雨漏り修理で最も大切なことは、雨漏りの原因を特定することです。リフォーム業者や屋根工事業者は、目地や屋根、煙突など建物の構造を熟知しているので、雨漏りの原因をすぐに特定することができます。当記事では、信頼できる水漏れ修理業者の選び方や修理費用、北海道のおすすめ業者などを紹介します。
水漏れの修理だけを行う事業者は少数派です。建築に携わる事業者は、自分たちが携わる様々なプロジェクトの中で水漏れを修理するケースがほとんどです。
そこで、まずは雨漏り修理を行う事業者の種類を取り上げていきます。まずは、「屋根工事業者」です。屋根材といえば、金属屋根、スレート、日本瓦などが代表的です。
これらの素材はいずれも寿命が限られており、数十年も使っていると、サビによるヒビや穴が見られるようになります。
瓦の内側は板金で覆われ、その板金の内側を「ルーフィング」と呼ばれる防水シートで覆っています。一般的な戸建住宅の多くはこの構造になっています。
部屋の天井にシミができた、天井から水が垂れてきたなど、屋根に問題があると思われるケースも少なくありません。この場合は、屋根工事業者やリフォーム業者に雨漏りの修理を依頼することをお勧めします。
屋根内部の板金の修理が必要なケースも多いので、雨漏り修理を専門に行う板金業者も多いです。北海道では、雪の重みで屋根が傷むことが多いので、経験と実績のある事業者を選ぶようにしましょう。
次に取り上げるのは、「外壁塗装業者」です。屋根屋さんに雨漏りの修理を依頼すると、「屋根には異常がありません」という答えが返ってくることがあります。
雨漏りの原因は屋根にあると思われがちですが、実は外壁の状態に問題があるケースも少なくありません。
外壁のひび割れから水が浸入している場合は、外壁の塗装や施工を専門に行う事業者に依頼するのが一番です。外壁の施工業者は屋根の修理も行っているところが多いので、相談してみるとよいでしょう。
また、「窓ガラスの修理業者」に依頼するのもよいでしょう。窓ガラスを固定するパッキンの劣化や、サッシや戸車などの不具合による隙間から雨が入り込むことがよくあります。
窓やサッシに異常があることが明らかな場合は、窓ガラス修理業者に相談することをおすすめします。特にパッキンの交換の場合、雨漏り修理の契約を公募している事業者でも対応できない場合があります。
雨漏り修理は「リフォーム会社」でも対応可能です。リフォーム会社は、建物全体の構造に詳しく、多くの住宅改修工事に対応できる場合がほとんどです。
また、屋根や外壁、窓ガラス周りのトラブルにも対応しており、雨漏り修理を依頼する事業者としておすすめできます。
身近に信頼できる業者がいなかったり、知らないからインターネットで探したりしている方も多いのではないでしょうか。
そのような方もご安心ください。インターネット上でも、信頼できる業者を選ぶことは可能です。以下、業者選びのポイントをご紹介します。
天気予報で「来週は雨の予報」「台風が上陸しそう」と言われると、心配になるものです。そのため、万が一のトラブルの際にすぐに応急処置や雨対策に来てもらえるように、自宅から近い距離にある雨漏り修理業者を選ぶことが大切です。
雨漏り修理に片道3時間以上かかる業者にはなかなか依頼できませんが、近くにある業者であれば頼みやすく、安心感もあります。
インターネットで業者を探していて、気になる業者が見つかったら、まず会社案内にある住所を確認しましょう。住所や支店が自分の住んでいる市町村や近所にあれば、まず大丈夫です。
もし少し離れた場所にある業者であれば、施工エリアを確認するとよいでしょう。自分の住所が、その業者が普段工事で出張している地域であれば、気軽に工事を依頼することができます。
ただし、業者の出張エリア外ということで訪問までに数日かかる場合もありますので、電話で確認してみてください。
雨漏り修理業者が最善を尽くしても、雨漏りが再発しないとは全く言い切れないものです。雨漏りを確実に修理することはとても難しいと言われています。そのため、保証のある雨漏り修理業者に依頼することをおすすめします。
保証の有無は修理内容によって異なるので、いざという時のために保証を希望する場合は、見積もり時に雨漏り修理業者に相談するとよいでしょう。
業者の実態は、実際に依頼してみないとわかりません。レストランを探すときに口コミを探すように、雨漏り修理業者の評判や口コミを探し、目を通しておきましょう。
まず、業者のホームページを探します。ホームページによっては口コミが掲載されていることもありますし、料金や施工実績なども確認することができます。
初めて雨漏り修理をする場合は、いくらかかるのかイメージが湧かないかもしれません。そこでまずは、雨漏り修理にかかる費用を知り、大まかな金額を把握しておくことが大切です。
修理範囲が小さければ費用は安く済みますが、修理範囲が大きければ高額な工事となります。例えば、屋根の雨漏り修理の場合、面積や素材、劣化具合によって費用は異なりますが、防水コーキングの補修だけであれば5万円~10万円弱、高くても20万円前後で済みます。
ベランダやバルコニーの雨漏り修理は3万円~20万円程度で済むケースが多いですが、ベランダやバルコニーの下地も劣化している場合は25万円近くかかる場合もあります。
屋上の面積が50~100平方メートルの一戸建ての場合、雨漏り修理の費用は20万円~100万円程度です。安く済ませることができれば、50万円以下で済みます。
しかし、施工面積が広い場合や、今回使用する防水材が長寿命である場合、足場の設置が必要な場合などは、100万円を超えることもあります。
