誰しも、庭やベランダがあれば風に吹かれてのんびりしたいと思うもの。せっかくのスペースを有効活用したいと、ウッドデッキに憧れる人は多いですよね。ただ、本格的な施工にはかなりのお金がかかり大ごとになります。まずはお手軽にDIYでウッドデッキを導入してみませんか?ウッドパネルや、セットを利用して簡単にウッドデッキを設置する方法をご紹介します。
目次
ウッドデッキを簡単に実現する方法はいくつかあります。
これは、賃貸物件のベランダなどにも使えて、比較的安価で済み、メンテナンスも楽なおススメの方法です。実際、この方法は非常に人気で設置している人多いですよね。ウッドパネルの素材は、天然木を使用したものと、人工木を使用したものがあります。天然木でも裏面は樹脂製の連結パネルが付いているので、木が直接地面と接地することはありません。木のすき間部分で容易にカットでき、サイズ調整も簡単です。
こちらは自分の庭がある人向け。リビングと同じ高さのデッキと、足置き台がセットになっており置くだけのものです。縁側でくつろぎたい時にはこれで十分。プランターを置いて、ガーデニングを楽しむことも出来ます。
縁台よりも本格的なウッドデッキを設置するものです。リビングの高さのデッキに、手すり兼目隠しがついていたり、庭に降りる台がセットになっています。子供が遊ぶのにも安心なスペースです。
実際に人気の商品をご紹介して行きましょう。
ベランダにも使用できるパネルタイプのウッドデッキです。天然木アカシア材を使用しているので、足の裏に温もりを感じることが出来てリラックスします。エアコンの室外機や排水溝などに合わせて柔軟に組み合わせ床に敷き詰めることが出来ます。簡単にウッドデッキ気分を味わえておススメ。ガーデン用テーブルや人工芝マットと組み合わせてくつろぎ空間を演出できます。天然木なので念のため、防腐効果のあるステインなどを事前に塗って使用する人が多いようです。
こちらも敷き詰めるタイプのウッドパネルです。中央から敷き詰めるとやりやすいようです。掃除の際に取り外しが簡単で、便利です。価格に対して品質は高く、ベランダを一気におしゃれな空間に変化させます。木に含まれるタンニン酸が時間が経つにつれて色落ちするので、色落ちが困る床の上への設置は避けて下さい。一年に一回はグレージングを行いメンテナンスすると長持ちします。
こちらは、取り扱いが便利で軽量な樹脂製のパネルです。重量は、天然木製の約半分ですので、自分で調達して敷き詰めるのにも助かります。また天然木では雨などの腐食が心配なので、年に一回はステインを塗りなおすなどの手間がありますがこちらは樹脂製なのでそのような心配は無く、雨に強くて、汚れても掃除のしやすい快適空間を作り出すことが出来ます。見た目はリアルな木目なので、敷き詰めただけで一気に温もりのある印象に変化します。
天然木を使用した、縁台のセットです。素材に赤松を使用し、温かみのある印象です。天板と足と取り付け金具がセットになっており、自分で組み立てを行います。電動ドライバー一本で組み立てられるので、難しくはありません。サイズの調整は付属のアジャスターを取り付けることにより、2cm前後調整が可能です。購入した方は、束石と組み合わせたり、足を切るなどして柔軟にサイズ調整を行っているようです。
組み立てた後は、手軽にポンと置くだけのベンチタイプの縁台です。掃き出し窓の下に設置するだけで、ちょっとした和みスペースとなります。日向ぼっこしながら、お茶を飲むもよし、洗濯物の一時置き場として活用するも良し。お庭の自然な景観を邪魔せず、様々な用途で活躍してくれます。天然木製なので、良い状態を長期間維持するために上から防水用の塗装を塗りなおすのがおススメです。その後も数年に一回は、塗りなおすとさらに長い期間、安心して使用が出来ます。
デッキ縁台正方形タイプの縁台です。手軽にウッドデッキのような広さを味わうことが出来、組み合わせることで好みの印象を演出出来ます。別売りのお洒落な台と組み合わせるとさらにウッドデッキ感がアップ!クッションを置いてお昼寝や、家族やお友達とお昼を楽しむのも良いですね。まさに、ウッドデッキと縁台のいいとこどりの商品です。こちらも天然木なので、防水防汚効果のある塗装を定期的に行うのがおススメです。
