引用元：YouTube【矢崎化工】 波板の取付手順（フックボルト側面）
「フックボルト」は、家の駐車場・軒先・物置小屋などの屋根を作るときに使う「波板」を留めるために用います。波板を取り付ける留め具は、フックボルト以外にも「傘釘」や「チャンネルフック」などがあり「取り付ける相手」によって使い分けをするのです。ここでは、「アングル材」に波板を取り付ける際に使用するフックボルトを集めました。人気製品を7選に絞り、寸法や価格などを比較してご紹介しましょう。
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駐車場やバルコニーの屋根で使う「波板」は、時間と共に変色や汚れが目立ってくるためDIYで取り替える人も多いものです。そして、その波板を取り付けるときに必要なのが「フックボルト」になります。波板を取り付ける留め具は「取り付ける相手」によって異なり、木材には主に「傘釘」・角パイプや丸パイプには「チャンネルフック」や「パイプフック」、そしてアングルには「フックボルト」を用いるのです。
フックボルトを波板に取り付けるときは、波板にペンで印をつけ「波板用キリ」で穴を開け、下からフックボルト部分を差し込みます。そして、スポンジと固定用ワッシャーをはめ込み、ナットを乗せレンチで締めるのです。基本的には「5山おき」に取り付けるのがよいとされています。スムーズに穴を開けられる「波板穴開け用キリ」は、最後にご紹介しますのでそちらもチェックしてみてくださいね！
建築金物や釘・ビスなど、住宅建築の「接合」に関する製品の開発・製造・販売を行う「株式会社ダイドーハント」。同社のフックボルトで人気なのが、アマゾンレビューでも高評価の「フックボルトセット3/16×38mm 02260」です。ボルト・亀座（フックボルトと併用しパッキンを抑える金具）・スポンジのセットが50組入っています。
建築金物や木造金物などの「接合製品」で知られる「株式会社ダイドーハント」の「フックボルト3/16×38 85841」。「02260」より値段は割高ですが、こちらは鉄素材にユニクロメッキ（亜鉛メッキ後にクロメート処理をして耐食性や防サビ性をアップしたもの）をほどこしたものです。ボルト・亀座・スポンジのセットが10組入りです。
「株式会社大里」は、ビスやナット類、サイン＆ディスプレイ関連の金属製品専門商社です。同社の「ステンレスフックボルト1/4ミリ長さ38ミリ9本PF-041」は、ステンレス製で、強度がありサビに強いのが特長！波板とアングルをしっかりと接合します。ボルト・亀座・スポンジのセットが9本入りです。
創業以来120年、建具金物やDIY金物などを取り扱う金物の物流商社「株式会社ハイロジック」。同社の「フックボルトF-217」は、3/16×38mmサイズで、ボルト・亀座・スポンジのセットが50本入りとなっています。
工業部門・生活用品・DIY部門・農業部門など幅広く事業展開をする「矢崎化工株式会社」。この「屋根用フックボルト」（鉄製・20個入り）は、同社の直径28mmイレクターパイプに使用できます。波板の出っ張った部分に取り付けてください。
工事現場や施設などで使われる工具・備品・消耗品などを専門に販売する「株式会社エスコ」。この「EA952CE-4」は、ストレート屋根・波板用のフックボルトです。ネジサイズはW1/4、材質は鉄にユニクロメッキ（亜鉛メッキをほどこしたあとに耐食性をアップするためにクロメート処理を行ったもの）で、亀座・スポンジセット100本入りになります。
ねじ部品・建築金物・DIY商品などの専門メーカー「株式会社八幡ねじ」。同社の波板用「フックボルト 3/16×50mm」は、鉄にユニクロメッキ（亜鉛メッキ後に耐食性をアップするためにクロメート処理を行ったもの）をほどこした製品です。亀座・スポンジセットで10個入り×5袋セットになります。
波板にフックボルトを取り付ける作業を行うときに欠かせないのが「波板穴開け用キリ」です。手動で穴開けをするものと電動工具に取り付けて使うものがあります。
例えば、W3/16のフックボルトならボルト径は約4.8mmなので、穴はやや大きめの5〜5.5mmくらいがいいでしょう。
ポリカ・塩ビ・FRPの波板に使用できる手動のキリです。波板にフィットして穴開けをサポートしてくれるフットガイド付なので作業もはかどるでしょう。
ポリカ・ガリバリウム鋼板・ガラスネット入りの波板やカラートタン・薄鋼板の穴開けに最適です。インパクトドライバー・電動ドリルに装着して使用してください。
ひとくちに「フックボルト」といっても、寸法・材質・価格などさまざまなバリエーションがあります。波板に取り付けるときには、サイズや必要な個数などを把握してから購入しましょう。よく使用するフックボルトは、多目の個数のセットを購入するのもおすすめです。