カテゴリー: 家事・生活

ガスコンロの設置費用は?購入前に知っておきたい基礎知識を徹底解説!

ガスコンロは料理をするうえで欠かせないアイテムです。利用する機会が多いため、こまめにお手入れをしていても8~10年ほどで寿命を迎えます。この記事では、ガスコンロの購入を考えている方のために、ガスコンロの種類や設置費用など購入前に知っておきたい基礎知識を徹底解説していくので、興味のある方はぜひご覧ください。

そもそもガスコンロにはどんな種類があるの?

ガスコンロには、キッチン台の上に置くだけで設置できる「テーブルタイプ」とシステムキッチンの中にコンロが組み込まれている「ビルトインタイプ」の2種類に分けることができます。

ガスコンロの買い替えを考えている方は、現在使用しているものと同じタイプを選ぶと費用が抑えられます。ここでは、ビルトインタイプとテーブルタイプの特徴を解説していくの一緒にチェックしていきましょう。

ガスコンロの種類①ビルトインタイプ

ビルトインタイプは、ガスコンロがキッチンに組み込まれているのが特徴です。多彩な調理が楽しめるグリルや火力を自動で調整してくれる機能・コンロを消し忘れたときに自動で消火してくれる機能など様々な機能が搭載されています。

また、キッチンと一体化さているためデザイン性が高く・簡単にお掃除ができるなどメンテナンスしやすいところもビルトインタイプの魅力です。

ガスコンロの種類②テーブルタイプ

テーブルタイプはグリル部分と操作部分が一体になったコンロで、キッチン台の上に直接乗せてガス栓を繋ぐだけで使用できます。火力調整機能などが搭載されていない・隙間に汚れが溜まりやすく掃除がしにくいなどビルトインタイプと比べると機能性には劣りますが、設置が簡単にできるところやコストパフォーマンスが良いといった魅力もあります。

テーブルコンロは2口コンロであるため大家族での利用には適していませんが、「最低限の機能が付いていれば良い」という単身世帯や一人暮らし学生さんの利用におすすめです。

ガスコンロの設置費用を種類別に解説

 

ここまでは、ガスコンロに種類についてまとめてきました。では、ガスコンロを設置した場合どのくらいの設置費用がかかるのでしょうか?ここからは、ガスコンロの設置費用を種類別に解説していきます。

ビルトインタイプの設置費用の相場は2万円

ガスコンロ設置するには、本体価格と設置費用がかかります。本体価格はグレードによって異なりますが、基本的な機能のみの機種なら5万~6.5万・一部のオート機能やグリル機能を搭載した機種で8万~12万・デザイン性に優れ様々な機能を搭載した機種になると14万~20万円が相場です。

ビルトインタイプのガスコンロは設置するには資格が必要で、設置費用が8,000円~2万円ほどかかります。この金額は、ビルトインタイプからビルトインタイプに交換した場合の相場です。テーブルタイプからビルトインタイプに変更した場合には、5万前後の設置費用がかかると覚えておきましょう。

テーブルタイプの設置費用の相場は3,000~5,000円

続いてはテーブルタイプの設置費用についてチェックしていきましょう。テーブルタイプの本体価格は10,000円~40,000円で、設置費用は3,000円~5,000円とビルトインタイプよりかなりお得に設置できます。コスト面を重視するか機能性を重視するかで自分にあったタイプを選ぶようしてください。

部分交換の費用の相場は?

できるだけ費用を抑えたいという方は、パーツのみの交換も可能です。ここからは、部分交換した場合の相場も確認しておきましょう。ガスコンロで良く部品交換されるは、五徳やバーナーキャップ・点火プラグといった部分です。

パーツは、各メーカーで購入できるほかホームセンターやインターネットでも手に入れることができます。しかし、ガスコンロによって適合するタイプが異なるので、自分の使用しているガスコンロと適合するか確認してから購入するようにしてください。

五徳やバーナーキャップの相場は1,000円~3,000円で、自分での交換が可能です。点火プラグの交換は業者への依頼が必要となり、部品代3,000~4,000円に工賃2,000円~3,000円・出張費2,500がプラスされ7,500円~1万円ほどで交換できます。

ガスコンロを自分で設置することは可能?

