アウトドアとしてソロからグループまで楽しめるキャンプ。様々なギアを用いますが、キャンプコンテナや収納ボックスがあると非常に便利です。何でも収納が出来て、ハードのものなら椅子代わりにもなります。今回は、キャンプでお勧めのキャンプコンテナや収納ボックスをご紹介します。
目次
キャンプでは、様々なアイテムを持ち込んで行われます。特にある程度慣れてくるとより自分好みの空間にしようとギアも増えてきますが、その分荷物も多くなりますし、搬入や搬出に時間がかかってしまいます。
そんな時に便利なのが、キャンプコンテナや収納ボックスです。その最大の利点は、やはりギアをすべて簡単に収納し持ち運べるという点です。分けて運ぶよりも全てコンテナに入れて運べば、ギアの持ち運びにかける時間が短縮されます。
ギアが増えてくると、設営にもこだわりを持つようになります。タープの有無やチェア、テーブルなどこだわる点は尽きませんが、こうしたギアをまとめて運べれば設営も楽になることでしょう。
コンテナや収納ボックスは、キャンプにおいては単なる収納用のアイテムと侮れるものではありません。種類に目を向けてみると、大きく分けて3種類あります。
まず、ハードタイプのコンテナになります。こちらは名前の通りハード、つまり頑丈な作りをしているものであり、樹脂や金属などを素材に使っています。本体の頑丈さはもちろんの事、雨風からも中身をしっかりと守ってくれます。
耐荷重を考慮して作られている製品も珍しくなく、そういったコンテナならば椅子代わりやテーブル代わりにも使えます。ただ、キャンプツーリング等で荷物を減らしたい、重量を減らしたい場合には、別のタイプが向いています。
続いては、ソフトタイプのコンテナです。ハードとは真逆の柔らかい素材を使っていますので、ある程度形状の融通が利く分荷物を詰め込んだりする際には柔軟に使えます。また、ハードタイプのインナーとして使うといった方法もあります。
素材が柔らかい分本体も軽量ですし、使わない時には折りたためるものも多いので保管もしやすいです。ただ、やはり頑丈さにおいてはハードタイプに軍配が上がりますし、水漏れや汚れに耐性のないものもあります。
もう1つは、折り畳みタイプです。こちらも名前の通り使わない時に折り畳みが可能なものとなっており「折りコン」とも呼ばれていて主に業務の用途で幅広く使われていますが、キャンプにおいても収納用ボックスなどとして用いられます。
比較的頑丈な作りになっているのでハードタイプと同じく中身を保護できますし、使わない場合には折りたたんである程度薄くして置けるので収納性も兼ね備えています。ただ、頑丈さや収納性両面ともハードタイプやソフトタイプには劣ります。
思っている以上に、キャンプ用のコンテナや収納ボックスうというのは実際のキャンプサイトにおいて便利なものなのです。種類だけでも3種類ありますが、続いては実際に選んでいく中でのポイントを解説しましょう。
まず、使う場面を想定して機能や素材を選んでみましょう。コンテナや収納ボックスはキャンプサイトでギアを運搬するように使う方法ももちろんありますが、自宅で用品を保管しておくための収納用具という使い方もあります。
このほかにも考えれば使い方は多岐にわたりますが、キャンプに関連する使い方なら自宅で使うかサイトで使うかに分かれます。もしサイトでギアの運搬をする為に使うなら、運びやすくするためにもできる限り軽量なものを選びましょう。
逆に自宅で使用するのを想定しているなら、重量があるハード系のものでも問題はないでしょう。また、屋外に置く予定なら雨風に強い樹脂素材製のものが向いています。
もう1つは、収納しようとしているアイテムに合わせたサイズを選択するというポイントです。コンテナというのは、同じ商品名のものでもサイズが複数展開されているものが多く、自分が入れたいアイテムを入れられるかは事前確認が必要です。
タープなどの大きなギアを入れたいなら必然的に大きめのものが、カトラリーなどの小物を入れたいならコンパクトなものだと無駄なく使えます。また、車載する事などを考えるとハードや折り畳み式のものは置くこと自体が可能かもチェックすべきです。
以上、キャンプコンテナ、収納ボックスの利点や選び方のポイントについて解説してきました。ここからは、お洒落でサイトにもなじむお勧めのコンテナ、ボックスをご紹介します。まずは、ハードタイプの製品からです。
まずは、トラスコのトランクカーゴです。雑多としている車の中もこれ1つでコンパクトに収納可能、インテリアにもなじむ、収納ボックスとなっています。50リットルの大容量で、大抵のものならそのまま入れておけます。
天板耐荷重が100kg以上という頑丈な造りのため、人が腰かけても安心です。故に単なる収納用のアイテムとしてだけではなく、チェア代わりにも使えます。これを最初から想定しているのなら、別でチェアを用意する必要もなくなります。