組み立てると0.5坪のサイズになる本格的なウッドデッキセットです。デッキとフェンス、ステップがセットになっているので、一気に庭との距離が縮まります。フェンスをグリーンで飾ってガーデニングも楽しむことが出来ますね。ステップは、設置することで段差を軽減し、小さな子供でも楽に上り下りが可能です。また、デッキの上に載せてミニテーブルとして使用したり、他の場所でミニベンチや鉢植えを置く棚として使用するなどアレンジが自在です。
ラティスのようなフェンスが特徴的なウッドデッキのセットです。ちょっとした目隠しにもなっています。朝顔なんかのつる性植物をここに置いて、子供と育てるのも楽しそうですね。お庭の近いところに水道が無くても、ウッドデッキ上であればリビングから裸足で移動できるので子供も水やりをお手伝い出来ますね。JJ PROHOMEのウッドデッキセットは、フェンスの付いたタイプと、縁台を並べるオープンタイプの2通りが選択できます。
シンプルな形状のウッドデッキです。YKK apが製造する信頼できる製品で、間口の規格に柔軟に対応する豊富なサイズ展開が魅力です。素材のリウッド(再生木)は人工素材で、木粉とプラスティックを主原料に製造されたものです。木の温かみはそのままに、耐水性や防汚性に優れ、固さもあるのでペットを遊ばせるのにも安心です。組み立てはDIYですが経験者向けとなっています。束石は自分で用意する必要があります。
ウッドデッキを検討し、取り付けるにあたり、あると役に立つアイテムをご紹介します。
人工木のメリットは、雨に強い、腐食しない、軽いなど色々ありますが、素材感をイメージしにくく注文時に心配なこともあると思います。そんな時は素材のサンプルを注文し、実際に手触りや強度を確認すると安心です。どこのメーカーでも対応しているとは限りませんが、欲しい商品に似た素材があればまずは手に取ってみましょう。床板からフェンス材など様々な種類のサンプルがあります。
こちらは、天然木を素材としたウッドデッキ、ウッドパネルなど天候による劣化が心配なものに塗装する塗料です。こういったものを年に一回塗りなおすと、持ちが格段にアップします。無塗装ではとても屋外で長期間使用はできません。塗料の色はブラウン系もありますが、万が一こぼしたり、塗料が経年とともに床に付着したりといったリスクを考えると透明タイプがおススメです。
天然木保護用の塗料を塗る際に使用する刷毛です。根強い人気のこちらの商品は、現場の職人も使用する刷毛の大定番です。
創業から20年、ウッドデッキ専門店を貫いているのがリーベです。安価で手軽に組み立てが出来るウッドデッキや、ラティス、木製収納庫などお庭のエクステリアを充実させる商品も多数扱っています。“世界から家+庭(かてい)に豊かさ、幸せを”というキャッチフレーズの通り、家と庭のつながりを非常に大切にしているメーカーです。様々な種類の木材を使用しており、他とは少し違ったウッドデッキを作ることも出来ます。企業ホームページからは、素材の無料サンプルを申し込むことも可能です。
ここは本当に悩むところです。ウッドデッキといえば、天然木!やはり足の裏に伝わる木の感触は他のものに替えられない!という方も多いでしょう。しかし、まめなメンテナンスは必須で、それでも経年による劣化を避けられません。そういった点から、ウッドデッキを施工する場合は人工木を選択される方が増えているようです。最近では、樹脂に木粉を配合したものなど、かなり天然木に近い感触の素材も出てきているので、耐久性と軽さを持つ人工木製の数が伸びてくるでしょう。
ウッドデッキを設置すると、家が少し大きくなったようであり、しかも庭と続いていて開放感抜群!これは実際にウッドデッキで過ごしてみると分かります。本格的な施工は大変ですが、まずはDIYできる範囲で、気軽に試してみてはいかがでしょうか。
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