (バケット) : 幅420×奥行700×深さ300mm

アルミスのスチールリヤカー ノーパンクタイヤは、取り外しができるプラスチック製のバケットが付いたスチール製のリヤカーです。バケットは積載容量90Lなので、水道が離れた畑の水運びにも便利で、内側に10L毎のメモリが付いています。

2輪のタイヤはノーパンクタイヤで、最大積載重量は150kgです。シルバー以外の色が良いという方や汚れが目立たない方が良いという方にもおすすめです。

おすすめ⑥アルミス アルミ組立式リヤカ-

アルミス アルミ組立式リヤカ-

全体:(約)長さ173×幅90cm  荷台(内寸): (約)長さ90×幅60.5×深さ33cm

続いてもアルミス製で、こちらはアルミ組立式リヤカ-です。最大積載重量は約80kgで、重量は約18kgです。荷台の内寸の深さが33cmあり、壁面仕様なので物がこぼれ落ちる心配がないため、かごを使用せずに直接荷台に物を載せたりもしやすいでしょう。ノーパンクタイヤ仕様の2輪タイプです。

おすすめ⑦平城商事 折りたたみ式 アルミリヤカー

平城商事 折りたたみ式 アルミリヤカー

荷台幅×長さ×深さ (cm):60×90×31
最大積載重量 (kg):100

平城商事の折りたたみ式 アルミリヤカーは、工具無しで組み立ても折りたたみもできます。最大積載重量は100kgのアルミ製で、内部に特殊ウレタンを使用したノーパンクタイヤなのでパンクの心配もありません。本体重量は23kg、2輪の折りたたみ式ですが補強フレームもあるので強度も十分です。

おすすめ⑧シンセイ ガーデンリヤカー

シンセイ ガーデンリヤカー

耐荷重150kg 容量90L(10L毎に目印)

軽量で価格も手頃なものをお探しの方には、シンセイのガーデンリヤカーがおすすめです。フレームはスチール製で、取り外し可能なプラスチック製の箱が付いています。フレームは10kg、箱は3kgと軽く、箱の容量は90ℓと水もしっかり運べます。

2輪のノーパンクタイヤは15インチと小さめで、小回りがきくコンパクトな設計です。価格も1万5千円以下なのでかなりお手頃です。

おすすめ⑨本宏製作所 アルミ製 折りたたみリヤカー

本宏製作所 アルミ製 折りたたみリヤカー

サイズ:使用時/幅900×全長1,200×高さ810mm
折りたたみ時/幅410×全長1,010×高さ66mm

中・小型のおすすめリヤカー、最後は本宏製作所のアルミ製 折りたたみリヤカーです。錆にも強いアルミ製で、本体はオール溶接仕様、本体重量13.5kgと軽量ながら丈夫な作りになっています。耐荷重は100kgと重い肥料もしっかり運べ、折りたためるので収納にも困りません。ゴムバンドが付いているので荷台の後ろからの荷落ちも防ぎます。

おすすめの農作業リヤカー【おしゃれ】

おしゃれなタイプの中にも、農作業で使いやすいものもあります。キャンプの際に薪運びなどにも使えるので、アウトドア用に検討してみてはいかがでしょうか。

おすすめ⑩ハングアウト アウトドアワゴン NIGURUMA

ハングアウト アウトドアワゴン NIGURUMA

使用サイズ:1265×600×560(h)mm
荷台サイズ:800×400mm

おしゃれなおすすめリヤカー、まずはハングアウトのアウトドアワゴン NIGURUMAです。オリーブ色のスチール製で、荷台部分は天然木なので温かみもあるデザインです。引手とタイヤは取り外しができカート裏に収納できるので、車に乗せておくのにも場所を取りません。

車輪は2輪ですがスタンドが付いており、立ち上げると荷台を水平な状態のままキープできるので、荷物の積み下ろしも楽にできます。タイヤはノーパンクタイヤで、農作業やキャンプなどで汚れても外して洗えるので衛生的です。本体重量は9kgなので、持ち運びもしやすいでしょう。

おすすめ⑪アイリスオーヤマ キャリーワゴン

アイリスオーヤマ キャリーワゴン

製品寸法(cm):使用時 幅約98×奥行約53×高さ約61

アイリスオーヤマのキャリーワゴンは、4輪の極太タイヤで安定感があるタイプで、ぬかるんだ道や砂利道でも運べます。ポール部分はスチール製、荷台部分はポリエステル生地で、背面部分は倒してフラットにできるので長さのある荷物も積めて便利です。

製品重量は約11.5kg、耐荷重は100kgとかなり頑丈です。ワゴンの底の取っ手を引き上げるだけのワンタッチ収納な上に、折りたたむと玄関などにも置けるほどコンパクトになります。カラーバリエーションは2色あり、価格も15000円程度とお手頃です。