キャンプ道具の収納に使いました。すごい数のギアが収納できるので大切に使いたいです。 引用:Amazon
Amazonを徘徊していたところ、こちらの収納BOXがケルヒャーK2にぴったりという書き込みをみかけて、即ケルヒャーK2サイレントを購入する機会を与えてくれた感じです。MJJCのオプションパーツ(フォームガンやショートガン)も全てこの箱におさまります。 引用:Amazon
続いては、アウトドア用品メーカーとして有名なキャプテンスタッグの収納ボックスです。安心・安全の日本製で、アウトドア用品やキャンプ用品の収納、持ち運びに便利なボックスとなっており、使い方は自由自在です。
キャンプ用品はもちろんの事、車載工具を入れたり洗車用品を入れるように使ったりと用途の広さは随一です。便利な目盛が内部についており、最も小さいサイズは13リットルから最大で75リットルまで展開されています。
各ブランドのキャンプギアが軒並み高騰している中、日本製のコンテナが送料込み2500円余りで購入出来るなんて…さすが黒鹿番長さん、コスパ最強です!! 引用:Amazon
バーベキューコンロ、テーブル等が入って良いです。キャリーカートに乗せて運んでいます。 引用:Amazon
ゴードンミラーのスタッキングトランクカーゴです。キャンプなどのアウトドアはもちろん、ガレージや家の中の収納としても大活躍するトランクカーゴであり、仕切りの無い大容量の収納ケースのブラッシュアップモデルです。
スタッキングと名前にある通り積み重ねをしやすい平らな天面が特徴となっており、同じ製品を重ねて積載するのに便利です。その他、平らな天板を活かしてテーブルとして使いやすく、さらにフタ部分には荷締めベルトが掛けやすい様にベルトガイドもあります。
この手のトランクはどれもOEMだからブランドに拘りはありませんでしたが、主張しすぎないロゴと色味が気に入ってこちらを購入しました。天板がフラットで、裏返して木を乗せるような手間も要りません。 引用:Amazon
耐久性もよく、テーブル、椅子代わりににも使えてキャンプの必需品です。 引用:Amazon
ハンドル付で持ち運びに便利なバンドックのベースコンテナです。キャンプのギアボックスに最適になるように、付属しているトレーを使って小物を分けて整理可能、フタ裏側のフレーム部にパッキンが付いていて水やホコリが入りにくい簡易密閉型です。
蓋の耐荷重は500㎏という非常に頑丈な設計となっており、踏み台や椅子代わりにも使える抜群の強度を誇ります。本製品もスタッキングが可能です。
ランタンやストーブ、燃料、テーブル、食器、洗面具などなど全てこれ1つに収納しています。
これ1つに収納しようと考え、持って行くものを減らしたのですがね。 引用:Amazon
値段からかなり悩んで購入。ソフトケース類と悩んだが積載を考えこちらを購入。小さなギアポーチ系を廃止してこちら乗り換えて今のところ不満なし。 引用:Amazon
広い開口部によって収納物の出し入れがしやすい、使い勝手に優れる収納用ボックスです。積み重ね可能な設計で複数同時に使用しても設置スペースを節約させられます。
蓋の耐荷重は80㎏と一般的な人間一人が乗る分には十分の強度をしているので、踏み台や椅子、テーブル等の使い方も出来ます。バックルにはABS樹脂を使用しており、破損しにくく丈夫です。
蓋が完全に外れないのがいい。ボートで使用中落下する心配がないです。 引用:Amazon
形、色合い、耐久性どれも自分好みでした。ラベルを剥がしてオリジナルなステッカー貼ってキャンプに使っています。 引用:Amazon
フィールドアのアルミコンテナボックスは、素材にアルミを使用した頑丈さに優れるボックスです。軽量で耐久性の高いアルミ製の本体は、使い込むほどに風合いが刻まれ無骨な雰囲気を醸し出します。
しっかりとしたアルミ製の蓋は熱に強く、水や油も簡単に拭き取れローテーブルとしてもお勧めできます。蓋をしっかりと固定する留め具で中身が飛び出す心配も無く、蓋裏にはクッション材があり開閉時の衝撃を緩和します。
数あるアルミコンテナの中でもコスパ最強の逸品!耐久性は今後使用感と共に分かってくると思うけど今のところ大満足の品です!やっぱアルミの無骨感最高っす! 引用:Amazon
他の有名メーカーよりも、かなりお安くかったので、期待してなかったが、意外にしっかりしていて良かった。表面は鏡面仕上げで少し物を置いただけで傷が目立ちますが、それも味だと思って、ガンガン使いたいと思います。 引用:Amazon