一つひとつ丁寧に情報収集しても、価格やサービスエリアなど比較するポイントが多く、調べれば調べるほど迷ってしまいます。
すでに迷っている方、調べたり比較したりするのが面倒な方は、今回ご紹介するおすすめ業者リストを参考にしてみてはいかがでしょうか。
雨漏り修理110番は、お客様からの問い合わせ総数も210万件以上を誇る実績のある業者です。雨漏りはいつ起こるか誰にもわかりません。当然、夜間や週末に雨漏りが発生することもあります。
その点、雨漏り修理110番は、急な依頼にも対応できるよう、24時間365日体制で対応していて安心です。全国に456の加盟店があるので、どの地域でもすぐに対応してくれます。
雨漏り修理110番には、信頼できるスタッフが多く、高い技術力により、業者によっては対応できないような瓦屋根の修理も可能です。
また、火災保険の申請時に面倒な報告書類の作成もサポートしてくれます。屋根の無料点検も行っているので、雨漏りなどの屋根のトラブルでお困りの方は、ぜひ利用を検討してみてください。
雨漏りの修理というと、高額な料金を請求されるイメージがあるかもしれません。これは、多くの修理業者が家屋全体の修理費用を見積もるからです。
一方、雨漏り修理110番では、屋根の壊れている部分のみを修理することができます。そのため、問題箇所をピンポイントで特定することができるので、無駄な出費を抑えることができます。
料金 | 2万7,500円(税込)~ ※詳細な金額は見積り後に提示 |
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対応エリア | 全国 ※一部離島を除く |
調査・見積り | 無料 |
受付時間 | 24時間365日 |
運営会社 | シェアリングテクノロジー株式会社 |
北海道札幌市を拠点に、20年以上の住宅修理の実績を持つ業者さんです。経験に裏打ちされた確かな目で、雨漏りの原因をピンポイントで突き止めます。また、北海道ならではの豪雪による屋根の傷みも素早く修理し、依頼者に安心を届けてくれます。
スーパーマン金太郎は、雨漏り修理の会社です。北海道に根ざし、地域密着で実績を積み上げています。経験豊富なスタッフによる迅速な対応が特徴です。
雨漏りの原因を素早く特定し、状況に応じて最適な方法で問題を解決してくれます。見積もりは無料なので、まずは相談してみましょう。
屋根や外壁の塗装はもちろん、雨漏りの修理も得意とする会社です。雨漏りの原因は屋根にあることもあれば、意外と外壁にあることもあります。
その点、葛西塗装はどちらにも対応しており、雨漏りの原因調査から修理まで、徹底した施工を行うことができます。雨漏りの修理や、雨漏りを再発させないための防水工事もお任せください。
札幌で屋根の塗装・修理・見直しをするなら、株式会社三協がおすすめです。札幌市白石区に事務所を構え、雨漏り修理や耐雪屋根の設置、除雪不要の屋根の設置など、あらゆる屋根の工事を請け負っています。
また、三協は屋根工事だけでなく、住まいの専門店でもあります。下請けではなく、自社とグループ会社で丁寧な施工を行うことが強みです。
例えば、いたずらにコストを上げるような他社を仲介するようなことはしません。また、企業の外壁塗装や工場・倉庫の改修なども行っていますので、住まいに関することなら何でもご相談ください。
株式会社マルモトルーフは、雨漏りや屋根のトラブル、雪庇対策、防水工事など、北国で起こりがちなトラブルに対応している会社です。
同社の代表は、一級建築板金技能士、一級シート防水技能士、職業訓練指導員、防水基幹技能士の資格を有しており、高い信頼を得ています。
また、下請け業者を使わないため、中間マージンが発生せず、顧客に低価格でサービスを提供できるのも魅力です。
北日本ルーフ工業合同会社は、太陽光発電の「シェアでんき」サービスを行っている会社です。同社は、太陽光発電システムを無償で設置しており、初期費用や追加費用は一切かからず、月々のリース料金も無料のサービスを行っています。
さらに、昼間の電気料金が割安になります。また、さまざまな屋根材に対応することができるのもポイントです。北海道の冬は厳しいので、新築の屋根もあてになりません。
そのため、屋根を長持ちさせる方法として、塗装や防水のメンテナンスを行っています。ポイントを押さえた修理やメンテナンスが強みです。雨漏りが止まらなくて困っている方は、一度相談してみてはいかがでしょうか。
斉藤板金株式会社は、代表自らが豊富なノウハウを持ち、雨漏り診断士の資格を持っている会社です。雨漏り診断士が雨漏りの様子を再現し、原因を突き止めてくれます。
また希望により、サーモグラフィーによる内部点検も依頼できます。突然の雨漏りや、長い間原因不明だった雨漏りを解決してくれますので、緊急時には相談してみてはいかがでしょうか。
屋根や窓の雨漏りであれば修理可能です。また、「雨漏りを修理したいけど、一部だけ修理して費用を抑えたい」という要望にも応えてくれます。ご相談は無料ですので、お気軽にお問い合わせください。
雨漏り修理に関して、北海道ならではの案件があるとすれば、「大雪の重みによる屋根の破損」「凍結による排水管などの破裂」などがあります。
北海道の雨漏り修理業者を選ぶ基準としては、これらの工事などの実績が豊富であること、技術を証明する資格を持っていること、工事に対するアフター補償があることなどが挙げられます。当記事の情報を参考に、安心して修理を任せられる業者を見つけてください。