雑草を放置していると、おうち周りの景観を損ねるばかりか、害虫の発生や近隣からの苦情といったトラブルも起こりやすくなります。雑草は抜いてもまた生えてくるケースがほとんどであるため、便利なアイテムを取り入れることで作業を楽にし、負担を軽減することができます。今回は、効率良く草取りができる便利な道具をご紹介していきます。
まずはじめに、効率良く草取りができる便利な道具を厳選してご紹介します。立ったまま草を抜けるものや電動など様々なタイプの商品あるので、ご自身が使うシチュエーションを想像しながら選ぶと良いでしょう。
清水製作所のモンブラン「長柄らくらく草取りヅメ」は、軽い力で雑草の根を引っ掛けて抜くことができるのが特徴です。刃先がフック型になっているので土に入りやすく、ギザ刃が雑草を引っ掛けます。
本体サイズは100×1060mm、軽量で刃先がコンパクトであるため、手が届きにくい場所に生えた草も楽な姿勢で抜くことができます。腰を曲げずに草取りをしたい方におすすめの商品です。
清水製作所のモンブラン「草取り一番百発百中」は、あらゆるサイズの雑草を取れるように設計された草取り道具です。細い草はクシ刃、大きめの草はギザ刃で抜き取ることができます。
本体サイズは15x45x210mmとコンパクトなつくりで、コンクリートの隙間に生えた雑草や芝生に生えている雑草を抜く際にも活躍する商品です。
清水製作所のモンブラン「スーパー草取りフォーク」は、フォーク状の4本の刃で深い根の雑草を掘り起こして抜ける草取り道具です。グリップがループ状になっているので力を入れやすく、手元が安定します。
本体サイズは30x80x300mm、地面に張り付いた雑草や根の深い雑草を抜くのはもちろん、球根を埋めたり掘り起こしたりするときにも使える便利な商品です。
キンボシ(Kinboshi)の「ゴールデンスターネジリ鎌1502」は、草刈りや軽い土堀に最適な万能鎌です。地面に張った草をスムーズに刈り取ることができ、地面が固い場合でも土をほぐしながら除草作業をすることができます。
本体サイズは幅12.5×奥行28×高さ6cm、重量は0.18kgです。細刃で小回りがきくため、狭い場所に生えた草もスムーズに刈り取ることができます。
千吉(Senkichi)の「雑草抜き テコ付SGJ-9」は、細かい部分の除草作業に最適な草取り道具です。テコが付いているので、手の角度を変えながら楽に雑草を抜き取ることができます。
本体サイズは幅33×高さ205×奥行き50mmと小ぶりなつくりになっています。柄が太いので手にフィットしやすく、背面に指掛けガードが付いているので力を入れやすいのも特徴です。
浅野木工所の「抜けるンですミニ 5879h」は、地面に差し込んでねじるだけで根っこから草を抜くことができる草取り器です。芝生を手入れする場合、鎌などを使うと周囲の芝が傷んでしまうことがありますが、抜けるンですミニを使えばピンポイントで草を抜くことができます。
本体サイズは約幅100×奥行15×高150mm、重量は約118gです。芝生のお手入れに適した草取り道具を探している方におすすめの商品です。
ドウカンの「雑草抜き鍬 とれ太DK811」は、雑草の上を引くだけで草を抜き取れるのが特徴です。広い範囲の除草に適しており、根を張るしぶとい雑草もごっそりと取ることができます。
本体サイズは全長1,435×刃幅80×刃長10cm、12本の爪が付いています。柄の長さが1,350mmあるので、立ったまま作業ができて便利です。腰を曲げずに除草作業したい方におすすめの商品です。
高芝ギムネ製作所(Takashiba Gimune)の「ミキロコス腰らく草抜きボーイ」は、雑草にさして数回グルグルと回転させるだけでスポッと草が抜ける草取り器です。草を根っこから抜くことができるのが特徴で、芝生や花壇、畑の草抜きにも適しています。
爪の部分は強靭で重厚な構造になっており、「草取りが楽しくなった」という口コミが多く見られます。立ったまま雑草が抜けるので、腰に掛かる負担が軽減できる点もメリットと言えるでしょう。