アイリスオーヤマも、キャンプやBBQなど、アウトドア用品をたっぷり収納できるアウトドアボックスを展開しています。野外でも室内でも使用できる落ち着きのあるベージュと、アウトドアカラーのカーキの2色展開です。
ガーデニング用品やカー用品、お掃除用品の収納はもちろんのこと、子供のおもちゃの収納用としても利用できます。蓋の耐荷重約80kgとこちらも十分で、チェアやテーブル代わりにも使えます。
アウトドア用品を収納するために購入しました。キャンプに行く時も自宅からそのまま持ち出し車のルーフラックに搭載。色が良いのでキャンプ場でそのまま置いてもお洒落です。 引用:Amazon
蓋の対荷重はさすが、79kgの自分が乗っても全く問題なしです。蓋の形状がこの強さだと思います。 引用:Amazon
ハードタイプのコンテナや収納ボックスは、収納性はもちろん耐荷重を確保してテーブルやチェア代わりに使える製品も多くラインナップしています。続いては、柔軟性に優れるソフトタイプの製品です。
まずは、バンドックのギアケースです。メイン収納部には仕切りが設けられていて、小物を収納する事が多いソフトケースとして細かくギアの仕分けが可能になっています。また、蓋の裏にも2面のファスナー収納部を設けています。
前回、量販店で購入しましたが、キャンプギヤーが入りきれず、必要なためAmazonでポチりました。見た目や使用に際して、家族から高評価です。久しぶりに家内が笑っていました。 引用:Amazon
ソロで使う分には充分です、テント、チェア、大きめのテーブル、シュラフ以外は全部入りました。 引用:Amazon
こちらはチルキャンピングの60リットル収納ボックスです。移動可能な仕切り版が付属しており、荷物の整理をしやすくなっている他、荷物を入れていない時にも自立した状態が保たれます。
プラスチック製の硬めの底板を導入していて、重量のあるギアなどを入れても本体がたわんだりしないようになっていますので詰め込みにも対応しています。サンド、オリーブの2カラー展開です。
同じ容量のハードケースに入ってたもの以上に入るようになった!ランタンなどいれてます。ランタンが壊れたこともないしナチュラルカラーも気に入ってます。 引用:Amazon
収納力、運びやすさは抜群!中の分かるの壁がもう一つあれば最高です。雨天時使ってないので耐水性はまだわからないが、耐久性は問題なさそうです。 引用:Amazon
60リットル大容量のコンテナボックスです。位置調整が自由にできる仕切り板と底板が付属しており、使わない時に折り畳みが可能、底板に関しては2重の設計なので形が崩れる事もありません。
蓋裏にメッシュのジッパーポケットが2つあり、小物の収納にも重宝するでしょう。持ち手は長めに設計されていて、色々と詰め込んで重くなった時にも二人で運搬が出来ます。
バラバラになりがちのキャンプ道具をまとめて放り込むのに便利。肩ベルトがあるともっと良かった。 引用:Amazon
サイズの割りにコスパもよく、中の仕切りが工夫されていて使いやすい商品です。また、可愛いアニマル柄がとてもキュートで気に入っています。 引用:Amazon
ハードタイプでもお勧めしたフィールドアのマルチツールボックスです。大容量のLサイズツールボックスでコンテナのように使えるので、移動や収納に便利です。
メイン収納部の仕切り板は用途に合わせて移動が可能、MDF板が入っているのと底面の生地を二重に補強してあるので持ち運びの際も型崩れしません。ガスカートリッジやクッカー、ランタンなども入れられ、乱雑になりがちなギアを1つにまとめられます。
車中泊用の毛布や寝袋を入れるのに使っています。中身を出したら折りたたんで小さくできるので便利です。 引用:Amazon
家族でデイキャンプする際にこのサイズのを使っています。ちょうど良い大きさでまだスペースが余るくらい。 引用:Amazon
幅44×奥行16×高さ17cmでペグやギアなどがたっぷり入るマルチコンテナです。オックスフォード、PUレザー 、補強板付きのソフトタイプでありながらも頑丈さを重視したボックスとなっていて、先端の尖っているものを入れても破れにくいです。
両サイドにポケットがありますので、小物を取り出しやすくなっており、上蓋の内側にダブルファスナーポケットもあり小物収納に便利です。
作りもシッカリしてて柄と色もカッコイイです!風をうける大きいテントを使ってるので長いペグが入るのは嬉しいです! 引用:Amazon
カッコ良さ、サイズ感に満足してます。これまで砂地用ペグ38センチだけ保管場所を別にしていたのですが、これで他のペグと一緒にまとめて保管できます。余裕で入るサイズです!! 引用:Amazon
キャンプギアの持ち運びに便利な30リットルのソフトコンテナボックスです。上蓋とケース周囲に硬いプラスチック板が入っているため、積み重ねも可能で車載時に便利です。