ここまでは、ガスコンロの設置費用を種類別に解説してきました。では費用を少しでも抑えるためにガスコンロを自分で交換することができるのでしょうか?ここからは「ガスコロンは自分で設置することは可能か?」という問にお答えします。

ビルトインタイプは有資格者に工事を依頼する必要がある

ガスコンロを自分で交換できるかはコンロの種類によって違ってきます。ビルトインタイプの場合、ガスの接続は専門業者(有資格者)に依頼する必要があるので、自分だけでの交換はできません

本体の交換までは自分で行うことができますが、構造や仕組みをわかっていない人が行うと破損させる可能性があるので、すべてをプロに任せた方が良いでしょう。

テーブルコンロなら自分で設置できる

では、テーブルコンロの場合はどうでしょうか?テーブルコンロの場合、特に必要な資格がないため自分で設置ができます。ガス全とコンロを繋ぐだけなので比較的簡単に行えますが、ガス漏れの心配や手順に不安がある方は、専門業者に依頼するようにしてください。

ガスコンロを設置する前にチェックしておきたいポイント

シンプルなデザインのものから機能性に優れたものまでガスコンロには様々な種類があるため、どのようなものを選べば良いのか分からないという方も多いはずです。ここからは、ガスコンロを設置する前にチェックしておきたいポイントをまとめていきます。

ポイント①ガスコンロのサイズ

ガスコンロを設置する前にチェックしておきたいポイント1つ目は「ガスコンロのサイズ」です。テーブルタイプのガスコンロサイズはメーカーによって多少の違いがありますが、横幅が59.6cm~59cmの『標準60cmタイプ』と横幅が55.8cm~56.4cm『コンパクト56cm』タイプの2種類があります。

ビルトインタイプのガスコンロにも『60cmの標準幅』と『75cmワイド幅』の2種類があり、サイズは規格で決まっているので、どのメーカーのものを購入しても同じ大きさです。

また、このサイズは天板の長さを示しているので、魚焼きグリルや操作部分の幅は変わりはありません。設置したい場所とコンロのサイズが異なるときちんと設置ができないので、事前に設置する場所を採寸しておくようにしましょう。

ポイント②自宅で使用できるガスの種類

ガスコンロを設置する前にチェックしておきたいポイント2つ目は「自宅で使用できるガスの種類」です。ガスコンロに使用されるガスには『都市ガス』と『プロパンガス』の2種類があります。

都市ガスの主成分はメタンで、液化天然ガス(LNG)を使用しており空気より軽いのが特徴です。プロパンガスの主成分はプロパン・ブタンで、液化石油ガス(LPG)を使用しており、空気より重いといった特徴があります。プロパンガスはLPガスと呼ばれることもあり、物件情報などでLPガスを記載されている場合はプロパンガスを意味しています。

使用できるガスが都市ガスなのに「プロパンガス専用のガスコンロ」を使用したり、使用できるガスがプロパンガスなのに「都市ガス専用のガスコンロ」を使用したりすると、大きな事故を起こす可能性があるので、必ず自宅で使用できるガスの種類を確認してください。

ポイント③賃貸物件の規約

ガスコンロを設置する前にチェックしておきたいポイント3つ目は「賃貸物件の規約」です。もし、これから住もうとしている物件にコンロが設置されていない場合は、サイズやガスの種類をチェックして条件にあったコンロを取り付けることができます。

しかし、はじめからコンロが設置されている場合は自由に交換はできません。これは、新規の方だけなく長年そこに住んでいる方も同様です。たとえ、調子が悪くなったとも自分で勝手に交換するのではなく、必ず大家さんや管理会社に連絡するようにしましょう。勝手に交換してしまうと、費用を大家さんや管理会社に請求できないことがあります。

ポイント④ガスコンロのメーカー

ガスコンロを設置する前にチェックしておきたいポイントは「ガスコンロのメーカー」です。ガスコンロのメーカーには「Rinnnai(リンナイ)」「NOTITZ(ノーリツ)」「Paloma(パロマ)」などがあります。グリル機能が充実していたりお手入れがしやすい構造だったりとそれぞれのメーカーがこだわりの機種を販売しているので、自分に合ったメーカーを見つけてみましょう。

ガスコンロの設置費用は種類によって変わる!

今回はガスコンロの購入を考えている方のために、ガスコンロの種類や設置費用など購入前に知っておきたい基礎知識を徹底解説しました。ガスコンロはきちんと設置しないと、大きな事故に繋がる可能性があります。ここでご紹介したことを参考に、安全にガスコンロを設置してください。

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