おすすめ⑫ミナトワークス M.O.L ダンプ機能付きキャリートラック

ミナトワークス M.O.L ダンプ機能付きキャリートラック

荷台内寸:上面 約480×900mm / 底面 約420×660mm / 深さ 約200mm

ミナトワークスのM.O.L ダンプ機能付きキャリートラックは、見た目の可愛さだけでなく機能性も抜群のリヤカーです。車輪は4輪なので安定性があるだけでなく、最大積載荷量は200kgと砂利なども大量に運べます。ダンプ機能付きなので荷台を傾けて、積載物を一度に下すこともできるので、土などの運搬にも便利です。

タイヤはノーパンクタイヤで10インチと小さめですが、前輪が左右に可動するので小回りがきくので使いやすいでしょう。ハンドルは上下に動くため、どんな身長や体勢でも楽に運搬できます。価格もお手頃なので、コストパフォーマンスも高いです。

おすすめの農作業リヤカー【四輪】

最後は4輪のおすすめリヤカーです。2輪では安定感に不安があるという方や、引っ張る自信がないという方も、4輪ならスムーズに運べるでしょう。

おすすめ⑬ホンコー アルミ製ハウスカー 伸縮式

ホンコー アルミ製ハウスカー 伸縮式

製品サイズ(mm) 荷台サイズ:幅420から630×奥行660から880 全長840から1080 高さ790

4輪のおすすめリヤカー、まずはホンコーのアルミ製ハウスカー 伸縮式です。前と側面のガードが伸縮するので、色々な種類のコンテナを載せても安定感のある状態で運べます。最大積載量は100kgで、大きなコンテナを2つ載せて収穫もできます。

アルミ製で製品重量は9.2kgと軽量で、ベアリング付きのノンパンクタイヤで悪路も安心です。価格も1万円台で買いやすく、使わないときはガードを一番小さくしておけばコンパクトです。

おすすめ⑭ハラックス 愛菜号 アルミ製 ハウスカー

ハラックス 愛菜号 アルミ製 ハウスカー

積載重量:100kg

続いては、ハラックスの愛菜号 アルミ製 ハウスカーです。こちらも伸縮するタイプで、幅は360~580mm、長さは1000~1380mmで調節ができます。タイヤは14インチのノーパンクタイヤで、4輪の中ではタイヤも大きくしっかりしているので悪路の走行にも向いています。

荷台面が約44cmと高く、腰をあまり曲げなくて済むので腰の負担が少ないでしょう。アルミ製で、耐荷重は100kgです。

おすすめ⑮エスアイエス ガーデンワゴン

エスアイエス ガーデンワゴン

サイズ(約):全長85×幅46×高さ100cm
トレイサイズ(約):85×45×18cm

最後はエスアイエスのガーデンワゴンです。積載荷重が100kgで、ダンプ機能付きなので土や砂の運搬にも便利です。スチール製で本体重量は12.5kg、荷台部分はポリプロピレンで鮮やかな緑色が可愛いデザインとなっています。

キャリーハンドルは上下左右に動かせるので、小回りがきいて使いやすいです。購入後に自分の工具で組み立ては必要ですが、1万円台で悪路もスムーズに運べるので、コストパフォーマンスは十分と言えます。

リヤカーを自作する場合は注意が必要

様々なリヤカーが販売されていても、自分が求めている荷台サイズの物がない場合もあるため、自作されるという方もおられます。木製でDIYするというのはタイヤが固定できないなどの問題があったり、溶接技術がなければアルミなどのフレームを曲げたりもできないため、一般の方では1から自作するのは難しいでしょう。

また、リヤカーは強度や耐久性が必要なため、自作では強度の保証もありません。もし使いやすいようにしたい場合は、既製品の改造がおすすめです。既製品に枠を取りつけるなどの改造なら、DIY初心者でもハードルが低いでしょう。

リヤカーを利用して農作業を楽にしよう

様々なリヤカーをご紹介してまいりましたが、置き場所がなくて諦めていた方も折りたたみ式なら置けると言う方もおられるのではないでしょうか。昔ながらの重量があるリヤカーは扱いにくい、使いこなす自信がないという方も、軽量でコンパクトなものなら運べる量は少なくとも、確実に扱えて便利になります。

ただリヤカーは軽車両扱いなので、通行できる場所に規制があったり、自転車や原付で牽引する場合は速度制限や重量制限もあるので、使う場所の交通規則などもチェックしてから使うようにしましょう。

農作業で重たいものを何度も運ぶのは重労働で、腰を痛めるなどリスクもあります。使いやすいリヤカーを手に入れて、農作業を楽にしてください。

その他関連記事はこちら


 

新着記事

親子DIYの魅力とは?みんなで手作りを楽しむ休日のすすめ

「親子で一緒に楽しめ、子どもが…

2024年9月24日

電動ドリルは適切に処分しよう!複数の処分方法について解説

頑丈そうにみえる電動ドリルも、…

2024年8月30日

【2024年】最新工具のトレンドは?次世代ツールの進化について

年々、進化していく「工具」。最…

2024年8月21日

ネジ穴が潰れたら?回せなくなった時の処置方法

「ネジ穴が潰れた!」「ネジ穴が…

2024年8月14日