丈夫なダブルファスナーで開閉がスムーズになり、使用しない時は折りたたむことができるので収納に困りません。30リットルというサイズも、大きすぎず小さすぎず入り用なギアの収納に活躍するでしょう。
キャンピングカーにキッチン周りの細々としたグッズを、ポンポン入れて使っています。コンテナだと、隙間に融通が効かない所をソフトケースだと頑張ってくれます。また、車の収納スペースでなく、棚に載せても車内を傷つけずに済みます。 引用:Amazon
こちらはソフトタイプで、周囲と天板と底には簡易なプラ板があり、ある程度テーブルの用途としても利用できますし、中身を空にして不要なときは畳める事がメリットかと思います。 引用:Amazon
アウトドアブランドとして有名なノースフェイスのBCギアコンテナです。環境に配慮した1000デニールのリサイクルポリエステルや高強度の生地を採用し、重い荷物でも気兼ねなく収納できる高い耐摩耗性を獲得しています。
荷物の量や大きさに合わせて自由に調節することができる3枚のディバイダーをメイン収納部に配しており、ボトム部にはEVAパッドを入れ、収納物への衝撃を緩和するなど実用性も担保されています。
スノーボードの用品を入れるため購入しました。仕切りや防水性などはかなり使い勝手が良さそうです。シンプルでデザインも良く気に入ってます。 引用:ザ・ノースフェイス
入院中で荷物が多いので購入しました。パーテーションもあり、好みの広さで仕切れるので使い勝手も良さそうです。 引用:ザ・ノースフェイス
折りたたんでおけるなどのソフトタイプの利点を保持しつつも、底板や素材にこだわることによって耐久性を向上させた収納ボックスが増えているようです。最後は、折り畳み式のコンテナ、収納ボックスになります。
約55Lの大容量折り畳み式収納ボックスです。それなりの丈夫さを活かしてキャンプの際には調理台として利用でき、トレーとしても使うこともできます。耐荷重にも優れていて、防水袋も付属しますので保冷剤を入れてクーラー代わりにもなるでしょう。
蓋がしっかり目のプリント合板でちょっと濡れたものを置くにも良いです。蓋のサイドがMDF剥き出しっぽいのでぶくぶくになる前にウレタンニスでも塗ろうかな? 引用:Amazon
部屋の模様替えにたまたま探していたので、スッキリ収納出来て良かったです。アイボリーカラーでお部屋に明るく、開け締めも手軽で使いやすいです。 引用:Amazon
ダンボールデザインのおしゃれで可愛いシンプルなコンテナです。コンパクトに折りたためるので整理も簡単ですし、容量は50リットルなので様々なギアを入れておけます。20リットルの製品もあり、小物入れ用としても使えるでしょう。
サイズ感、取り回し、やはり良い製品です。キャスターはついていませんが、持ち手が意外としっかりしているので、そこまで持ち運びは苦労しません。そして何より、使わないときは折りたためるのが、最大の利点です。 引用:Amazon
日用品や食品のストックが大量に入るコンテナでインテリア性もありますね。ダンボーの可愛さはもちろん、お部屋に違和感のない色味も気に入りました。1Lペットボトルのアイスコーヒーなども立てて収納出来て、色々便利に使用しています。 引用:Amazon
モータースポーツなどの世界でも活躍する、ミシュランの折り畳みコンテナもお勧めです。キャンプやアウトドアレジャー、ガレージやお部屋の小物入れとして人気のアイテムでであり、使わない時は折り畳んでコンパクトに収納しておけます。
大型の荷物は入りませんが、シュラフやクッカーなどをまとめて運ぶことができます。荷物を出した後は収納袋をまとめてしまっておいたり、簡易的なテーブルとしても使えます。使わない時には畳んで仕舞っておけるので、いろいろ便利です。 引用:Amazon
個性的でカッコいいデザインのリアボックスに最適。耐久性も問題なく、2段乗せも可能でした。GOOD! 引用:Amazon
最後は、ブルックリンアウトドアカンパニーの折り畳み式ボックスです。100kgの物を上に載せて6日間耐えるテストも合格するなど優れた頑丈さを誇り、ロックできる上蓋が付いているので、蓋を開ければ籠として、閉じれば自宅でも収納ボックスとして重ねて使えます。
いわゆる「折りコン」です。未使用時は畳んで薄くすることが出来るので邪魔になりません。 引用:Amazon
とにかくデザインがかっこいい。なにか軍用品のような重々しさがあります。組み上げて、それぞれの面を固定するロックまで、それっぽい。 引用:Amazon
ギアが色々と必要になるキャンプではアイテムがバラつきがちですが、だからこそコンテナやボックスが活躍する機会でもあります。次のキャンプでは是非コンテナや収納ボックスを使ってみてください。