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藤原産業のオリジナル工具ブランドであるSK11からもスナップリングプライヤーがリリースされています。
ご紹介する「スナップリングプライヤーSOCP-150」は、シャフト用がストレートタイプとベンドタイプの各1種類ずつ、内径用が1種類の計3種類が1本で対応出来る、1台3役の非常に汎用性の高いモデルです。
先端直径はΦ1.2~1.4mm、リング径は10~40mmに対応しており、さまざまな作業に使用可能で、さらにシャフト用のベンドタイプは角度が45度となり、ストレートタイプでは対応出来ない場所にあるC型スナップリングの着脱も出来ますので、非常に便利です。
高儀(タカギ)のオリジナルブランドである「GISUKE」からリリースされている「穴軸兼用 スナップリングプライヤー」は、ヘッド部分を交換することで、シャフト用、内径用のどちらにも対応することが可能なスナップリングプライヤーです。
交換可能なヘッド部分は、先端直径の異なるΦ1.2mmとΦ1.5mmのストレートタイプ2個とクロー部分が45度と90度に曲がったベンドタイプ2個の計4個が付属しており、対応可能なリング径は12mmから最大38mmまでと、汎用性が高く使い勝手の良いアイテムとなります。
ハンドル部分にヘッド部の固定用ピンを2ヵ所備えており、このピンへの差し込み方でシャフト用と内径用の変更が可能となっていて、ビス一つの締め込みだけで固定が出来ますので、交換時間も掛からず作業効率も高いのが特徴です。
大阪府東大阪市に本社を構える「株式会社キタコ」はバイク用パーツの製造、販売を行っている会社で、メンテナンス用の工具類も取り扱っています。
ご紹介する「汎用スナップリングプライヤー」は、ヘッド部分を取り替えることが可能で、これによりシャフト、内径用を兼用出来る汎用性の高いモデルとなります。
ヘッド部分は、ストレートタイプ1個、クローが45度と90度に曲がっているベンドタイプが2個の合計3種類が付属しており、対応可能リング径は3~20mmとなり、比較的小さなC型スナップリングの着脱に使用出来ます。
またヘッド部分の交換は、グリップ部分に取付けられた2ヵ所の固定用ピンへの取付け位置の違いで、シャフト用、内径用の変更が出来ます。
KTC(京都機械工具)からもシャフト、内径兼用のスナップリングプライヤーがリリースされています。
ご紹介する「スナップリングプライヤーSOCP-130」は、ヘッド部分が双頭になっており、片側がシャフト用、もう片側が内径用となっているモデルです。
先端部分の直径はどちらもΦ1.2mmで、対応可能リング径は10~40mmとなっており、自動車やバイクの整備をはじめ、各種機械のメンテナンスにも十分に使用出来るようになっています。
また本体全長が約145mmとコンパクトで、作業中にもう片方のヘッドが干渉して邪魔になることもなく、使い勝手の良いのが特徴の一つです。
シャフト用、内径用のスナップリングプライヤーを各種おすすめ12選をご紹介しましたが、一緒に合わせて持っておきたいのがスナップリングです。何度も着脱を繰り返したスナップリングは、弾力性に欠け、さらに金属疲労による破断ということもあり得ます。可能であれば、スナップリングもスペアとして、各種持たれておくことをおすすめします。
スパナやレンチなどのハンドツールを中心に、各種工具の通信販売を行っている「アストロプロダクツ」から、シャフト(軸)用のC型スナップリングのセットがリリースされています。
呼び径サイズが3mm~32mmの18種類、計150個がセットになっており、さまざまな種類があるため、もし作業中にスナップリングを紛失しても安心です。
こちらもアストロプロダクツからリリースされている内径(穴)用のC型スナップリングのセットです。
呼び径が11~21までの6種類、計100個がセットとなっており、専用ケースにそれぞれが分かれて収納されていますので、一目で視認出来るため、作業性も高いのが特徴です。
スナップリングプライヤーをご紹介しましたが、中にはプライヤーを専門に製造しているメーカーやブランドなどもあります。今回ご紹介したメーカーを一部だけ、ご紹介しておきます。
ドイツのヴッパータールに本社を構え、1882年の創業時からプライヤーを専門に製造しているメーカーで、非常に歴史のある老舗メーカーです。スナップリングプライヤーだけでも9ブランドがリリースされており、その他にも数多くのハンドツールを製造していますので、一度ウェブサイトを覗かれても面白いのではないでしょうか。
ウェブサイト:http://www.knipex.com/nc/en/home/
スパナやレンチなどのハンドツールを専門に製造、販売している日本の老舗メーカーです。品質の高さには定評があり、自動車やバイクのメンテナンスをする方で、同社の名前を知らない方はいないのではないでしょうか。スナップリングプライヤーも十数種類がリリースされていますので、是非、ウェブサイトをチェックして見て下さい。
ウェブサイト:https://ktc.jp/
スナップリングプライヤーの種類や使い方などをはじめ、おすすめ12選をご紹介しました。レンチやスパナなどと比較した場合、使用頻度は低いですが他の工具では代用が効かないため、無いと作業が出来ないという専門の特殊工具となりますので、もしもの時に備えてシャフト(軸)用、内径(穴)用の両方を揃えておくことをおすすめします。この機会に、購入を検討してみては如何でしょうか。
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