ムサシの「除草バイブレーターWE-700」は、振動の力で草を抜くことができる草取り器です。根を残さずに草が抜けるので、次に雑草が生えるのを抑制する効果が期待できます。
本体サイズはサイズ:幅28.2×奥行き6.5×高さ15cmとコンパクトで、力を使わずに除草作業できるのがメリットです。お庭に農薬を使いたくないという方や、根こそぎ草を抜きたいという方におすすめの商品です。
マキタ(Makita)の「電動草刈機MUR2500」は、高速回転で草を刈れる電動草刈り機です。握りやすいループ型ハンドルは使いやすい位置に調節することができます。
MUR2500は2本出しナイロンコード式なので、万が一庭木や塀などに当たっても傷つけにくいのも特徴です。力を使わずに広い範囲の除草作業を行いたい方や、軽くて楽に扱える電動草刈り機を探している方におすすめの商品です。
草取りを楽にするコツを知っておけば除草作業の負担を軽減することができ、翌年のお手入れを楽にする効果が期待できます。ここでは草取りを楽にする方法をご紹介しますので、ぜひ取り入れてみてください。
雑草がひざ丈ほど伸びてしまうと種が周囲に飛び散り、次の年にたくさんの雑草が生えてしまいます。そのため、雑草は春先から夏がくる前に抜いておくのが望ましいです。
また、夏は雑草が成長しやすい時期で、さらに気温が高い真夏に除草作業をしていると熱中症などの懸念も出てきます。そのため、雑草が生えてきたら、数センチ程度の段階で抜いておきましょう。そうすることで種が飛ぶことも防げるので、翌年の手入れがぐっと楽になります。
雑草を抜くのは、雨上がりの土が湿った状態の時に行いましょう。雑草は地下茎が土中奥深くまで張っているため、水分を含んで柔らかくなった状態であるほど除草しやすくなります。
また、雨上がりは気温が下がるため、作業もはかどります。雨が降らない時期は作業する前に水を撒くと良いでしょう。ただし、土壌によっては水分を含むと粘性が高まるものもあるので、土壌の様子を見ながら作業をしてください。
草取り道具を使用した後は、草の汁や土などの汚れを拭き取るように心掛けましょう。使った後にメンテナンスをしておけば、道具が劣化するスピードを抑え、サビにくくする効果が期待できます。
また、切れ味が悪くなってきた場合は、砥石で研ぐなどのメンテナンスを行いましょう。定期的に手入れをすることで切れ味を維持できるのはもちろん、長く使い続けることができます。
草取りをする時は「動きやすくて汚れても良い服装」が理想です。熱中症やケガ、害虫から身を守るポイントも併せてご紹介します。
【長袖・長ズボン】
草取りをする時は、長袖・長ズボンを着用して日焼けと虫刺されを防止しましょう。季節に応じて生地の素材等を変えて調整してください。
【帽子】
屋外での作業中は、つばが広い麦わら帽子や虫よけが付いた園芸用帽子などをかぶり、日差しを遮りましょう。熱中症を抑止する効果が期待でき、快適に作業を行うことができます。
【軍手】
泥汚れやケガの防止のために、作業中は園芸用軍手を使います。一般的な軍手でも問題ありませんが、ガーデニング用の軍手だと防水機能が付いていたり、指先が頑丈なつくりになっているのでおすすめです。
【運動靴や長靴】
草取りをする時は、動きやすい運動靴を履くのが望ましいです。さらに、雑草が伸びきって広範囲に広がっている場合は、長靴をはいて害虫から身を守りましょう。
今回は、効率良く草取りができる便利な道具をご紹介しましたが、いかがでしたか。雑草を放置していると、おうち周りの景観を損ねるばかりか、害虫の発生や近隣からの苦情といったトラブルも起こりやすくなります。雑草は抜いてもまた生えてくるケースがほとんどであるため、便利なアイテムを取り入れることで作業の負担を軽減していきましょう。
記事の中では、草取りを効率良く行えるおすすめの道具を厳選してご紹介しました。立ったまま草を抜けるものや電動タイプなど様々な商品があります。ご自身が使うシチュエーションに合うかどうか考慮しながら選んでみてください。